n.SSign、2周年ファンミで披露した“絆”と“成長”のステージ<イベントレポ>



8月9日にデビュー2周年を迎えたn.SSignが、2025年8月16日(土)、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで【n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ’2&SSign’ in JAPAN】を開催。COSMO(公式ファンネーム)と節目を分かち合う時間となった2部をEmo!miuでもお届け!

観客を巻き込み、会場の一体感を生むエナジーソング「SHAKE & BAKE」で【n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ’2&SSign’ in JAPAN】がスタート。デビュー2周年を迎え、カズタは「10周年、20周年行くんじゃないですか!? 3年目もよろしくお願いします!」と力強く挨拶。自己紹介タイムでは、ハンジュンがSNSで流行中の「愛♡スクリ〜ム!」を披露してファンと交流を楽しんだ直後、ソンユンが絶妙なタイミングでくしゃみを。その音をマイクがしっかり拾い、ハンジュンが「わざと!?」とツッコむと、会場は大きな笑いに包まれた。続くステージでは、約2年ぶりに披露されたロマンチックな「Melody」から「Need U」へとつなぎ、序盤から一気に熱気を高めた。



ファンミーティングはトーク&ゲームコーナーではMCを交えて、2周年をお祝い。成長を問われたロレンスは即答で「日本語」と答え、MCからも日本語力を褒められると、カズタは「(日本イベントでの)僕の立ち位置が怖い…」と日本人メンバーならではの思いを明かした。「n.Sカートトーク」では、COSMOが選んだテーマで自由にトーク。“僕だけが知っている衝撃的な事件”ではカズタが「ハンジュンはバスケゲームで負けるとイラッとしてる」と暴露し、会場を沸かせた。“メンバーに感謝したいこと”では誰も手を挙げず、COSMOからはクスクス笑いが広がった。

“最近ハマっていること”では、ハンジュンが「ドハちゃんの耳たぶを触ること」と回答。ドハの耳は「もちもちでしっとり」と語られると、ドハは「耳までスキンケア!?」と突っ込まれ、赤面しながら全否定。ロビンは「水泳」にハマっていると答え、「ゴーグルは買ったけど水着はまだ」とオチをつけて拍手をさらった。



“メンバーのかわいい伝説”では、カズタが「塩対応だったヒウォンが最近は変わってきた」と紹介。「SPICE」中の♡ポーズを無視されていたのに、この日の1部ではハグをされたと明かすと、ハンジュンは「おめでとう…僕はまだハグされてない」と寂しげに拗ねモード。ヒウォンは「ちょっと体が大きくて、ちょっと…気持ち悪い(笑)」と照れ隠し(!?)で応じ、仲の良さを見せつけた。そんな仲良しのメンバーたち。メンバー間では“かわいい=ドハ”で全員一致するも、ドハは「僕はかわいいだけじゃなく、セクシーもある!!」と反論。するとカズタが「耳たぶを触るとき、ドハから行ってる」と暴露。実際はハンジュンが手を伸ばすと、ドハが吸い寄せられるように耳を差し出す様子が再現され、COSMOからは「かわいい!」の歓声があがった。

「シミュレーションゲーム n.SSignのトキメキトーク」では、設定に沿ってCOSMOを胸キュンさせる対決に挑戦。“校舎裏にCOSMOを呼び出した”シチュエーションでは、カズタが卒業間近の告白を熱演。そこに“アラガキ先生役・ヒウォン”が乱入し、会場は大爆笑。ドハは「一緒にごはん食べたい」と甘い告白をすると、COSMOから大合唱のレスポンスが返り、カズタは「なんでドハのときだけ!?」と不満顔。ハンジュンは「17歳のときから好きだった」と王道告白からドハへの告白!?と思わせるような“耳タッチ”の仕草で笑いを誘い、ロビンは「ラーメン食べに行こう」と現実的かつ愛らしい告白に「行くー!」の声が飛び交った。拍手投票で“トキメかせキング”はロビンに。



続くテーマ“宇宙戦争でCOSMOを守る”では、ソンユンがエイリアン役ヒウォンをパンチで撃退し「俺は君より先に死なない」とヒーロー台詞を決めるも、最後は“ぶりっこ走り”で会場を爆笑させた。ヒウォンは頭が真っ白になった!と言いつつも愛嬌勝負でユンソンに挑み、最後は「君は俺が守る!!」とギャップで魅せた。ロレンスは全力のヒーローショーばりのアクションで勝利し、COSMOに投げキスをプレゼントした。



後半は「Pit a Pat+Woo Woo(이게 말이 돼?)」、そして「SPICE」へ。「SPICE」の曲中、COSMOの掛け声に合わせてロビンが大ジャンプを決めるとCOSMOからは大歓声が上がった。さらに「ダンス エアー ダンス対決」では、無音でも踊り続けるスピードダンスに挑戦。3倍速も難なくこなし、最終の5倍速でついにハンジュンがギブアップするも、ほかのメンバーは踊り切り、COSMOの拍手により“ダンスキング”はカズタに輝いた。

終盤の「COSMOを騙せたら勝ち!」では、“超酸っぱい梅干し”や“超甘い水”に挑戦。1チーム目では日本文化に不慣れなメンバーが梅干しをひとくちで食べ、「酸っぱい!しょっぱい!」と大騒ぎ。どうやらはちみつ入りの甘い梅干しもメンバーにとっては酸っぱかったようで、COSMOを騙すことは失敗。2チーム目の“超甘い水”をロレンスがすっと完飲、なにかを感じたのかスッとコップを置くハンジュンとなどいろいろな表情を見せ、ファンを楽しませてくれる。罰ゲームの静電気で悶絶する姿もCOSMOを楽しませた。



しっとりと歌い上げた「꼭 안아줄래요」では、間奏でカズタ、ソンユン、ハンジュン、ロビンがCOSMOに宛てた手紙を朗読。スクリーンに手書きの文字が映し出されると、客席からすすり泣きも。カズタは「この先、どんな道を歩くのか誰もわからないけれど、その道がCOSMOを幸せにする花道であったら」と語り、ロビンは「n.SSignだけを見て」とまっすぐな愛を届けた。最後、肩を寄せ合うメンバーに会場の空気は温かさに包まれた。

続くカバー曲ステージではEXO「늑대와 미녀 (Wolf)」を情熱的に、SHINee「산소같은 너 (Love like Oxygen)」を爽やかに披露し、熱気をさらに高める。後はエネルギッシュな「Itty Bitty」で、成長と絆を示しながら【n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ’2&SSign’ in JAPAN】は幕を閉じた。



笑いあり、涙ありのファンミーティングは、2年間積み重ねてきた絆を改めて感じさせるものだった。メンバーが口々に伝えた感謝と「これからもそばにいてほしい」という想いは、COSMOにとって最高の約束。3周年、そして10周年に向けて、n.SSignとCOSMOの物語はこれからも続いていく。



最後のメッセージ

ヒウォン このように2周年のファンミーティングが終わりましたね。実は僕はデビューをして突っ走ってきたんですが、いろんな感情を感じました。その気持ちが1周年と2周年とではまた違うんです。1周年を迎えて、さらに1年間走ってきて、幸せな気持ちでいっぱいです。デビューしてから1年は緊張をしていたし、気持ちの余裕もなかったので楽しむことができませんでした。さらに1年間が経ち、余裕ができて2周年目を迎えてからはとても楽しく活動をできています。このようにかっこいいメンバーたちと一緒に24時間ぴったりとくっついて過ごすことは時々大変なこともありますが、愛すべき家族だと思っているみんなには感謝しています。もちろんCOSMOのみなさんにも感謝しているけれど、メンバーはなくてはならない存在であるという意味を込めて感謝の気持ちを改めて伝えたいです。COSMOのみなさんがこのように立って聞いてくださっていて、2周年の気持ちを伝えているなんてとても不思議な気持ちです。僕がデビューショーケースをしたとき、感動で涙を流しました。そのときの気持ちを忘れないヒウォンであり、n.SSignでありたいと思います。(日本語で)COSMO、楽しかったですかー?n.SSign楽しかったですかー?大好きー!

ロレンス まずは心から感謝しています。もう2年が経ちましたので、もう新人とは言えないですよね。これからは新人とは言えないので、少しさみしい気持ちもあります。2年経ちましたので、これからもっと成長した姿、かっこいい姿をみなさんにお見せしたいと思っていますので、たくさんの応援をよろしくお願いします!

ハンジュン まず、このように経験が増えることによって、1日1日チームとして活動していることがとても貴重なことだと感じています。そして本当に、自分たちが一生懸命にやっていることよりも、ファンのみなさんの愛がなければ、いくらキャリアを積んでもアイドルを続けることは難しいと日を追うごとに感じるようになりました。このように2周年を迎えることができたのは、本当にCOSMOのおかげだと思っています。また日を追うごとにCOSMOへの愛も大きくなっています。これからも、(日本語で)10年、20年、30年、100年、1000年よろしくお願いします!COSMO愛してますよー!

カズタ 2周年はあっという間でしたね。最初はメンバー同士で合わないなと感じたこともあったんですけど、最近はお互いに支えながら、団結力が高まっているとよく感じています。メンバーとたくさん話して、いいアルバムを作ってイベントでCOSMOと会って。そういうことをしていると、僕はn.SSignでよかったなと改めて思いました。練習生のときは正直、デビューできずにいてなんでなんだろう? 僕はアイドルに向いていないのかな、辞めようかなと思ったこともあったんですけど、今思うとこのためだったんだなと思えています。人との出会いには意味があると、小さいころから言われてきたんですけど、メンバーと出会えたことを本当に幸せに思っています。そんなメンバーと活動することができることは当たり前ではなく、みなさんがいるからこそできるんです。これからもついてきてくれますか?これからも応援よろしくお願いします。愛してます、COSMO!



ソンユン (日本語で)僕たちがあるイベントで、COSMOがひとりしかいなくても、そのたったひとりのファンのために幸せをあげよう!と話したことを覚えている方はいますか?今はたくさんのCOSMOがいて、もっと素敵なアイドルにならないと申し訳ないなと思っていて、いつも頑張っています!応援してくださいね、愛してます。

ロビン (日本語で)言いたいことがいっぱいあって、頭ん中が“ちゃんぽん”!混ざっています(笑)。みなさん、楽しかったですかー? またいい思い出を作ってくれてありがとうございます。そして今回ロビンはね、手紙を書いたんですけど…「これ、読めるかな!?」と思っていたんです。COSMO、大丈夫でした?よかったー!書きながら「これヤバくない!?」と思っていたんですよ(笑)。COSMOに言いたいことが思い浮かびました。今日、いるCOSMOひとりひとりに伝えたいです。(韓国語で)僕は今、舞台に立てて本当に幸せです。僕が感じている幸せをCOSMOのみなさんも感じてもらえていたらうれしいです。手紙にも書きましたが、メンバーとステージにいるときが一番幸せなんです。(日本語)COSMOのおかげで、今日も忘れられない日になりました。ありがとうございます。n.SSignはもっともっと頑張って、COSMOのみなさんにいい姿をお見せします!

ドハ 最近、ステージでパフォーマンスをしながらCOSMOのみなさんが泣いている姿を見かけるんです。幸せで泣いているのか、悲しくて泣いているのか、わかりませんが、僕はどんな痛みも悲しみも、すべて幸せに変えてあげます。普通、アイドルは、みなさんに幸せを与える職業だと言いますよね。僕はファンのみなさんのほうからたくさんの幸せをもらっているような気がしているんです。だから、COSMOのみなさんは何をするにしても自信を持ってもらえたらうれしいです。(日本語で)n.SSignがいるからね。

■詳細
【n.SSign 2nd ANNIVERSARY FANMEETING ʼ2&SSignʼ in JAPAN】
開催日:2025年8月16日(土)
時間:[1部]START 14:30、[2部]START 19:00
会場:パシフィコ横浜

©nCH Entertainment


TEXT:Kyoko Fuse

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