【奥野壮インタビュー】演じるうえで一番大切にいることは「楽しむこと」。“ゴルフ”に夢中?理想の休日の過ごし方のお話も。<ドラマ『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』>
2026.8.5

ドラマ『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』が放送中です。
人と群れない一匹狼の刑事・磯貝史郎(横山裕さん)と、殺人鬼に触れると殺した人数が見えるという特異な能力を持つ黒井ヒナタ(関水渚さん)が、それぞれ大切な人を奪われた復讐のために手を組み、日常に紛れるシリアルキラーと対峙していくというバディサスペンスです。
今回は磯貝の後輩刑事でドラマオリジナルキャラクター・牧野信一を演じる奥野壮さんにインタビュー。撮影現場でのこと、また最近夢中になっているものについてもお聞きしました。
「場を楽しむということをすごく大事にしている」

■演じるのは牧野信一くんです。
奥野壮 はい。オリジナルキャラクターなんですよね。
原作にはいないので、僕たちドラマチームで作っていく楽しみはあります。でも、やっぱり原作ものなので、その空気感を壊さないように、というところはあります。
■牧野くんはどんな人物ですか?
奥野 うーん。明るく、賢く、元気よく、愛嬌のある子です。
■最初はどんなふうに作っていこうと思われましたか。
奥野 キャラクターが決まっていないからこそ、何でもありだとは思っていて。監督の感じとすり合わせるっていうのが最初でした。台本を読んで自分で感じたことをそのままやって、それを監督がどう受け取ってくださるかだなと思っていたのですが、全部すんなり受け入れてくださいました。

■印象に残っているディレクションはありますか。
奥野 結構自由にやらせてもらっています。細かい演出はもちろんありますけど、牧野の根幹に触れるようなものについてはあまりないかもしれないですね。
■演じる上でどういったことを大切にされていますか。
奥野 横山さんに対するリアクションですかね。横山さんが発する言葉に対するリアクションはしっかり受けられたらいいな、っていうのは念頭にありますけど、一番大切にしていることは“楽しむこと”かもしれないです。刑事ドラマなので、ちょっと堅苦しい言葉だったり、シリアスなシーンが多いと思うんですけど、そこに縛られない。僕自身は場を楽しむということをすごく大事にしているかもしれません。
「横山さんは優しい人です」
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■現場の雰囲気はいかがですか。
奥野 プロの現場というか、みんなきっちりしているな、というところがあります。みんな大人なので同世代の子たちで集まってワーキャーする感じでもないですし。しっかりやることやって、休むところは休んで、というメリハリがはっきりしている現場だな、と思います。
■主演の横山さんとはいかがですか。
奥野 横山さんは、優しい人です。無理にコミュニケーションをとろうとしないところがすごく心地が良くて。気を遣って僕に話しかけるわけでもなく、僕が話さなきゃいけないと思う空気でもなく、自然と話したいときにさらっと話して現場に集中するという感じですね。
■横山さんとのエピソードが何かあれば教えてください!
奥野 横山さん、最近カメラを購入されたみたいで。で、持ってらっしゃったんで、いいカメラですね、という会話から僕もカメラ持っているんですよ、っていうお話をさせていただきました。その次の現場で僕もカメラを持って行って、興味津々に「これはどういうことなの?」みたいに聞いてくださって。「ちょっと撮ってよ」ということで横山さんを撮らせていただきました。
転機になった『下剋上球児』

■今回、Emo!miuにソロで登場していただくのは3年ぶりになります。
奥野 毎回、豊田(裕大と)ですか(笑)。多かったですよね。
■ツーショットでも登場していただきました! 3年振り返ってみていかがですか。
奥野 「あ、やっとソロだ」って感じです。豊田くんと一緒に呼んでいただけるのもありがたいんですけども(笑)。でも、3年ぶりって言われるほどあいてない気がしますね。定期的にEmo!miuさんとはお会いしているので、そんなにあいていたんだ、って感じです。
■この3年間で転機になったな、ということはありますか。
奥野 『下剋上球児』は転機になりました。自分の仕事に対する考え方や自信、いろんなものを与えてもらった作品でしたね。同世代の同じような志を持っている役者たちと一緒にお仕事ができて。その熱にやられてこっちもがんばらなきゃという感じにさせてもらえました。

■個人的に成長したな、という部分はありますか?
奥野 日々、成長しているんだと思いたいですね。自分の仕事に対するスタンスもそうですけど、お芝居の感覚、質みたいなものもちゃんと階段を上っていけたらいいな、っていうのはやっぱりあります。
でも、自分自身は成長は感じていないです。自分で実感できるものじゃないというか。やっぱり、最初の方はすごく成長を実感していたんです。それこそ仮面ライダーをやっていた時期は、「今すごく自分の中でお芝居が上手になっているな」とか、「ちゃんと階段を上れている」っていう実感がありました。でも、年々そういうのがなくなっていきましたね。ちゃんと上れているのかな? という感じです。
■壁を感じたことはありますか?
奥野 それもあんまりなくて。ずっと楽しいです。
■ステキですね。何が一番楽しかったですか?
奥野 やっぱり『下剋上球児』は楽しかったですね。多分、あのドラマに出ていた子たちはみんな「『下剋上球児』の撮影が楽しかった」って言うと思います。またああいう現場に出会えたらいいな。
「ゴルフばっかりしています」


■パーソナルなところもお伺いできれば。磯貝とヒナタはバディと言える関係性ですが、奥野さんの日常で相棒と言えるものは?
奥野 車ですね。今年に入って車を購入して、基本現場は全部車で行っているんです。ないと困ります。
■運転するのが好きなんですか?
奥野 はい、苦じゃないですね。
■最近、日常でくつろげる瞬間は?
奥野 あまりくつろげてないんですが、強いて言えばゴルフ。いけるときは、本当にゴルフばっかりしています。ゴルフとジムの二択です。
■ゴルフはどういったきっかけで始めたんですか?
奥野 それこそ『下剋上球児』で一緒に出ていた子からずっとゴルフやってよって言われていて。それがきっかけで始めました。親もやっていたのでちょうどいいやと思って。そこからもう2、3年ぐらいやっていますね。
■ジムを始めたのは……。
奥野 それも、『下剋上球児』がきっかけです(笑)。
■本当に仲良しですね。
奥野 その子が体を鍛えなきゃいけない役が来ていて。それで、ジムに通ってるんだよ、一緒のジム通わない? みたいな感じで。僕は何も役作りないのに一緒にやっているという(笑)。

■ゴルフとジムを誘ってくれたのは別の人?
奥野 別の人です。でも、ジムに誘ってくれた子ともゴルフをやります(笑)。
■あまりくつろげていないということでしたけど、理想の休日の過ごし方は?
奥野 ゴルフですね(笑)。
■ゴルフ行く日のスケジュールってどんな感じなんですか?
奥野 予約している時間にもよるんですけど、朝から行ってお昼前に終わるものもあるんです。そうなってくると、朝3時とかに家を出て、で向こうについて4時くらいからスタートして9時ぐらいに終わって帰ってくる感じですね。で、グ~ッて寝る(笑)。それか、朝5時に起きて向かって、7時開始で1時ぐらいに終わって帰ってくる感じですね。友だちと行ったりしたら、帰りにアウトレットとか行って。
■アクティブですね!くつろぎたいという気持ちは特になく?
奥野 ゴルフをしていると思わないですね。ゴルフ楽しいってなっちゃう。
もちろん、仕事も楽しいですけど、やっぱりずっと休みがないと「休みたいな」ってなります(笑)。漫画読みたいな、ゴルフしたいな、って。


■最近、ハマッていることありますか、って聞こうと思ったんですが……。
奥野 ゴルフですね(笑)。あとは筋トレ。ハマッているというか、ハマらされているみたいな感じなんですけど。
■他にも『下剋上球児』のキャストのみなさんから影響を受けたことはありますか?
奥野 なんだろう……でも、みんなで一緒に下剋上球児のキャストが出ているドラマを見たりとかはします。
■誰かの家に集まったりして。
奥野 ですね。
■本当に仲良いですね。
奥野 そのメンバー以外はあんまりプライベートで会わないですね。豊田とは仕事でよく会うので、そのときに話せちゃうからまあいっか、って。プライペートではあまり会わないですね。
■豊田さんとどこか行くとしたら?
奥野 近所の居酒屋とかがいいです。それかゴルフ始めてもらってゴルフ仲間に(笑)。
目標は「続けること」


■今の目標を教えてください。
奥野 仕事を始めてからずっと変わっていないんですけど「続けること」です。
■そのためにモチベーションを保ち続けるためにやっていることはありますか?
奥野 現場で楽しみを見つけることですね。今の現場だと、横山さんとちょっとおしゃべりしたり、僕よりも上の世代の人たちご一緒できているので、勉強になることを吸収して、というところがやっぱりひとつの楽しみになっています。あと、ゴルフをすることです(笑)。
■ゴルフは目標があるんですか?
奥野 明確にあります。今はスコア90台を切ることですね、80台で回ること。ゴルフってスコアが小さくなるほどいいんですよ。みんなが「上手だね」と言われるようなラインが80台で回る人たちだと思うので、そこをとりあえず今は目指しています。
■最後に、最近、心を揺り動かされたモノやコトについて教えてください。
奥野 『Michael/マイケル』を観ました。やっぱりすごいなと思いましたね。お金と時間がかかっている作品で。もちろん、日本でも時間とお金をかけて作れると思うんですけど、ああいう作品いいな、うらやましいな、と思いながら観ていました。
■ありがとうございました!


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奥野壮
2000年8月21日生まれ。大阪府出身。
2018年、『仮面ライダージオウ』で主人公に抜擢され、その後も様々なドラマに出演。
そのほか主な出演作は、映画『私がモテてどうすんだ』、『灰色の壁―大宮ノトーリアス―』(主演)、『鳩のごとく 蛇のごとく 斜陽』、ドラマ「トーキョー製麺所」、「おいハンサム!!」、「恋に無駄口」(主演)、「福岡恋愛白書18 春のおとなりさん」(W主演)、「下剋上球児」、「ビリオン×スクール」、「コスメティック・プレイラバー」(W主演)、「すぱいす。」などがある。
[X] @okuno_so_
[Instagram] @so_okuno_official
Photo:Tomohiro Inazawa、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【水ドラ★イレブン『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』】
時間:毎週水曜よる23:00〜
放送:カンテレ・フジテレビ系全国ネット
出演:横山裕 関水渚 奥野壮 米倉れいあ 上田航平 大西武志 樋口日奈 小島藤子 戸田昌宏 山崎紘菜
原作:伊口 紺、中村優児『今夜もシリアルキラーと待ち合わせ』(講談社「good!アフタヌーン」連載)
脚本:兒玉宣勝、枝常コウタ
音楽:Licaxxx
主題歌:SUPER EIGHT 「再咲」 (INFINITY RECORDS)
オープニング曲:Soala 「Shadow Memory」
チーフプロデューサー:萩原 崇
プロデューサー:中林佳苗、黒澤優介、鈴木伊織、渡邉直哉
演出:坂本栄隆、井上博貴、飯塚俊光
制作協力:AOI Pro.
制作著作:カンテレ、テレビ西日本





































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