【和田雅成×髙橋大翔】不安は全くなかった「お互いが思い合っているということは言わずとも分かっている」<ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』>



人気ドラマ『あなたを殺す旅 Season2』がFODにて配信中です。
かつては殺される側だった片岡(和田雅成さん)と殺す側だった小田島(髙橋大翔さん)二人。思いを通じ合わせ、旅を終えた二人は組を抜け、沖縄でアイス屋を営みながら暮らしていました。そんな二人のもとに現組長の側近から連絡が入ります。それは穏やかな暮らしに変化を与える一報でした。

Season1を経て、さらに強くなったことを感じさせる和田さんと髙橋さんの絆。インタビュー中でも仲の良さが伝わってきます。Season2への想い、現場での様子についてお聞きしました。



「本当にいい反響を得たな」



■再び片岡と小田島を演じることが決まったときの率直な感想をお聞かせください。

和田 来たか、と。でも、1のときからわりと2をやることは意識していました。だからこそ1でできたことがたくさんあったので、2でまた違う片岡の魅力をお見せできたらいいなと思いました。

髙橋 僕は逆にSeason2をやると思っていませんでした。Season1でありがたいことにみなさまから反響をいただけた結果なので、Season2をやることに対しては嬉しさもありましたけど、その分、不安もありましたね。



■反響はお二人にも届いていたんでしょうか。

和田 FODさんでもありがたいことに何週か連続で1位を取らせていただいたりだとか、そういう目に見えるものもありました。あとは、配信が始まったタイミングでインスタを始めたんですけど、DMを送ってきてくださる方がいたりとか、いろんな形での反響はありましたね。

髙橋 ファンの方からの反響もありました。それが日本だけじゃなくて、世界に向けて発信できたのはすごくありがたいことだな、と思いました。



■Season2が決まってから、お二人でそのことについて連絡を取り合ったりはされたんですか?

和田 してないね。

髙橋 ああ、でもインスタライブはした。

和田 そうだね。インスタライブだったり、取材をしていただいたりというタイミングでちょこちょこ会ってはいたので、そこで頑張ろう、という話はしていましたね。

Season2だからこその難しさ



■Season2の脚本を読まれて、どういった印象を受けられましたか。

和田 ドラマにするにあたって、2ってすごく難しいな、ということは原作を読んだときから感じていました。1は『あなたを殺す旅』というタイトル通りの感じだったんですけど、2はもう結ばれているところから始まっているので、ドラマにしたときにどこをゴールにしていこうかな、というのを考えながら台本を読んでいました。で、原作には出てこない集団がドラマには出てくるんですけど、「あ、こういうふうに広げて行ってくれるんだ」っていうので、そこを倒したり、みたいなところが視聴者のみなさんもハラハラしてくれればいいな、と思いましたね。

髙橋 小田島の目的がSeason1のほうがすごくはっきりしていたので、Season2になって難しさはすごく感じましたね。Season1では片岡を殺したいという明確なものがあったので。でも、実際台本を読んでみると、片岡が連れ去られるというまた原作とは違う展開がありました。ただ片岡を助けるだけだと逆にそれってすごく単純で、話の中でもどうしたらもっとおもしろく自分を作っていけるかというのは考えていましたね。




■その間で意識のすり合わせみたいなものはされたんですか?

和田 どうだろうね。脚本自体のすり合わせっていうよりはシーンシーンで、「ここって原作こうだけど、もうちょいこうあった方がいいね」ということを二人で共有して、「じゃあこうしてみるのを提案してみようか」という風にしていったのは何回かありましたね。全体的に言うと、今回僕らわりと別々の行動をしていたんですけど、そこでお互いが思い合っているということは言わずとも分かっていることだから、そこまで話すことはなかったかもしれないね。

髙橋 もうSeason1を一緒にしているので、ある程度は信頼し合っている部分もありますし、上條監督も多分そう思ってくれていると思います。本読みの時点で、「すぐに片岡と小田島に戻れるんだね」ということをお話しくださりました。なのでそこですり合わせに対する不安は全くなかったので、お互いある程度同じ目的を持っているのだろうな、という感じでしたね。

和田 いや、本当に。

それぞれにとって難しかったシーンは?




■今回、最も演じるのが難しかったシーンや感情があったら教えてください。

和田 フェリーの上でとあるセリフを言うんですけど、上條監督からも原作者の浅井 西先生からも、入る前から「ここが肝です」って言われてたんですよ。で、そこがわりと難しい。僕の中で、いろんな葛藤があった部分ではありましたね。

■自分の気持ちが難しかった?

和田 そうですね。それこそ大翔と作ってきたもので、終盤に差し掛かるぐらいのタイミングで撮っていただいたので、出てくるものがあるだろうと思っていました。そこは結局何も決めずにいきましたね。でも、上條監督は一発でOKでした。結構苦労するかな、と思ってたんですけど、もう何も言うことがなかったって言ってくれたので。そこは大翔のおかげでもあるし、作ってきたものがあったんだな、っていうのは感じましたね。

髙橋 僕は最終話あたりですね。最後、感情を吐露するシーンがありますが、その中でもうひとりの僕みたいなのが現れるんです。

和田 そうだね。



髙橋 わりと自分の過去に対してフォーカスしていたのがSeason2でした。今はわりと普通の生活ができているけど、過去を思い出してまた苦しんでしまうという、ちょっと難しいというか、想像しづらいというか。やりながらも、「俺、今なんで泣いてんだ?」みたいなときはありました。もうひとりの自分に向かって、僕がその過去について咎めるというシーンがあるのですが、そこはもう「俺は何を考えて、どの俺だこれは」って。

和田 しかも撮影の序盤だったしね。

髙橋 ただ感情はあふれ出している、みたいな。ただ、それはたぶんSeason1の積み重ねもあって、Season1から自分が紡いできたもの、Season2のために準備していたもののおかげで、なぜか分からないけど涙があふれるというか、感情が出てくるというか。僕にとって不思議で難しいシーンだったな、とは思います。

和田さんは荷物が多い?



■ちょこちょこお会いしているというお話だったんですけど、Season 2の撮影を経て、お互いの新たな発見はありましたか。

和田 発見がないね。ないね、っていうのは悪い意味じゃなく、1で見つけた発見が深くなったっていうことでいうと、それもある意味発見なのかもしれないですね。
現場での立ち振る舞いだったりとか、作品に対してのいろんな想いだったり、セッションの仕方みたいなところは、1の時も感じましたけど、 2でまたさらに深くなってるなっていうのを発見しましたね。

髙橋 1回、泊まりの撮影があったんですけど、荷物が多い。

和田 ははは!なんやねん、そのしょうもない発見。荷物多いか? いや多いかも……。

髙橋 大きいカバンがパンパン。



和田 確かにシャンプーとかも全部持って行かないと嫌なので。

髙橋 ほら、ですよね! それじゃなきゃおかしい量のでかさのカバン。

和田 荷物が多い。よくないなあ。男なんで荷物少ない方がかっこいいんだから。

髙橋 僕はパンツ 1枚で行くかもですが。

和田 それもかっこ悪い。Tシャツ同じの着てるじゃん。

髙橋 コンビニ袋にパンツ 1枚で(笑)。

和田 ははは!

男ってやっぱり余裕があるほうがかっこいい



■改めて片岡と小田島のそれぞれ1番かっこいいな、と思うところを教えてください。

髙橋 片岡のかっこよさは何も気にしない感じ。

和田 まあそうだね。

髙橋 スッキリしてるように見えるけど、実はすごい太い芯を持っているっていうのが僕は片岡のかっこ良さだな、と。

和田 核がど真ん中にドーンとあるんですけど、その周りはどうとでもなっていいんですよね。片岡はそれがすごく男としてかっこいいというか、余白があるから。男ってやっぱり余裕があるほうが僕はかっこいいと思っているタイプなので。

髙橋 しかも、それがSeason2で一番顕著に見えたね。Season1はわりと最後までみんなつかめてない。

和田 1はあえて掴ませないようにしていました。2はわりと台本上もそうですけど、自分を出すシーンもあったので。



髙橋 片岡の中身がちょっと垣間見えるのがSeason2なんじゃないかな。

和田 確かにね。小田島のかっこよさは一途なところ。本当にそれがね、一番かっこいいというか。

髙橋 一途なところが確かにね。必死に駆け回ってね。

和田 可愛いところいっぱいありますけど、かっこよさで言うとそこかな。

髙橋 確かに。なんかもう他は見てないですっていうところですね。

■かわいいところもぜひ。

和田 隠せてないところ。でも本人は隠せてると思ってるっていうところが可愛いんじゃないですかね。

髙橋 それはなんか分かります。わりと小田島はそういうところは演じやすい部分というか。もう感じたことそのまま出せばいいみたいなところはあるので。確かにそこはかわいいところかもですね。

アクションシーンも見どころ!



■Season2ではアクションシーンも満載のようですが、本番を振り返っての感想を聞かせてください。

髙橋 実際どれぐらい使われているのかまだ分からないのですが、アクションには本当に今回思い出がたくさんありまして。全体を通して結構アクションがあります。3日に1回ぐらいは人を殴るシーンがあって、すごい走り回るし、僕、ずっと筋肉痛だったんですよね。本当に初日の筋肉痛をずっと引っ張っているみたいな感じでした。初日に7、8人ぐらい相手したあとに、大巨体のパンチを食らうシーンがありまして。板1枚入れているんですけど、ドンッというのを食らいました。あのリアルな音を楽しんでいただけたら。

和田 一番リアリティがあるシーンがそこ。

髙橋 全体的に前回よりもアクションがハードでしたね。いろんな角度でカメラマンさん含めていろいろ挑戦させてもらったので、長い時間かけてより迫力のあるものになってるのではないかと思います。

■和田さんはアクションシーンはいかがでしたか?

和田 僕のアクションシーン自体はワンシーンしかなかったんです。でも、せっかくだからというので、片岡のアクションシーンを広げてくださって。前回は駐車場とか、広い場所でやらせていただいてたんですけど、今回は積み上げられた鉄骨と鉄骨の狭いところでアクションやったんですよ。

その場でアクションをつけていただいて。見せ物にすることってどれだけ難しいんだ、って思いましたね。で、狭いところでやるっていうので、「蹴りが意外とこっちから出たらこの蹴りが見えないからこの角度でやろう」とか、怪我させないことと怪我しないことを意識しながらやっていましたね。

友だちに恋人が……




■最近、心を揺り動かされたモノやコトがありましたら教えてください。

和田 TikTokで回ってきた猫の動画ですね。その猫ちゃんが亡くなっちゃったんですけど……。病気で足を引きずらないと生きていけなくなったんですけど、それでも飼い主の元に寄ってく姿が本当に健気すぎて、久しぶりにあんなに泣きました。信じられないぐらいしっかり泣きましたね。
心を動かされたって言うとちょっと意味変わっちゃうかもしれないですけど、自分の中で、あの動画に出会えたことは意味が今後あるんだろうな、と思いましたね。

髙橋 最近、友だちがずっと好きだった子と付き合い始めたらしくて。

和田 すごいね。

髙橋 高校生のころから好きだった子で。付き合ったことを昨日聞きまして、結婚するのかな、って。心が動きましたね。もうずっとノロけているというか。

和田 いいね。

髙橋 彼女が作った晩御飯を僕にずっと見せてくる。「見て、これ煮浸しなんだけどさ」って。

和田 ノロけてるな。いいね。嬉しかったのね。

髙橋 嬉しかったんでしょうね。

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―PROFILE―




和田雅成
1991年9月5日生まれ。大阪府出身。
舞台『刀剣乱舞』や舞台「呪術廻戦」、舞台「おそ松さん on STAGE」、ミュージカル『ヴィンツェンツォ』など数々の人気作品に出演。
2024年、10月期のテレビドラマ『神様のサイコロ』で単独初主演を務める。9月に主題歌「DICE」でアーティストデビュー。11月より「十周年記念特別公演 舞台『刀剣乱舞』陽伝 月と太陽と星々よ」に出演。ラジオ番組を「和田雅成のオレナリにやってます」にも出演中。
ラジオ番組を「和田雅成のオレナリにやってます」にも出演中。
[HP]https://wadamasanari.com/
[X]@masanari6

髙橋大翔
2000年8月19日生まれ。大阪府出身。
「MEN’S NON-NO」専属モデル。
主な代表作はドラマ FODSHORT『BLドラマに女はいらない』(26年)Netflix『今際の国のアリス シーズン3』(25年)、テレビ朝日・ABC『離婚後夜』(24年)、映画『赤羽骨子のボディガード』、『わたしの幸せな結婚』など。
11月13日配信Prime video『地雷グリコ』の出演を控える。

[X]@_hiroto_819
[Instagram]@hiroto.takahashi_


Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ


―INFORMATION―
【『あなたを殺す旅 Season2』(全6話)】
配信:FODにて全話独占配信中
メイキング Short Ver:配信中(無料)
メイキング Long Ver:配信中(FODプレミアム)
※♯1無料
出演:和田雅成 髙橋大翔
遊屋慎太郎 寺中敬輔 南出凌嘉 / 弓削智久 中林登生 工藤俊作 八神 蓮
袴田吉彦 松本大輝 他
原作:浅井 西「あなたを殺す旅」(徳間書店 Chara コミックス)
主題 歌:山本大斗『愛をくべましょう』
監督:上條大輔

脚本:高橋ナツコ/成田 順
音楽:鷹尾まさき
プロデューサー:片山武志(カルチュア・エンタテインメント)/鹿内 植(フジテレビ)/村田 亮
制作プロダクション:アンリコ
製作:「あなたを殺す旅」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント フジテレビ)

[HP] https://www.fujitv.co.jp/drama_anakoro2/

©2026「あなたを殺す旅」製作委員会

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