「よくあるホラーとは一味違うサイコスリラーの傑作」Zutti Mattia&戦慄かなの、エスター風コーデで映画「エスター ファースト・キル」Emo!miu独占試写会に登壇!



2009年に日本で公開されてからカルト的人気を誇る、映画『エスター』 。その前日譚(エピソードゼロ)を描いた最新作【エスター ファースト・キル】が、2023年3月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開する。上映が迫った3月22日(水)に東京・神楽座にて【映画「エスター ファースト・キル」Emo!miu独占試写会】が開催され、スペシャルゲストとしてZutti Mattia(ズッチ マッティア)と戦慄かなのが登壇した。



この日の試写会では、有志でドレスコードを実施。テーマは“エスター風コーデ”とのことで、会場に集まった多くの人がツインテールで髪をまとめたり、黒のワンピースやチョーカーなどを身に着けていた。ゲストの戦慄とZuttiも、もちろん映画の“エスター”を意識したメイクと衣装をお披露目。

ドール風の洋服にチョーカー、ツインテールをあわせた戦慄は、ホラーの世界観も醸し出しながらキュートな装いに。ツインテールの位置は、ポスターを見ながら調整して作ったそう。膝丈の人毛ロングウィッグに黒のドレス、グレーを基調としたゴージャスなメイクで登場したZuttiは、自ら「不気味。」、戦慄も「おばけ感。」と語るほどの高い完成度で仕上がっていた。

映画について



Zuttiは「1作目を見てから本作を見てほしいのが本音。」とコメント。前作の伏線回収が本作の見どころの1つとのことで、1作目を見てから本作を見ると十二分に楽しめるようだ。1作目を見たことある人!と観客に尋ねると半数近くの挙手があり、Zuttiは「スッキリしましたよね!?」と感想を分かち合っていた。

無慈悲に殺人を繰り返すエスターに対し「共感はできない」と語った2人だが、戦慄は「愛情や自由に対しての執着とか、孤独やさみしさを背負ってひとりで生きていくみたいな姿に、少しは共感するところはあったかもしれない」と感じていた様子。

また、23歳ながらも10歳の子役を演じたイザベル・ファーマンの演技力の高さに「本当に10歳の女の子に見えるような、天使みたいな無垢な表情と、悪魔みたいな本性をむき出しにした表情の演じ分けが本当に素晴らしかったなと思います」とコメント。Zuttiも「シーンと表情で年齢を変えられるような演技力が凄いなと思います。」と舌を巻いていた。

プライベートについて



続いて、ファンにはたまらない、映画にちなんだプライベートの質問をASK。「幼少期の“やばい”エピソード」を聞かれると、戦慄は「人から心配されたくて教室の真ん中で消しゴムを食べたことがあります!」と暴露。Zuttiも思わず「やば!? 消しゴム食べたの!?」と驚きの表情。

対するZuttiは「ハスキーな声に憧れていたので喉を潰したくて、お庭でずっと大きな声を出していました。」とキュートなエピソードを披露。残念ながら、ハスキーな声は手に入らなかったみたい・・・。

また「変身できるとしたら何になりたい?」に対して、戦慄が“チワワ”と答えると、Zuttiを含め会場全体から「かわいい・・・!」と感嘆の声が巻き起こる。ただ、可愛いだけなく「チワワは無条件に愛してもらえるので、エスターもチワワだったら悩まずに済んだんじゃないかな。」とエスターを気遣う優しい一面を見せてくれた。

一方、Zuttiは“孔雀(くじゃく)”をセレクト。動物で例えるなら“孔雀”とよく言われるそうだが、本物の孔雀になりたいようで、その勢いに戦慄は「欲深いですね。」と一蹴。会場から笑いが漏れ聞こえた。

質問コーナー



今回のイベントでは、事前に観客からゲストの2人に対し質問を募集。1つ目の質問は「2人が今まで出会った変な人はいますか?」。「たくさんいました・・・」と切り出した戦慄は、悩んだ末に新任の先生をピックアップ。「(学生のとき)人前に出て話すのが苦手だったので、朝の一分間スピーチで黙りこけちゃって、その後呼び出されて怒られたんですよ。でも怒られている途中で先生が寝ちゃってそのあと5時間起きませんでした。」と再び驚きのエピソードを披露。Zuttiも「知らない人に家で遭遇する。」とネットニュースになったほどの強烈なエピソードを明かしてくれた。

2つ目は、「2人のホラー体験を教えて下さい。」。「自分は(霊的なものを)見えずに感じるタイプ。」と語るZuttiは「お友だちの新居祝いに行った時に、地下と3階にお手洗いがある一軒家だったんですけど、地下のお手洗いと3階のお手洗いに嫌な感じがあったんです。それを帰りに友だちに話したら『一緒』だと言われて。実際には何も見えてないんですけど、そう感じたというエピソードがあります。」と霊感体験を告白。「水の場所は集まりやすいから危ないという話は聞きます」とのことで、霊感強い人は要注意だ。



「わたしはおばけとか信じていなかった」という戦慄は「小学校の時に、家族みんなでご飯を食べ終わって、夜道を歩いていたんです。そうしたら赤と緑とオレンジと黄色に点々と光るものがブンブンブンブンとグルグルまわりながら走ってたんですよ。」と、そのオカルト体験を身体全体で表現。全力で怖さを伝えようとする戦慄の姿に「かわいい・・・」の声がぽつりぽつり。

エピソードはその後も続き「飛行機じゃないな、これはなんだろーと思いながら見ていたら、電線に視界がふさがれて。そこをパーーって通ったらもうなくなってたんです!本当なんですよ!こうやって(ジグザグの動きをしながら)こうやって動いていたんですよ!電球がついてる円盤が回りながらふんふんふんって・・・!本当なんだってば!」と信じがたいリアクションをするMCや観客に最後まで力説してくれた。

3つ目は、エスターのように「自分がまわりと違っていると悩んだときに、どう対処しますか?」。それには「お悩み相談みたい。思いつかないな」と思案顔の戦慄だったが、「わたしは全部違いすぎて馴染めなかったので。時間がたてば大丈夫になる気がします。全部が自己満な気がしているので。」とコメント。

Zuttiも「自己満が一番いいと思います。わたしはあからさまに人と違う容姿なんですが、ひまわりとか、バラとかいろんなお花があるとおり、みんながみんな違うお花を持っているんですよ。しかもみんな美しいお花を持っているので、外見だけが全てじゃないと思っていますね。みんな違くて当たり前なので。」とアドバイスした。

また、「この間、お仕事でオーストラリアに行ったんですけど、とてもグラマラスな方もいれば、華奢な方もいる。金髪の方もいれば、車いすの方もいて。そのみんなが平等な生活をしていたんです。日本ではそこがまだまだかなと思うんですが、自分は悩むと言うよりは、悩みを打ち消してあげたいと思って日々活動をしていますね」とZuttiの真髄が垣間見えるエピソードも語ってくれた。

診断アプリ



映画の公開が迫ったイベント当日。なんと、映画の公開を記念して、エスター度(サイコパス度)が測れる診断ゲームがリリースされたそう。AIを使った顔写真分析による外見のエスター度と、心理学に基づいた性格分析で内面のエスター度の両方が計測できる。

さっそく2人も診断!戦慄は外見はエスター度高めで、内面はエスター度ふつう。Zuttiも外見はエスター度高めだが、内面はエスター度低め。

2人ともサイコパス度低めの結果となった。誰でも診断できるので、ぜひ読者のみなさんもやってみてね!

最後に



イベント終盤、戦慄が「アクションシーンも見所で、よくあるホラーとは一味違うサイコスリラーの傑作を皆様にぜひ見てほしいなと思います。このような機会を頂き本当に楽しかったです!ありがとうございます。」とこれから作品を見る方と会場に集まってくれた方に感謝のメッセージ。

Zuttiは「まだ見ていない方は1作目、2作目と見てほしいんですけど、人間のドロドロさだったり、人と違った部分を感じられる。恐怖の中にもどこかおしゃれで美しい要素が入っている映画だと思いました。そこも兼ねてぜひご覧いただけたらと思います。」と映画の見所を語り、本イベントは幕を閉じた。

フォトタイム♪




最後に、観客に向けたフォトタイムを実施!無数のシャッター音が鳴り響く中、片手でハートを作ったり美しいポージングを魅せてくれたりと、サービス精神旺盛に答えてくれた。さらに、Zuttiへの熱い思いを書いた自作のチラシを掲げるファンに対し、Zutti自らがそのチラシを受け取る光景も。退場後も大切に持ち帰っており、彼らのホスピタリティを感じられた一幕であった。

映画「エスター ファースト・キル」[R15+]



2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に6歳で行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが夫妻のもとに届く。この奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。驚くほど成長したエスターは聡明で才能も豊か。画家の父親に昔以上にべったりだった。また、あの幸せな時が帰ってくるー。

だが、母親は知っていた。この娘が別人だということを。

ファン待望の、前作の前日譚『エスター ファースト・キル』。前作『エスター』では、裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まる。彼女は聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく・・・はずだった。



彼女の真実を知った時、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれ話題となった。日本でも大反響を呼び起こした『エスター』から14年。エスターはいかにして凶暴性を秘めたサイコパスへと覚醒したのか。本作では、オルブライト家を舞台に彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。



当時12歳でエスターを演じたイザベル・ファーマンが23歳(※本作撮影時)にして子役を再演。監督は、『ザ・ボーイ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルがつとめ、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィッド・コッゲシャルが手がけた。また、オルブライト家の母親役に『ボーン』シリーズ(02〜07)のジュリア・スタイルズ、父親役には『逆行』(15)のロッシフ・サザーランド、息子役に『傲慢な花』(22)のマシュー・アーロン・フィンラン、そして事件に関わる刑事役には『GODZILLA ゴジラ』(14)のヒロ・カナガワが出演する。



<ストーリー>
裕福な一家、オルブライト家には4年前に行方不明となった一人娘のエスターがいた。だがある日、警察からエスターが見つかったという朗報が入る。父、母、兄は数年振りの再会という信じられない奇跡にこの上ない喜びを感じ、成長したエスターを迎え入れる。当時6歳だった彼女は時をへて10歳になっていた。

これから幸せな生活が始まる・・・そう思っていた。この娘が、どこかが変だと気づくまでは。

■詳細
【映画「エスター ファースト・キル」[R15+]】
公開日:2023年3月31日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国
監督:ウィリアム・ブレント・ベル
脚本:デヴィッド・コッゲシャル
原案・製作総指揮:デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
プロデューサー:アレックス・メイス/ハル・サドフ/イーサン・アーウィン
出演:イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン

[HP]https://happinet-phantom.com/esther

[公式Twitter]https://twitter.com/esther_movie

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