うだるほどの灼熱太陽が降り注ぐ2024年8月8日(木)、東京・新宿で【映画「100秒の拳王 -ケンカバトルロワイアルの頂点-」】の完成披露試写会が開催され、主演を務めたONE N’ ONLY(ワンエン)のボーカルとしても活躍し、今回単独映画初出演となった関哲汰並びに出演者たちが登壇した。



本作は、バン仲村が主催するYoutubeを中心に前代未聞のブームを起こしているケンカバトルロワイアルの全面協力のもと誕生した、新時代のアクションムービー。



戸籍を持たない男・鷲田隆(関哲汰)が、自分の存在証明をするために、バトルロワイヤルで喧嘩最強の頂点の座・拳王を目指す。エゴイスティックな男たちがしのぎを削る中、予選を通過した8名がトーナメントへ進み、鷲田は人生をかけて100秒間の決戦に挑むことに・・・。



9月に公開を控え、スペシャルゲストも招いて行われた本イベントで関は「鷲田役の哲汰です。いつも(ワンエンの)メンバーが横にいるんですけど、今日は僕1人ということで、ちょっと緊張しているんですが、最後までよろしくお願いします。」と挨拶した。



まずは実際に格闘シーンの撮影に挑んだ時の最初の気持ちを聞かれ関は「ケンカバトルロワイアル時代。僕も好きで観ていました。さらにバン仲村さんと共演できることがめちゃくちゃ嬉しくて、もう早速メンバーと、あと親にも自慢して超羨ましがってました！本当に率直に嬉しかったですね。」すると同じ質問を受けた監督が「ちょっと関が思った以上に緊張してて、面白いな、と(笑)。」と固まった表情の関に対して言うと関は「いや、そうですね。メンバーいる時はもうちょっとはっちゃけてうるさいんですけど、いざ1人になってみると本当にあの時がやばい。飛び出ちゃいそうです(笑)」と普段と違った舞台に緊張が隠せないでいた。さらに「優しく見つめているバンさんってちょっと面白いな、と。」とさらに監督が続けると、「安心します！バンさんが横にいてくれて」と関の表情が和らいでいくのが見てとれた。



続いてアクションシーンの連続で、今回の撮影で最も大変だったことについて聞かれると「本当に普段の自分と全く違うキャラクターだったので、そこの役作りっている点ですごく大変だったんですけれども、監督が一緒に親身になって相談に乗ってくださったりとか、監督と色々と話して、すり合わせて、いろんな話をしていく中で、徐々に不安要素も少しずつ撮影をしながら解消していった感じはありました。」と関が答えると、監督が「クランクインの何週間も前から、格闘ジムに行って、蹴り方1つから覚えてって、大変だったよね。」と当時を振り返り、「そうですね。バンテージの巻き方から、もう1から全てやったことがなくて初めてだったので、すごく学びました。」と明かしてくれた。

さらに「日頃から喧嘩ばかりしているので、息をするようにやらせていただきました！」と流石の発言のバン仲村。「年齢も関係なく、ヒーヒー言いながら、しょんべんから血が滲むような思いをしながら努力した先に、たった100秒でも人生変えられるんだよってことを証明できる作品になってます」と本作にかけた思いを語った。



イベント終盤になると本作にちなみ『人生を変えるなら、どんな人生を生きたいか？』と言う質問が飛び、関は「僕は、猫になりたいですね。猫って結構まったりしててソファーの片隅とかスッと座ってる感じじゃないですか。ほんとそういう猫ちゃんになりたいです。何も考えずにじっとしてられる猫ちゃんみたいな。普段落ち着きなくて、僕。結構ね、いろんなところに歩き回っちゃうので、ちょっと落ち着きある猫ちゃんになりたい！というか好きです！」と猫に対する並々ならぬ憧れを明かしてくれた。



最後に「撮影から約1年ぐらい今経ってるんですが、本当にずっとこの公開が待ち遠しくて、ずっと楽しみにしてて、やっと皆さんにこうしてお届けできる日が来たんだなった今実感してます。すごく楽しみです。この作品も本当にキャスト・スタッフみんなで魂を削りながら作った作品なので、本当に思い出深いですし、1人1人キャストの皆さんが主人公と言ってもいいほど輝いて描かれているストーリーなので、そう言った部分にも注目していただけたら、嬉しいです！」と関らしい挨拶をもってイベントは終了した。

〜おまけ〜

イベントが終わり、舞台袖にはける際、関と監督は最後まで舞台に残り、深々と客席にお辞儀。さらに手を振りつつ舞台を降りようとした時、頭上で手を叩き合い、手が重なるとがっちりと固く握りしめ、これから作品を観る観客たちに向け本作へかけた並々ならぬ熱い思いを身体で表現していた。



＜ストーリー＞
満たされない怪物たちの宴、ケンカバトルロワイアルの頂点。
「拳王」の座を手に入れるために鷲田 隆はリングに立つ・・・
戸籍のない男、鷲田 隆は喧嘩最強の称号「拳王」で自分の存在を証明しようとしていた。
エゴイストどもがシノギを削る予選！ぶつかり合う拳！