【伊藤健太郎インタビュー】「聞かれたらなんでも話しちゃいます」オープンマインドな伊藤健太郎は実は涙もろい?<ドラマ『未恋~かくれぼっち~』>
2025.1.18
1月9日よりスタートしたドラマ『未恋~かくれぼっちたち~』。
居場所はあるけれど、孤独を抱える通称「隠れぼっち」たちの群像劇です。
今回、主演の伊藤健太郎さんにインタビュー!
伊藤さんが演じるのは小説家の夢を諦め、漫画誌の編集者として働く高坂健斗です。健斗と自分はあまり似ていない、という伊藤さんが健斗について理解できる部分とは?
作品のこと、ご自身のこと、たっぷりとお聞きしました!
和気あいあいとした現場「みんなふざけてる!(笑)」
■今回、脚本を読まれたときの印象を教えていただけますか?
伊藤健太郎 僕が演じる高坂健斗は普通の人間ではあるんですけど、抱えているものがあって。それが、自分の本心をなかなか他人に伝えられないということ。今の時代の、特に若い世代の方々に共感できる部分が多いキャラクターなのかな、と思います。
いろんなキャラクターが出てくるんですけど、今いそうな人たちも出てきたりするので、感情移入しやすいんじゃないかな、と思いますね。
■主演ということで、演じる上で心掛けられたことはありますか?
伊藤 なるべく、いつも同じ気持ちで現場に行くようにはしているんですけど、撮影もすごく短かったので。1ヶ月弱で10話撮ったんですよ。
■確かに短いですね!
伊藤 僕はわりと早く終われる時間もあったんですけど、スタッフチームは撮休があっても準備がありますし。疲れている中での撮影だったと思うので、なるべく現場での時間は楽しく過ごしてもらおう、ということは意識しました。できたかは分からないですけど(笑)。
■現場は和気あいあいとした雰囲気だったんですね。
伊藤 関西の人間が多かったんですよ。もう、みんなふざけてる!(笑)楽しかったですよ。
「すぐに人のことを信じちゃうんです」
■ご自身が演じる高坂健斗についてはどのように捉えていらっしゃいますか?
伊藤 そんなに自分とは似ていないんですけど、暇が怖いというのは少し分かります。暇だから何かしらをやってしまう、というところは自分もなくはないかな、と。暇な時間は作らないようにしていますね。やることがないからどうにかなっちゃうということはないんですけど(笑)。でも、休みの日は何かしら予定入れていますね。遊ぶときとは遊ぶので、休みのほうが忙しいんじゃないかな。
■健斗はわりと内にこもりがちな性格だと思うんですが、その点については逆ですか?
伊藤 本当に何でも言っちゃいますね。
■聞いたらなんでも答えていただける可能性が……(笑)。
伊藤 やめて! 聞かないでください!(笑)
あまり人に心を閉ざすことをしないので、周りの大人たちからは「もう少し警戒しなさい」と言われることはあります。
■わりと人のことも信じるんですね。
伊藤 すぐに信じちゃうんですよ。たぶん、おじいちゃんになったらすぐに詐欺にひっかかると思います(笑)。
■ちなみに、「暇が怖い」という話がありましたが、伊藤さんが怖いものは?
伊藤 なんだろう、ないかも……。
あ! ホラー映画はダメです! 怖いですね。出たことがあると言えばあるんですけど、できれば出たくないぐらい怖いのは苦手です。
■お化け屋敷とかも?
伊藤 そういうのは入らないです。避けて通ります、克服しようとは思ってないです(笑)。
ひとつの作品をみんなで作っているチーム感が好き
■最近、心を揺り動かされたモノやコトはありますか?
伊藤 結構すぐ動くんですよ。ちょろいんで(笑)。
映画やドラマも感情移入しちゃいます。純粋に楽しみたいから、あまり仕事的な目線で見ないということもあると思うんですけど。
■特に心に残っている作品などはありますか?
伊藤 海外のオーディション番組で『Xファクター』っていうのがあるんですけど、最近でいうとチョコプラさんが出ていた番組ですね。
そこでゴールデンブザーってのがあるんですよ。それが押されると、無条件で決勝までスキップできるんです。それほど素敵なパフォーマンスをしないと押さないんですけど、そのゴールデンブザーが押された人の特集がYouTubeであって、それ観てずっと泣いてました、めちゃくちゃ泣いてました。もう、絶対に観てほしいです!
■そんなに……!
伊藤 一般の方が出てるんですけど、亡くなった親友のために歌いますとか、昔いじめられていた男の子が、ネットで知り合った男の子と2人で作った曲を披露して、とか。そのとき、客席にいるお母さんが抜かれるんすよ。お母さんが泣いてるのを見て、僕もワァーッと泣いちゃいます。
■伊藤さんが結構涙もろい部分がある?
伊藤 涙もろいですね。ちょろいんで(笑)。
■今回の現場では心が動いた部分はありますか?
伊藤 すごく温かい素敵なスタッフの方々でチーム感があったんです。そういう部分にはすごく感動しましたし、そのチームの中に自分も入れてるんだな、と実感できるときは嬉しい気持ちにはなりますね。
やっぱり一つの作品をみんなで作っているチーム感は個人的には大好きなので、全部の部署、例えば撮影部、照明部、音声部、衣装部、いろんな部署があって成り立ってる現場でもあるので、全員と仲良くなれて、もの作りができている環境っていうのは、好きな場所だなと思います。
出会いが多かった2024年
■今年を振り返ってみて、いかがですか?
伊藤 仕事でもプライベートでも、本当にいろんな人と出会えた1年でした。
人が好きなので、いろんな人と出会えるのはすごく自分にとっては嬉しいことですし、良かったなと思いますし。
なぜか、2024年は友達が増えたんですね。新しい友達ってなかなかできないじゃないですか。
■確かに、大人になると難しいですよね。
伊藤 でも、公私ともに新しい友達が増えたので出会いが多い1年だったのかな、と思いますね。
■では最後に2025年にやりたいこと、目標を教えてださい。
仕事で言うと、あまり大きな目標は立てないようにはしてるんです。しいて言うなら毎日、毎日いただいてる仕事に対して真剣に丁寧に取り組み続けられる日々を過ごすっていうのが目標ですね。でも、映像がすごく好きなので、自分が興味のある作品だったり、わくわくするような作品に出会えたらいいな、と思っています。
プライベートで言うと、サーフィンが好きでやるんですけど来年はバリに……スケジュール的に行けないと思うんですけど……いや、行けないな(笑)。
行けないんですけどだけ、サーフィンをしに海外に行きたいな、とは思います。自然も大好きなのでキャンプも。とは言ってもそんなにこだわってやってることじゃないですけど……自然と触れ合う時間を増やしたいな、という思いはあります。
■ありがとうございました!
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伊藤健太郎
1997年6月30日生まれ。東京都出身。
主な出演作に「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(14)、『デメキン』(17)、『コーヒーが冷めないうちに』(18)、「今日から俺は!!」(18)、「スカーレット」(19〜20)、『弱虫ペダル』(20)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20)、『十二単衣を着た悪魔』(20)、『冬薔薇』(22)、『静かなるドン』(23)、『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)などがある。
[Instagram] @kentaro_official_
―INFORMATION―
【ドラマ「未恋〜かくれぼっちたち〜」】
配信日:2025年1月9日(木)
出演:伊藤健太郎/愛希れいか/弓木奈於(乃木坂46)/鈴木大河(IMP.)/伊勢佳世/森永悠希/松下優也/金井勇太
脚本:吉田ウーロン太、石黒麻衣、木村淳、中林佳苗
音楽:秦コータロー
主題歌:リュックと添い寝ごはん「灯火」(Speedstar Records / Victor Entertainment)
オープニング曲:チョーキューメイ「未恋」(神宮前レコード)
チーフプロデューサー・演出:木村淳
演出:髙山浩司/中村剛
プロデューサー:岡﨑優/松本拓也/神山明子
©カンテレ
Photo:kimi、Text:ふくだりょうこ