岩田剛典、自身初となる教師役に挑む!大人になりきれない“イタい”中学校教師を熱演する映画「金髪」2025年11月公開
2025.5.19
EXILEEXILE/三代目 J SOUL BROTHERS三代目 J SOUL BROTHERS岩田剛典映画金髪
岩田剛典を主演に迎え、『決戦は日曜日』の坂下雄一郎がメガホンを取った、皮肉と愚痴と笑いに満ちた新感覚映画【金髪】が2025年11月に全国公開することが決定した。
EXILE、三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー活動を中心に、近年は俳優としても話題作への出演が相次いでいる岩田剛典。意外にも教師役は本作が初という彼が挑んだのは、爽やかで生徒に好かれる素敵な教師…かと思いきや、職場で年配の教師たちに囲まれ、“可愛がられる後輩キャラ”が板についてしまった30歳、というちょっとイタいキャラクター。主演を務める岩田は本作について「確かに他人に言われてみたらちょっとダサいよね、みっともないよね、大人げないよね、、みたいな日常あるあるのオンパレード。そんな絶妙に共感できる、若中年あるある描写が多くてきっと中高年の皆様には必ず刺さると思います。ぜひぜひ、全国のおじさん、おじさん予備軍の皆様に見て笑って頂きたいです。」とアピール。さらに続けて「今まで演じた中で多分ダントツでみっともなくてダサい主人公を演じました。」と自身の演じる主人公・市川を分析している。
監督は常にシニカルな目線で人間の愚かさを笑いに昇華させてきた、コメディ映画の新世代を担う坂下雄一郎。『決戦は日曜日』(22)に続き、彼自身が執筆したオリジナル脚本である本作は、日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSやネット報道という社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの金髪デモに振り回されながらも成長(=自分がおじさんであることを自覚)していく様を、皮肉と愚痴と笑いを交えて描いた新感覚ムービー。主演・岩田剛典のキャスティングについて坂下監督は、「金髪の生徒たちに負けないくらい個性的で独特なキャラクターである主人公のキャスティングにはパフォーマーだけではなく様々な活動をされている岩田さんにやっていただけたら作品の面白さがより深まるのでは、と思いオファーさせていただきました。想像以上でした。」と手ごたえを語っている。
国内外から評価を得ている坂下監督のオリジナル脚本で描かれた本作『金髪』にて初の教師役に挑戦となった岩田と、アジア最大の企画マーケットの1つ、香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム(HAF)のIDP部門で非香港映画の企画大賞を受賞した奇抜なストーリー展開に期待が高まる。
あわせて解禁となるティザービジュアルは、「これは、自分が “おじさん”になっていることに気が付かない“イタい”中学校教師が生徒の金髪デモに直面し“正しい中年”になる話しである」と坂下監督特有のシニカルなストーリーを説明する文章に加え、岩田演じる教師・市川の困惑した表情が印象的なビジュアルとなっている。
その日公立中学校教諭、市川(岩田剛典)の人生を大きく変える出来事がふたつ起きた。1つは担任クラスの生徒数十人が、校則への抗議として髪を金色に染めて登校してきたこと。前代未聞の大胆な校則違反に学校中が大騒ぎ。市川は、「子供じみた反抗」と高をくくり生徒に説諭するが、活動の発起人・板録に「なぜ髪を染めてはいけないのか」と問われ、「校則だから」としか答えることができない。そしてもう1つは、交際中の彼女・赤坂から「結婚についてどう考えているか」と問われたこと。市川はまだ30才、人生を決めるのは早い。というか考えたこともなかった。「金髪事件」は派手な絵面からネットニュースに取り上げられ、教育委員会や文科省、総理大臣まで動き出す騒動となり、それを毎日彼女に愚痴っていたら「あなたは子供じみている」と衝撃の説教をされ疎遠になり、市川は窮地に立たされる。そんな時、「校則を変える」という自分の目的とかけ離れた騒動に進んでいく状況を変えたい板録から、ある作戦を提案され、市川は板録と手を組むことにするが…。
■詳細
【映画「金髪」】
公開日:2025年11月、全国公開
主演:岩田剛典
監督・脚本:坂下雄一郎
配給:クロックワークス
2025年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/103分/G
©2025 映画「金髪」製作委員会