小説&コミックス累計180万部を突破の大人気作をMBSドラマ特区枠で実写ドラマ化！【ドラマ特区「初めましてこんにちは、離婚してください」】が、2024年11月7日(木)よりMBSほかで放送される。放送まで1週間を切った11月1日(金)に完成披露トークイベントが行われ、W主演の犬飼貴丈、林芽亜里、そして西垣匠、髙松アロハ、高橋光臣が登場した。



冒頭、キャストたちは客席後方からサプライズ登場し、会場は早くも大盛りあがり。まずは役どころについてトーク。IT企業の社長を演じた犬飼は「勝手なイメージなんですけれども、IT企業って理系なイメージがあるんですけれども、(自身は)ばりばり文系で。まずそこからどうしようかなって色々考えながら、どうやったらIT企業の社長っぽく見えるかなっていうのを考えながら撮影に臨ませていただきました。」とコメント。加えて「高嶺という仕事と(結城)莉央に対する向き合い方とか、そういったコロっと変わる瞬間とか変化をしていくっていくところがどちらかというと難しかったかなと思います。」と演じるうえでの大変さを語った。



そんな高嶺と16歳で政略結婚し、26歳で離婚を切り出す、結城莉央を演じた林は現在18歳。このようなイベントに出演するのも初めてとのこと。年上の役を演じたことについて「莉央ちゃんの人生で、私がまだ経験してないようなことがたくさんあったので、演じる面ではすごく難しかったんですけど、それこそ莉央ちゃんも高嶺さんや他の登場人物と接していく上で新しい感情だったり経験だったりをしていく女の子ではあったので、そういう面では私もこの現場でたくさん新しい感情だったり経験ができたので、そこは通ずるものがあるなというふうに思いながら撮影してました。」とフレッシュに答えた。

やや衝撃的な1話の終盤シーンについての感想を聞かれると、犬飼は「ほんと何してるんだこの人って思いましたね。」とリアクション。「僕自身、恋愛ものっていうのがそこまで経験してたわけじゃなかったので、監督たちと密に話し合いながら、アドバイスいただきながら、あのシーンを作っていったっていう感じで、とても新鮮で自分の中にない引き出しだったので、貴重な体験をさせていただいたなという風に思っております。」と振り返った。

林も「莉央ちゃんはずっと目をつぶっていたので、莉央ちゃんとしては何されてるかわかんないんですけど、私としては意識があったので、顔が近くに来てる・・・！って思いながら、瞬きしないように、パチパチしないようにしなきゃって思いながら、無になってやってました。」とのこと。気になるその内容は1話をCHECK！



高嶺の高校時代からの親友＆会社の副社長を務める天宮翔平を演じた西垣は、役どころについて「高嶺と結構対照的に明るくて、ちょっとおバカさんというか、ドタバタしてるキャラクターなんですけれども、それがすごく可愛らしく映ってればいいなと思いながらやっていました。」とコメント。学生時代に副委員長など、“副”という役職に就くことが多かったとのことで「サポートしたいタイプの方の気持ちもわかるのでそれはすごい楽しかったですね。」と自信になぞらえて役どころを語った。



冒頭「ちょっと緊張してるんですけれども・・・」と強張りながら挨拶した髙松は、莉央の幼馴染・税所羽澄を演じた。「莉央がほんとにお嬢様になってくれたので、ほんとやりやすかったっていうのはまずありますね。」と林の演技を絶賛。「あとやっぱりお嬢様に対する気持ちっていうのはすごいまっすぐなんですよ羽澄は。僕、超特急っていうグループに所属してるんですけど、まっすぐ担当なんですよ。だから『あーかかってるな・・・』と思って、運命を感じました！僕にしかできないと思いました!!」と嬉しそうな表情を見せた。



莉央が慕う一流の日本画家・設楽桐史郎を演じた高橋は「まず日本画家と聞いてドキッとしましたね。」とひとこと。「絵の素養があんまりなかったんです。いろんな美術館に行って、見て、見れば見るほどわからなくなって。本当に絵の世界って、美術館を回るうえで、すごい繊細に描いてるんだなっていうのが見て取れたので、そういう意味では、この作品もほんとに絵みたいで、私からしたらこれからの芸能界を背負っていく皆さんが、絵の中でほんと繊細に芝居を重ねていく。そこにですね、この設楽桐史郎がですね、どういう風な立ち位置で演じていけるか。」とフレッシュなキャスト陣と自身が演じた役柄との関係性を語った。「原作とやや少し違ったイメージに見えてくるかもしれないのでお楽しみに」と投げかける場面も。



続いて、撮影現場の話題に。8月・9月の夏真っ只中で撮影されたとのことで、犬飼は「ロケもあったりしたので、先生(高橋)なんて服装も服装ですから、大変だっただろうなとか思いながら。みんなで爽やかな汗をかきながら撮影できたんじゃないかなと思います。」と振り返る。そんな中、西垣は「僕、会社しかいなかったんで・・・」とポロッと口にすると、犬飼は「じゃあ、西垣くん以外は汗をかきながら・・・(笑)」と訂正して笑いを誘った。

夏の撮影が初めてだという林は「夏のドラマの大変さを実感しましたね。」とコメント。氷嚢や凍った麦茶、手持ち扇風機への感謝の気持ちを吐露した。

打って変わって「僕は暑いの大好きなんで、もう日光が大好物なんですよ僕！」と嬉しそうに語る髙松は、超特急に所属する前にサウナの熱波師をやっていたとのことで「サウナの中なんですごい汗かくんですよね。汗をかくことに慣れてるんで、汗を流すことが好きなので、汗と言ったら僕っていう感じですね。」と熱く語った。



ここでフリップトークを実施。テーマは「共演者の知ってほしい秘密・今だから話せるエピソード」。ドラマのタイトルにちなんで「〇〇宣言」と回答する内容になっている。



まず西垣は犬飼について、空き時間にずっとゲームの話をしていたとのことで「ゲーマー宣言」。犬飼は広く浅くついばむタイプのようだ。そんな犬飼は高橋について「汗かき宣言」。「服装も服装なので、夏の撮影すごい汗をかかれてて大変だろうなっていう風に見てて思っていたんですけれども、全員結構暑めの衣装を着て揃うシーンがで高橋さんがやっぱり1番汗をかいてたんです。とても代謝がいい方なんだなって思いながら、服装のせいではなかったんだなって。」と高橋の現場での様子を伝えた。



林は髙松について「ミス宣言」と、撮影の前のリハーサルでの出来事を回答。「羽澄さんのセリフで結城家(ゆうきけ)っていうセリフがあったんですね。それをその時の高松さんは“きじょうけ”って言っていて、ちょっと面白かったですね。夕飯(ゆうはん)を“ゆうめし”って言ったりだとかそういうのがあったので、結構笑わせていただきました。」と明かすと「すいませんでした・・・」と髙松。「もう本当に漢字苦手なんですよ。髙松アロハがでてしまったというところですね。」と苦笑い。



そんな髙松は西垣に対して「筋肉宣言」と告白。筋トレが好きだという髙松だが、西垣も週に2、3回筋トレをしていることが発覚したそう。「匠くんすごい細身の方だと思ってたんですけど、そんなやってるんだって。」とまっすぐな気持ちで語ったが、それを聞いた西垣は「アロハくん(の筋肉)すごいじゃん。なんかね、踏み台にされてる感じが・・・俺のほうがすごいぞって言われてる感じが今してるよ。」とムッとした表情で語ると、髙松は「ちゃうちゃう！全然そんなことないですから!!」と弁明。



「多分脱いだ時とかもすごいんじゃないかなって」と付け加えると、西垣も「ほら！」とより拗ねた表情に。そんな中、犬飼は突然、西垣の腕に触れて筋肉を確かめる場面も。「脱がないし！細いでしょどう見たって。」と最後まで訴えていた。



高橋は林に「ほぼ娘宣言!!」。18歳の林と42歳の高橋でまるで親子のような関係性を劇中でも披露している2人。両親の年齢を聞いたところ、林は「両親の年齢は。ずっと20歳です。」と回答し、高橋から「どういうことやねん！」とツッコミ。両親に聞くといつも20歳と返されるそうで、林の家族との仲良しな雰囲気が伝わってきた。



また、本イベントの目玉(？)「はじりこNo.1イケメン」を選ぶ、イケメン選手権も開催！5つの選択肢の中からくじ引きで台詞を決め、その場で披露する形式となっている。




トップバッターの犬飼が引いた番号は1番。自身の役柄だけあって、クールに決めるかと思いきや、壁ドンならぬ床ドンで「だったらうちに来るか？」と甘い声色で台詞を披露。会場からは笑いも起こった。



続いては西垣。番号は2番の高嶺の台詞。普段はあまり言いそうにない台詞とのことで期待が高まる中、クールに「お前に拒否権はない」と言い放つと、あまりの迫力に黄色い歓声が静かに沸き起こった。すると「キッツ！心臓がゾワッとしました(笑)」と苦しそうな表情を見せた。



3番目の高橋は「お前が欲しい、好きだ・・・」。MCからキューを振られると「お前が好きだ・・・」と台詞を端折ってしまい会場からは笑いが。やり直すも、緊張から台詞が飛んでしまい、何度か背後のスクリーンを振り返るコントのような場面がありながらも、最後はしっかりとキメ、大きな拍手が巻き起こった。



最後は髙松。4番の天宮の台詞を引いた髙松は、少し考えた後、左右をキョロキョロするお芝居を挟みながら「好きになっちゃった？」を披露。笑いを狙った(？)一幕に、本人は虚無の表情。「心が痛いです・・・」と明かした。



ここで終わりかと思いきや、髙松から「みんなの『お嬢様!!!!!』を1回聞いてみたいなって」と提案。じゃんけんで負けた人が台詞を言うことになり、結果は犬飼に。



目をつむり役を自身の中におろした後、「お嬢!!!!!」とVシネマさながらの渾身の一言を放った。そして観客の拍手と林による判定の結果、「はじりこNo.1イケメン」には高橋が輝くと、今日一番の「お嬢様!!!!!」が会場中に響いた。



最後に本作の見どころを一言ずつコメントして本イベントは幕を閉じた。

高橋「この作品、本来なら山中柔太朗さんもいるんですけども、芸能界をこれからどんどんどんどん盛り上げていくメンバーで、ほんとに素敵な原作の“初めましてこんにちは、離婚してください”という衝撃的なタイトルとともにラブストーリーがどんどんどんどん深まっていきます。1番最後まで見ていただいただいたらですね、私たちが見てほしいシーンが待っていますので、ぜひ最初から最後まで楽しんでいただけたらなと思っております。」

髙松「この“初めましてこんにちは、離婚してください”という作品は、展開がすごいたくさんありまして、毎話毎話キュンキュンしてしまうような作品となっていますし、何より僕のお嬢様に対するまっすぐさや気持ちをぜひテレビで見てもらえたらなと思います。」

西垣「この作品はぶきっちょな2人がすごく可愛らしく、ほんとに毎週毎週きゅんきゅんしてしまう物語となっております。ものすごく見やすいですし、ポップな世界観ではあるんですけれども、人を好きになるとか、愛とか、そういったテーマが込められてるので、ぜひ最後まで見ていただけると嬉しいなと思います。」

林「このドラマは本当にラブコメっていうこともあるので、 笑いありキュンキュンありなんですけども、それぞれの登場人物がそれぞれに与え合う影響だったり、感情だったりがすごく丁寧に描かれていて、人と人とのつながりをすごく感じられる作品だと思っているので、皆さんのこのドラマを見ている30分間が楽しいものになればいいなというふうに思っています。」

犬飼「皆さん演じる1人1人のキャラクターたちがものすごく魅力的で可愛らしくて、そして楽しくてあったかくて、切なくてきゅんきゅんしてっていう、いろんな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマだなと思っております。ぜひ皆様に最後まで楽しんでいただけるよう監視しております。よろしくお願いいたします。」

おまけ

スタッフがくじ箱を片付けようとしたとき、箱がグラッと傾きスタッフに当たりそうになるところを、西垣が見事キャッチ。紳士的な振る舞いにキャストからも「イケメン！」「かっこいい。」との声があがったが「やめてください！大丈夫です！」と照れ隠す仕草をみせた。



フォトセッション時には髙松が窮屈そうにするところから笑いに変わり談笑したりと、キャスト間の仲の良さが伺えた。

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