n.SSign(エンサイン)日本公演1部で大暴れ!爆笑トーク&ソロステージ連発&ヒウォンの“チョアへ♡”にカズタ撃沈!?<イベントレポ>
2025.7.4
K-POPLIVEn.SSignツアーホールツアーライブ音楽
韓国の7人組ボーイズグループ、n.SSign(エンサイン)が2025年6月29日(日)、東京・東京ガーデンシアターにて、ホールツアー追加公演『【1部】n.SSign FAN-CON [EVERBLUE]Final in TOKYO GARDEN THEATER』を開催。その様子をEmo!miuでもお届け!
ステージに勢いよく登場した7人は、2025年6月13日にリリースしたばかりのスペシャルアルバム『Itty Bitty』に収録されたエネルギッシュな曲で、日本初披露となる「SHAKE & BAKE」でファンコンをスタート!4ヶ月ぶりとなる日本公演。MCの藤原氏に「ツアーの思い出は?」と聞かれると、カズタは「去年11月からスタートしたツアーが今日でファイナル。ちょっとさみしい気持ちもあるけど、やり遂げたし、成長できた実感がある」と、少し照れながらも力強くコメント。また日本に来たときに楽しみしていることを尋ねられると、ソンユンは「ステーキを食べること!」と満面の笑み。お気に入りは「いきなり!ステーキ」で、「タンパク質は大事だから!」と笑わせるひと幕も。一方ハンジュンは「ネギラーメン!」と即答。実はハンジュンは麺があまり好きではないという。さらにラーメンは脂っこくて苦手のようだが、「ネギラーメン!めっちゃ美味しい!」と力強く回答。「麺はあんまり好きじゃない」「ラーメンは脂っこいから苦手」と話しつつも、「ネギラーメン、チャーシュー追加で!」と力強く宣言。カズタがすかさず「チャーシュー追加したら脂っこくない?」とツッコみ、会場は笑いに包まれた。ロレンスが行きたいところは多くのK-POPアイドルが訪れている「ドン・キホーテ」。おなじみの店内BGMを口ずさみながら、「ドンキではカラコンをよく買っています」とお買い物事情を明かした。今回も欲しいものがたくさんあるようで、買い物リストを準備してきたという。ちなみにこの日、つけていたカラコンもドンキで買ったものだと明かし、COSMO(※公式ファンネーム)からは驚きの声が上がっていた。
この日に1部として開催されたファンコンは、パフォーマンスだけでなく、トークやゲームなど盛りだくさんの内容に。最初のゲームは“意思疎通ゲーム”。メンバーたちは舞台上で2チームに分かれて対決することに。グループ分けの際には、カズタが沖縄流の掛け声を披露するも、会場のCOSMOたちも聞いたことがない様子で「えっ!?」とざわざわ。「沖縄の人いないの!?」と会場に呼びかけるも、まさかの“沖縄COSMO”からも「知らない…」という返答で、爆笑が巻き起こった。
ゲームは、出されたお題に対して全員で同じジェスチャーができればポイントゲットというルール。Aチームはソンユン、ロビン、ロレンス、ヒウォン。Bチームはカズタ、ドハ、ハンジュンという組み合わせに。まずはAチームから挑戦するも、なかなか意思が揃わない…。お題「エンディングポーズ」では、ロレンスが荒い息遣いまで再現する熱演を見せたが、他のメンバーとバラバラで不正解。さらに「うさぎ」というお題では3人が耳のポーズをする中、ソンユンだけ「注射」のポーズ!? なんと“うさぎ”を韓国語の“注射器(チュサギ)”と聞き間違えるハプニングが起こり、会場は大爆笑。結局、揃ったのは「n.SSign」ポーズのみという結果に。
さらに「うさぎ」のお題では3人がそろい、ポイントゲットのチャンス!というなか、ひとりだけ「注射」のポーズをしたソンユン。“うさぎ”を“注射器(韓国語でチュサギ)”と聴き間違えるミスが飛び出し、会場からは笑いが起きていた。続いて挑戦したBチームは息ぴったり!お題「フィットネスジム」では“背中”を鍛える派のカズタとドハ、“二の腕”を鍛える派のハンジュンと失敗するも、「ゾンビ」、「シンクン(日本語でドキドキ)」など、次々に成功し、見事4ポイント獲得て勝利を収めた。
後半はカバーステージが連続で披露され、個性あふれるソロパフォーマンスに会場中が釘付けに。ロビンがB.Iの「Tasty」でクールにラップを決め、ヒウォンは「Oh Little Girl」を愛嬌たっぷりにパフォーマンス、ソンユンは椅子に腰かけ、しっとりと「Confession」を歌い上げ、多彩な魅力で会場を魅了した。さらにメンバー全員で情感豊かな「Memories of Us」を歌い上げ、会場をエモーショナルな空気で包んだ。
2つ目のゲームコーナーでは「サランへ(愛している)」ゲーム。と、ここで日本人メンバーのカズタが「“サランへ”って韓国ではすごくよく使う言葉だけど、日本ではあまり言わないよね」と文化の違いに触れ、“「メンバーが親と電話してるとき“サランへ”って言ってるのを聞いて、最初はびっくりした」と日本人ならではの視点を語る場面も。そんななか、「今日、僕のお母さんが来てるんですけど…」とカズタが明かすと、メンバーたちから「言ってよー!」と“サランへ”コール!照れながらも「お母さん、いつも愛してるよー」と会場中をほっこりさせた。
ゲームは“サランへ”をいかに感情込めて伝えるかが勝負のカギ。相手が照れるなどリアクションをしたら勝ちとなる。ソンユンはあごクイ攻撃でカズタに迫るも、ギリギリで耐えるカズタ。続くカズタは、ハンジュンのイヤモニを外して“吐息混じりのサランへ”で見事撃沈させるという大技を披露。最年少のヒウォンは自信がある!と挙手し、最年長カズタを指名。愛嬌たっぷりに「ヒウォニがズタヒョン(カズタ)、サランへ〜♡」とキュートに攻撃し、撃沈。あまりのかわいさに反応してしまったカズタが罰ゲームのデコピンを受けることになったのだが、愛嬌から一転、男らしさ満点の強めデコピンに、会場も沸き返った。ロレンスは一見クールそうなロビンを指名するも、予想外の愛嬌たっぷりな“チョアへ(好き)♡”で、ロレンスは撃沈。最終的な勝者はヒウォンも愛嬌たっぷりの“チョアへ”で攻撃したロビンだが、“サランへ”と言われなかったヒウォンは「愛してるだってば!」と不満げな表情を浮かべていた。
続いてカバーステージ第2弾ではハンジュンが激しいダンスで魅せる「BAMBOLA」、ドハは米津玄師の「LADY」を透明感のある声でエモーショナルに歌い上げた。披露後には「僕にとって意味のある曲をCOSMOのみなさんの前で披露できてうれしい」と語り、ファンの心を打った。
カズタは色気たっぷりの「Guilty」で、鍛え上げた腹筋をチラ見せし、ロレンスはガールズナンバーのダンスメドレーで会場を沸かせた。ラストにはメンバー全員でダンスカバーメドレーを披露し、グループとはひと味違う魅力をたっぷり詰め込んだファンコンならではのステージで、ファンをとことん楽しませた。
そして最後はn.SSignの日本デビュー楽曲「NEW STAR」でフィナーレ。熱くて、笑えて、愛にあふれた最高のファンコンは、COSMOたちの心にしっかりと刻まれたに違いない。
【ホールツアー追加公演『【1部】n.SSign FAN-CON [EVERBLUE]Final in TOKYO GARDEN THEATER』】
開催日:2025年6月29日(日)
場所:東京・東京ガーデンシアター
©nCH Entertainment
TEXT/Kyoko Fuse