「エンタメの力って素晴らしいなって作品を見て感じました」赤楚衛二・栁俊太郎・北村一輝らがわちゃわちゃと大盛りあがり!Netflix映画「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」体験型イベント「#ゾンフェス」<イベントレポート>



エンターテイメントに特化した世界最大級の動画配信サービスを提供するNetflixは、Netflix映画【ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜】を2023年8月3日(木)に世界独占配信する。

配信を間近に控えた、8月1日(火)に東京・渋谷ストリームにて一夜限りの体験型イベント【#ゾンフェス】が開催され、主演の赤楚衛二をはじめ、白石麻衣、栁俊太郎、北村一輝、石田雄介監督が登壇した。



本イベントは体験&映画上映をあわせた一夜限りのイベント。映画の楽しみにした観客たちは、蛍光色の緑や黄色、オレンジなどカラフルな洋服に、ゾンビ柄のマスクをつけた映画の世界観に合わせたファッションで集結。キャストもドレスコードとして蛍光色が指定されていたそうだが・・・?ピンクのシャツをチョイスした赤楚にこれは赤?ピンク?と尋ねる場面も。



イベント冒頭、自身が演じるアキラ(天道輝)の説明で、いきなり“人物”を“生物”と言い間違えてしまう天然さを炸裂した赤楚。

お芝居で気をつけていたポイントを聞かれると「個人的にはコメディ要素っていうのを意識はしておらずで、どちらかというとシチュエーションがコメディみたいなところが多かったです。」と語る。そしてより具体的に伝えようとした赤楚は、まだ上映前とのことで、観客に気を使った結果「ネタバレになるんですけど、ピーゾンビとそのピーする時にそのピーってなるんですけど・・・」と本人も何を言っているかわからないような内容になってしまい会場は大爆笑。そんな赤楚の優しさと配慮が見られつつも「とにかくシチュエーションが面白いだけで、本人たちは一生懸命生きてるので、笑かしてやろうぜっていう気持ちは全くなく、純粋な気持ちで演じさせて頂きました。」と素直な気持ちを語った。



続いて白石があっさりと「鮫ゾンビと対決する時は、真面目に真剣に・・・」と語りだすと、「それ言ってよかったんだ!?」という表情をした赤楚にMCも思わずツッコミ。続けて「ちゃんとやるところはまじめに、自由に楽しむところは楽しんでいるので、そういうところがちょっとポップになってるかなと思います。ただホラーで怖いっていうよりかは、ちょっとくすっと笑える部分がたくさん込められてるかなと思います。」と作品を振り返った。

中でも、監督からゾンビへのディレクション指示も凄まじかったようで、眼球を動かさないなど徹底して撮影されたようだ。



「僕は本当は青春群像劇に入りたかった。」とこぼしたのは北村。「ほんとに嫌な役だと思います。まいちゃんと恋愛するとかかなと思って、台本みたらほらまた来たみたいな(笑) ずっと怒ってるから本当に。ちっちゃいし意地汚いしね。だから今の世の中嫌なことある人がいっぱいいると思うんですけど、小杉が隣にいたらもっと嫌だと思いますね(笑)」と自虐的に説明してくれた。

真剣ながらも和気あいあいとした撮影現場について「見てないですもん。撮影が別なので・・・。僕が出ているところはギャーとか、わーとか怒ってるばかりで。出来上がりを見たときにこんな楽しいシーンをいっぱい撮ってたんだ・・・みたいになりました。」と羨ましげに語った。

さらに「あの、これ言っていいですか・・・?映画って作りものなんですよ。」と当たり前?なことを重々しく語り始めると「ゾンビ役は、アクション部の人が入ってたりするので、(脚が)早いんですよ。運動神経いい人たちばっかりで、最初、結構ダッシュで走るから、もう少し抑えて頂けませんか?ってなってました(笑) すぐ捕まってすぐやられちゃいました。」と作品の裏側を明かしてくれた。



続いて観客から「最近解放されたいこと、モヤモヤしていること」を募集。それについてキャストがアドバイスをするコーナーに。

まず1つ目は「停滞しているダイエット。アイスの誘惑から開放されたい」。これに対して監督は「実はこの映画の大事なテーマで、“するべき”っていうテーマと“したい”っていうテーマがあって、そこでキャラクターたちが揺れ動くわけなんです。つまり、ダイエットをすべきって考えるんじゃなくて、ダイエットしたいって考えると物事とか考え方が変わってくるんじゃないかなと思います。」と真剣にアドバイス。あまりの的確さと情熱で会場からは拍手が巻き起こった。



2つ目は「毎日のとんでもない暑さから開放されたい」。先程とは打って変わり「クーラー」と端的に答えたのは“熱い漢”北村。加えて「暑いときは水族感に行ってください。僕は暑いときいつも水族館にいってます。嘘です(笑)」と終始ユーモアたっぷりに会場を盛り上げた。



「本棚を買って、山積みの本から開放されたい」に対し、栁は「本棚を買うと部屋が狭くなるじゃないですか、壁に貼ればいいんじゃないですか?僕、レコードとか好きで集めているんですけど、バーに飲みに行ったらレコードが天井に貼ってあったですよ。それを見てかっこいいなと思って。」とクールにアドバイスをした。

「私のことが大好きな十歳の娘。抱きしまられるのは嬉しいのですが、正直そろそろ解放されたい。」これに対し白石は「解放しなくてもいいんじゃないかな・・・(笑) 私がそのママの立場だったらすごい嬉しいなって思うので、かわいい娘にくっつかれて、幸せ!ってなってしまいますけど・・・」 と羨ましそうにしつつも「一日一回とか少しずつルールを決めたらちょっとはママも自由になれるかなと思います。」と質問者に寄り添った回答を出した。



「在宅勤務から開放されて会社に行きたい。」とアキラとは真逆の悩みに対し「これ簡単ですよ。」と赤楚。「まずゾン100っていう映画は、町中がゾンビになってすごい絶望だと思われる中、アキラは会社に行かなくていいっていうポジティブな気持ちで日々を過ごす、ある種逆転の発想なんですが、その逆転の発想を踏まえ、おうちを会社風にしちゃえばいいんじゃないですか?」とロジカルな回答。ややドヤ顔な赤楚が印象的であった。



最後に監督が「やっと完成しました。皆さんお待たせいたしました。本当に何年経ったんでしょうね。僕も撮影当時パンデミックの状況で、大変な撮影を乗り切ってやったんですけど、やっぱり本作の主人公のアキラというキャラクターに僕は撮影中に救われて、明日へ進む推進力となるキャラクターに僕自身が引っ張ってもらってこの作品が完成したと思います。いろんなところに注目して、ぜひ見ていただければと思います。」

赤楚は「エンディングを見ていただくと、すごいたくさんの人がずらっと並んでいるんですね。この作品、本当にたくさんの方々と一緒に作ってきた作品で、やっと今回公開されるっていうのが凄い嬉しい気持ちです。見終わった後にすごく前向きな気持ちになれるというか、僕自身もすごい勇気づけられるというか、エンタメの力って素晴らしいなって作品を見て感じました。この作品に携わっている皆様、キャストスタッフに出会えてよかったって心から思える作品なので、ぜひこの夏はゾン100で楽しんでいただきたいです。よろしくお願いします。」と懇親の作品への思いと期待を言葉にし、本イベントは幕を閉じた。

おまけ




フォトセッション中、メディアからの要望でゾンビポーズをすることになったキャストたち♡


<ストーリー>
汚部屋でゾンビ映画を観て「会社に比べりゃ天国だよな」とつぶやく男・天道輝(アキラ)は、ブラック企業に入社して3年目。憧れの経理・鳳さんへの恋もままならず、仕事で生きる屍状態に。そんなある朝、街で原因不明のゾンビ・パンデミックが発生!増殖する死者たちに追われる中、「会社に行かなくてもいい」という気付きを得たアキラが口にしたのは……まさかの”歓喜の叫び”!!? 活き活きとした時分を取り戻したアキラは、生きる希望をノートに書き出していき―――

■詳細
【Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』】
配信日:2023年8月3日(木)
配信:Netflixにて世界独占配信開始
原作:麻生羽呂・高田康太郎「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」(小学館「サンデーGXコミックス」刊)
出演:赤楚衛二、白石麻衣、栁俊太郎、市川由衣、川﨑麻世、早見あかり、筧美和子、中田クルミ、ドロンズ石本、中村無何有、谷口翔太、佐戸井けん太、北村一輝
監督:石田雄介
脚本:三嶋龍朗

©麻生羽呂・高田康太郎・小学館/ROBOT

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