【犬飼貴丈インタビュー】「モブすぎて、メイクさんが毎回僕を見失うんです」このドラマがこんなに支持されているのか理由がわからない!?第3弾となる待望の続編!!<ドラマ「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男2024」>



あの“世界”が帰ってきた! それはモブが主人公という、ある種、前代未聞のドラマ……。

2021年にシーズン1、2023年にシーズン2がオンエアされた「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男」。その第3弾となる「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男2024」が4月23日よりLeminoにて配信が決定。

登場人物が全員BLになってしまう世界で、なんとか自分だけは回避しようと奮闘する主人公・モブ。立ち上がりまくるフラグを片っ端から折ってきたモブですが、果たして今回はいかに?

主人公のモブを演じる犬飼貴丈さん。新作が決まっての気持ちは?犬飼さんが行ってみたい「絶対に○○になる世界」とは?お話を聞きました。


何でもありなところがこの作品の強み



■今回約2年ぶりの続編ということなんですが、続編が決まったときのお気持ちからお聞かせください!

犬飼貴丈 まずびっくりしましたね。なんて言っていいか分からないんですけど、どうしてこのドラマがこんなに支持されているのか(笑)。はてなが浮かびました。

■第3弾、ということが支持されている証かと……!
今回のストーリーについてはいかがですか?


犬飼 前回、もう第3弾がないような終わり方をしていたと思うんですけど、そこからまたどう繋げるだろう? と。で、読んでいて気づいたのが、「そっか、別に何でもいいんだ」と。何でもありなところがこの作品の強みなのかな、と感じながら撮影にも臨んでいましたね。

僕がやっぱりモブすぎて……



■改めて、モブ役を演じていて楽しいと思うのはどういった部分でしょうか。

犬飼 なんだろうな……楽しいよりは葛藤のほうが多いですね。
作品として、キャラクターとして、ある種、普通では絶対にやってはいけないタブーのようなことを、いかにストーリーに落とし込んでもおかしくないようにするか。そのバランス感覚が難しいかな、と思いながら演じていました。
あと、僕がやっぱりモブすぎて、メイクさんが直しのときにも毎回僕を見失うんですよ。

■そんなに……!?

犬飼 そうそうそう。
「あれっ!? モブどこ行った!?」って言われて、「はーい」って答えるようなことが毎回ありました。



■モブと言いつつ、絶対に現場では主役のオーラがあるのかと……。

犬飼 いやいや、もう全くないです。

■何か気をつけていらっしゃることはあるんですか?

犬飼 いや、特にないんですよ。純粋に影が薄いのか、馴染むのか、なんなのかわからないんですけど(笑)。

現場に女性がいると「なんでいるんだろう?」と思ってしまう



■今回、総勢30名のイケメンが出演、ということなんですけど、撮影中に印象に残っていることはありますか?

犬飼 そのイケメンの中にいるおじさんがアクセントになっていたりして、それはおもしろいところだなと思いながら見ていました。
あと、たまに女性がいると、「何でいるんだろう?」って思ってしまうんですよね(笑)。他の現場では女性がいることが当たり前なのに、この現場では変な違和感みたいなものはあって。それはこの作品ならではかなと、思いました。

■意識がもう作品に染まっているんですね。

犬飼 そうですね。たぶんみんなそうだったと思います。女性がいると「あれ、どんな役?」みたいな。



■いろんな出会いのシチュエーションが網羅されている作品かと思うんですが、恋愛ものの見方が変わった部分はありますか?

犬飼 ある種、恋の落ち方について、男女間で差があるわけではないんだな、というのは勉強になったというところはありますね。

■恋愛モノの作品を観るときに、犬飼さんなりの楽しみ方はありますか?

犬飼 完璧に職業病なんですけど、撮っている背景の方が気になっちゃいますね。ストーリーより、そっちに目がいっちゃうことが多くて。純粋にストーリーで見なくなったかな、というのは、最近ドラマを観ていても感じますね。

がんばっていても、幸せにならなきゃ意味がない



■タイトルの「絶対にBLになる世界」にちなんで、犬飼さんが「絶対に○○になる世界」ならどこに行きたいですか?

犬飼 絶対に幸せになる世界(即答)。

■なにをやっても幸せになるような。

犬飼 何をやっても幸せになるし、何をやってもうまくいくし、全員優しいし、誰も裏切らないような世界に行きたいですね。



■優しい世界……!逆に「絶対○○になりたくない世界」はいかがですか?

犬飼 絶対に不幸になる世界は嫌だな、というのはありますね。がんばっていても、幸せにならなきゃ意味がないな、と思うので。

■絶対にハッピーになりたい、という思いで。

犬飼 そうですね。

犬飼さんがエモーショナルな気持ちになる瞬間は?





■続いて、最近、心を揺り動かされた瞬間について教えてください!

犬飼 3月になって、学生が街を歩いているのを見たときですかね。「この子たちは、1ヶ月後ぐらいにクラス替えとかあったり、何か新たな出会いとか新しいことがいろいろあるんだろうな」と思って、当時の自分と重ねて「この瞬間にはもう自分は戻れないんだな」と考えてエモーショナルというか、少しノスタルジックな、寂しくなることはありましたね。

■なんだか切ないですね。

犬飼 生きていてエモーショナルな気持ちになるのは、そういう光景を見ているときの方が多いかもしれません。
何かを見て、だとか、匂いもそうですね。

■ちなみに、犬飼さんはどんな学生時代だったんですか?

犬飼 自由でしたね。一番楽しかったのが学生時代です。
制限がある中で、いかに自由にするかが大事なんだということに最近気がつきました。大人になって、いろいろお金もある程度自由にもできて、いろんなところに行ったり、いろんなことできるようになったんですけど。お金もあんまりなくて、車もなくてっていう、学生の制限の中で、少し何か飛び抜けたことをする、みたいな。電車に乗ってどっか行ってみたいな、とか、そういうことをするのが刺激になって楽しかったんだな、ということを感じますね。

30歳、もっと成熟していると思っていた



■今年で30歳。学生時代を振り返っていただいたんですが、20代はいかがですか?

犬飼 あっという間でしたね。自分が30歳になるときは、もう少し精神的に成熟しているのかな、と学生のときは思っていたんです。でも自分が想像していた30歳よりも、まだまだ子供だな、と感じます。昔、えらそうに僕にいろいろと言ってきた30代ぐらいの人たちも、実は精神的にあんまり成熟してなかったんじゃないかということに気がついて、少しイライラはします(笑)。

■振り返りイライラを……!?

犬飼 あんな偉そうに言ってきた人たちも、僕が30歳になったときの精神状態と似たようなものだったのかな、と想像すると、別にそんなに変わっていないじゃないか、と思って。ちょっとあの時の時間を返してほしいなとは思います。



■なるほど、確かに……(笑)。
20代では本当にいろんな役者のお仕事やられてきたと思うんですけど、仕事に対しては気持ちの面などで変化した点はありますか?


犬飼 経験からある程度予測できたりすることが最近は多くて。それを、なあなあにそのままにしないように、とは思っています。毎回、毎回丁寧にこなすようにならないとな、ということは感じますね。

■これから10年、どういったことにチャレンジしていきたいですか?

犬飼 わりと20歳から30までは与えられたものをしっかりとこなすことをテーマにやっていたので、30歳ぐらいからは自分のやりたいことだったり、自分がしたいことをやっていければいいですね。

前作、前々作よりも振り切っていて見所も多い



■最後に今作の見どころを改めて教えてください。

犬飼 前作、前々作よりも振り切っていて見所も多いのかな、と思います。
今回6話という形式で複数話あるので、すごく楽しみながら、気になりながら、観られるかな、と思うので、そこは新たな試みとして楽しんでいただければなと思います。

■続きが気になるような終わり方にもなっていますね。

犬飼 なぜか、なぜか分からないけど、大人たちがやる気なんですよ。何をそんなに必死になってやっているんだろう、と思うんですけど(笑)。でも、そこも含め面白いなと思います。

■素敵なお話をありがとうございました!





【Movie】




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―PROFILE―




犬飼貴丈
1994年6月13日生まれ。徳島県出身。
2012年、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリ受賞。2014年に「碧の海~LONG SUMMER~」(CX)で俳優デビュー。「仮面ライダービルド」(17/EX)でTVドラマ初主演。
主な出演ドラマは、「ナオミとカナコ」(16)、「OUR HOUSE」(16)、「スーパーサラリーマン左江内氏」(17)、「獣になれない私たち」(18)、「ランウェイ24」(19)、「おしい刑事」(19)、NHK連続テレビ小説『なつぞら』(19)、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(20)、「絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男」(21/主演)、「大河ドラマ 青天を衝け 第21回」(21)、「農家のミカタ」(21/主演)、「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」(22)、「新・信長公記〜クラスメイトは戦国武将〜」(22)、「ひともんちゃくなら喜んで!」(23/W主演)、「僕らの食卓」(23/W主演)、「夫婦が壊れるとき」(23)、「なれの果ての僕ら」(23)、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(23)などがある。
また、2024年4月期のドラマ「95」、「花咲舞が黙ってない(第3話)」にも出演中だ。

[Instagram] @atsuhiro.inukai_official


―INFORMATION―
絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 2024
Leminoにて独占配信中!

原作:紺吉『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』(新潮社刊)
出演:犬飼貴丈、ゆうたろう、伊藤あさひ、塩野瑛久、和田颯(特別出演)、世古口凌、富永勇也 ほか

監督:本田隆一、青木達也
脚本:川﨑いづみ
音楽:小山絵里奈

[X] @zettaiBL_2024
[Instagram] @zettaibl2024
[Lemino視聴URL]https://lemino.docomo.ne.jp/search/word/%E7%B5%B6%E5%AF%BEBL?crid=Y3JpZDovL3BsYWxhLmlwdHZmLmpwL2dyb3VwL2IxMDFhNDU%3D

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