<ライブレポ>イェジュン(PLAVE)「PLLIの皆さんの前でステージをすることが1番楽しいです」5人組バーチャルアイドル・PLAVE(プレイブ)、約10分で完売したアンコールファンコンサート開催!3rd Mini Album発売予告に未公開楽曲披露も



韓国で活躍する5人組バーチャルアイドル・PLAVE(プレイブ)が、2024年10月5日(土)と6日(日)の2日間、ソウル・蚕室(チャムシル)室内体育館にてファンコンサート【PLAVE FAN CONCERT ‘Hello, Asterum!’ ENCORE】を開催した。



当公演は4月13日(土)と14日(日)、オリンピック公園オリンピックホールにて開催されたPLAVE初の単独ファンコンサート「Hello, Asterum!」のアンコール公演。初の単独公演以降、ファンからアンコールコンサートへの期待の声が多数届いたことから実現に至った公演だ。

幻想的なステージに映える王子様のような真っ白な衣装を纏ったメンバーが登場し、アンコール公演を待ってくれたPLLI(PLAVEのファンの呼称 読み方:プリ)への気持ちを表現するかのように「Wait for you」から本公演がスタート。続いて、PLAVE特有のジャンプで早着替えを披露すると、会場は大盛り上がり。1st Mini Albumに収録されている「I Just Love Ya」「Why?」、2nd Mini Albumの収録曲「Virtual Idol」と続くアップテンポな3曲がPLLIの歓声を高めた。さらに2024年に韓国最大級のストリーミングサイトMelonのTOP100チャートにて男性アーティストグループとして初めて1位を獲得したヒット曲「Pump Up The Volume!」をステージ初披露。今回の舞台でフルバージョンの振り付けをPLLIに初めてお披露目し、会場の熱気は急上昇。

コーナー企画では「INSIDE PLLI」と称して、メンバーがPLLIの心のなかに入りこみ様々な感情を演じながら、喜び・悲しみ・怒り・ムカムカ・心配に関するエピソードを話した。PLLIの心に潜む様々な心情をコミカルに表現したエピソードに会場は大きな笑いで包まれた。



続いてPLLIへのプレゼントとして「Growl」(原曲:EXO)、「Armageddon」(原曲:aespa)のダンスチャレンジ、「Melt Down」(原曲:DAY6)のカバーなどをはじめとする、メンバーによるダンスチャレンジやソロ・ユニットによるカバーステージに会場は大盛り上がり。



バンビのソロステージでは「Hold my hand(原曲:IU)」を披露し、ベンチをつかったユニークなパフォーマンスをみせながら高い歌唱力を証明した。



続くソロステージでは炎の特効で熱気を高めたステージに、ウノがオートバイに乗って登場。ヘルメットを外し眼光を解き放つと、未公開曲の「LIT」で会場を熱く盛り上げた。さらに、バンビとウノのユニットステージでは「Next Level(原曲:aespa)」を披露し、息のあったシンメトリーなダンスと情熱的な歌声に、会場のボルテージは急上昇。



続くハミンのソロステージでは、全英語詩の「The Search(原曲:NF)」を披露。情熱的なラップに加え、クライマックスではバク転などのアクロバットなパフォーマンスをみせ、観客はさらに熱気を帯びた。



続いて全員が制服姿で再び登場すると、2023年にデビューした新人グループの曲の中で、Melonで最も多く再生された曲「The 6th Summer」のBand ver.を披露。バンドバージョンにアレンジされた人気曲に会場は大きな歓声に包まれた。



続いて暗闇のなかで照らされた幻想的な光の先に現れたノアが「Drowning(原曲:WOODZ)」を披露。突然音楽が止まり静まり返る会場で、光がノアを包みサビへ突入。ステージが降下するにつれて高まる歓声のなか、魅力溢れる歌声をみせた。続く「Watch Me Woo!」では、特徴的なメロディーラインで会場は幻想的な雰囲気に。



イェジュンによる儚げなピアノ演奏でスタートしたソロステージ「On The Ground(原曲:BLACKPINK ROSÉ)」では、力強い歌声で高音パートを完璧に歌い上げ、最後のソロカバーステージを締めくくった。続いて、ノアが「次の曲はもっとPLLIの皆さんの近くに行って歌いたいと思います」と言うと、天井からLED演出による光が降り注ぎ、突出したステージに現れた立体的な5面モニターに、椅子にすわったPLAVEが登場。椅子が回転するたびに各モニターに映るメンバーが変わっていくバーチャルならではの演出とともに、人気のバラード曲「From」と、PLAVEからPLLIへの思いを綴った「Dear. PLLI」を披露。4月に開催された単独コンサートにはなかった新しい演出に会場の盛り上がりは最高潮に。

最後の曲として、航海を経てPLLIに会いに行く旅路について歌った曲「WAY 4 LUV」が披露され、メンバーはステージをあとにした。



その後、アンコールの声に応え、シックなブラック衣装に身を包んだメンバーが再び登場すると、未公開曲「12:32 (A to T)」をサプライズ披露。イェジュンが「まだ公開されていない3枚目のミニアルバムの収録曲です」と、3rd Mini Albumの発売予定をほのめかし、会場は割れんばかりの歓声が。最後のメンバーからのコメントでは、バンビが「大きな会場の公演でチケッティングをすることになり、埋まるのだろうかと僕たちは少し心配していましたが、PLLIはやっぱりすごい。いつも感動を届けてくださり本当に幸せに思います」とコメント。リーダー・イェジュンは「PLLIの皆さんの前でステージをすることが1番楽しいです。PLLIのおかげで僕の人生において不可能という言葉がないです。PLAVEは次のチャプターに向かっていきますので、期待していてください」と話すと涙ぐむPLLIの姿も。ラストは、少し早いPLLIへのクリスマスプレゼントとして「Merry PLLIstmas」を披露した後、「PLAVEとPLLIの物語は永遠に続く」という想いを込めたファンソング「Our Movie」を会場全体で合唱し、PLLIとの愛を確かめ合いステージを後にした。

終了した後も会場のPLLIたちは、アンコールの代わりに「Pump Up The Volume!」の歌詞「잠깐 기다리면 돌아오겠지(ちょっと待っていれば帰ってくるだろう)」のコールを続け、再びメンバーが登場。ダブルアンコールとして「Pixel World」を披露し、PLLIとの時間を最後まで惜しみながらアンコール公演の幕を閉じた。

本公演の様子は、5日(土)にWeverseでもオンライン配信された。さらに6日(日)には日本で初めてライブビューイングが開催。「TOHOシネマズ 日本橋」のチケットは完売し、「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」の会場が追加販売されるなど、日本での注目の高さもうかがえた。

PLAVEは、23年3月にデビューして以来、バーチャルグループで初めて韓国の地上波音楽番組1位を獲得し、4月に行われた初の単独コンサートはチケットオープンの際に同時接続者が7万人を超えるなど、急速に注目を集めている。7月にはPLAVEの全発売曲のMelonでのストリーミング総再生回数が10億回を達成し、Melonの殿堂「ビリオンズクラブ」に史上最短で名を連ねた。さらに、8月20日にリリースしたデジタルシングル「Pump Up The Volume!」は、男性K-POPアイドルとして今年初めて、Melonチャート「TOP100」で1位を獲得するなど、確固たる人気を証明している。

バーチャルアイドルとしてエンターテインメントの歴史を塗り替えているPLAVEの今後の活躍に期待が高まる。

<PLAVE プロフィール>
PLAVE(プレイブ)は、YEJUN(イェジュン)、NOAH(ノア)、BAMBY(バンビ)、EUNHO(ウノ)、HAMIN(ハミン)からなる5人組バーチャルボーイグループとして、2023年3月に韓国でデビュー。PLAVEはPlayとRêve(夢)を組み合わせたグループ名で、夢を叶えるために新しい世界をつくっていくという意味が込められている。作詞、作曲、振付制作などをメンバーたちが手掛けるセルフプロデュースグループ。

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