森崎ウィン×向井康二、豪華タイキャストと再集結!映画『(LOVE SONG)』バンコク・プレミア開催



森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がW主演を務める、映画【(LOVE SONG)】が2025年10月22日(水)、海外初披露となる「バンコク・プレミア」を開催した。

日本とタイを代表するスタッフ&キャストが集結した日タイ共同制作作品だ。東京とバンコクを舞台に、未完成のラブソングが2人の運命を繋ぐ“ピュアラブストーリー”であることが大きな話題となっている。

東南アジアにルーツを持ち国際的な活躍を見せる森崎ウィンと、タイにルーツを持ち本作が単独映画初主演となる向井康二(Snow Man)が、撮影の思い出がたっぷり詰まった舞台タイ・バンコクに飛んで登壇。

本作が日本映画デビューとなるチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督をはじめ、タイでの撮影を共にした、ミーンやファースト、ミュージック、逢見亮太らも大集結!撮影の思い出を振り返りながら、久々の再会を祝った。



日本国外では初のお披露目となる今回は、W主演の森崎ウィン、向井康二(Snow Man)に加え、タイキャストのミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、そして“モイスチャー”の名で現地でも人気の逢見亮太、チャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督が登壇。総勢7名の豪華顔ぶれに、場内は大歓声に包まれ、華やかなステージとなった。

オープニングでは、森崎が「サワディーカップ」とタイ語で挨拶。覚えてきたフレーズを思い出しながら見事な発音でやり切ると、共演陣から「発音が良い!」と称賛の声。アーティストらしい“耳の良さ”を発揮。向井は流暢なタイ語で「公開が近づいてきました。たくさん観てください!」と呼びかけ、配信視聴者へも笑顔で手を振った。

続く、タイ人のキャスト挨拶では、向井がちょっとした“いたずら”でムードづくり。ミーンには耳打ちで日本語の「日本の皆さん、愛してるよ」を伝授し、会場は一気に沸騰。さらにファーストには「トイレはどこですか?」と耳打ちし、ファーストがそのまま日本語で挨拶してしまうというオチまで披露。向井がネタばらしをすると、ファーストは“やられた!”の表情でニヤリ。紅一点のミュージックが「大好きだよ」と日本語で続けると、黄色い歓声が一段と大きくなった。

今夜のバンコクでの上映について、森崎は「この瞬間を迎えられて本当に嬉しい。1年ぶりのバンコクなのに、ホームに戻ってきたような気持ちです。…でも、まだソムタムを食べていないので、どうにか食べたい(笑)」と茶目っ気たっぷり。向井も「今年はタイと日本を何度も往復して、どっちにいるのかわからなくなるくらい(笑)。『(LOVE SONG)』チームがまたこうして集まれて、タイの皆さんに観ていただけるのが心から嬉しい」と感慨深げに語った。



さらに向井は、幼い頃から抱いてきた夢が叶ったことを明かす。「タイの作品に出るのが夢でした。タイのドラマや映画を小さい頃から観ていて、(タイ人の)お母さんも喜んでくれています。初めてタイの俳優さんと仕事をした時、『夢が叶ってるな』と思いました。タイの方は本当に優しくて、現場の空気感も素晴らしい」。そう語る最中、向井の頬に付いたホコリを森崎がそっと払い、向井が「ウィンもやさしい」と微笑み、客席から悲鳴が上がる一幕も。さらに力強く、「映画で主演するのは初めて。僕の“代表作”になる作品です」と断言した。

チャンプ監督は日本人キャストとの創作について、「この企画にワクワクしました。初日から最終日まで、言葉が通じなくても、目を見れば何を考えているのかだんだんわかるようになってきてとても楽しかったです」と振り返った。

ミーンは「初日は文化の違いに緊張もありましたが、ミッチー(及川光博)さんのユーモアで一気に雰囲気が和み、『絶対に楽しい現場になる』と確信できました」と笑顔。ファーストは「日本の友人からのアドバイスを実践したら、すぐに仲良くなれた。温かい現場でした」と続け、ミュージックは「日本の脚本がカラーカバーの“ノートブック仕様”で、とても可愛くて記念品みたい。現場文化の違いに感動しました」と現地ならではの視点で語った。

逢見は「7年ほどタイで活動していますが、日本とタイの架け橋になりたいとずっと思っていました。この作品でその一歩を実感できて嬉しい」と充実の表情。向井がすかさず「その橋、渡りたいね」と言えば、逢見も「ぜひ一番に渡ってください!」と即答。絶妙な掛け合いに会場は笑いと拍手が広がった。



タイキャストとの共演で印象に残る出来事を問われた森崎は、「皆さんがとにかく明るい。ミュージックさんのお母さんも現場にいらして、カメラが回っていない時間も現場が温かかった。…ただ、(逢見)亮太くんはずっと賑やかでした(笑)」と会場を和ませ、向井が「そこが良さ!」とフォロー。「褒めてる?」と戸惑う逢見に「褒めてる!」と即答し、チームの“家族感”が滲み出るやり取りに客席もほっこり。

フォトセッションは、2階席までぎっしりの満員客席をバックに撮影。「『(LOVE SONG)』最高!」の掛け声が轟き、熱気は最高潮に達した。

クロージングでは、チャンプ監督が「愛にはいろいろな形があります。上映後、皆さんの心が温かくなる作品です。楽しんでください」とメッセージ。

向井は「ソウタとカイの物語だけでなく、周りのキャラクターも豊かなので、それにも注目してほしいです。僕、カイが歌う“LOVE SONG”が、(国境を超えて)どんどん広がって、タイの人、日本の人、多くの人の心に届いたら嬉しいです。いろいろな人の背中をそっと押してくれるような映画になっていますので、何回も観ていただけたら嬉しいです」とアピール。

森崎は「人生で初めて、タイで自分の出演作のプレミアを迎えられて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。この映画のタイトルにも入っている“LOVE”“愛”をたくさんいただきました。これが終わったら、日本組はすぐに日本に帰りますが、この映画を通して、僕らはずっと繋がっているんだよということを忘れないで欲しいです。その“愛の力”を信じて、日本でも頑張ります。ありがとうございました」と感謝を伝え、向井の「皆さん、いっぱい観てください!」の呼びかけで、バンコク・プレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。

<ストーリー>
聴こえてきたメロディ。心に刻み込まれている。あの日からずっと——。
バンコク勤務を命じられた化学メーカーの研究員・ソウタは、渡航初日、大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイと偶然の再会を果たす。あの頃、カイが奏でていたメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し響いていた。カメラマンとして活躍し、音楽も続けていたカイは、思いがけない再会に心を揺らす。喧騒と静寂が交錯するバンコクの街で過ごすうちに、6年という空白の時間が埋まっていくが、何事にも慎重なソウタは、かつてのカイへの叶わぬ片想いの痛みから、「きっと叶わない」と心に蓋をする。以前と変わらず接しようとするが、異国で自立し、逞しくなったカイの姿に思わぬ距離を感じてしまう。そんな中、カイが学生時代から作り続けていた、“好きな人に最初に聴かせたい”未完成の曲を初めてライブで披露するという噂を聞き、ソウタの胸に行き場のない想いが押し寄せる。お互いを想いながらも、すれ違ってしまう2人。その両片想いの恋は、やがてーー。

■詳細
【映画『(LOVE SONG)』】
出演:森崎ウィン、向井康二(Snow Man)、ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、藤原大祐、齊藤京子、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太、夏目透羽、水橋研二、宮本裕子、筒井真理子、及川光博
監督・脚本:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー(「2gether」)
脚本:吉野 主、阿久根知昭
音楽:近谷直之
劇中曲プロデュース:The TOYS
主題歌:Omoinotake「Gravity」(Sony Music Labels)
制作プロダクション:KINEMA STUDIO
制作協力:h8 Studio、アークエンタテインメント
制作幹事・配給:KADOKAWA

©2025『(LOVE SONG)』製作委員会

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