n.SSign(エンサイン)が7人揃って魅せた感動の集大成!ドハの涙とメンバーの絆にCOSMO号泣の「EVERBLUE」ツアー完走!!<イベントレポ>



7人組K-POPボーイズグループ・n.SSign(エンサイン)が、2025年6月29日(日)に東京ガーデンシアターにてホールツアーのファイナル公演『【2部】n.SSign FAN-CON [EVERBLUE] Final in TOKYO GARDEN THEATER』を開催!昨年11月から全国を巡ってきたツアーの締めくくりとなったこの日は、7人の完全体で。7人そろってのパフォーマンスに、会場は感動と熱気に包まれた。Emo!miuでは、その感動の瞬間をたっぷりレポート。1部の様子も別記事で公開中なので、併せてチェック!




開演を告げる青い光がステージを照らすと、n.SSignメンバー7人が登場。重厚な「Apocalypse (:Superego)」でスタートを切ると、「Tiger (New Flavour)」、「Wormhole (New Track)」と続けざまに披露。序盤からアクセル全開のステージに、会場は一気にヒートアップ! 東方神起の「Rising Sun」のカバーでは、エッジの効いたダンスと圧巻の表現力で魅せ、n.SSignのスキルの高さをあらためて印象づけた。

MCでは「東京ー!」「久しぶりだなー!」と、テンション高めな挨拶でファンに笑顔を届けた7人。カズタは「(盛り上がり)過去イチかも!」と嬉しそうに語り、「こうして大きなステージでパフォーマンスすることができてうれしいです。これもCOSMO(※公式ファンネーム)の皆さんのおかげです!」と、大きな会場のステージに立てたことを喜んだ。メンバーもCOSMOが持つペンライトの光の美しさに感動している様子を見せた。この日がついにファイナルということもあり、ヒウォンが「お疲れでした〜!」と声をあげると、カズタが「まだ終わってないよ(笑)!」とツッコみ、会場の笑いを誘っていた。



ライブ中盤では、光るボックスの中でパフォーマンスする演出の「Salty」でファンの目を釘付けに。ボックスの中で懸垂を始めるドハとロビンの無邪気な姿に、客席からは歓声と笑いが入り混じる声が上がる。「Love Potion (백일몽; 白日夢) 」ではグループ初の音楽番組1位を獲得したときの感動がよみがえり、続いて新曲「Itty Bitty」を日本のCOSMOの前で初披露。ペンライトが大きく揺れ、「Need U」では「Jump! Jump!」の掛け声に応えるように、会場中がジャンプで一体に!

放映当時に人気があった、某炭酸飲料のCMの学園シリーズや人気の緑茶飲料のCMをオマージュした「n.SSign CF」でVCR中もファンたちを楽しませたかと思えば、「Happy &」でフレッシュな青春感を溢れ出し、「SPICE」でメンバーそれぞれが動物のかぶりものをしてかわいさを増し増しに。近くを練り歩く客降りパートでは、あまりの近さにあちこちからうれし泣きの声も。

「Sound Candy」からはハンドマイクで歌唱力をたっぷり堪能させ、しっとりと大人な雰囲気の白シャツ姿で披露した「Higher」では美しいコーラスとともに、COSMOから温かな拍手が送られた。



ソンユン&ハンジュンのユニットステージでは往年の名曲「The Loveliest Night Of The Year」を披露。まるでディズニープリンスのような2人の歌声が、会場の空気を一気にロマンチックに染め上げる。ときにミュージカル、ときにディズニー映画のプリンスを思わせるふたりの歌声で、COSMOの心をぐっと掴んだ。

メンバーそれぞれが多彩な魅力を発揮するなか、コンサートは終盤戦に突入。「Home」では練習生時代の映像や初めて音楽番組1位を獲得したときの映像などが流れる感動の演出も。メンバーたちもCOSMOといっしょになって、懐かしい映像を眺め、その瞳にはうっすらと輝くものも。パフォーマンスを終えると、ホールツアーを駆け抜けたことを労うかのように全員で円陣を組み、肩を組み合う姿を見せた。



キラッキラの衣装にチェンジしたメンバーたちは「Love, Love, Love Love Love!」でときめきをお届けし、日本デビュー曲「NEW STAR」では彼ららしいポジティブなエネルギーを炸裂。SHINeeの「Lucifer」のカバーでは圧倒的なスキルを見せつけ、「EVERBLUE」ではタオルを豪快に振り回して大団円へ。客席へのタオル投げや水まきなど、最後の最後まで遊び心全開で、まさに“最高のファイナル”となった。

アンコールでは全4曲を披露。スペシャルアルバム『Itty Bitty』収録の「SHAKE & BAKE」では、青春ど真ん中なフレッシュ感を爆発させ、n.SSignらしさが全開に。ゆずの「ICHIGO」、キュートな「Woo Woo」に続き、ラストは心に響く「Monologue」。このツアーで戻らなければ、もう戻れなかったかもしれない。MCでそう語っていたドハは、渾身のロングトーンで“n.SSignのドハ”の復活を高らかに証明した。ファンとの絆、メンバーとの絆、そのすべてが詰まった濃密な時間を経て、n.SSignのホールツアーは感動のフィナーレを迎えた。8月にはデビュー2周年を記念するファンミーティングが日本でも開催予定で、これからの彼らの進化から、ますます目が離せない。

最後のコメント



ヒウォン 本当に最後ですね。僕たちがデビューして、初めてのツアーでしたよね。特別な記憶を(COSMO)にあげたかったんです。だから一生懸命に練習をしました。練習をしながら、悩みも多かったです。メンバーと一緒に話をして、練習をして、ケンカもしたり、泣いたりしたりしたことも。その全てが僕にとってはめっちゃ幸せでした。それは全部、COSMOのおかげでできたと思います。大好きですー!これからもよろしく!

ロレンス (韓国語で)ツアーをスタートしてから、もう半年も経つんですね。時間の経つのは思っていたより、早いような気がします。残りの時間もまだありますが、大切に思いながら一緒に過ごしましょう!愛してます♡ そしてロレンス、イケメンですよね?(歓声を聞いて)ありがとうございます!

ハンジュン (韓国語で)11月から今日までホールツアーができて、本当に幸せな時間でした。COSMOがいなかったら、この7ヶ月という時間はこれほど幸せではなかったと思います。このような大切な思い出をプレゼントしてくださった分、僕たちはさらに努力をして何倍にも大きなお返しをしたいと思います。最後に本当に本当に残念なんですが、これがハッピーエンドじゃないですか? 笑顔で「アンニョン」とお別れして、次の新しい素敵なステージがあると思うのでまた会おうね、(日本語で)またね。

ソンユン 僕たちはCOSMOに感謝の気持ちしかないです。僕たちのグループは本当に運がいいなと思います。ホールツアーもできて、Zeppツアーもできて。こんなに大きなステージに立てて、COSMOと出会えてよかったなと思っています。僕たちにはまだ足りない部分が多いけど、もっと努力をしてCOSMOをドームに連れていきたいと思います!これからもよろしくお願いします。愛してる♡

ロビン 今日は楽しかったですか?ロビンも楽しかったよ。今日、またしっかりと感じました。COSMOの前でステージすることはめっちゃハッピーです!このホールツアーを準備しながら、悩みもあったし、プレッシャーも感じました。COSMOにいい姿、努力する姿を見せたいから。本当にプレッシャーだったけど、今日感じたのは、(ここから韓国語で)COSMOのおかげでプレッシャーを感じられることが光栄です。なので今日、誓いました。さらに素敵なかっこいい姿だけをお見せします。(日本語で)ありがとうございました!

ドハ (韓国語で)このホールツアーは僕にとって一番大きな挑戦だったと思います。COSMOの前に立つことができたことが本当に光栄で、感謝しています。実は今回戻ってこられなければ、ずっと戻ってこられないと思っていました。だから、今回できたのは僕の根性でもありました。事務所にもメンバーにも信じてほしいと、ずっと言い続けてきました。(涙ぐむドハを慰めるロビン)信じて任せてくれてありがとう。COSMOも信じて待っていてくれてありがとうございます。今日を最後に、戻ってきたことについてはもうお話しないつもりです。実は心のなかで、ステージに立つたびに無理をしてはいけない、気をつけなければいけないという気持ちがありました。でも今日は最後だということもあり、僕にとって大きな挑戦の締めくくりなので、ベストを尽くしました。そして僕自身を解放しました。これからはどこにも行かないから、いっしょにいてね。約束!(日本語で)ありがとうございます!

カズタ まずは長かったですね。ホールツアーの作り込みを始めたのが2024年9月で、久々のツアーだったので、正直めっちゃ不安でした。人生は山あり谷ありって言うじゃないですか。仙台公演以降、n.SSignも僕にとっても山あり谷ありで、大変なことってあるんだなと思いました。今だから言えるんですけど、その大変な時期も人には必要なんだと思います。じゃないと、高く飛べないですからね。人はずっと飛びつづけていても上には行けないと言っている方がいました。一度、落ちることでまたジャンプできる、より高く飛べるということを話している方がいて、落ちたときにお尻をつけなければもっと上にいけるという言葉をずっと大事にしています。今回もこの言葉に、COSMOのみなさんに救われました。ありがたいことにドハが復帰し、初の1位を取り、こうやってファイナルをできることは当たり前じゃないなと思いました。これからもこの気持ちを忘れずに前進して、COSMOをどこまでも連れていきたいと思います。よろしくお願いします!

〜おまけ〜
この日、開演直前にCOSMOたちから拍手が沸き起こり、何事かと見てみると、なんと会場には音楽プロデューサーの小室哲哉氏の姿が!MCでも小室氏を紹介する場面もあり、カズタが「よろしければn.SSignの曲を…」とお願いする場面も。日本の音楽シーンの一時代を築いた小室氏が作る、K-POPの楽曲…気になりすぎます。MC中、ペンライトのことを“応援棒”と言っていたカズタ氏。

この日、ロレンスがテンションが高まり、一番の高い声を出したのでは!? と思ったのは、まさかの最後のコメントのとき。「僕がイケメンだということをわかっていないかもしれない」と話すロレンスにカズタが「ロレンス、잘생겼다(かっこいい)!!」と言ってあげてと言った瞬間でした(笑)。全COSMOから「かっこいい」と言われて大満足の笑顔になったロレンスなのでした。


■詳細
【ホールツアー ファイナル公演『【2部】n.SSign FAN-CON [EVERBLUE] Final in TOKYO GARDEN THEATER』】
開催日:2025年6月29日(日)
会場:東京ガーデンシアター

<ライブ情報>
【n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ‘2&SSign’ in JAPAN】
開催日:2025年8月16日(土)
時間:[1部]開場 13:30、開演 14:30、[2部]開場 18:00、開演 19:00
会場:神奈川・パシフィコ横浜

©nCH Entertainment


TEXT/Kyoko Fuse

新着ニュース

Present

more