TikTokフォロワー数は日本人男性音楽アーティストグループ1位の580万人超え。海外でも高い人気を誇り、昨春にはブラジルでのワンマンツアーも敢行した6人組ダンス＆ボーカルグループのONE N’ ONLY(通称ワンエン)が、2024年10月2日(水)に3rd EP【Fiesta】をリリースした。

ラテン色満点のパーティーチューン「Fiesta」を筆頭に、EDMやロック、ポップスと、さまざまなジャンルを取り入れた今作。スペイン語で“パーティー”を意味するタイトル通り、まさしく“お祭り騒ぎ”な1枚だ。

一昨年はイベントで、昨年はワンマンでと、ブラジルでのライブを重ねてきたONE N’ ONLY。そこで体感したラテンカルチャーを取り込んで、J-POPとLatin Musicを融合した独自の路線“Jatin Pop”へと、彼らの音楽は進化してきた。結果、昨夏リリースしたレゲトン曲「EVOL」のMVは公式YouTubeチャンネルで190万回再生を、今春発表した「DOMINO」のMVは230万回再生を突破している。



最新EPのタイトルチューン「Fiesta」も、その路線を引き継いだラテン曲。疾走するビートと重厚なキックビートが心地よく、自然と身体が動き出すパーティーチューンに仕上がっている。歌詞には日本語・英語・ポルトガル語が混在しており、セクシーなメロディラインと激しく叩き込むようなラップが交錯する展開はワンエンならでは。また、ライブではSWAG(ONE N’ ONLYファンの呼称)の声援も重要なファクターとなっており、現在開催中の全国ツアーでもSWAGの大コールを巻き起こして、正真正銘の爆上げソングとなっている。

その他、ブラジリアンファンク由来の爆発力でライブの定番曲となっている「DOMINO」や“無償の愛・優しさ”をテーマに、ハグをする振りもキャッチーな先行配信曲「Free Hug」、全員でマイクを取って激情をぶつけるロック曲「Burn it out」も収録。さらに、テクノライクなサウンドにラップも織り交ぜてスタイリッシュなミクスチャーを為す「R.U.S.H」、タイトなビートに乗る抑えたエモーションから熱情がにじみ出るラブソング「Too Much」と、EDM色の強い2曲ではリーダーのHAYATOが作詞にも参加している。また、初回限定盤にはラッパー陣が自身で書き下ろしたリリックをブチかます「ALL OUT」、通常盤にはボーカルのTETTAが関哲汰名義で主演した映画『100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアル-』の挿入歌「Fight or Die」と、共に4月にパシフィコ横浜で行われた47都道府県ツアーの最終公演で披露されたナンバーも収録。多彩かつ求心力のある楽曲たちで一気に聞かせてくれる。

このEPを引っ提げて9月末より始まった全国ツアー『¿Fiesta？』は、ワンエン史上最大キャパシティとなる来年1月18日の東京ガーデンシアターまで、全6公演が既にソールドアウト。満員のSWAGに応えるべく、いくつかのEP収録曲も交えながら灼熱のステージを繰り広げ、初日の東京公演の終わりにはEIKUが「体感5分」と感想を述べたほどだ。止まることのない勢いのまま、さらに、その先へと進むONE N’ ONLYの現在地を記した最新EPで、彼らの燃え盛るエネルギーを感じてほしい。