【駒木根葵汰×塩野瑛久インタビュー】「1組だけ布団が敷いてある部屋で、3人で寝転がりながらスマホを見ているだけとか」まるで家にいるような空気感の撮影現場。<木曜ドラマ23「天狗の台所」>



この世に天狗が!?でもその天狗は羽があるだけで、特別な力があるわけではなく……ただ、ちょっと食いしん坊なだけで。
月刊「アフタヌーン」で連載中のマンガ『天狗の台所』がドラマ化!

ある日突然、天狗の末裔だと知らされたニューヨーク育ちの少年・オン(越山敬達)。天狗のしきたりで14歳の1年間は日本のいる兄・基のもとで隠遁生活を送ることになるのですが、兄は物静かで興味があることと言えば、日々の食と素朴な暮らしのことばかり。でも、実はある秘密があって……。

主人公であるある天狗・飯綱基を駒木根葵汰さん、そんな基の幼馴染の愛宕有意を塩野瑛久さんが演じます。

今回はそんなおふたりに撮影時のこと、14歳のころのお話をたっぷりとお聞きしました。


ふたりが演じる「表情が豊かな原作」



■原作や脚本などを最初に読まれたときの印象をお聞かせください。

駒木根葵汰 最初に原作を読ませていただいたんですけど、自分が本当に憧れていたような生活を送っていて、すごく食い入るように読んでいました。
あとやっぱり原作がある作品をやらせていただくということで、自分と基に通ずる部分はどこにあるんだろう、って考えながら初めて隅々まで見ましたね。

塩野瑛久 やっぱり違うもの?原作のある作品を演じるうえで結構悩む?

駒木根 それは悩みましたね。原作をがっつりやるのが初めてだったので、ルックスは全然違うのでは?と感じた最初の印象から、実際に演じてみると「できるな」という感覚になったり。今回の作品はすごく勉強になりましたね。

■塩野さんはいかがですか? 実写作品も多く出演されていますが。

塩野 今回はビジュアルで言ったら、あまり寄せられるようなタイプじゃなかったんですよね。白髪に色黒ですし。
でもリアルで言ったら、有意は東京で過ごしているし、基より色白なのもありだな、と思って。
有意は不器用な兄弟たちの橋渡しみたいな役割なんですけど、そういう役割はプライベートでも結構するので。

■そうなんですね。

塩野 いい言い方をすれば、橋渡しだし2人を繋げるって言うんですけど、悪い言い方をすると、板挟みと言うか(笑)。

■(笑)。つらいところですよね。

塩野 そういった役割が比較的多いので、しっくりくる部分は多かったかなと思います。
作品全体の雰囲気としては、原作の表情が本当に豊かで。起きていることは決してそんなに大きなことではないんですけど、オンのリアクションだったりがキラキラしていて、純粋にかわいいな、素敵だなと思えるような内容になっています。

脚本に関しては、オン役の敬達の年齢が役どころに沿っているんですよね。監督自身も敬達が持っている思春期をそのまま生かす方向性にしていたので、原作とはまたちょっと違うオンになっています。中学生ならではの思春期の雰囲気が、出ているドラマになっているんじゃないかな、と思っています。

「最初から塩野瑛久の奥底が見えた気がしました」



■お互いの役についてはどう感じていらっしゃいますか?

塩野 基は……基でしたね。でもやっぱり難しいところもあるだろうな、という気はしていて。撮影に入る前に見ていた葵汰くんはピンク髪ではっちゃけていたので(笑)。それがね、今回はすごくおとなしくて、感情を抑えながら演じなきゃいけなくて…早くピンク髪にしたいのかな、って思っていました(笑)。

駒木根 いやいや、そんなことないでしょ!ピンク髪にしたいなんて(笑)。

塩野 その影響もあって、ちょっと陽キャっていうイメージもあったのかもしれないね。

駒木根 ああ、なるほどね(笑)。

僕自身、原作のある作品は初めてだったので、どこまで忠実にするのかがわからなかったんですけど、いい意味で無理をしないようにしていましたね。
今までは、スーパー戦隊だったり、「星降る夜に」でもそうでしたけど、ひとつギアを入れて演じなければいけないことが多かったんです。そういった意味でそこまで無理せずにやるのにも結構勇気がいるんだな、と。

原作ありきのものなので、そこは勉強になりながらも、「これでいいんだ」、「自分がやりやすいようにやっていいんだ」ってなりました。
有意はまた原作とは違った有意ですごく面白かったし、きっと自然体で見られるし、どちらも面白いなと思いましたね。

■今回の共演が2回目?

塩野 そうですね。以前、「探偵が早すぎる」というドラマにゲストでいらしたときに、ご挨拶をしたぐらいです。



■共演するまではお互いにどんなイメージを持たれていましたか。

塩野 僕はネアカ(根が明るい)っていうイメージでした。本人にもネアカでしょ、って一回言ったんですけど。

駒木根 僕は陽キャだと思っていて、すごくフッ軽でいろんなとこ飛び回ってる人なんだろうなと思っていたら、全然そんなことなくて、ちゃんと地に足ついて、なんなら腰が重いのかなっていうぐらい。

■そうなんですか?

駒木根 すごくインドアな方ですね。なので、やっぱり先入観だけで話して申し訳ないな、と思いました(笑)。

■共演されている中でイメージが変わったのもそうですけど、話していて印象的だったことはありますか。

駒木根 現実的な話をいっぱいしてたね。

塩野 僕がインスタにコミュニティ機能みたいなのできたらしいよ、って話題をふってね。

駒木根 そうそう(笑)。

今、TwitterがXに変わったりだとか、いろいろSNSが変わりつつあるので、そういう話をずーっとしていましたね(笑)。
お客さん目線になったときにどっちがいいかとか。



■それを受けて何か参考にされたり?

駒木根 参考というか、わりとそういう部分で対等に話していたので、そういった意味で心の内を話せるというか。あまりこういう話をしあうのは初めてだったんですけど、ある種、同じものが見えているんだなって感じました。

初共演だとか、まだあまり知らない方と共演するときって、もう少し他愛もない……「好きな食べ物は?」とか「趣味は?」って話すんですけど、最初の段階でそういう話だったので、わりと最初から塩野瑛久の奥底が見えていた気がします(笑)。

■確かに共演者同士でそういう話が出た、というのはあまり聞かない気がします。

塩野 本当ですか?

駒木根 ほかでもしてるんですか?

塩野 俺、そんなことしか考えてない。

駒木根 うそ!? それは結構変わってる(笑)。

塩野 平坦な話をしてもなんかなーと思って(笑)。だから、普段なんでもないとき、全然喋らないじゃん。

駒木根 だから僕、塩野くんが休みの日に何してるか知らないですもん。趣味とかも全然よくわかんないです。

塩野 それはアニメ見てるだけなんだけどさ(笑)。
そんな謎に包まれている、みたいな言い方してくれたけど。

駒木根 いつもならそういうところから入るけど、今回は全然そういう話じゃなかったんですよね。

塩野 そうね、確かに。

駒木根 好きな食べ物とかも知らないし。



■普段は好きな食べ物を聞いてるんですか?

駒木根 そうですよ!

塩野 ははは!

駒木根 当たり前じゃないですか。最初からそんな「X変わったけどどう思う?」「そこから新しいビジネス始まったけどどう思う?」みたいな。そういう話はしないですよ!(笑)

■確かに、そうですよね。

駒木根 知らないです、って言われたらもうその人と一生話せない(笑)。

■塩野さんは自分なりの初対面の人とのコミュニケーション術みたいなものはあるんですか?

塩野 いや、全然ないです。でも無理はしないようにしています。本当に話さないときは話さないし、話したくなったら話すし。2人きりの空間があったとして、そこで喋らなきゃ、ということを極力排除して、フラットにいるようにしていますね。

だから本当に「あ、そうだ」って思いついたら話しかけるし、聞きたいことあったら聞くけど、そうじゃないときに無理に会話はしないかな、っていうスタンスです。

駒木根 控え室も畳で1組だけ布団が敷いてある部屋で、3人で寝転がりながらスマホを見ているだけとか、家みたいな感じでしたね。

本当に身を任せて現場にいられた



■すごくリラックスした空気感だったんですね。3人の和やかな空気が作中でも重要になるかと思うんですが、お芝居にもそういったところが反映されていたり?

塩野 どうなんだろうね、出てきてるのかな。

駒木根 だとしたら嬉しいですけどね。

塩野 別にそこに対して何か意識することはなかったですね。

本読みのときは、基が静かで、オンは原作だと明るいけど、ドラマのオンは、結構人見知りというか……中学生ぐらいの年齢ならではの会話の仕方のキャラクターだったので、多分、僕が場を引っ張ったりした方がいいな、と思って気持ち明るめにしようとしたんです。

そうしたら、監督の長嶋さんが「もっと力を抜いて大丈夫」って言ってくださって。

橋渡しとしての役割を意識しなきゃいけないのかなと思っていたんですけど、そういうのはいらないんだな、って最初の方に感じたので、自分の役割を考えることはしませんでした。

どちらかというと、撮影裏でどんどん敬達の抜けている部分とか、かわいい部分がどんどん見えてきて、それをいじれるぐらいの距離感にもなって。で、逆に葵汰くんがいじられるようにもなったり。それを微笑ましく見ていたし、たまに僕も参加して、茶々を入れて、みたいな。そういうのが良かったなっていうのはありますね。

■駒木根さんは何か意識されたこととはありますか?

駒木根 特にはないですね。等身大でいようと思っていました。
最初の頃はキャラクターの関係性的にオンと基は少し距離感がある関係性だったので、現場でいづらくないように喋ったりしていましたけど。
塩野くんと3人だったので、会話がスムーズに進んで、自分から何かしようとせず、本当に身を任せて現場にいた感じではありましたね。

14歳の子がひとりいるだけで、現場全体がそこに意識が向くんですよ。僕らだけではなくて、監督だったり、助監督さんだったり、撮影部の皆さんだったりが、ちょっと時間が空いたときに敬達に話に行ったり。特に僕らだけがきにかけるというものではなかったです。
そこは本当に皆さんを信頼していましたし、とてもいやすい現場でした。

虫が大騒ぎの原因に?



■今回、自然いっぱいの場所が現場だったと思うんですが、撮影はいかがでしたか。

塩野 敬達が虫が嫌いで。多分、人一倍苦手なんですよ。本当にダメ。ホラー映画やおばけ屋敷に行ったんじゃないかっていうぐらいに、虫が飛んでいるだけで叫んでいましたね。

駒木根 一番声出た瞬間ですよね。

塩野 そう。興奮するし。

駒木根 暴れるんですよね。

塩野 有意とオンが水を汲みに行くシーンがあったんですけど、岩場で濡れていて、足を滑らせたら結構危ないところだったんですよ。でもそんなことより虫の方が苦手らしくて、メイクさんとかいろんな大人が2、3人がかりで押さていたんですけど、ずっと暴れて(笑)。

駒木根 しまいには泣いちゃうし(笑)。

塩野 泣いてたね。

■泣いちゃいましたか……。

駒木根 虫で泣くんです。




■お2人は、虫は平気なんですか?

駒木根 どちらかといえば苦手の分類には入りますけど、仕事だし、そんなこと言ってられないし。1ヶ月そこにいるわけなので多少ね、大人なので我慢はしました(にっこり)。

で、ここで塩野くん「すごいな!」と思ったことがあって。
敬達はひとりだけ10代なので、大人になりたい、という気持ちがあったんですよね。そこで塩野くんが「撮影が終わるまでに、そうやって虫でビビんなくなったら、俺はお前が大人だって認めてやるよ」って言ったんです。すごい、その発想なかった!、と思って。

塩野 (笑)。

駒木根 そうしたら敬達も「マジですか、頑張ります!」って。結局、最後の方には、わりと大丈夫になっていましたよね。

塩野 そう、そこまでわあぎゃあじゃなくなってた。「おおっ!」ぐらい。

■大人になってる!もう抜群の効果だったんですね。

駒木根 あの一言があったからこそ、彼は「おとな」の「おと」ぐらいになったんでしょうね(笑)。

「同級生だったらよかったね」



■今作では「14歳」という年齢がポイントのひとつになるかと思うんですけど、おふたりはどんな14歳でしたか?

塩野 そんな話しなかったっけ? ラジオで。

駒木根 しました。
僕は友達が買ってきたデスソースをみんなで通学中にちょびっと舐めるっていうことをしていましたね(笑)。当時、ちょうどYouTuberのヒカキンさんやはじめしゃちょーさんが出始めた時期で、その影響もあってデスソースが流行ってたんですよ。街からデスソースが消えるぐらい人気で。

だから、デスソースを買ってきたら英雄なんです。学校に持ってきちゃいけないんですけど、「デスソース持ってきた」って聞いたら「昼休み、お前んちいくわ」って集まってちょびっとだけ舐めて、みんなで騒ぐ。そんな毎日でしたね(笑)。

塩野 楽しそー(笑)。

■塩野さんはいかがですか。

塩野 僕は何だっけな……14歳でしょ。
ちょうど人間が嫌になったときかな。

駒木根 なに、なんか童話みたいな話? 人間が嫌になった?

塩野 野球をやっていて、その野球部を辞めたぐらいだったと思う。ああ、集団心理ってこえぇな、って。

■14歳ですよね……。

塩野 はい(笑)。いじられといじめの狭間のところがあるじゃないですか。

駒木根 あ~、うんうん。

塩野 それをされている子がいて。ちょっとそれはやりすぎじゃない?って思ったことに対して、1度止めたんです。そうしたら次の矛先が俺に来るのはわかっていたんですけど、さっきまでやられていた奴も来たから「あ、そういうことね」っていう。人生ってそういうことなんだなって思いました。

駒木根 同級生だったら良かったですね、僕と。

塩野 ほんとにね。

駒木根 デスソース舐めて、「あー辛い!」って。

塩野 「ちょっとこのゲーム負けたやつ、これ一口グイっていこうぜ!」

駒木根 そうそう(笑)

「このまま時が止まればいい」と思ったぐらい楽しかった中学生時代



■その頃の理想の大人像ってありました?

駒木根 なんだろうな。でも、そのときの大人って結構ですよね。

塩野 そうかもね。
どうだろう……。でも、早く大人になりたかったのもあって。

駒木根 へえぇ!

塩野 やっぱり自立、一人暮らしからかな、と思っていたり。だから早かったかな。17歳で一人暮らしを始めたから。

駒木根 すごい……立派だな。僕は絶対に大人になりたくないと思っていました。働きたくないから。

塩野 でもね、それは一緒。

駒木根 本当ですか。

塩野 俺もそう。っていうか、将来のことなんて考えなかった。

駒木根 中学生、高校生のときなんて毎日がめちゃくちゃ楽しかったし、友達と離れ離れになって、働かないといけない、やることがたくさん自分にのしかかってくるって考えただけでも嫌でしたね。もう、留年したかったぐらい。

■そんなに!

駒木根 はい。ずっと学生でいたかったですね。だから、当時は全然、大人に憧れはなかったです。

塩野 俺も中学生のときはそうだったな。「このまま時が止まればいいのに」って思っていましたね。で、目の前の目標として憧れていたのは、僕、高校行ってないので、高校生になって学校の屋上でお弁当を女の子と食べるっていうのができたらいいんだろうな、って思いながら中学を卒業しました(笑)。

駒木根 苦しい、となりで聞いていて苦しい(笑)。

塩野 大体屋上なんてしまってるんですけどね、現実はね(笑)



■逆に、今の自分から振り返ってみて、当時の14歳の自分はいかがですか?

塩野 でもそんなに変わってないような気もします。

駒木根 僕はすごく変わったなと思います。今デスソースが目の前にあっても何も思わない(笑)。
でも、何も知らないってすごくいいなと思いましたね。今って物事を知りすぎている感じがしちゃって。

塩野 うんうん。

駒木根 結局はああなるんでしょ、こうなるんでしょって思っちゃうんですよ。昔だったら、働かなくても生活できると思ってたし、何にでもなれると思っていたんですよね。

塩野 思ってた、思ってた。

駒木根 だから物事を知らないその頃のほうが幸せだったなって思います。
もちろん今も幸せですけど、子どもならではの楽しみ、幸せは逆に今となったら羨ましいですね。

塩野 そうだね、幸せだったなあ、って思う。
まあでも、今は今で、いろんなことが見えてよかったな、という一面もあるから……難しいね。

僕は持論として、後悔はしたくないんですよね。別に格好つけるわけじゃないんですけど。振り返ったときに、あそこは後悔だったな、って思うことは僕の人生の中でなくしていて。そのとき一生懸命に考えて出した決断であれば、それ以上のものは出てこなかったはずだから、今を常に意識して、一生懸命考えて、どちらを選択するか本気で悩んで出した答えは、結局振り返ったときも、「いや、あのとき一生懸命考えたし、それで出た答えなんだから絶対に他の道はなかったんだよ」って言えます。だから、あまり振り返って「ああしておけばよかったな」ということはないんですよね。

ふたりの食へのこだわり



■今回の作品は、美味しそうな料理も主役のひとりなのかと思うんですけど、料理のシーンも多かったんですか。

駒木根 僕は多かったですね。
普段から料理はするので、包丁使いとか食器を使う感じは普段と大して変わらないんですけど、環境が違うとちょっとだけ違和感はあります。でも難しいのはあくまで撮影なので。いかに綺麗に食材が見えるかとか、手際よく見えるか、というところは意識しましたね。自分の都合だけじゃなく、カメラに撮られているので、見せ方の都合でやり方を変えないといけない場面はあるので、そういったところでは苦戦はしました。

■食べるシーンも難しそうだな、って思っていたんですけど。

塩野 苦戦してましたよ。

駒木根 難しいですね。セリフもあるのでいろいろ逆算して、自分のセリフが回ってくるタイミングで食べ終えていないといけないんですよ。最初の頃に、有意とオンが作ったおむすびを食べながら、僕が立ち上がってセリフを言うシーンがあるんですけど、そこは何回もやり直しましたね。海苔が全然かみきれなくて。おにぎりって意外と食べるのに時間がかかるんだなと思いました。飲み込むにも飲み込めないし。



■塩野さんは別作品でもそうですけど、食べるシーンの何かコツってあるんですか。

塩野 コツ……僕、多分わりと喉広いから。

駒木根 ははは!『特技:喉が広い』(笑)

塩野 (笑)。結構、バクッ!と食べて、わりとすぐゴクンってできるかもしれない。

駒木根 僕もそれいけると思ってたんですよ。でもおにぎりが本当に難しい。ある程度のものはゴクンとできてたんですけど。

塩野 でも、何だろう……それは基のキャラクターだと思う。

駒木根 確かに、水で流し込むとかもできないし。

塩野 そうそう。その状態でさ、もごもごしたまま喋れないじゃん。
基のキャラクターで食いしん坊っていう難しい設定だったので。僕は前の作品も関西人だし、ワーッと食べて口に含んだまま喋れるし、別に軽く口からポンッと出たとしても、それはそれでありなんじゃないかと思うし、その辺の違いかな。

やっぱり役どころにもよるよ。僕も多分、基の役だったら難しいと思う。

■食べ方にもキャラクター出ますもんね。

駒木根 ずっと正座だから足がしびれて……ずっと大変でした。

塩野 途中で基って、正座じゃなきゃダメなの?って言っちゃうくらい(笑)。

駒木根 椅子に座ってご飯食べてるから、座るシーンはないんですけど、あるとしたら、キャラクター的に正座の方がいいかなとか。

塩野 そういう場面はね。

駒木根 なんですけど、初めにやっちゃったらもう、急にあぐらとかかけないから。仕方ないか、って(笑)。



■ちなみにお2人は個人的に食のこだわりってあるんですか。

駒木根 基本レトルトは使わないようにしているというか、自分で作れるところは自分で作ろうとは思ってます。
あとは、納豆を食べる。

塩野 それはいいね、発酵食品。

駒木根 茨城出身なので地元愛というのもあるし。家族も毎朝納豆を食べていて、1日1回は食べるような環境だったのでそういうのは崩さずにしようと思って。

塩野 僕はなんだろ。基本的に砂糖はあまり使わないです。

駒木根 へえ!

塩野 代わりにハチミツ。

■白い砂糖を使わない?

塩野 そうです。あとは……なんだろうな、低温調理はよくします。

駒木根 ちゃんと時間をかけてるんですね。

塩野 うん。そうするときはしますね。

「仲直りした後のご飯ってより美味しい」



■最近、心揺さぶられた出来事を教えてください!

駒木根 ラジオのパーソナリティをやらせてもらっているんですけど、大好きなアーティストのドレスコーズの志磨 遼平さん がゲストに来てくれて、僕の番組で新曲を解禁してくれたんです。目の前で、同じタイミングで新曲を聴くという貴重な体験をさせてもらって嬉しかったですね。

■その場で感想も?

駒木根 その場で感想を言ったら、「いい表現だね」って言ってくれて「はい!」って。なんかわからないけど、出てきた返事が「はい!」でした(笑)。

塩野 本当につい昨日の話なんですけど、すごく久しぶりで絶対覚えてないだろうなという共演の仕方をした方と久しぶりにお会いをして、覚えてくれていたことかな。なんか嬉しかったなあ。役どころが役どころなだけに、それをこれから大切にできるなって、感じです。

■最後に今回の作品の心揺さぶられるポイントを、お伺いしたいです。

塩野 2人がギスギスしてる最中のシーンとか見てないんだよね。

駒木根 あー、そうか。

塩野 脚本では見てるから、何かあったのは知ってはいるんだけど、2人の間に亀裂が入って戻って……みたいな瞬間を目の当たりにしてないからな。今回、このドラマで起伏があるところに参戦してないんだよね。

でも、全体像でいうと、「天狗の台所」って自然、食もあるけど、基っていう一種の……なんて言い方をするのが正解なのか分からないんですけど、特別なのか、特殊なのか、個性なのか。正直あっても得がないものを持ってしまった人間、天狗でもあると思うんですよね。 

例えば羽があったりするんですけど、そういった背景がある彼が起こす行動の一つ一つのアクションに目を向けると、意外な発見があるし、彼だからこそのセリフの説得力だったりが現わされている瞬間はところどころで出てくるんじゃないかと思っているので、そういったところはいいなって。注目してほしいなと思いますね。2人の関係性も不器用ですけど、その不器用さも良くて。

駒木根 オンと基の関係性がギクシャクしたときも、有意だったりが食事を通して繋ぎとめてくれるというか。やっぱり仲直りした後のご飯ってより美味しく感じたりするじゃないですか。

あんなに嫌な顔をしていた2人が一緒の食卓で同じご飯を笑顔で食べるのは、よかったなってほっこりするポイントだと思うので、第三者から見て作品としてもよかったなって思えるし、美味しそうなご飯を食べて笑顔でいるのも、二重に視聴者としても楽しめるポイントかな、と思います。

■ありがとうございました!





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―PROFILE―



駒木根葵汰
2000年1月30日生まれ。茨城県出身。

2018年に芸能界デビュー。
2021年、テレビ朝日「機界戦隊ゼンカイジャー」スーパー戦隊シリーズで初主演を務める。
その後、次作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』でも五色田介人(ゼンカイザーブラック)役として引き続きスーパー戦隊シリーズにレギュラー出演や映画「ネメシス~黄金螺旋の謎」へ出演するなど、俳優として幅広く活躍中。

[X] @kiita130
[Instagram] @_kiita_0130_
メイク:Keita(AVGVST)
スタイリスト: 千葉 良(AVGVST)
(衣装クレジット)ジャケット34,100円、シャツ30,800円(共にジャンピエール/アドナスト03-5456-5821)


塩野瑛久
1995年1月3日生まれ。東京都出身。

劇団EXILEのメンバー。
2013年「獣電戦隊キョウリュウジャー」に出演し、その後映画「HiGH&LOW THE WORST X」やドラマ「来世ではちゃんとします」シリーズ「かしましめし」、現在放送中の読売テレビ「ブラックファミリア~新堂家の復讐~」などに出演。端正な顔立ちとミステリアスな空気感をもつ個性派俳優として活躍の幅を広げている。また2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に一条天皇役で出演。

[X] @akihisa_shiono
[Instagram] @akihisa_shiono_official
ヘアメイク:有村美咲
スタイリスト:山本隆司(style³)


―INFORMATION―
木曜ドラマ23「天狗の台所」(全10話)
毎週木曜日23:00~放送中
※BS-TBS、BS-TBS 4Kで同時放送。
出演:駒木根 葵汰、塩野 瑛久、越山 敬達、白鳥 晴都、市村 優汰、村山 輝星、浅茅 陽子、本田 博太郎、角田 晃広[東京03]、渡辺 真起子、原田泰造
原作:田中 相『天狗の台所』(講談社「月刊アフタヌーン」連載)
脚本:岨手由貴子、山田能龍、天野千尋、熊本浩武、ナラミハル
監督:長島翔、下田彦太、林田浩川、川井隼人
プロデューサー:鈴木早苗、守澤崇、五箇公貴、向井達矢
主題歌:「人人」折坂悠太(ORISAKAYUTA)
音楽:VaVa(SUMMIT, Inc.)
製作:BS-TBS maroyaka
制作:ラインバック

[X] @bstbs_drama23
[Instagram] @bstbs_drama23
[HP] @tenguskitchen

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