堀夏喜「(草川拓弥に)なっちゃん呼びでこられたらこっちもきゅんっとしちゃうじゃないですか」ドラマ特区「サブスク不倫」第1話先行試写イベント開催<レポート>



2023年11月9日(木)の深夜より放送がスタートするドラマ特区【サブスク不倫】の第1話先行試写および完成披露トークイベントが、東京・東京カルチャーカルチャーで行われ、主要キャストの佐津川愛美、草川拓弥(超特急)、堀夏喜(FANTASTICS)、木村了が登場した。

本作は、Nemeton原作・Minto Studio作画によるマンガをもとにしたもしも、安全な不倫ができるサービスがあればという架空のストーリーで、3年目の結婚生活を送る専業主婦・鳥山未知留を主人公に、ある日安心な不倫ができるサブスクリプションサービス「ビュッフェ」に入会し、カメラマンの淳弥や大病院の御曹司・剣太郎との出会ったことで、暴走する自己承認欲求と課金のループから抜け出せなくなっていくさまが描かれる。



イベントでは、早朝から集まった観客に対し草川が「朝からすごくハードな内容だったかなと思いますけど、この時間だけでも楽しく帰ってくださる嬉しいです。」と述べ、続いて堀が「短い時間でありますけれどもこの作品の魅力とか僕たちの作品に対する想いとか、伝えられたらと思います。」と述べた。



また本作を演じた感想を聞かれると佐津川は「そうですね最初にお話いただいたときに、不倫ものということではあったんですけれども、いわゆる現場の中心になるようなところが女性目線でちゃんと描きたいっていうことを伺ったので、不倫ものの作品が色々とある中で、1つの選択肢として良いかな、アリだなと思って、女性目線で不倫を肯定する作品ではないと思っています。私は。

ただ、割とタイトルだったり、内容だったり、センセーショナルな部分が切り取られてしまうこともあると思うんですけど、現場ではちゃんと未知留の心情をブレないでしっかり描こうということを、監督とキャストの皆さんと一緒に作れたので、私としては、最初にプロデューサーから伺ったような作り方ができたのかなとは思っています。」と答え、次に草川が「淳弥はカメラマンということで、未知留も撮影したりもするんですが、自分もプライベートでフィルムカメラを使って撮るのが趣味なので、そういうところはすごく評価できる部分でもありました。でも『ビュッフェ』に入会して、とある秘密を抱えながらも未知留と出会って、いろんな気持ちの変化だったりっていうものが生まれ、今後いろんな展開があるので、そこを注目してもらえたらと思います。今まで割と実年齢より若い役柄をいただくことが多かったですが、ここにきて年相応じゃないんですけど割と大人な作品にこの年齢で関わることができたのも、個人的に嬉しかったかなと思ってます。」と語った。

さらに堀は「自分とかけ離れた役だったので、だいぶ頭の中でイメージを膨らまして、妄想の中での剣太郎、妄想の中での自分、みたいなのを演じながらやってみました。内容自体がすごく刺激的で、撮影は本当にチャレンジすることばかりで、剣太郎をやらないと感じられないことが多いかなと思うので、すごく刺激的な撮影期間になりました。」と刺激が強かったと明かした。



木村は「そうですね。本当に蒼には蒼の正義があるんだという風に、不倫を肯定するわけではないですが、もちろんこちらも不倫されると思ってないので、その辺りはすごく気をつけながら、例えば理由としてDVだったりとかねなんか、そういう風にわかりやすいことにはしたくはなくって、あくまで本当に日常がここにあって、サブスク不倫というのが浮き立たせられるように、ここがちょっとリアルにしないといけないっていう意識はすごくありつつ、演じさせていただきまして。僕としては真面目にお仕事に行ってお仕事をしてるっていう感じで、やってたんですけど、まぁ、クズっぽいなって思って(笑)

なかなかなクズな。ちゃんと話を聞かない、聞いてあげてない感じで。でもこっちとしては、きちんと演じるじゃないですか、それは当たり前で。お仕事を『一生懸命』っていう気持ちでやってたんですが、やっぱ繋がってみると(映像が)・・、ね・・・、クズな・・・。

とここで、木村が第1話を観終わった観客に、蒼がクズかどうか挙手で確かめると、大多数が手を挙げ木村は「なかなか、いらっしゃいますね、はい、すみません、わかりました。」と予想を上回る感想に驚いていた。



また、今だから話せる撮影の裏話、また印象的な出来事などについて聞かれると草川は、「カメラが回ってないところでは、僕、木村さんとはビジュアル撮影とクランクインの時にお会いして、次に会えるのがいつかな〜って楽しみにしてたんですが、結局クランクアップの時になっちゃいましたね。」

木村「そうだね。で、ここ(今日のイベント)だもんね。」

草川「だからなっちゃん(堀夏喜)ともそこまで一緒のシーンはないんですけど一応、なっちゃんってあだ名があるんですが、でも僕、木村さんは木村さんなんですよね(笑) なんかもうちょっと距離詰めたかったなって、個人的にはありましたけど。」と会場から微笑が漏れ聞こえる中、木村は「りょうちゃん」と答え、草川は「りょうちゃん!あ、ここで決まるのね(笑)」とようやく木村にあだ名がついたことを喜んだ。

木村「なかなか、会えなかったもんね。でも会っちゃったらヤバいよね。それはそれで。」と役柄からして会えない関係でもあったことを明かした。それでも草川は「カメラが回ってないところでは、個人的には会いたかったですね」とプライベートで会う機会がなかったことを悔しがっていた。



また、撮影場所が待機室がほぼない中で佐津川・堀・木村の3人で同じ部屋で待機していると堀が徐々に退室しようとするのを、木村が「なっちゃん、座りなよ」と知らぬ間に圧をかけていたと明かした。それに対し佐津川は「こわっ」と思ったことを明かした。

それに対し木村は堀のことを知りたいがあまり、「なっちゃんが面白くって。なっちゃんの雰囲気が面白すぎて」と佐津川が「監督も言ってた。なっちゃんが日本の未来についてどう思っているのか聞きたいって。」と明かすと爆笑が巻き起こっていた。



さらに沼にハマってしまうこと、沼きゅんしてしまうこととは?というフリップ式の質疑となり、4人全員が一斉にフリップを出すと、堀の答えが一番に目につき、堀は「え?可愛くないですか?」と『芋沼』であることを明かした。

それに対し草川が「『芋沼』は最後の方がいいかもしれない」と答えをトリにするよう要望し、1番目には木村の『柔術』について問われ「役者の方からちょっとお誘いいただいて、行き始めたんですけど、これ充実ってね、すごいのよ。だから2人も連れていきたいくらい」と柔術の奥の深さに感動した木村が最後に「絶対に連れて行くからな!」と宣言した。



草川は『サッカー沼』といことで、「昔はサッカーやってたんですけども今は見る専門でして、海外のサッカーを見るのがすごく好きです。海外のサッカーだと、地域によってなんですが、大体こっちの時間だと朝方に中継とかされるんですが、20時〜21時くらいにはじまって、続けばそのまま5時ぐらいまでずっとサッカー見れるんですよね。」と長時間ぶっ続けで見てしまうことを明かした。



佐津川は甥っ子が野球にハマっていることからこれから『やきゅう沼』にハマりたいことを明かし、最後に堀の番となるやいなや堀は「いっぱいいろんな色があったから使ったんですが、みんな黒だけで、ね。」と自分のフリップだけ色付きの芋のイラストが描かれていることに触れた。続けて佐津川と堀は基本的に「いも」の話しかしていなかったと明かた。



MCからさらにきゅんポイントについて聞かれると佐津川がお腹が空いたという堀に半分焼き芋をあげた際、佐津川自身があまり美味しいを感じなかった焼き芋に対し堀が「うん、美味しい!昔ながらの味がする」とそんな変換の仕方があるのかときゅんっとなったことを明かした。

また堀は草川にきゅんとした時のことを語り、「初日、TikTokとか一緒に撮ったんですが、めっちゃぎこちなくて、でもその後最後の撮影ぐらいでコメントを撮ることになって、その時にはもう急になっちゃん呼びしてくれて、もうなっちゃん呼びでこられたらこっちもきゅんっとしちゃうじゃないですか。詰め方上手いな〜って。それで心奪われちゃいましたね。」と

それに対し草川は「イベント会場に入るのが一番早かったんですが、次にさっつんで、その次になっちゃんで、僕、壁向きに座ってたんですが肩ポンって手を置いて『おはようございます』ってナチュラルにボディータッチしてくる!」と会場を笑いに包み、きゅん返しされたことを明かした。



本作の設定にちなみこんなサービスがあったら思わず課金してしまうといったサブスクがあるかという質問に対し、草川は『美容アイテム』、堀は『ディフューザー』と答え、何故か木村が『身代わり』と意味深なフリップをかかげた。



『身代わり』とフリップを出した木村は「遅刻したときにこのサービスを使いたい。あとは窮地に立たされたときとか、『今日行きたくないな』ってときに代わりで仕事してくれるとか」と夢のようなサービスに想像を膨らませると、草川からは「月額高そうですね」と言われていた。



最後に感想を求められ堀は「サブスク型の不倫サービスって、ほんとフィクションな部分とそれに関わる人たちの人間味があることろが、混ざり合った絶妙なリアリティとドラマの間があると思うので、イメージして自己投影して観てもらえたら面白いと思います。」と語った。



草川「衣装合わせの時に監督が、『もしかしたら将来、現実に起こり得ることからもしれない』とおっしゃっていたのがすごく印象的で、それを聞いた時にすごくワクワクして、あるかもしれないしないかもしれないですけれども、僕たちが、先駆けにそいうい作品を描いているという事実にワクワクもしましたし、僕もすごく気合の入った撮影期間だったなと思うので、ぜひ最後まで見届けて欲しいです」と語りイベントは終了した。

おまけ



最後の写真撮影の際、草川と堀がほんの数秒目線が合う場面があり、何か会話しているような雰囲気になった。

<ストーリー>
専業主婦の鳥山未知留(佐津川愛美)は、仕事で出会った蒼(木村了)との結婚生活に少しずつズレが生じていた。ある日、高校時代からの友人の勧めで、“安全な不倫”が定額でできる既婚者向けサブスクサービス「ビュッフェ」というアプリの存在を知る。そのサービスは、メイクやヘアセット、ドレスのレンタル、デート場所の予約まで、すべてサブスクで使用でき、かつ秘密を保持できるというサービスだった。

“夫を愛しているからこそ不倫をする”という友人の一言から、夫とうまくいかない自分を変えたいと入会した未知留だが、カメラマンの淳弥(草川拓弥)や医者の剣太郎(堀夏喜)との出会いを通じ、暴走する自己承認欲求と課金のループから抜け出せなくなり…!?

愛と金と欲をめぐる、新感覚の”沼”サスペンス、開幕――!

■詳細
【ドラマ特区「サブスク不倫」】(全6話)
放送開始日:2023年11月9日(木)初回放送スタート
出演:佐津川愛美、草川拓弥(超特急)、堀夏喜(FANTASTICS)、染谷俊之、中村静香、片山萌美、木村了
監督:松本佳奈
脚本:国井桂
制作プロダクション:AX-ON
協力プロダクション:ユニオン映画
製作:「サブスク不倫」製作委員会・MBS
オープニング主題歌:Sano ibuki「罰点万歳」(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)

・MBS 11月9日(木)より毎週木曜24:59~
・テレビ神奈川 11月9日(木)より毎週木曜23:30~
・チバテレビ 11月10日(金)より毎週金曜23:00~
・とちぎテレビ 11月16日(木)より毎週木曜22:30~
・テレビ埼玉 11月16日(木)より毎週木曜23:30~
・群馬テレビ 11月16日(木)より毎週木曜23:30~

<配信>
FODにて見放題独占配信
TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間(全6話)

©「サブスク不倫」製作委員会・MBS

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