山下智久が日本人初の“名誉マスター・ソムリエ”に!Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」配信記念日仏文化交流イベント開催



Huluでの海外ドラマランキングにて連続1位を獲得したことで、国内でも反響が大きくなっている国際連続ドラマ【神の雫/Drops of God】がオンライン動画配信サービス「Hulu」にて独占配信中。10月4日(水)にフランス大使館公邸で【「神の雫/Drops of God」配信記念日仏文化交流イベント】が行われた。

フランス大使館公邸で実施された「神の雫/Drops of God」配信記念 記者発表会



登壇者は、遠峰一青役の山下智久、フィリップ・セトン駐日フランス大使、亜樹直名義で活動する姉弟ユニットであり原作者の樹林ゆう子先生、樹林伸先生、制作総指揮クラウス・ジマーマンの5名。

本作は日本の人気漫画を国際ドラマとして大胆にリメイクし、日本とフランスを舞台にして描かれたことから、今回フランス大使館でのイベントが実現した。セトン大使は、「新しく生まれ変わった上質なワインのように繊細で複雑なブレンドです。原作は日本の漫画、フランスとベトナムのシナリオ作家、日本語と英語、フランス語を話す国際的なキャスティング。フランスと日本の壮大な舞台設定。様々な要素が大イベントとして形成しているのではないでしょうか」と、今回の本作への想いを熱心に語った。

また、主演の山下は「このようなフランス大使館で、フランスで撮影してきた本作を紹介できることを光栄に思っています」と、爽やかな笑顔で挨拶。ゆう子先生も「2004年に始まった漫画が日本とフランスで人気となり、国際ドラマになって、このようなイベントでみなさまに盛り上げていただけてとても感慨深いです」とコメント。伸先生が「なんと幸せな作品なんだとつくづく感じております。実は遠峰一青の娘を主人公にした新しい漫画も始まっておりますので、ぜひこちらもご覧ください」とチャーミングに続編をアピール。ジマーマン氏は「色々な方の努力で実現した本作が、フランスと日本をつなぐことができていることが大変嬉しいです」と喜びをあらわにした。



その後のトークコーナーで、原作漫画を知っているかと問われたセトン大使は「全話拝見したのですが、実は続きが気になって仕方がなく、徹夜してしまったんです!」と気さくな笑顔を見せ「ワインや家族ミステリー、ワインのテイスティングに関してもスリリングな表現がとても面白かったです」と声を弾ませながら感想を述べた。

ジマーマンは原作漫画の神の雫の連載当初から親しまれ、6年ほどの歳月をかけて今回の映像化に至ったこともあり、喜びもひとしおの様子。「まずはワインに関する話がこんなに複雑に表現され、想像できない話を生み出したことが日本のスピリットです」と原作への敬意を述べたのち「日本とフランスの共通の認識に、食やお酒に対しての最高のものを目指していることだと思っています。それが本作ではワインを通して表現されていると思います」と笑顔を見せた。続けて「企画は困難なものに思えましたが、Hulu Japanに相談したところ即決で話に乗ってくれて、素晴らしい信頼関係を築くことができました。共同制作ができたことは私にとっても大きな喜びです」

フランスで原作漫画がヒットしていることについて問われた伸先生は「ワインが好きでこの作品を書いているんですが、その本場で多くの方に読んでいただけているのは、なんとも言えない喜びがある」。本作を見た感想を問われたゆう子先生は「日本語とフランス語が混ざっていると不思議に思えるが、言語の壁を超える真ん中にワインと漫画がありました」と喜びをあらわにした。

山下は、約10ヶ月にも及ぶ海外での初の長期撮影は自身にとって「かなり刺激になった」と語る。撮影に入る前は不安もあったのだそうだが、現地のスタッフに温かく迎えられた山下。共に過ごした製作スタッフとは「週末は必ず、撮影が終わった後にみんなでご飯にいき、美味しいワインを飲みました。本当に国を超えて良い関係を築けました」と家族のように固い絆で結ばれているのだと笑顔を見せた。「ワインの勉強もして挑みましたが、実際にフランスでも有名なソムリエの方におすすめのワインを教えてもらいながら、人生で一番ワインを飲みました。ぼく自身もワインに恋をして、日本に帰国してはセラーも購入しました」とワインの魅力についても熱弁。味覚を研ぎ澄ますために、「カロリー制限していたのですが、糖分はワインで摂っていました!」と会場の笑いを誘った。



そして、特別なコラボメニューを紹介。山下が秋の旬な食材をリクエストし、マルタンシェフのアイデアで生まれたものだ。キャラメリゼの下にムール貝とフランス産のポルチーニ茸、酸味のきいたフレッシュチーズ、食用花が挟まれた独創的な料理は、山下によって「海と山の花の雫」と名付けられた。 



次に、本作が日本とフランスを舞台にした作品ということにちなみ、フランスのソムリエ協会Union de la Sommellerie Francaise(通称UDSF)の方々より、食文化やワインを広げるのに貢献されたことを称し、山下と伸先生、ゆう子先生に名誉ソムリエ認定証が授与された。本認定では、日本人初の受賞者となった。「神の雫」という作品を世界的大ヒットに導き、作品を通して、ワイン・テイスティングという文化を大勢の方に広めたその功績を讃えて授与される名誉ある賞だ。最後には、山下が代表して「本日は短い時間でしたが、貴重な体験ができました。構想にも時間をかけ、たくさんの方が関わった作品が、たくさんの方に届いていることを実感しています。引き続きみなさんに応援していただけるよう、またフランスと日本の架け橋になる様な活動ができればと思います。宜しくお願いいたします。本日は素敵な時間を本当にありがとうございました」と本イベントを締め括った。

今週配信の第5話では、第2のテストの内容がついに判明!一青とカミーユは“絆”をヒントに絵画に合うワインを探し出すことができるのか⁉

先日配信された第4話では、世界中でアレクサンドルの全財産160億円分のワインコレクションの相続をかけた、一青(山下智久)とカミーユ(フルール・ジェフリエ)の戦いが話題になっている頃、一青の母・仄香(渡辺真起子)の回想シーンでは、衝撃の真実と複雑に絡み合った二家族の過去の因縁が明らかに。仄香がワインの道を選んだ一青の生き方に反対する理由や、アレクサンドルが彼を“魂の息子”と呼ぶ理由などが徐々に浮き彫りになったことで、物語が大きく動き出した。SNSでは「想像以上の衝撃な展開!偶然でなく必然な 後継者対決だったんですね!」「お母様の一青さんの仕事への反対の大きな理由のひとつがわかり、一青さんが今後その事実に辿り着いた時、どんな感情を持つのかがとても興味深いです」といった反響が寄せられた。

10月6日(金)から配信の第5話はアレクサンドルの全財産を受け取るための第2のテストがスタート。一青とカミーユに出されたのは「ある絵画に合うワインを2週間で見つけてくること」という難題。その絵画とはミラノ出身の画家による、桃とマルメロとジャスミンが描かれた17世紀の静物画のこと。そして答えを紐解くヒントは“絆”。カミーユはルカの部下のみやびとロレンツォ、そしてトマの4人で答え探しに乗り出す。その一方、一青は父親の博和に関することで母親の仄香と衝突し・・・。

新たな展開から目を離せない第5話、お楽しみに。

<シリーズあらすじ>
世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェが亡くなった。フランス・パリで暮らす彼の娘カミーユと、彼に師事していた遠峰一青は弁護士に呼び出され、彼の遺言を聞く。それは、ワインに関する3つのテストの勝者どちらかに、総額160億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを含む莫大な遺産を譲るという驚くべきものだった…。ワインに人生をかけた男と、ワインに運命を狂わされた女。若き二人の国境を越えた対決が今、幕を開ける――

■詳細
【Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」】(全8話)
Huluで独占配信中
毎週金曜日1話ずつ追加配信
*第1話~第4話を配信中
出演:山下智久、フルール・ジェフリエ、トム・ウォズニチカ、スタンレー・ヴェベール、ルカ・テラッチャーノ、ディエゴ・リボン、岡本あずさ、ギュスタヴ・ケルヴェン、セシール・ボワ、渡辺真起子、二階堂智、アントワーヌ・シャペイ、竹中響子、津嘉山正種
製作総指揮:クラウス・ジマーマン
監督:オデット・ラスキン
脚本:コック・ダン・トラン

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