<イベントレポ>ICEx・志賀李玖「最初にお父さんとお母さんに連絡しました!」八神遼介「僕も両親に連絡しました!」松本大輝ら3人が登壇!ドラマ『六月のタイムマシン』放送直前記者会見
2025.4.28
EBiDANICExイベントイベントレポドラマレポート八神遼介六月のタイムマシン志賀李玖松本大輝
今、話題の推理型体験ゲーム“マーダーミステリー”の人気作が実写ドラマ化!【八月のタイムマシン】がBS12トゥエルビにて2025年5月4日(日)21:30より放送スタートする。公開まで1週間を切った4月28日(月)に【放送直前記者会見】が行われ、志賀李玖・八神遼介・松本大輝の3名が登壇した。
■本作への出演のオファーをいただいた時の感想や、脚本を読んだ時の感想を教えて下さい!
志賀李玖 今回の作品が初主演で、お話をいただいた時はすごい嬉しかったんですけど、それと同時にすごいプレッシャーだったり責任感を感じました。でもほんとに嬉しいことだったので、まず最初にお父さんとお母さんに連絡しましたね。ちょっと自信がなかったのですが、お父さんお母さんからは前向きな励ましの言葉をいただいて、すごい自信がついたというか「よし、初主演を悔いの残らないように頑張るぞ!」っていう気持ちになりましたね。そしてこの作品の脚本を読んでみて、元からタイムマシンでタイムリープして何かをしたり、誰かを救ったりっていう物語が大好きだったので、今回この作品で、そして初主演を演じることができて、すごい幸せに思ってます。
八神遼介 最初は出演が決まって素直に嬉しいなっていう風に感じたのと、主演がメンバーのりっくん・・・あ、りっくんって言っちゃいました(笑) 志賀李玖さんだということを知った時には、驚きと初めての作品でこうやってメンバーと一緒にできるっていう心強さみたいなのもありました。それこそ僕も両親に連絡して「初めてのドラマが決まったから観てね!」みたいな感じで言いましたね。わくわくというか現場に入る前は緊張もあったんですけど、素直に嬉しかったですね。
松本大輝 ほんとに皆さんにも台本の中身を観てほしいんですけど、1人がワンシーンで喋る量じゃないぐらいのセリフが書いてあるんだよね。たくさん書いてあって、これをやるのかと思ってちょっと不安でもあったんですけど、ある意味自分の俳優人生においてもすごく成長できる作品だなと思ったので、すごく楽しみでした。毎話読み進めることに気になるヒントだったりが出てきて、犯人誰なんだろうとか、すごく読み進めたくなるような脚本で、めちゃめちゃ面白かったです。撮影中も正直、今タイムリープ何回目だっけとか、頭が混乱しちゃうような時もあったんですけど、そのときは監督が優しく細かく教えてくれたおかげで、無事最後まで撮り終えることができました。
■それぞれの役柄を演じる際に意識したこと、監督からの演出のアドバイスなどはありましたか?
志賀 僕が演じた柏木蒼はすごい仲間思いで、思ったことをすぐ言葉にする素直な子で、ちょっとかっこ悪い部分も見てくださる皆さんからはすごい愛おしいキャラクターになっています。工夫したところは、自分・志賀李玖と蒼とのギャップをつけすぎたくないっていうのを意識して、共通点を探し始めました。蒼は田舎に住んでるという設定で、僕も福島県出身で田舎の方なので、まずそこで共通点を見つけたり、好きな色は僕が青で、柏木蒼の名前が蒼ということで色で取ってみたり、言葉をすぐ出しちゃう素直なところがちょっと僕と重なるなって思ったり、シーンを重ねるたびに蒼の世界で生きてきたのかなって感じるぐらい、共通点が見つけられましたね。
■普段同じICExのメンバーとして活躍されている八神さんとしては志賀さんはどう映りましたか?
八神 初主演ということでいろんな葛藤や背負うものとかがあって、多分すごい抱え込んでたと思うんですけど、役もそうですし現場での立ち振る舞いとかだったりが、天性の人柄が良いな、この人ほんとに人から好かれるなっていうのがあって、同じメンバーで一緒にいつも活動してるんですけど、改めて撮影の現場とかで会う李玖を見てると、尊敬というか、なんかいいな・・・と思ってましたね。
志賀 嬉しいですね。照れますね。いつも一緒にいるのに(笑) 本当にありがたいですね。
八神 僕が演じさせていただいた富永一茶という役は、知的で冷静で淡々としたキャラクターなので、話し方からちょっと声のトーンを下げてみたりとか、抑揚の感じとかを現場に入る前に色々考えたりとかしてて、監督から「もっと淡々に感情を抑えて喋ってみて」とか、色々試しながら教えていただいて、「びっくりするとかそういう場面でも、この一茶っていうキャラクターはびっくりしないんだよ」みたいな、1つ1つそういう細かなところも、一茶としてっていうのを色々教えていただきましたね。
松本 まず本読みの時に僕の過去に出演した作品を監督が見てくださってて、それでこの役をできるなっていうのを感じてもらったみたいで、すごくまず嬉しかったっていうのと、この作品は人が死ぬっていうちょっと暗いところもあるんですけど、暗くしすぎず明るくやってほしいっていうのと、フィクションでもあるので現実とは違う感じで、ちょっとフィクションなりに明るくお願いしますっていうのは、始まる前から撮影中も何度も言われてたので、暗くなりすぎずっていうのを意識して撮影に臨みました。
■現場の雰囲気はいかがでしたか?
志賀 めちゃめちゃ良かったですね。設定が幼馴染っていうのもあるので、僕自身もその雰囲気を出したいってことで、顔合わせからちょっと緊張しつつも早く仲良くなりたいなと思ってたんですけど、すごいみんなフレンドリーで話しかけてくれて。演技のお話だけじゃなく普段の会話だったり、ごはんとかもみんなで食べたりね。
松本 そうなんですよ!早めに撮影が終わった時とかは行ける人みんなで行ったりとか。あと1回全員で行きました。それが僕と志賀李玖と遼介で3人で行って、バスを降りて焼肉を食べに行ったら、まさかのそこの焼肉屋さんに女子メンバー3人もいて、たまたま同じとこに食べに行ってて、結局大きい席にしてもらって6人で食べました。そこで初めてみんなでプライベートでごはんを食べて、プライベートの話からこういう現場の話とかもたくさんしたので、尚更そこで仲良くなれたよね。
八神 他のキャストの皆さんは僕からすればお兄さんお姉さんなので、最初はりっくんとしか喋れないのかなって不安だったんですけど、本当に皆さん気さくに話しかけていただいて。年齢とかも気にせずにラフに話しかけていただいて。それのおかげでというか、最初の方から現場に馴染めたというか。みんな本当に優しくて素敵な人たちばかりで。
松本 僕と遼介は10歳差なのに、なんか対等に喋れちゃうんですよ。俺が子どもっぽいのか、涼介が大人っぽいのか、ちょっとよくわかんないんですけど、この年齢の子とこんなに仲良くなれるなんて思ってもなかったので、めちゃめちゃこの現場は楽しかったです。
■タイムリープするシーンなど、なにか印象的なシーンなどはありましたか?
志賀 セットが90年代でレトロな雰囲気があって、喫茶店とかもそうなんですけどギターが置いてあったり、車とかも今の現代ではあまり見かけないものばかりがたくさんありました。あとはこのタイムマシンを僕が実際に被ったんですよ。思ってる以上に重量があって重いんですよほんとに!頭がカクンってなっちゃうぐらい重いんですよ。実際にかぶることができて、あまり言えないんですけどそういうシーンもありますので、皆さんぜひ楽しみにしててください。
八神 セットで言うと喫茶店もそうですし、駄菓子屋さんに行くシーンがあるんですけど、そのまんまを生かしたセットみたいになってて、ほんとにその年代にいるみたいでちょっと感動しちゃいましたね。しかもなかなか撮影じゃないと行かない場所とかもたくさん行かせていただいて、楽しかったですね。
■松本さんはポスタービジュアルにもある通り、プロデューサー巻きと呼ばれるカーディガンを肩に巻いていらっしゃると思いますが、服装はいかがでしたか?
松本 僕、衣装合わせの時、本当びっくりしましたよ。こ、これで行くんだと思って!プロデューサー巻きはちょっと最初恥ずかしかったです。衣装合わせのままポスタービジュアルの撮影もあったからなおさらまだ心の準備ができてない状況でこれを実は撮ってて、だから正直最初はちょっと恥ずかしかったです。でもそれがまた琉青らしいというか、琉青のキャラ的に合ってて、撮影中は違う衣装の時もあるんですけど、そのときは居心地が悪いというか、やっぱプロデューサー巻きじゃないと嫌になってくるんですよ。あとは衣装さんがすごく優しくて、プロデューサー巻きだと肩からずれちゃったりとかするので、ずれないように縫い合わせてくれたりとそういう裏話もありました。
八神 プロデューサー巻きって、多分大輝くんじゃなかったら成立してないと思うんですよ。俺とかが着たら大変なことになるので、あれすらかっこよく見えてました!
■今回、ICExの皆さんがオープニング主題歌を担当されていますが、実際に担当されてみていかがでしたか?
志賀 この作品に僕と八神が出演していて、僕らICExとしても活動しているんですけど、こうやってICExとして主題歌を出させてもらうっていうのは、本当に僕らの中でも夢のようなものだったので、すごいほんとに嬉しいです。この楽曲はフレッシュで爽快感のあるメロディーに歌詞もドラマとリンクしてる部分があって、いろんな情景も思い浮かぶし、聴いていていろんな楽しみ方ができるのかなって思ってます。もう少しで聴けると思いますので、皆さん是非楽しみにしていてください。
八神 決まった時はもう素直に嬉しくて、しかもうちのりっくんが主演で主題歌をやらせてもらえるって聞いて、もっと遠い話だと思ってたので、本当に驚きと嬉しさと、やっぱりこの楽曲も僕たちも自身があるというか、ドラマをコンセプトに作ってる楽曲なので、ドラマと照らし合わせて聴いてもらいたいなっていう風な楽曲になっているので、ぜひたくさん聴いてほしいですね。
■松本さんは主題歌を聴いてみていかがでしたか?
松本 すごく爽やかで、この曲は夏とかに毎年聴く定番の曲になるぐらいすごくいいなと思いました。歌詞とかもリンクしてるということで、実際に配信されたらドラマと合わせて一緒に歌詞とかも見て、視聴者の皆さんとかファンの皆さんに色々考察してもらいたいなと思います。
■今回志賀さんが初主演ということで、志賀さんの座長ぶりは2人から見てどうでしたか?
松本 志賀李玖は毎朝誰よりも元気よく挨拶してくれるので、周りのみんながちょっと朝早くてちょっとテンションが低い時でも上げてくれる、座長らしい振る舞いをしてたなというのは感じていました。あとは自分がミスしちゃった時とかも潔く「すいません、もう1回お願いします!」っていうのを明るく言ってくれるので、現場の雰囲気も悪くならずに、すごく明るく撮影できたので、さすが座長だなって感じで、最高でした!
八神 やっぱり同じメンバーということで、蒼じゃないりっくんを知っているっていうのもあるんですけど、現場に行くとすごい頼りがいがあるというか、人柄の良さもありますし、一生懸命にやってる感じっていうのに影響を受けて、自分も頑張らなきゃっていうふうに思いました。あと僕自身「このシーン難しいな」っていう時にも一緒に向き合ってくれたりとか、「一緒にこのシーンちょっと読もうよ!」みたいな感じで言ってくれる存在っていうのが、僕にとってはすごいありがたいことだったっていうのもあります。李玖が主演っていうのを通して、志賀李玖のこの天性の良さを知ってもらいたいですね。現場が楽しかったのはりっくんのおかげっていうのも大きかったと思うので本当に感謝ですね。
■志賀さんは初の座長を務めてみていかがでしたか?
志賀 初主演でやっぱり不安なことも大きかったんですけど、共演者の皆さんだったり、制作陣の皆さんだったり、監督もすごい支えてくれて、サポートしてくれてっていう。こういうやりやすい環境を作ってくれたからこそ、僕もみんなに寄り添えたというかやりやすいかったのかなって思いますね。だから本当に「こちらこそ」って感じですね。毎日が充実してて楽しい日々でしたね。
■最後に、放送を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします!
松本 撮影期間中は莫大なセリフ量とめちゃめちゃ戦っていて、みんなで協力しながら作り上げた作品ですので、ほんとに早く皆さんに観ていただきたいです。今のこの世界ではまだタイムマシンっていうのは開発されてなくて、過去に戻ったり未来に行くことはできないので、やっぱりこの作品を観て「今自分が生きてる世界を悔いの残らないように生きていこう」みたいなことを思ってくれたらいいかなと思います。放送が僕自身も楽しみですし、素晴らしい作品ができたんじゃないかなと、自画自賛ですけど思っているので、早く観てほしいです。
八神 この撮影期間中、ずっとより多くの人に届いてほしいという気持ちで、他のキャストの皆さんとチームの皆さんと一緒に作らせていただいた作品になっています。僕にとっても初めての作品で、大事な宝物のような作品なので、たくさんの方に観ていただきたいですし、放送日が近づくにつれて、自分も緊張してるというかドキドキしてるんですけど、僕と一緒に1話1話を考察しながら、いろんなとこに注目しながら、ぜひ毎週観てほしいなという風に思います。どうぞよろしくお願いします!
志賀 この作品は命の大切さだったり、今しかない青春、今しかない瞬間が描かれていて、今を大事にしようっていうものをこの作品を通して皆さんに届けられたらいいなと思います。タイムマシンを使ってタイムリープを何回も繰り返して、仲間を救って、試行錯誤しながら、考えながら解決に向かう姿がこの作品で描かれていますので、ぜひ僕らと一緒に考えながら、ちょっと探偵になった気分になりながら、一緒に楽しく観てくれたら嬉しいなと思っております。ぜひ、僕らの6月のタイムマシン、たくさん観てください。よろしくお願いします!
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祭の開催を知らせる町内放送が響く中、高校生の柏木蒼は、幼なじみの琉青、一茶、桃花、みどり、茜と久しぶりに顔を合わせていた。
「今夜、直墨が殺される――」
皆を集めた琉青からの言葉に、動揺を隠せない蒼たち。
琉青は同じく幼なじみである直墨の死を目の当たりにし、彼の屋敷の地下にあるタイムマシンを起動し、「今」へ戻ってきたという。さらに、蒼を含む6人全員がタイムリープを経験していることが判明し…。
蒼たちは「これから起きる幼なじみの死」を防ぐため、タイムリープを繰り返し、事件の真相へと迫っていく。
■詳細
【ドラマ「六月のタイムマシン」(全9話)】
放送開始日:2025年5月4日(日)
時間:21:30〜22:00
放送:BS12 トゥエルビにて放送スタート
・毎週日曜日1話ずつ放送 ※放送スケジュールは変更になる場合がございます
・各話放送後、TVerにて見逃し配信
出演:志賀李玖、八神遼介、小浜桃奈、佐藤京、矢嶋由菜、松本大輝
監督:川上亮
原作:秋口ぎぐる・森川秀樹『八月のタイムマシン』(グループSNE)
オープニング主題歌:「青と白」ICEx(Colourful Records / Victor Entertainment)
制作:TBSグロウディア
制作プロダクション:レオーネ
製作:「六月のタイムマシン」製作委員会
Photo/Text:Shohei.I