2025年4月上旬よりショートドラマ配信プラットフォーム「UniReel」での独占配信を予定している平川結月と本島純政がW主演のショートドラマ【他人未満-親愛なる疎ましい貴方-】のスペシャルオフラインイベントが、4月2日(水)に東京・池袋で開催された。



イベントには、W主演の平川結月と本島純政、関哲汰(ONE N’ ONLY)、青島心ら登壇。さらに赤ペン先生こと、赤ペン瀧川がMCを務めた。

今作は、励雨檸監督が手掛ける、切なさと緊張感が交錯する意欲作。幼い頃に芽生えた淡い恋心と、家族という宿命の狭間で揺れ動く心情を繊細に描き出す。


他人未満
幼き日のはかない初恋を胸の奥深くにしまったまま「兄」の風斗を見つめ続けてきた神崎清香を平川結月が、幼き日に両親を亡くし、神崎家の養子として15年生きてきた神崎風斗を本島純政が演じる。さらに、幼い頃より神崎家に仕え、現在は若きベンチャー企業の社長を務める大沢哲哉役に関哲汰(ONE N’ ONLY)が、そして萩原家の令嬢であり、風斗の婚約者で公私にわたり支え合う関係である萩原明珠役の青島心が共演している。



本島は「このメンバーは、東映の撮影所内で会っていたり、映画共演したりもしたし、哲汰はもともとワンエン(ONE N’ ONLY)のライブに行ったときに舞台裏で写真撮ったりして。このメンツだからめっちゃ安心してできたって思っています」と、本作のキャスト全員と縁があり、声を弾ませていた。



本作の撮影を振り返った本島は「(清香が)車で誘拐されるシーンで、(風斗は)カバンを持っていて。そのカバンが本革製で(値段が)高いらしく、『本当に投げないで』って言われてました。『わかりました！』ってその時、めっちゃ返事したんですが、テストで本当に投げてしまって・・・」と打ち明けた。「(清香を)今すぐ助けたい！と思ったら、カバンが…」と、なんとも本島らしい理由だった。

「そっと置いて助けに行くのも違うし、気づいたらなくなっちゃってて。本当にごめんなさい」と猛省。「僕じゃないです、神崎風斗がっていう感じです」と弁明しつつ、「下に布を用意してくださって『投げていいよ』って言ってくれたので感謝しかないです」とスタッフに感謝した。

平川は「冒頭、葬式のシーンで始まったのですが、すごい大事なシーンじゃないですか。お父さんが亡くなってすごい心情の中、撮影場所の後ろの方で関さんがパンプアップしていました」と目撃情報を暴露。関は「ベンチコートを着ていたんですが、あまりの寒さに耐えきれなくて、体の芯まで温めようと気づいたら腕立てをしていました(笑)」と弁明したものの、「改めて映像を見ると、あの服装(喪服)で、最低ですね・・・」と喪服を着てのパンプアップを猛省していた。




また、同シーンでは、関がアップショットで抜かれ、「パンプアップ後の哲哉です。あれは温まっている顔です」とSWAG(ワンエンファンの名称)に見どころを伝えていた。



さらに、若きベンチャー企業の社長役にも苦戦したそうで、「よくわかんないことを言って、自分もよくわかんなくなっちゃう・・・普段の自分は押し殺して…。関哲汰が出たら終わりだなと。セリフを言うとき、まばたきとかをしない意識はしました。大事なシーンは目を開いて、まばたきせずに(セリフを)言うことで相手に伝わりやすいかなと意識しました」と関が思い浮かぶベンチャー企業の社長を苦労して作り上げていたことを明かした。しかし「ドライアイなので、大変でした。しょぼしょぼしちゃって」と関のお茶目さも見せ、会場を和ませていた。