<イベントレポ>杢代和人「本当にこれで最後のお別れです」Vシネクスト「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」完成披露舞台挨拶



Vシネクスト【仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング】が2024年3月8日(金)より期間限定上映、7月24日(水)にBlu-ray&DVDを発売する。上映に先駆け、2月19日(月)に【完成披露舞台挨拶】が行われ、仮面ライダーギーツ役の簡秀吉を始め、杢代和人、佐藤瑠雅、星乃夢奈、並木彩華、萩谷慧悟(7ORDER)、松永有紗、碓井将大、さらに坂本浩一監督が登壇し、完成した本作の見どころや撮影秘話などを語った。



主演の簡は「本編終わって、久しぶりにこうやって仮面ライダーギーツのファンの皆さんの前で立てるということは本当に幸せだなっていう風に今も感じていますし、このVシネクストが無事完成して公開もあと間近ということで、本当にほっとしていますし、たくさんの人に見ていただきたいなっていう思いでいっぱいです。」と喜びの気持ちを語った。



仮面ライダータイクーン役の佐藤は「ギーツがどうやって終了するのかっていうのも、すごく楽しみにしていた部分ですし、監督が坂本監督ということで、どんなアクションにチャレンジできるのかなというのは僕個人としてすごくワクワクしてましたね。」と当時を振り返る。それを聞いた坂本監督は「景和はいつも作品やるたびにこれやりたいです。ってアピールしてくれるので、こっちも楽しくなってどんどんやっちゃいますね。」とコメント。佐藤は「まだできるかどうかわかんない段階だったんですけど、チャレンジさせていただいて・・・あぁー!まわりたくなってきた!」とウズウズしていた。

ベロバ役の並木は「台本を読んで『ゾクゾクするわ』って思いました。普段の日曜・朝じゃないダークな雰囲気と、言えないようなセリフであったりとかを見た瞬間に、あ、いつもの本編のギーツじゃないなっていうのを感じて。」と映画ならではの内容について感じたことを言及。「でもベロバという役を1番知ってるのは私なので、良い意味でいつも通りやろうと気合が入りました。でもすごく面白かったです。」と役を演じた感想を語った。

仮面ライダーナーゴ役の星乃は「ギーツの本編があってその後を描かれている作品ということで、私と沙羅さんと景和なんかは特にずっと一緒にいたりとかして」と佐藤を見つめて話すと「そうなんですよ。景和と祢音ちゃんがずっと一緒にいるから。僕、台本読んでる時はこれ付き合ってんじゃないかなって。」と佐藤。すると「やめてー!それ違うって大人の方も言ってたから!! 景和の勝手な考えだから!!! 付き合いたくないし祢音ちゃんは。王子様探してるからやめてー!」と星乃が全力で断っていた。



ダブル主演となる仮面ライダーバッファの杢代は「今回、鍵を握っている(役柄)ということで、僕の活躍をぜひ劇場で皆さんに見ていただけたらなと思います。」と映画ファンへ向けて期待を煽った。



「警官役の萩谷慧悟」ですと挨拶した萩谷は、役柄について聞かれると「警戒役はここ(完成披露舞台挨拶)には立たないだろうなと・・・」と語りだし、映画の根幹に関するトークを繰り広げた。このお話は映画のネタバレとなってしまうため今回は割愛。萩谷がどんな警官の役であったのか気になった方はぜひ劇場で確認してみてね!

特撮作品は初出演だという松永は、オファーをもらったときの気持ちを聞かれると「すっごく嬉しかったです!兄が大人用のベルトを今も集めているぐらい仮面ライダーがすごく大好きで、その影響で私もちっちゃい頃からヒーローに憧れて育ってきたので、ついに私もこっちの世界に入ることができるんだって思って、すごい嬉しかったです。」と念願かなった喜びを熱く語った。

さらに自身初の母親役ということについて「どんな感情が生まれるのかなって少し怖い部分があったんですけど、現場に入ってみてみなとくんが本当に素敵で可愛くて、自然とこの子を絶対に守らなきゃっていう気持ちにさせてくれたので、この現場ですごい母性が開花されました。」と新しい扉を開いたことを告白。「自分にもこんなに母性があるんだなっていうのを感じましたし、すごいいろんな経験をさせていただけたなっていうのをとても感じました。」と感謝の気持ちを綴った。

その話を聞いた坂本監督は「自分も子供がいるので、その辺に関しては気持ちもわかるんですけども、的確に表現してくれたのでとても素晴らしかったと思います。」と松永の演技の出来栄えに“はなまる”を送った。



続いて、本作で演じた役についてそれぞれトーク。

冒頭に「ゴーオングリーンの碓井将大です!」と挨拶した碓氷は「パンはよかったですね、楽しかったです。」と振り返り。「ご存じの方がいるか分かんないんですけど、15年ぐらい前に戦隊をやっていまして、ちょうど(キャストの)皆さんが見てたか見てないかぐらいの(年齢の)時にやってたんですけど、その時も僕、ピザのバイトしてたんですよ。で、今回パンになって、それぐらいですかね」とピザからパン屋へ小麦つながりの役柄を演じていたことを明かした。

実際はライダーをやりたい気持ちがあったようで「僕、現場で変身した仮面ライダーギーツたちが戦う姿も横で見させていただいて、本当にかっこいいんですね。実はゴーオンジャーという戦隊に仮面ライダーと戦隊のどちらもレギュラーでやった人がいるんですよ。で、僕も今回ギーツのお話をいただいた時に、『あ、自分も仮面ライダーですよねもちろん』と思ったんですけど、もらったプレスの紙(SNS告知用)に『最初に打たれる』って書いてあって、これは何かの間違いかなというのは思いましたね(笑)」とやや残念そうなコメントも残した。

初登場から1年が経過しているという並木は、演じたベロバについて「長い間関わってきたキャラクターは初めてなので、安心感もありつつ、どうやったら1番いいものを皆さんにお届けできるかなっていうのを考えて、いつも通り頼れる皆さんも一緒だったので、本当にリラックスして撮影に挑めました。」とコメント。観客へ「いいものをお届けできましたか?」と投げかけると大きな声援と拍手が。「ありがとうございます!」と笑顔を浮かべた。

星乃も「一番最初はもう右も左もわからず、バックルを見て変身をしていた女の子が、だんだんバトルをしていく中で強くなっていって。その集大成ということで、いつも通りの可愛さと明るさと、1年間やってきた強みっていうのをブレずに、しっかりと最後まで祢音として演じるいうことを心がけましたね。」と語った。



星乃に「アクションがうますぎるのよ!ほんとに初めてなのって思うくらい。」と褒められた佐藤は
「成長した景和を皆さんに届けるっていうのもいいのかなって思ったんですけど、懐かしい、変わらない景和を皆さんにまた届けられたのかなと思うので、僕自身もすごく楽しく演じられました。」と撮影を振り返り。観客へ「どうでしたか?」と投げかけ、拍手が送られると「やっぱり嬉しいですね。仮面ライダーギーツの集大成をぜひ楽しんでいただけたらなと思います。」と喜びの気持ちを言葉に綴った。



杢代は「この作品を撮ってる時に僕もそうですけど、レギュラーキャストみんなが成長したなっていう実感が起きましたし、撮影していて最初は右も左もわからなかったんですけど、ちょっとずつ『ここをもっとこうしよう』とか、そういう向上心みたいのもあって。あとは現場がすごい雰囲気が明るくて、撮影しててすごく楽しかったなって覚えていて。」と各キャストの成長と現場の裏側を明かす。

加えて「僕、坂本監督のことすごく大好きなんですけど・・・」と坂本監督にアピール。「僕も好きですよ」と返答が来ると、思わず杢代は「やったー!ありがとうございます!」とこの日一番のテンションに。そして「坂本さんと最後に一緒に作れて、個人的にすごく嬉しくて最高でした。僕自身も何度も観ているので、皆さんにも何度も観てほしいなと思っています。」と観客へ投げかけた。



簡は「今回、このVシネクストが仮面ライダーギーツの集大成ということで、本編終わってすぐの撮影だったんですけど、キャスト・スタッフさんみんなで、暑い中気合い入れて撮った作品だったので、僕が言うのもあれなんですけどみんな成長してるんだなとか思いました。」と同じく各キャストの成長を振り返る。ただ、現場では1人でいることが多かったということで寂しかったようだが、その寂しさを振り切るかのように「本当に楽しい夏でした!」と強く言い放った。



最後にキャストを代表してW主演の杢代と簡からファンの方々へメッセージ。杢代は「本当にこれで最後のお別れですけど、来年もずっと楽しんでいただけるような仮面ライダーギーツになったと思うので、これから先もずっと仮面ライダーギーツを好きでいてください。本当に今日はありがとうございました!」とコメント。

簡も「今回、完成披露試写会ということで、無事に皆さんにお届けできてとても嬉しく思います。このギーツのキャストとみんなでこういう風に舞台に立てるのは、あと1回ぐらいしかないんですけど、今回この作品を見て、皆さんの心にずっと残り続ける仮面ライダーギーツであるといいなっていう風にずっと思っています。」と作品への想いを共に語り、本イベントは幕を閉じた。

■詳細
【Vシネクスト「仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング」】
公開日:2024年3月8日(金)より期間限定上映
Blu-ray&DVD発売日:2024年7月24日(水)
配給・発売:東映ビデオ
販売:東映

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