Lienel(リエネル)、初の東阪ツアー”My Youth”完走!森田璃空「Lienは宝物。これからも絶対に離さないし、置いていくつもりはないので、これからもついてきてくれたら嬉しい」



今年4月にデビュー1周年を迎えた6人組メインボーカル&ダンスグループLienel(リエネル)が、【Lienel 1st Live Tour 2024 〜My Youth〜】の最終公演を5月19日に東京・日本橋三井ホールで行った。初の大阪ワンマンを経ての東京公演では昼夜2本のライブを行い、ツアー全3公演は見事ソールドアウトに。大人びた男性像を歌うセクシーな楽曲に、レトロな歌謡テイストが盛り込まれたサウンドを、平均年齢16.6歳という若さで斬新に消化して、他の誰でもないLienel(リエネル)の“Youth(=青春)”をステージ上に熱く具現化してみせた。

2022年に開催された大型オーディション『EBiDAN AUDITION』を勝ち抜いた6名により結成されたLienel(リエネル)。グループ名はフランス語で“永遠の絆”を意味する“Lien éternel”を由来とするもので、メンバーとファンで絆をつないでいきたいという願いが込められている。昨年末に東京で行われた初ワンマン以来となる単独公演は、そんなグループ名を反映した嬉しいサプライズで開幕。「みなさーん、こんにちは。僕たちはLienelです!」とアナウンスが流れてステージを見つめる満場のLien(Lienelファンの呼称)は、いきなり「Lienのみんなに会いに来たよ!」と客席中央の扉から登場した6人に喜びの阿鼻叫喚だ。大阪公演で発表されたメンバーカラーの華やかな新衣装をまとって通路のお立ち台に並び、笑顔で手を振りながら「親指☆Evolution!!」で“Oh!Yeah!”と拳を振り上げると、場内は一気にカラフルなペンライトの海へと変貌。続いて「Mr.Sister」では赤いバラの花を片手にキメまくって、近藤駿太が歌いながら武田創世の肩に手を回したり、6人そろってフロアへと倒れ込んだりと、昭和なムード漂うコテコテなパフォーマンスで楽しませる。最後はバラの花を投げ、最年長のリーダー芳賀柊斗が「声出す準備できてますか!?」と「純情シンドローム」でメンバーコールを煽れば、場内はLienたちの声でいっぱいに。しょっぱなからエモい歌謡チューンを並べて、近づく熱い夏の気配を濃厚に香らせていく。



MCでは改めてメンバーカラーが決定したことを報告し、「最後まで最高に楽しみましょう」という武田の言葉から、4月にリリースした3rdシングル「Melty flowers」をさっそく披露。“セクシーでアグレッシブなディスコファンクロック”というキャッチフレーズの通り、危険な夜の匂いのするナンバーに潜む狂おしい想いを、ドラマティックなパフォーマンスで強気にアピールしていく。さらに、高岡ミロのラップがクリティカルに弾けるチルでオシャレな「Baby Girl」、貪欲な執着心で“君”を誘惑して武田がキスを投げる「Love Me Madly」と、現役中高生が大半とは思えぬ大人びた表情で魅了。早熟なエモーションが既にLienel(リエネル)らしさとして確立しつつあることを証明する。

一方、いきなりジャケットを脱ぎ捨てて「まだまだ盛り上がっていきましょう!」となだれ込んだラウドロック曲「恋は罪ですか?」では、若さという最大の武器を振るって暴走列車のような勢いを見せつつも、やはりLienel(リエネル)の軸は艶やかなラブソング。デビュー曲「LOVE Communication」で繰り出されるパフォーマンスもセクシーな仕草を筆頭にこの1年で磨き上げられ、シルバーのシャツがサイバーな照明とも相性抜群なユーロビート曲「Neo ROMANTIC」で6人が順に放つ“未体験…”の呟きに、すかさず上がるLienの声とペンライトも息ピッタリだ。森田璃空が“Touch me, Please!”と色っぽく締めくくれば客席から“フーッ!”と声が湧き、パラパラ風の光速ハンドアクションも淀みなく、デビュー時から歌い続けてきた2曲で成長の速さと成熟度合いの高さを示してみせる。



30分9曲をほぼノンストップで駆け抜けたところで、6人が2チームに分かれてボックスから引いたお題を元にMCを交代で担当。昼公演では1チーム目が“メンバーに惚れた瞬間”を引き、芳賀が「上手くいかなかったとき、(近藤)駿太が黙って背中をさすってくれた」と話せば、高岡は「壁にぶつかったとき“ミロ、大丈夫?”と話をよく聞いてくれる」と、武田に向かって「ありがとう!」と感謝を述べる。対する武田も「見たいもの、食べたいもののリンクを送ると、ミロくんは必ず一緒に行ってくれる」と明かした。2チーム目では“好きな給食は?”というお題で地元色が露わに。北海道出身の近藤が「ジンギスカン、味噌ラーメン」と答えれば場がどよめき、現役中学生・高桑真之が「わかる人はわかると思うけど……ABCスープ」と告げると、客席から賛同の声があがる。大阪の高校生である森田は「ちまき。たまに出たとき嬉しい! あと、ミルメイクとか」と話すと、近藤は「全部知らん!」と首を傾げた。



夜公演では“メンバーと入れ替わるなら?”というお題に、高校3年生の森田は「さね(高桑)になりたい!中3でこの身長はうらやましい!」と話し、その高桑は「“未体験イケメン”って言ってる(近藤)駿太になりたい」と返答。高岡は「(武田)創世になって歌を上手く歌いたい。歌ってるときは普段とギャップがあってカッコいい!」と、Lienel(リエネル)の歌唱を支える武田を称えた。また“休み時間は何をしてた?”には「1年生から6年生まで全部ドッジボールやってました!」(高桑)、「鬼ごっこや課題」(森田)、「他のクラスに行っていろんな友達と喋ってた」(高岡)と、それぞれの個性が見える答えを返したが、チームが逆転しての“今だから言える、着替えてるメンバーに向けての懺悔”には驚きの告白も。「レッスンに持ってきてるグミ、勝手に食べちゃった」(近藤)、「安全靴を勝手に使って壁を蹴ったことある」(武田)と高桑が集中砲火を受け、東京での仕事のたびに森田と一緒に寝泊まりしている宮城在住の芳賀は「(森田)璃空の寝顔撮っちゃった!ファンクラブで公開しようかな」と悪い笑みを浮かべた。『My Youth』というライブタイトルにちなみ、この1年の活動と学校生活に的を絞ったお題でトークを繰り広げるのもLienには嬉しい。



ライブタイトルの『My Youth』や“爽やか”をキーワードに、春っぽいイメージで作ったという新衣装にMCの裏で着替え、「次は青春ブロックです。僕たちの爽やかな姿を見てね」と告げた高桑が森田と共に「Love With You」を歌い始めると、その言葉通りの世界が展開。白と薄いピンクを基調にしたフォーマルなスタイルの衣装は、Lienel(リエネル)初の王子様系ナンバーにもピッタリで、キラキラとしたピュアネスを増幅させていく。ユニゾンで歌う疾走チューン「Dreaming Days」では“自分を褒めてあげよう”と明るく歌い上げ、Lienたちと左右に大きく手を振って盛り上がると、「Hop Step Jump!」でも6人で一緒に飛び跳ね、メンバー同士でハートを作ったりハグしたりと微笑ましい光景が次々と目の前に。無限に広がる未来に輝く夢と憧れに“今しかない”と遠慮なく手を伸ばし、“僕らの時代が来る”と宣言する姿にライブタイトルそのままの眩しさを突きつけられる。



さらに「ラストスパートです。僕たちと一緒に最後まで楽しみましょう」と、昼公演では失恋ソングの「Over Days」を切なく、夜公演ではキュートなラブソング「kimito」を武田のファルセットを中心にアンビエントに贈り、高桑が「愛してるよ」と告げると大歓声が。情感たっぷりの世界を描いたかと思いきや、その湿度を振り払うように「Fly High」では夢に向かって空高く飛んでいこうというポジティブなメッセージを提示。歩み寄った高岡と高桑がグータッチし、芳賀と近藤の年長コンビが見つめ合って歌声をそろえれば、“夢を語り合い共に笑い合おう”“いつでも絆は繋がっている”と歌う武田と森田のソロも熱く、Lienへの深い想いを訴える。事実「たくさんのLienの方がいるからツアーが開催できたんだと思います」と近藤が口にしたように、MCでは全メンバーがLienとスタッフへの感謝を口にし、「メチャクチャ楽しいライブができた」と高桑が微笑めば、芳賀も「2部制でワンマンやったのに、全然疲れてないのはLienの皆さんが楽しんでいただけてるから!」と喜びを露わに。森田は「僕はLienの皆さんのことを宝物だと思っています。これからも絶対に離さないし、置いていくつもりはないので、これからもついてきてくれたら嬉しいです」と表明し、武田はこの1年にLienから受け取ったパワーや元気の大きさを伝えて「僕たちからもたくさんのパワーや元気を与えられるように成長していきます」と言い切った。最後に高岡は「一つだけ言わせてほしいの。素敵なLienがたくさん来てくれて僕たちが想いを伝えるように、皆さんが僕たちに想いを伝えてくれるのがホントに僕は嬉しいです。これからも共に進みましょう」と力を込めた。



そして「僕たちLienelはLienが大好きです」と武田がタイトルコールしたのは、デビュー直後から披露し続けてきた「Beautiful Music」。清々しく壮大なサウンドに乗せた“共に果てまで行こうよ”という誘いは、彼らのまばゆい未来を感じさせて頼もしく、6人の躍動的なダンスからは大勢のLienたちの前で歌い踊ることのできる喜びがあふれて心温まる。これがLienel(リエネル)とLienとの“永遠の絆”なのだろう。



アンコールでは8月21日(金)に初の両A面シングル「Curry on love/ギラサマ」をリリースすること、それに伴い7月からリリースイベントで全国を回ることも告知し、さっそく「Curry on love」を初披露。シタールのエキゾチックな音色に高岡がなまめかしく腕を揺らしてポーズを取って以降、1秒も止まることのない6人のダンスは、まるでインドの舞踊神・シヴァが乗り移ったかのようだ。手、首、脚、腰を激しく動かすインド舞踊特有の振り付けも交えてカレーへの止まらない愛を表現し、芳賀は体をのけ反らせて全力で “ナートゥ・ナートゥ!”のコールも。ボリウッド映画のダンスシーンさながらLienたちを沸騰させ、客席を座席ごとリアルに揺らす。そして熱気あふれるインドの大地から、今度は灼熱のビーチへと瞬間移動。



タオルを振りながら「Summer Boy!Summer Girl!!」で客席通路に飛び出し、後方ブロックにまで駆けだしてLienたちの間近に迫って、先ほどまでの“辛い”刺激とは違う“甘い”衝撃を与えていく。夜公演では、ここで9月21日にヒューリックホール東京、翌22日に恵比寿 ザ・ガーデンホール、10月6日に大阪COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで2ndワンマンツアー「Lienel 2nd Live Tour 2024」を行うことも発表。大歓声が湧くなか「これがラストの曲です!皆さんでブチ上がっていくぜ!」と芳賀が号令をかけ、全員で声と拳をあげての「Party Now!」では、高岡と森田の高速英語ラップを皮切りに緩急の利いたロック&デジタリックなダンスチューンで予告通りブチ上げていく。「まだまだ僕たち突っ走っていくんで応援よろしくお願いします!」と芳賀が告げて全員で一礼し、最後は高岡の背に乗った武田が「それでは~、また!」と再会を約束。温かな絆に繋がれたステージは幕を閉じた。



カレーとインドに振り切った斬新すぎる新曲の発売に、全国を巡るリリースイベント、さらに8月17・18日には所属するEBiDANのアーティストが国立代々木競技場 第一体育館に集結する真夏の祭典『EBiDAN THE LIVE CRUISE 2024』にも出演と、2年目の夏を駆け抜けるLienel(リエネル)。十代という人生で最も成長する時代を音楽活動に重ね、アーティストとしてもぐんぐん進化しつつある彼らの“今しかない”輝きに、ぜひ触れてみてほしい。

■詳細
【4th両A面シングル『Curry on love / ギラサマ』】
形態:TYPE-A,B,C 3形態
リリース日:2024年8月21日(金)

【TYPE-A】CD+Blu-ray
価格:3,300円(税込)
CD収録曲:1. Curry on love、2. ギラサマ、3. タイトル未定
Blu-ray:収録内容未定

【TYPE-B】CDのみ
価格:1,650円(税込)
収録曲:1. Curry on love、2. ギラサマ、3. タイトル未定

【TYPE-C】CDのみ
価格:1,650円(税込)
収録曲:1. Curry on love、2. ギラサマ、3. タイトル未定

<リリースイベント情報>
2024年7月より全国にて開催
※詳細は後日発表

<ワンマンライブ情報>
【Lienel 2nd Live Tour 2024】

場所:[東京]ヒューリックホール東京
開催日:2024年9月21日(土)
時間:開場17:15/開演18:00

場所:[東京]恵比寿 ザ・ガーデンホール
開催日:2024年9月22日(日)
時間:[1部]開場13:15/開演14:00、[2部]開場17:15/開演18:00

場所:[大阪]COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
開催日:2024年10月6日(日)
時間:開場16:15/開演17:00

チケット情報:+KIRARI『Lien’s Lair』会員先行
チケット販売期間:2024年5月19日(日)~6月2日(日)23:59

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