僕たちにとってはSWAGのみんながすべて。本当にSWAG愛してます!ーONE N’ ONLY、ホールツアー『Departure』追加公演開催!5年の歴史をプレイバックなどエモい演出満載<ライブレポート>



TikTokフォロワー数は日本人男性音楽グループでは第1位の580万人超。YouTubeでのMV総再生回数は2000万回を超え、今年春にはラテンアメリカでのツアーを成功させるなど、世界で注目を集める6人組ダンス&ボーカルユニットのONE N’ ONLYが、自身初のホールツアー『Departure』の追加公演を6月25日に東京国際フォーラム・ホールCで開催した。結成5周年記念プロジェクト『5 N’ 5』の一環として5月に行われたツアーは、東名阪4公演すべてが完売し、昼夜2部制となった今回の追加公演も当然ソールドアウト。5月にリリースされた最新アルバム『Departure』の収録曲を中心に、前回は披露されなかった楽曲も交えつつ、6人全員が3階まで客席を駆け回る想定外の演出や特効など、よりレベルアップしたステージで、満員のSWAG(ONE N’ ONLYファンの呼称)にさらなる飛躍を誓った。



5年間の集大成と、未来に向けてさらに羽ばたいていきたいという想いを込めて、“出発”や“新たな旅立ち”を意味する『Departure』と名付けられたニューアルバム。そんな最新作を掲げたツアーということで、大空に向かって飛行機が飛び立つオープニング映像から、“ワンエン号”なる巨大飛行機セットの周りに6人が展開し、頂点に向けての決意と希望を歌う「We’ll rise again」でライブはスタートした。飛行士を彷彿させるワイルドなスタイルの6人が現れるや、客席からは歓声とグループカラーである白のペンライトが振り上がって、5月以降自由に声を出せるようになった喜びを分かち合う。



続いて表題曲「Departure」でゴリゴリのヒップホップを放ち、攻撃的なダンス&ラップ/ボーカルでデンジャラスな香りを振りまくと、さらにアルバム新曲「Set a Fire」を初披露。レゲエのノリを交えたパーティチューンには英語やスペイン語、彼ら得意のポルトガル語まで織り込まれ、ワンエンにしか表現できない多国籍かつドープな世界観で歓声を巻き起こす。序盤からワンエン最大の武器である“強さ”をフィーチャーする6人だが、コアゆえに難易度の高い新曲たちを、張り詰めた緊張感と各自のスキル、シンクロ率ともに高いパフォーマンスで見事なショーへと昇華する様に、まったく圧倒されるばかりだ。




「ネガティブな気持ちも全部ぶつけて、ポジティブに変換しよう」(KENSHIN)、「俺たちが全部ポジティブに変えるからついてこい!」(NAOYA)といった言葉を体現するかのように、MCのあとはラップ&ボーカルが矢継ぎ早に炸裂するロックチューン「OPEN」で、心の内を曝け出せと号令。間奏でのピタリと息の合ったタフなダンスも見所で、立ち込めるスモークにクライマックスで火薬が爆発する手に汗握る展開は、追加公演ならではの白熱ぶりだ。

EIKUとTETTAが赤裸々な本音を自ら歌詞に綴った「Reflection」でも、REIを加えた3人による情感のこもったボーカルを軸に、ストーリー性のあるパフォーマンスでネガからポジへの反転を描写。




対照的に「YOUNG BLOOD」では、HAYATO、KENSHIN、NAOYAのラッパー組とボーカル組が二手に分かれ、血のように赤い照明を浴びてワンエン随一のハードチューンを、息も切らさず余裕たっぷりに叩きつけるのだから末恐ろしい。“Um, Dois, Três, Quatro”という曲中のポルトガル語煽りも、ツアーを通してすっかり板につき、そこからエモーショナル、ミステリアスと表情を次々変えるダンスパートも秀逸。多彩で国際色豊かなパフォーマンスが目につくぶん、ラテンなビートに乗せて美しい日本語で危険な恋模様を綴る「Get That」は個性が際立ち、グッと胸に迫るような熱情を醸してくれる。

ONE N’ ONLYの5年の歴史をメドレーでプレイバック



「We Just Don’t Care」のアコースティックバージョンをBGMに、これまでのライブシーンを回顧する映像からは、ONE N’ ONLYの5年の歴史をメドレーでプレイバック。




デビュー曲「I’M SWAG」では2つのグループが融合したワンエンの“始まり”を3人ずつ2組が合流する動きで表し、オリコンランキングで連続1位を獲得した代表曲「Dark Knight」と「Category」をアグレッシブに投下する姿からは堂々たる自信が満ち溢れる。さらにNAOYAは「こんなにも素敵なSWAGがいてくれて、僕たちはホントに幸せです。必ず幸せにするね」と語りかけ、「幸せになろうね」と伝えていた5月からは一段レベルアップした覚悟を表明。



「Don’t worry」を切なく届ける中で放たれたHAYATOのソロラップも切れ味を増して、息を詰めていたSWAGからは思わず感嘆の声が漏れたほどだ。“俺は俺 Shut up!”という巧みなフロウから繋げた「Shut Up! BREAKER」もヒリヒリするような憤りと葛藤をまとい、“強気になってんじゃねえよ”というキメ台詞を絞り出す彼の鋭い眼光に、再び歓声が湧いたのも当然だろう。



また「次の曲はみんなで全力で踊りたいです!」と振り付けを担当したEIKUが誘った「Video Chat」では、編み込んだ髪の毛をメンバー同士でいじったり、NAOYAがKENSHINの頬にキスしたりと、5月のツアーにも増して親密な様子でカメラにニッコリ。



REIが「これからも唯一無二の道を進みます」と5月同様に宣言して贈った「We Just Don’t Care」では、TETTAとEIKUのハイトーンボーカルが聞く者の胸に優しく沁みわたっていく。5年の歴史を投影して盛り込まれたメドレーは、彼らの集大成であり、SWAGとの思い出を詰め込んだタイムカプセル。



「好きになってくれたタイミングは人それぞれだから、みんな楽しんでくれたらいいなって」とNAOYAが語ったように、SWAGそれぞれに自分の記憶とリンクさせて、改めてONE N’ ONLYとの出会いに想いを馳せたに違いない。

全身白“ワンエンカラー”のセットアップで6人が客席に登場!




しっとりと終えたメドレーから一転、今日のために用意された6人それぞれの直筆メッセージがモニターに映し出され、“大好き”“愛してるよ”等のフレーズでSWAGを沸かせると、なんと「YOU???」では全身白のセットアップに着替えた6人が客席に登場!



至近距離で触れ合ったりハートを飛ばしたりと、コロナ禍では考えられなかった状況にSWAGも悩殺寸前だ。続けてクラップで盛り上がった「HOLIDAY」まで、たっぷり時間を使って6人それぞれが3階席までくまなく回り、頬に伝う汗まで肉眼で目撃させてくれるスペシャルぶりは、いくら追加公演とはいえ想像をはるかに超えている。もちろんホールを上から下まで駆け回ったメンバーの運動量は半端なく、「3階から1階行くのマジでヤバい!」とHAYATOが漏らせば、NAOYAも「猛ダッシュ!」と苦笑。それでも「最高!こういうことができるようになって、ライブがさらに楽しいです。みんなの近くに行けたのが一番嬉しかった」とSWAGにも嬉しい言葉をくれるのがニクい。




さらに、5月のツアーでは披露されなかったアルバム新曲「Hunt」がタイトルコールされると、待望のセクシーなラブソングにSWAGから喜びの声が。弓矢を引くような振りはタイトルの通り“恋の狩人”を想像させ、激しく交錯するハードなラップとメロディックなボーカルが、狂おしく求めあう二人の姿を浮かび上がらせる。



「この曲で、さらに一つになろうぜ!」とNAOYAが煽った「Step Up」では、タオルを回すメンバーにSWAGもペンライトの白い光で応え、本編を締めくくったのは「Last Forever」。雲の上を疾走するスピード感満点の映像をバックに、飛び跳ねる6人の笑顔と“Neverland”を目指すポジティブな歌詞、そして爽快な曲調が相まったところで、キャノン砲から飛び出した銀テープが、最高の多幸感を呼んでくれた。

「SWAGのみんな愛してるよ!」



“ワンエン!”コールでアンコールを求める海外スタイルも、このツアーですっかり定番となり、再登場してド直球のラブソング「My Love」をボーカル組が丁寧に届ければ、KENSHINも「SWAGのみんな愛してるよ!」と惜しみなく愛を語る。夜公演では、ここで4月に行われたラテンツアーの完全密着写真集が9月22日に発売されること、それに伴うイベントも行われることが発表。EIKUのギターをバックにアコースティックバージョンで初披露された「Be Alright」では、ギター1本に歌だけという、まったく誤魔かしの利かないシチュエーションでも、歌声と表情だけで温もりと心強さを伝える表現力の高さに五感が釘付けになる。その根源にあるのは、常にファンの心に寄り添っていたいという6人の想いの強さ。ワンエン号のボディに映り込んだ照明の光と、客席の白いペンライトも星のように美しく、続いてメンバー同士肩を組みながら“僕らは同じ星の上!”とにこやかに歌うトロピカルなムード満点の「Call me」を、よりハッピーに聞かせてくれた。“ずっとこの日々を続けたいのさ”“いつもの場所で会おうよ”と日常の尊さを語るレゲエポップは、恐らく今こそ共感できるナンバー。そして彼らが歌う“いつもの場所”とは、もちろんライブ会場にほかならない。



正真正銘のツアーファイナルとなった夜公演では、メンバーそれぞれの言葉も。

ツアー各地でもらったパワーを今日分かち合えたというNAOYAは「この時間が本当に好きです。音楽やっててよかった!」と吐き出し、



EIKUは当たり前が失われた数年を振り返って「今、こうして会えてるのも皆さんや僕たちの頑張りのおかげ。出会ってくれてありがとう。みんな大好きです!」と顔を綻ばせた。



第一声で「無事終わりました」と発したKENSHINは、今回のツアーで不安を感じながらもメンバー、スタッフ、ファンのおかげで走り切れたこと。すごく楽しかったことを伝えて「信じた道を歩み続けて、絶対もっと大きなステージに行きたい。ONE N’ ONLYの応援をしていてよかったと思ってもらえるように頑張ります」と宣言。



その決意はREIも同じで、悔しい想いをしたライブを経て全公演ソールドアウトという結果を出せたのはSWAGのおかげと感謝し、「本当に突き進むだけ。メンバーは家族だと思ってるんで、この家族と一緒に最高のステージに立ちたいです」と未来を見据えた。



また、1週間前に気管支炎の診断を受けて今日まで一言も声を発しないできたというTETTAは、最初は不安に苛まれたと明かしながらも「その中で、みんながすごく温かい言葉をくれて心救われて。実際ステージに立って、みんなの顔を見たらホッとしたんです。これからも健康第一で、太陽のようにうるさいバカTETTAでいくんで。完全に治ったら帰ってくるんでお待ちください」と、声を抑えて囁いた。



最後にリーダーのHAYATOは始動から5年が経ち、ようやくライブで何を伝えたいのか?このリリースで何を届けたいのか?を自覚して作品を生み出せるようになった、自分たちの声が届く環境になったと告白。「僕たちにとってはSWAGのみんながすべてなので、頭の片隅に僕らがいて、ライブで元気をもらって明日が頑張れるって思ってもらえたら何よりも幸せです。5周年イヤーも残り半分突き進んでいって、マジででっかいステージ行くんで全力でついてきてください。ONE N’ ONLY、本当にSWAG愛してます!」と叫び、6人全員で客席に向かい頭を下げた。



メンバー全員が覚悟をもって臨んだという5周年プロジェクト。今年1月からの5ヶ月連続リリースに始まり、初のホールツアーを経て、8月には初のFCツアー『Welcome to SWAG』も東京と大阪で決定している。5周年イヤーの後半戦、SWAGとの約束を果たすべく“ONE N’ ONLY=唯一無二”の道で進化を遂げる彼らに期待したい。



■詳細
【全国ホールツアー「ONE N’ LIVE 2023 ~Departure~」追加公演】
開催日:2023年6月25日(日)
時間:開場12:00、開演13:00、開場17:00、開演18:00
場所:東京・東京国際フォーラム ホールC

<セットリスト>
M1:We’ll rise again
M2:Departure
M3:Set a Fire
M4:OPEN
M5:Reflection
M6:YOUNG BLOOD
M7:Get That
M8:I’M SWAG
M9:Dark Knight
M10:Category
M11:Don’t worry
M12:Shut Up! BREAKER
M13:Video Chat
M14:We Just Don’t Care
M15:YOU???
M16:HOLIDAY
M17:Hunt
M18:Step Up
M19:Last Forever
EN1:My Love
EN2:Be Alright
EN3:Call me


【ONE N’ ONLY FC TOUR 2023 ~Welcome to SWAG~】
開催日:2023年8月20日(日)
場所:[東京]Zepp Haneda(TOKYO)
<1部>ONE N’ ONLY FC TOUR 2023 ~Welcome to SWAG~ Concept F
開場14:00、開演15:00
<2部>ONE N’ ONLY FC TOUR 2023 ~Welcome to SWAG~ Concept C
開場17:30、開演18:30

開催日:2023年8月27日(日)
場所:[大阪]Zepp Namba(OSAKA)
<1部>ONE N’ ONLY FC TOUR 2023 ~Welcome to SWAG~ Concept F
開場14:00/開演15:00
<2部>ONE N’ ONLY FC TOUR 2023 ~Welcome to SWAG~ Concept C
開場17:30/開演18:30

【ONE N’ ONLY LATIN TOUR 2023完全密着写真集】
発売日:2023年9月22日(金)


Photo:笹森健一
Text:清水素子

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