大倉空人(原因は自分にある。)「今年の夏は、『ヒッチハイク』で身体冷やしましょう~!」映画『ヒッチハイク』完成披露舞台あいさつ開催!



かつて一世を風靡した、2ちゃんねるオカルト版スレッド「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」(通称“洒落怖”)。体験談、伝聞、創作等が入り交じり、とにかく怖い話に眠れない夜を過ごしたネット住民が続出。そして、今もなお語り継がれる数々の話が、『きさらぎ駅』や『樹海村』等の映画化により再び脚光を浴びている。そして、“洒落怖”の中でも最もトラウマになると怖れられ、多くのまとめサイトで殿堂入りを果たしている映画【ヒッチハイク】が、ついに映画化!

2023年7月7日(金)より、全国公開いたします。メガホンを取ったのは『コープスパーティー』シリーズなど数多くのホラー映画を手掛けた山田雅史、脚本は『きさらぎ駅』の宮本武史が担当。

辺鄙な山道でヒッチハイクをしたばかりに、狂気の一家に追われる若者たちの末路が、ついにスクリーンで明らかになる。『きさらぎ駅』『樹海村』に続く、戦慄の恐怖体験。この夏、最大級のトラウマがあなたを襲う―。



イベントには、主人公・山崎健役の大倉空人(原因は自分にある。/スターダストプロモーション)、清水涼子役の中村守里(太田プロダクション)、佐々木和也役の平野宏周(サンミュージックブレーン)、ジョージ役・川﨑麻世(プラチナムプロダクション)が登壇。さらに、今回は、主人公らを恐怖の世界に引きずり込むサイコパス一家の父・ジョージ役を怪演した川﨑麻世が本作のキーとなる「おおブレネリ」の“いやああああほおおおおー!!”をアカペラで大熱唱しながら乱入!狂気な歌声が響き渡り、会場中を恐怖のどん底に陥れる。

大倉は、「僕が演じた山崎健は、母親からの過干渉にすごくストレスを感じて、そこから友達の和也とヒッチハイクをするところから物語が始まります。それぞれの想いが交錯して繰り広げられる映画になっていますので、皆様最後まで楽しんでいってください!」

中村は「私が演じた清水涼子は、ヒッチハイクに対しては警戒心があって、慎重気味で、控えめな女の子で、ヒッチハイクの原作には私のキャラクターは存在していなかったんですが、映画化するにあたって追加されたキャラクターなので、私が演じた涼子がどう物語に絡んでくるのか楽しみにしていただけたら嬉しいです」と緊張気味に話し、大倉から「緊張してる?」と聞かれる場面もあった。平野は「僕が演じた和也は女好きで、ムードメーカーでチャラチャラしたキャラクターなのですが、作品ではキーパーソンになっていたり、キャラクターそれぞれがどういう想いでヒッチハイクをするのか、是非皆さん楽しみにしていてください。俺めっちゃかっこいいんで」観客たちの笑いを誘い、山田監督は「この作品は12月、とんでもなく寒い中で撮りました。キャスト・スタッフみんな力を合わせて頑張って作った作品ですので、たくさんの方に観てほしい」とコメント。

MCからの「撮影中の怖いエピソードは?」の質問に大倉は「撮影中はホラー映画とは思えない程明るく、温かく、ワイワイしていました。宏周がムードメーカーになってくれてスタッフやキャストに話かけてくれてすごい温かい現場になった。中村さんとは過去の作品で共演していてめちゃくちゃ楽しい現場でしたね」と仲のいい現場だったと語った。続けて平野は「撮影中に1つ怖いことがあって、たまたまオフが1日あってロケ地が温泉地なので、サウナに行ったら気持ちよくてトロトロしていたら、ぱっとドアが開いて、え!コワって思ったら裸の山田監督がいてびっくりしました!」と告白し、山田監督も思わず「裸の付き合いでしたね!」とコメントし会場には笑いが起きた。



撮影中のエピソードを聞かれた中村は、「2人と逃げるシーンがあったんですが、足が速くて、追いつくのに必死でした…」と話し、そのエピソードを知らなかった平野は「その追いつけないシーンを改めて観てみよう!」と新たな映画の見方を明かした。

MCから「山田監督はクールな感じですか?」という質問に大倉は「自由にやってみて、という感じの監督です。1回でオッケーが出た時もありました」と明らかにし、山田監督は「枠だけ決めてそこで自由にやってもらった方がお芝居は面白いので…」との演出術が明らかにした。

ここで、MCから「何かがおかしいジョージ役を演じた川﨑麻世さんのご登壇です!」との呼び込みがあり、川﨑がスイス民謡の「おおブレネリ」を声高らかに歌い、会場に手を振りながら登場した。本作ならではの演出に会場からは拍手や歓声が上がった。

登壇するや否や、昨日(6月14日)二十歳の誕生日を迎えた中村に花束を渡すサプライズ。中村は驚きながらお礼を伝え、「二十歳になりました!」とコメントすると、21歳の大倉が「若いねえ!」とコメントし会場からは笑いが起きた。

MCからの「先程歌っていた歌はなんでしょう?」と聞かれると川﨑は、「スイス民謡の“おおブレネリ”という曲で、作品の中でとっても重要な歌になりますので、皆様楽しみにしてください!」とコメント。

自身の役柄を聞かれた川﨑は、ストーリーを知っていながらでも試写で観て怖かったです。

ジョージは日本人なのに、ジョージという名前で、なぜかカウボーイの格好をしてるんですが、原作に忠実にと監督からの案でやりました。ジョージファミリーはとても不気味なのですが、その不気味さを楽しんでほしいです。」と自信の役柄をアピール。ホラー映画ならではの撮影中に怖かったエピソードを聞かれると、「撮影現場が怖かった」と即答した川﨑。「トイレが仮設のトイレで怖く、何が出るか分からないので、行きたい人は団体で行っていた。小道具も指や内臓が落ちていてびっくりすることが多かった。1人で現場を歩くと怖いから、みんなで明るい話をしていた」とホラー現場ならではの体験を語った。



撮影中にどんなこして時間を潰したのか?との質問に川﨑が「ごはんの時間が楽しかった。カレーのキッチンカーが来ていた時があってメニューの話で盛り上がった」と明らかにすると大倉が「チーズカレーに他のメニューのやつもトッピングできたので知ってました?」とキャストに聞くと「そうなの!?」と驚いた様子の川崎に「サービスしてください!て言ったらチーズとんかつカレーにできた!」と嬉しそうに話すと、隣の平野「あれみんなもできてたの?」ときょとん顔。

「みんなに内緒で僕にだけチーズチキンカレーを僕にだけやってあげると言われたのに!!!」と平野が明かすと「僕も言われた」と大倉。そして中村は「わたしナスカレーだった…チーズ欲しかった…怒っちゃいますね」「僕は、ウィンナー2本!」と川﨑が明かしカレーのトッピングメニューの話で会場は終始笑いが起こった。

笑いも一段落したところで「初主演となった大倉さんへ大先輩の川﨑さんからアドバイスをいただないでしょうか?」と振られると川﨑は「アドバイスなんていらない程、この人は素晴らしいですよ。台本を読み込んでいて、監督にこういった方がいいのではないか、と演技プランをしっかり立てられて、今日もヒッチハイクポーズはこれにしましょう!と自ら率先してくれてリーダーシップも取れるし、どうすれば演技がうまくいくかなとちゃんと考えてくる勉強家な素晴らしい役者です!」と激励のメッセージをもらった大倉は「いや、ただのでしゃばりですよ…」と謙遜しながらも、「お言葉をいただけて嬉しいです。クランクアップの時に、川﨑さんから空人の演技は最高だから残りの撮影も自信をもって撮影に臨んでね」と川﨑から言葉をかけられたことを明かした。

最後に大倉が代表して挨拶し「本日は皆さん短い時間でしたが、本当にありがとうございました。見てわかるようにスタッフの皆さん、キャスト一丸となって、楽しく、仲良く撮影しました。今回の作品は、それぞれの登場人物の成長を感じられます。そして、人間が境地に立った時、どのような行動を見せるのか、ここが見どころかなと僕は思っています!ホラー映画ファンの皆さんも、ホラー映画が苦手な皆さんでも楽しめるような作品になっていると思いますので、今年の夏は、『ヒッチハイク』で身体冷やしましょう~!本日はありがとうございました」と笑いを交えて感謝の気持ちを告げ、観客からの大きな拍手の中、舞台挨拶は幕を下ろした。

■詳細
【映画「ヒッチハイク」完成披露イベント】
実施日:2023年6月15日(木)
時間:18:45~19:15 ※上映前イベント
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
登壇者:大倉空人(原因は自分にある。)、中村守里、平野宏周、川﨑麻世、山田雅史監督

【映画「ヒッチハイク」】
公開日:2023年7月7日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
出演:大倉空人(原因は自分にある。)、中村守里、平野宏周、高鶴桃羽、速水今日子、結城さと花、結城こと乃、保田泰志、細田善彦、川﨑麻世
監督:山田雅史
脚本:宮本武史

©2023「ヒッチハイク」パートナーズ

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