SUPER★DRAGON『コカ・コーラ SUMMER FES 音楽LIVE』に約2年ぶりに出演! 真夏の野外ライブにふさわしい熱気あふれるステージでファンを魅了!!<ライブレポート>
2026.7.25
SUPER★DRAGONコカ・コーラ SUMMER FES 音楽LIVEライブレポート

昨年、結成10周年を迎えた9人組ミクスチャーユニット・SUPER★DRAGON(通称・スパドラ)が、7月24日に『コカ・コーラSUMMER FES音楽LIVE』に出演した。毎年、夏休みに開催されている『テレビ朝日・六本木ヒルズSUMMER FES』(通称・サマフェス)の一環として、六本木ヒルズアリーナに多数の人気アーティストが日替わりで登場するこのライブに、彼らが参加するのは今年で5度目。メンバー自身が制作を手掛けた楽曲を中心に、慣れ親しんだステージでハイセンスなパフォーマンスを繰り広げ、観覧スペースを埋め尽くしたBLUE(SUPER★DRAGONファンの呼称)と共に、酷暑の東京をさらに熱く盛り上げた。


オーバーチュアが鳴ってステージに現れたメンバーは、グレーのベスト&スラックスというスタイリッシュなスタイルのうえ、なんと半数がレアなメガネ姿! カンストしたビジュアルに湧き上がる大歓声のなか、昨年リリースされたシングル「Concealer」でライブは幕開けた。ポップとダークを併せ持つスケール感ある楽曲で、古川毅が同じボーカルの池田彪馬の首元に腕をかけて絡みついたり、池田はネクタイのノットに手をかけ不敵に微笑んで客席を撃つような仕草をしたりと、そのパフォーマンスは妖艶かつ危険なムード満点。続く「Hallucination of Love」でも色気あふれるリズミカルなムーヴを全員でシンクロさせて、猛暑日で温められた夜風の湿度をさらに急上昇させていく。


興奮冷めやらぬBLUEに対する攻撃の手は、その後も一切ゆるまない。「サマフェス、Are you ready?」と古川が号令をかけると、7月15日に発売された両A面シングルの表題曲で、TVアニメ『神の雫』のOPテーマでもある「Call Me Asap」を投下。松村和哉の高速ラップから始まるグルーヴィーなR&Bナンバーで、レトロフューチャーな世界観を軽やかに魅せていく。10年のキャリアで培われたワインのように熟したパフォーマンスに、客席からは“Call Me Asap”のコールも自然発生。リリース間もない最新曲も、BLUEにはすでに浸透し切っているようだ。

夕方のリハーサル中は雷が鳴り響いていた空を見上げて、古川は「晴れたぞ!」と叫び、コーラ好きの池田は「ステドリ、コーラです!」と大喜び。また、自己紹介のターンでは、体調不良で本日欠席となった田中洸希のビートボックスと、ジャン海渡の「ジャジャジャジャン!」のコール&レスポンスを松村が代打して、メンバー愛を垣間見せる場面もあった


また、年長4人のFIRE DRAGONに、年少5人によるTHUNDER DRAGONと、グループ内ユニットを擁しているのもスパドラの特徴。「子どもは寝る時間だろ?」と年少組を下がらせたFIRE DRAGONのメンバーは、ここでユニット曲「Good Times & Tan Lines」を披露した。ボーカルを取る古川をセンターに、両脇を志村玲於と飯島颯が陣取って、足の動きも巧みにセクシーなダンスで夏の恋を表現。クライマックスにはシャツをたくし上げてBLUEをどよめかせた一方、THUNDER DRAGONは柔らかなミドルナンバー「Athena」で、夏の夜をリリカルに彩っていく。音域高めの優しいボーカルで聴かせながら、若い衝動をパワフルな動きで表していくのも彼ららしい。さらに、最新シングルのカップリング曲「After the summer night」を、パフォーマンス初披露するサプライズも。センターに立った飯島を中心に、鋭く研ぎ澄まされた動きと力強いステップで、夏の恋が残した狂おしい思いを描き出していった。「初披露! 今日は休んでいるジャンが作ったよ!」と古川がアピールした本作は、彼らにとっては久々のサマーソング。エモーションが滲む緻密なダンス&ボーカル&ラップは見ごたえ、聴き応え十分で、今後、大きな戦力になりそうだ。

前回、サマフェスに出演した2年前は、ライブが昼帯だったためもっと暑かったと振り返り、「まだまだ灼熱にしていきたいと思うんですけど、準備どうですか?」と古川が煽ったのに続いて、「NEBOU」のイントロが鳴るとBLUEは沸騰。志村、飯島、伊藤壮吾、柴崎楽のダンサー4人のみで歌い踊るコミカルな飛び道具ナンバーに、客席からは一気にコールが湧いて、曲中、最年少の柴崎が「一緒に二度寝しよ?」と小首を傾げれば悲鳴があがる。さらに、古川や池田のハイトーンボーカルや志村のアクロバットが炸裂するスリリングな人気曲「WARNING」から、ラウドロックな「Mada’ Mada’」へと雪崩れ込み、メンバーはステージの端まで出てBLUEを煽動。ファンクなナンバーにクールな味付けが加わった「So Woo」(Remix)から、クラップでシームレスに続いた「やっばい」では、遊び心の利いたリリック&ボーカルを軸とした脱力感あるパフォーマンスを、高いスキルで成立させていく。

そして「サマフェス、最後の曲だ。盛り上がっていけるか!」と贈られたのは、最新シングルのもう一方の表題曲であり、TVアニメ『ダイヤのA actⅡ-Second Season-』のエンディングテーマでもある「NUMBER」。野球に青春をかけるアニメの物語にちなみ、ボールを投げたりバットを振ったりといった動きも交えながら、夢へと向かうポジティブな波動を、爽快なロックチューンに乗せて全身から放っていく。そんな彼らの姿からはキャリア10年の風格と、同時に、変わることのない情熱がほとばしっていた。
「また遊びましょう、ありがとうございました!」とステージを去った彼らだが、その言葉通り、9月には毎年恒例のイベント『DRA FES 2026』が東京の他、今年は大阪でも開催されることが決まっている。ここ数年は発表する楽曲のほぼすべての制作に関わり、音楽的スキルを磨き続けているSUPER★DRAGON。普段のライブでは絶対に見せない顔を見せる『DRA FES』のステージで、さらなるギャップが目撃できることを楽しみにしたい。
M1 Concealer
M2 Hallucination of Love
M3 Call Me Asap
M4 Good Times & Tan Lines
M5 Athena
M6 After the summer night
M7 NEBOU
M8 WARNING (1half)
M9 Mada’ Mada'(1half)
M10 So Woo (Remix)
M11 やっばい
M12 NUMBER
Photo:米山三郎、Text:清水素子



























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