<僕>(北村匠海)とユウスケ(中川大志)の再会!映画「スクロール」本編映像解禁



橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説「スクロール」が北村匠海と中川大志W主演で映画化。2023年2月3日(金)より公開される。

本作は、理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描き、若い世代から“自分たちの物語”と圧倒的な共感を獲得!物語は、鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティ溢れる青春群像劇。

“生きること”そして“愛すること”をエモーショナルに表現し、光が射す明日を強く感じさせてくれるストーリーを独創的な世界観で描くのは、様々な映像のジャンルをクロスオーバーして活躍する清水康彦監督。



今回到着した本編映像では、ユウスケ(中川大志)が「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上で1人佇む<僕>(北村匠海)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって…。」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある。」と何かを頼むところで本編映像は終了する。友人の死をきっかけに2人は再会し、人生が少しづつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる—。

本作の撮影を担当したのは、清水監督とも以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、King Gnu 、あいみょん、Suchmos、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなど、錚々たるアーティストのミュージックビデオを手掛ける他、映画、広告、ファッションなどの様々な分野で活躍している。

川上は映画制作では異例だが、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに貢献していた。清水監督は川上に全幅の信頼をおいていたという。そして、改めて川上のすごさを感じたという。「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした。」と撮影時を振り返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました。」とチャレンジングな撮影について語った。

今回解禁された本編映像でも、前半部分ではそれぞれ引きの画角で撮られているが、会話の核心に迫るシーンでは細やかな表情までカメラに納められるように、寄りで1人の会話が撮られている。

若者たちの鮮烈で最も美しい瞬間を切り取った映像に注目しちゃって!

<ストーリー>
学生時代に友だちだった〈僕〉とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた〈僕〉と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す2人に、〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉と、ユウスケとの結婚がからっぽな心を満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。青春の出口に立った4人が見つけた、きらめく明日への入口とは──?

■詳細
【映画「スクロール」】
公開日:2023年2月3日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:北村匠海、中川大志、松岡茉優、古川琴音、水橋研二、莉子、三河悠冴、MEGUMI、金子ノブアキ、忍成修吾、相田翔子
監督・脚本・編集:清水康彦
脚本:金沢知樹、木乃江祐希
原作:橋爪駿輝「スクロール」(講談社文庫) 
主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)

Ⓒ橋爪駿輝/講談社 Ⓒ2023映画『スクロール』製作委員会

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