【沢村玲インタビュー】役が普段の生活にも反映される。そろそろやめたいことのお話も♪<MBSドラマフィル枠『今から、親友やめようか。』>
2026.7.23

放送中のドラマ『今から、親友やめようか。』。
PR会社で働く柴崎ひまり。友人たちが軒並み結婚していくことに焦りを感じ、いつものように大学時代からの親友で職場の同僚でもある北条和巳に飲みながら愚痴をこぼしていました。ひまりと違い、長年、恋人がいなくても焦る様子もない和巳。そんな和巳に「相性のいい人と出会いたい」とこぼすひまりでしたが、和巳からは意外な提案をされて……。そこから2人の関係が「親友」と「恋人」の間で揺れ動き始めます。
ハイスペックで、優しくひまりを見守ってきた和巳役を演じる沢村玲さんにインタビュー。役作りのこと、また、沢村さんなりの親友の定義についてお聞きしました。
今までにない明るいタッチの役

■脚本を読まれた際の印象を教えてください。
沢村玲 キュンキュンするような場面もありますし、人となりが見えてくる部分もあって、楽しい作品になりそうだな、という印象でした。
■最初に読まれたとき、楽しみになるようなシーンはありましたか?
沢村 僕自身、今までは暗い役が多い方だったので、明るいタッチはほぼ初めてで、それはワクワクしている部分でした。

■演じる上で大事にした部分、意識したポイントはありますか?
沢村 タイトルにあるように『親友やめようか』なので、友だちとして大事に思っていた人から恋人になるんです。和巳としては「初めてひまりを見たその瞬間から、俺はひまりが好きだよ」っていうセリフがあるんです。そのときからひまりに思いを寄せていたのかな、と思っていて。でも、逆に言うと、ひまりはそんなつもりがないんですよね。友だちで、こんなにいい関係値でいられたのに越えちゃいけない、みたいな。それでお互いの思いが交差して、うまくいかない。でも、その気持ちが合わさったときはすごく大事にしなきゃいけないな、と思っていました。ただ、純粋に進んでいくというよりは、和巳にそういう気持ちがあるんだよ、というところは意識してやっていましたね。

■役へのアプローチとしては、自身とリンクする部分があるな、とか逆に遠いからできた、とかその辺の距離感はどうでしたか?
沢村 和巳がオフィスで二瓶くんや安藤さんに指示出したりするときの丁寧な感じと、何が大事なのか分かりやすく話すところを大事にする部分は僕としては普段から意識していることでやりやすかった部分でした。和巳の積極的にリードして行けるところはすごいな、と思いました。
■なかなかないんじゃない?と思いますよね。
沢村 仕事もできるし、積極的な一面も、みたいなところはちょっと距離がありながらもアプローチしていった感じですね。

■ドラマ版ならではの和巳さんの魅力はどういうところだと思いますか。
沢村 オフィスだとかっこいい仕草が多いんですけど、ひまりだけに見せる部分とのギャップはいいなと思いますね。あと、ひまりの笑顔を見て和巳がいいな、と思うところ。和巳はオフィスにいるときは作り笑顔が多いかなと思うんですけど、そういうところで、「こういう顔をするんだ」とか「こういうふうに思ってるんだ」とか、あと結構お試しデートのところでもオフィスとは違うひまりの前でしか見せない和巳が観られると思うので、そこは魅力的ですかね。そのギャップははっきり分かりやすく描いていると思います。

■そういうギャップを表現する演技はいかがでしたか。
沢村 オフィスにいるときは自分に近いところで、その他のところは自分にないものなので、ないものと自分に近いものでわかりやすかったというのもあるかもしれません。両方とも近い部分、逆にない部分だけだと難しいというのはあったかもしれないですね。
撮影期間は役のことをずっと考えてます。

■沢村さんが演じる役はキャラクターが濃い人が多い印象なんですけど、そこに対するアプローチとしてなにか自分なりの方法論はあるんでしょうか。
沢村 僕は撮影期間は役のことをずっと考えてます。こうやって話した方が和巳らしいのかなとか考えたり日常から役と向き合ってました。
例えば、『家庭教師の岸騎士』の時は所作がいかに美しいか、日常生活における箸の持ち方、例えば座る時の手の添え方もそうですし。

■今回の作品の期間中は、本来の沢村さんよりちょっとモテ度が上がってきたり、要素が入ってきたりするんでしょうか。
沢村 例えば、話しをする時とかに、いつもよりちょっとトーンを高めで話してみたり。また別の時はそれよりかは低めのトーンというか、ふんわり包みこむような話し方をしたりとか、役に合わせてそういうのは意識していましたね。
■それは今後にも活きてきそう?
沢村 今後俳優をやっていく上で、引き出しとして得られたな、というのはあります。そういうのはひとつひとつ大事だな、と思っています。
親友とは「常に相手のことを思ってお互いに行動できている」

■「親友」に関連して、沢村さんにとって親友の定義とは?
沢村 割と親友と友だちにそんな境がなくて。
でも、相手を思って行動できる場面が多ければ多いほど親友に近いかもしれないですね。困ってると思ったらすぐに助け船を出すとか、小さいことですけど、風邪ひいてたらすぐに何か届けに行こうかとか。常に相手のことを思ってお互いに行動できていると、親友に近いかもしれないですね。
■親友や友だちがいてよかったな、と実感する場面はどういうときですか。
沢村 喜ぶ時に一緒に喜んで、悲しめる時に一緒に悲しめるといいなと思います。一人で思うこともすごくいいんですけど、一緒に思うと全然違うんですよね。一人じゃ生み出せない思いというか。


■沢村さん的に友だち作りのコツはありますか。大人になると、友だちを作るのも難しいと思いますが。
沢村 僕、あんまり友だち多い方ではないと思います。何だろう……どんなときでも時間を作ることかな。この人と本当に仲良くなりたいな、と思ったらちょっと相手に寄り添う時間も作る。自分がどんな状態でもそういうのは大事かもしれないですね。ごはんに行くのもそうですし、遊びに行くときもそういう心掛けはしているつもりではいます。
■これも難しいな、と思うんですが、長く続く友だちづきあいの秘訣はありますか。
沢村 気を遣いすぎる場面が多いと無理だなと思います。だから、逆に合う人を見つければいいんじゃないかな、と思うんですよ。合う人を見つけられれば、自然と長く続くな、と思います。
拍車がかかる忘れ物ぐせ……

■もうひとつ、タイトルにかけて。そろそろ辞めようかな、辞めたいなと思っていることはありますか。
沢村 忘れ物をする癖は直します。
■忘れ物、ひどいですか?
沢村 帽子と上着を友だちの家に忘れちゃうし。野球一緒に見ていた友だちがいるんですけど、千葉ロッテ大好きで。そうしたら、家に帰ったら帽子と上着がなくて。
■上着もですか。
沢村 「いや、上着忘れるんだ、俺」って自分に言いましたよ。逆にすごいな、って言っちゃいました。本当に気をつけたいと思います。

■ドラマを観てくださる方にメッセージをお願いします。
沢村 今までとは少し違う役柄なのでこの作品を観て、玲くんこういう顔もできるんだ、とか、こういう一面もあるんだ、っていうのを楽しんでもらえると思うので、そこに注目してほしいです。
■たくさんのお話、ありがとうございました!


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沢村玲(ONE N’ ONLY)
1997年1月2日生まれ。静岡県出身。
ダンス&ボーカルグループ「ONE N’ ONLY」のボーカルとして活動中。
グループの活動以外にドラマや映画、舞台にも多数出演中。主な出演ドラマ作品に「ハッピー・オブ・ジ・エンド」 (2024・W主演)、「御上先生」(2025)、「子宮恋愛」(2025)、「極道上司に愛されたら」(2025)が、出演映画には映画『BATTLE KING!! Map of The Mind-序奏・終章-』(2025・主演)などがある。
2026年はドラマ『パンチドランク・ウーマン -脱獄まであと××日-』シリーズで重要な役どころを演じているほかドラマ『家庭教師の岸騎士です。』ではダブル主演を務めるなど、今最も注目したい旬な俳優のひとり。
[Instagram] @rei.sawamura_official
Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ
―INFORMATION―
【ドラマ『今から、親友やめようか。』(全7話)】
原作:につやまにつこ『今から、親友やめようか。~腐れ縁同僚は甘い快楽で私を壊す~』(CLLENN)
出演:岡本夏美、沢村玲(ONE N’ ONLY)、井内悠陽、古田愛理、黒木ひかり
監督:武居正能、鈴木農史
脚本:鶴田幸伸
オープニング主題歌:セカンドバッカー「君の帰りを待ってる」
エンディング主題歌:ロス「ショートケーキ」(ユニバーサル ミュージック)
制作プロダクション:ソケット
製作著作:「今から、親友やめようか。」製作委員会・MBS
<放送情報>
MBS/毎週木曜 25:29~
テレビ神奈川/毎週木曜 25:00~
テレ玉/毎週月曜 24:00~
群馬テレビ/毎週火曜 24:30~
とちテレ/毎週水曜 23:30~
チバテレ/毎週木曜 23:00~
配信:MBS放送後、TVerで見逃し配信あり。FOD⾒放題にて独占配信中。
©「今から、親友やめようか。」製作委員会・MBS




































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