【SUPER★DRAGON「Hey, girl」インタビュー前編】2022年連続配信リリースラストは、恋した女性をちょっと強気に口説きにいく、大人なスパドラの魅力溢れる楽曲。MVの口説きシーンにも注目!!
2022.12.27
2022年の締めくくりとなる新曲【Hey, girl】を配信リリースした【SUPER★DRAGON(スーパードラゴン)】のインタビューを前編・後編でお届けします。
前編では、2022年5月からスタートした“踊れるミクスチャー”をテーマに、毎月連続配信リリースをする企画のラストを飾る、8作目となる楽曲【Hey, girl】をメインテーマにインタビュー。スパドラメンバー全員が女性を口説くシーンが話題のMVの撮影秘話やVo.古川毅がスタイリングを手掛けたという衣装のこだわりポイントなど新曲の魅力をたっぷりインタビュー。
スパドラインタビュー前編では、クールなエモいショットにも注目!後編では、今年ラストのスパドラインタビューということで、“BULE(ファンの呼称)”の文字の風船やゴールドの紙吹雪を使った弾けたカット満載でお届けします★
【Hey, girl】恋した女性をちょっと強気に、大人のSUPER★DRAGONになって口説きにいく
■連続配信リリース企画と、2022年の締めくくりとなる新曲【Hey, girl】はどんな楽曲になっていますか?
ジャン 連続リリースの第8作目で、12月の締めくくりとなる1曲ということで。
構成的には毎回同じメロディのフックっていう扱いのパートがあって、そこを毅と彪馬がユニゾンで歌ってくれていて、俺と和哉と洸希がしっかりバースをそれぞれ蹴るっていうヒップホップの構成になっています。
せっかく自分たちでバースを蹴るならっていうことで、俺と和哉は連続リリースで毎回作詞をしていたんですけど、今回そこに洸希も加わって、3人で自分のパートを自分で作っていこうってなって。せっかく3人で掛け合いをするなら何かストーリー性があると面白いよねっていうことで、最初【Hey, girl】っていうタイトルではなかったんですけど、3人で1人の女性を口説くじゃないですけど、恋した女性をちょっと強気に、大人のSUPER★DRAGONになって口説きにいくけど最終的にそれが夢オチでやっぱりそんなにまだ強気にはなれなかった。夢の中で強がっていた。みたいなストーリーを作って、3人でしっかり起承転結が起きるようにバトンパスしていけるようなワードを散りばめて作ったみたいな感じですね。
MVの方は、女性キャストの方が今回珍しく出演する形だったんですけど、モデルをやってる僕の幼馴染に声をかけて(笑)。キャスティング、MVの構成、バースも、全部自分たちで作り上げた作品なので、自分たちの色が色濃くのっている曲ですね。
■連続リリースの締めくくりとなる曲でもなりますが、最後はこの曲にしようと決めていたんですか?
ジャン そうですね。連続リリースをする際に毎月どういう曲を出そうかっていうのは、事前にいろいろ楽曲を聴きながら僕が代表して選ぶ時間があって、そこでいろんな楽曲を聴いた上で、最初はポップで明るい音色のものが多かったと思うんですけど、12月は逆にヒップホップで、そこにちょっとSUPER★DRAGONらしさとかも混ぜて出せたらいいなって思っていたので、この曲にしました。
【On My Way】のMVよりかは成長を感じました(笑)。
■先ほどMVのお話も少しでましたが、各メンバーさんが女性キャストさんを口説くようなストーリーになっています。自分たちで演技面は決めていったんですか?
ジャン もう即興です。
池田 もう自由。ある程度はあったかもしれないですけど・・・どうだった?(飯島さんにふる)
スパドラ (口々に)言わないんかい(笑)。
飯島 僕の場合は壁ドンをしているんですけど、シチュエーションとか壁ドンをしてくださいっていう指示はいただいていて。
完成したMVには音は入らないんですけど 、一応喋って口説くような感じのシーンなので、女性のキャストさんに話しかけないといけなくて、2回そのシーンを撮影したんですけど、その時何を喋ればいいんですか?って監督さんに聞いたら、「好きな食べ物とか。本当に何でもいいよ」って言われたので。
最初はハンバーグが好きなんだっていう自分の話をして、2回目も僕猫が好きなんだけど何猫が好き?みたいな話をしました。そしたら猫が好きだったみたいで、猫トークで会話が弾んだのでよかったです。
古川 めちゃくちゃ気を遣われたんじゃない?(笑)
松村 絶対にそうでしょ(笑)。
スパドラ (笑)。
飯島 ファイヤードラゴンで【On My Way】っていうMVを撮った時、初めて女性キャストさんが僕たちのMVに出たんですけど、そこではガチガチになっていたので、その時よりかは成長を感じました(笑)。
志村 うんうん。
ジャン すごい成長よ。
BULEのみんなに楽しんでいただければ嬉しい。
池田 僕は抵抗は全然なかったんですけど、でもどういやらしくなりすぎず、ちゃんと世界観にマッチしながらも、自分のキャラクターも守りつつ演じられるかなって。上手い塩梅を意識しながら撮影しました。それがMVでいい感じに出ていたので、よかったなって思います。
■演じる上でのテーマはあったんですか?
池田 割と何も考えずにやりました。無心みたいな。こういうふうにやったらいいかなとか、そういうことはあえて考えずに、とりあえず自分に任せてみようみたいな。
自分たちボーカルチームはリップシンクと合わせての撮影で、特に会話しなくてもよかったので。割と自分任せっていう感じでしたね。なによりBULEのみんなに楽しんでいただければ嬉しいですね。
共通の知り合いっていう設定で、ジャンのことを話したり。
志村 女性に積極的に話せる人ってどういうことを話すのかなって考えていました。意外とナンパ出来る人とかって言葉巧みだったりするじゃないですか。だから最初は相手のことを聞くのかなって思って、相手のことを聞いてみたり。その後は共通の知り合いっていう設定で、ジャンのことを話したり。
ジャン それは事実(笑)。
志村 いやいや(笑)。そういう人がいるっていう。それがたまたまジャンだったってことね。
ジャン 役としてってことね(笑)。
志村 そういう手段を取るのかなって思ったのでその設定で演じてみました。
■チャラいを意識して演じられたってことですよね。
志村 意識しました。だって急に初めて会った方を口説くって、そもそも設定自体が既にチャラいと思うので。
スパドラ 確かに。
志村 お前らバカなの?(笑)
古川 確かに~!(“深い~”のレバーを倒す仕草をしながら)
志村 深い~じゃないのよ(笑)。
夢オチをしている強気でいられない自分が少し反映されている人がいてもいい
ジャン 主人公的に全員が全員すごい近い距離感で強気でいれる人じゃなくても、本来の夢オチをしている強気でいられない自分が少し反映されている人がいてもいいのかなと思ったので、自分はあまりガツガツせず、ある程度距離感は取っているけど頑張っているくらいの感覚でやりました。
もうどうしたらいいかわかんなかったですね(笑)。
柴崎 僕は料理の話をずっとしていましたね。自炊するんですか?みたいな感じで。そしたらするって言ってくれて、話が続いたのでよかったです。
ジャン それは救われたね。
柴崎 救われた!本当ありがとうございます。じゃあ次!
古川 え、もう俺?(笑)
柴崎 だってそれくらいしかないもん。
■緊張とかしなかったですか?
柴崎 もうどうしたらいいかわかんなかったですね(笑)。
池田 なるがままに?(笑)
柴崎 そう。こんな感じかなと思いながら(笑)。
ジャン 一番年下だしね。女性キャストの2人に助けられたね。
柴崎 本当そう。ありがたかったです。
頭ポンポン。正直照れくさかったですね(笑)。
古川 僕も基本的にはリップシンクがありつつのちょっと気持ち絡むようなシーンがあったりって感じで。歌詞の内容と照らし合わせながら撮影しました。
(上着を脱ぎはじめるジャンさん)
古川 ちょっとまって、なんでイキっているの?
ジャン え、ひどい!半袖になっただけなのに!(笑)
スパドラ (笑)。
古川 あとは監督の要望みたいなのがあって、ちょっと頭ポンポンなのか引き寄せるみたいなのはやってほしいって言われたので、それもやりました(笑)。
スパドラ (口々に)やりました!(笑)
古川 正直照れくさかったですね(笑)。
ジャン かわいい(笑)。
距離を詰めるのが上手い、チャラい年下をイメージ
松村 僕もリップシンクがあったんですけど、僕は作詞に参加していたのでなんとなく書いている段階でこういうイメージだろうなって想像ができていて。それをそのまま投影して撮影に挑んだ感じですかね。
特に緊張とかもしなかったです。めっちゃ距離を詰めるのが上手い、チャラい年下の男みたいなイメージで撮影しました。
古川 そういうの上手そう。
松村 きっと上手いよ(笑)。
スパドラ (笑)。
松村 すみません。上手くないです(笑)。
歌詞の内容的に、ナンパするっぽくリップシンクをするのもなんかちょっと違うし。
田中 僕はリップシンクをする箇所が2番だったんですけど、その歌詞の内容がナンパをしてちょっと調子に乗っているんだけど、あれ?っていうところで。
ジャン なんかおかしいなってところだよね。
田中 そう。もしかして夢?みたいなところだったので、めっちゃリップシンクが難しくて。歌詞の内容的には、ナンパするっぽくリップシンクをするのもなんかちょっと違うし。だからどういう表情をすればいいのかわからなくて難しかったですね。
ジャン でも結果めっちゃよかったよ。
田中 あ、ありがとうございます(笑)。
古川 誰?(笑)
スパドラ (笑)。
田中 僕と壮吾と颯くんの3人で最初ナンパをするシーンみたいなのがあって。そこは強気な感じで頑張って演じていましたけど。
古川 あそこ不穏な空気した(笑)。
飯島 正解がわからなかった(笑)。
田中 いや難しかったよね。
古川 洸希が先陣切ってね。「なーに、してんのー」って話しかけてね(笑)。
スパドラ (笑)。
ジャン メンバーが見る分にはあれだけどね(笑)。でもBULEのみんなが見たらきっといいって思ってくれるんじゃない?
スパドラ (口々に)なにしてんのー!
田中 (笑)。でも頑張りました(笑)。
■3人で2人をナンパするって余計に難しそうですね。
田中 そうなんですよ。しかもこの3人っていうのが(笑)。
スパドラ (笑)。
電車トーク
伊藤 僕は電車の話でしたね。
ジャン でしょうね(笑)。
伊藤 みんな電車に乗るので、盛り上がることもないけど話せないこともないかなと。撮影したところが大宮だったので、どうやってきたの?とか。
志村 こわ!(笑)
伊藤 色んな行き方があるじゃないですか(笑)。
志村 あくまでコミュニケーションの幅を広げるためだもんね(笑)。
ジャン 電車トークって誰でも入れるじゃん。だから案外いいかもね。
伊藤 MVでは声は入らないので、結果いい感じになってよかったです。
いい意味でチャラさと各々の魅力も引き出せればいいなと。
■今回の楽曲は古川さんがスタイリングを担当されたとお聞きしたのですが、普段からSUPER★DRAGONのスタイリングをすることは多いですか?
古川 今年に入ってから多いですね。それこそ春のZeppツアーもそうですし。
僕が1人でスタイリングをするっていうよりかはスタイリストの方と一緒に構想を練って、テーマだったり、いろんなことを決めてスタイリングをする感じなんですけど。でもそうですね。連続リリースは、【Summer Party】以降は僕が携わらせてもらいましたね。
また今回は、【Indelible Magic】の時のカッチリしたスーツで、ハットをかぶってグローブをしてみたいな、ああいう衣装とはまた全然違った空気感で、ちょっとカジュアルな空気感というか。いい意味でチャラさがある楽曲なので、そこら辺が投影できればいいなと思いつつ、各々の魅力も引き出せればいいなと。各メンバーらしさと新鮮さみたいなところのバランスがちゃんと取れればいいなと思って、時間をかけていつもフィッティングをしています。
■それぞれのスタイリングでのポイントも教えてください。
【伊藤壮吾】
古川 壮吾から言うと。壮吾は割と動きのあるものを着たり、今の衣装みたいなフーディーとかオーバーなシルエットの服を着るとすごく映えるなって、ここ1年くらいずっと思っていて。なのでそういう意図もあってこういうでかいシャツにしました。それこそMVの時にちょっとフードをかぶってもらったりもしましたね。
色合い的には別にオールブラックとかではないんですけど、どこかで影を感じさせるようなトーンを意識したのがポイントですね。
【田中洸希】
古川 洸希に関しては、アクセサリーとか自分のこだわりがあるので、相談してきてくれたりもするんですけど、そういったところの良さもちゃんと引き立てばいいなと。
あと普段着ている私服の空気感とあまり剥離しないようにしています。比較的この中ではジャケットを着ているのでめちゃくちゃカジュアルっていうよりかはちょっとカッチリした要素があるスタイリングになっています。
【松村和哉】
古川 和哉に関しては、ラッパーですし、【Hey, girl】がヒップホップとR&Bのいいとこどりのかっこいい楽曲になっているのと、リリックも書いているということで、しっかり和哉のラッパーとしての良さが出ればいいなって。
松村 ラップ上手いやつにしてって言いました。
古川 そうそう。最近のフィッティングはね。このジャケットラップ上手い?って聞いてくるもんね(笑)。
松村 どのジャケットなら一番ラップが上手いかで決めます。
古川 やっぱり着る人のテンションも大事だと思うので。そういうのも含めつつ決める感じですね。
松村 ありがとう。(小声)
【古川毅】
古川 今回スタイリングを一緒に担当してくれたのが、普段デザイナーをやっている同世代くらいの子なんですけど。僕、本当に洋服が大好きなので、それ関連でプライベートで知り合った子だから、逆に言うと自分の好きなものとかもある程度わかってくれているし、あとは逆にこれ着てほしいなっていうものがあったら、そこにあえて従って飛び込んでみようくらいの気持ちでいたので。僕はそういうお任せに近いスタイルで衣装を決めましたね。
【柴崎楽】
古川 楽は、お母さんの影響で昔からちょっと古いロックとかが好きだったり、映画が好きだったり、そういうアイデンティティがあるので、そこを活かしたスタイリングになっていて。
フィッティングの時にヴィンテージのTシャツをスタイリストの彼がもう山積みになるくらいレアなものとかもいっぱい持ってきてくれて。その中に『時計じかけのオレンジ』のTシャツがあったので、もうこれは楽でしょってなって。そしたら楽がその日、私服でつけてきたネックレスが本当にたまたま時計だったんですよ。
そういう偶然も重なって、全体的にちょっとイギリスっぽい雰囲気も感じさせるスタイリングにしました。
【ジャン海渡】
古川 ジャンは西海岸アメリカ古着キッズみたいなイメージです。いい意味での子供っぽさみたいなもの、少年感みたいなのがすごい映えるなと思ったので。
Tシャツはジャンに選んでもらいました・。
【志村玲於】
(洋服をアピールする志村さん)
古川 玲於は、ニットキャンプをかぶらせたかったんですよね。玲於は生粋のダンサーっていうのもありますし。まって、何してるの?(笑)。
志村 これですよって見せてる。
スパドラ (笑)。
■ありがとうございます(笑)。
古川 これですね。はい(笑)。その良さが出ればいいなっていうのと、玲於のセクシーさみたいなのが出ればいいなと思ったので、ここら辺をちゃんと(笑)。
(トップスの首回りをアピールする志村さん)
古川 うんうん。それそれ(笑)。ちょっと鎖骨が見えるトップスを選んだり。
シルエットが全体的にオーバーなので、トップスの首が詰まっているデザインだとずんぐりむっくりみたいになるんですけど、首回りが広いものを合わせることによってバランスがいい感じになるので。
【池田彪馬】
古川 彪馬はやっぱり綺麗なイメージがあるので、割とシュッとしたというか。彪馬だけにニット1枚なんですけど、そこに彪馬ファンはキュンキュンしてくれればいいなって。あと、やっぱり冬の楽曲なので季節感も大事にしました。
【飯島颯】
古川 颯は、割と毎回どうしようかなって悩むんですけど、今回はシュッとした、まとまった感じだけど、それだと私服と見分けがつかないくらい意外性がなさすぎちゃうので、ヒョウ柄のちょっと強いアイテムを持ってきました。意外とこういうあくの強いアイテムも似合うんだなって。着こなしてくれたので良かったです。
■ありがとうございます。勝手に猫好きだからヒョウ柄というのもあるのかな、なんて思っていました(笑)。
古川 ネコ科だから(笑)。
飯島 確かに(笑)。
古川 それが理由でお願いします(笑)。
僕たちが着た時のモチベーションも考えて組んでくれるのでステージに立った時に生き生きとできます。
■皆さん古川さんにスタイリングを組んでもらっていかがですか?
田中 気に入っています。
スパドラ (口々に)うん。
古川 次々にうんって(笑)。
スパドラ (笑)。
ジャン スタイリストさんと毅が一緒に選ぶ時に、僕たちが着た時のモチベーションも考えて組んでくれるので、自然と自分たちの魂が服にも乗って、よりMVとか、ステージに立った時に活き活きとできます。なので、スタイリングを組んでもらえるのは嬉しいですね。
スターダストプロモーションに所属する9人組ミクスチャーユニット。通称”スパドラ”。
ヘヴィロックにラップやダンス、メンバーによるヒューマンビートボックスまで融合させた、Newミクスチャースタイルな楽曲に、目まぐるしく変わる9人のフォーメーションダンス、そしてキャッチーで一緒に踊りたくなる振り付けが魅力。
[HP] https://super-dragon.jp/
[Twitter] @Supdra_staff
[Instagram] @superdragon_official
志村玲於
1999年1月29日生まれ。東京都出身。
古川毅
2000年2月27日生まれ。東京都出身。
ジャン海渡
2000年5月4日生まれ。東京都出身。
飯島颯
2001年10月12日生まれ。東京都出身。
伊藤壮吾
2003年2月17日生まれ。千葉県出身。
田中洸希
2003年2月27日生まれ。東京都出身。
池田彪馬
2003年6月2日生まれ。北海道出身。
松村和哉
2004年4月15日生まれ。長野県出身。
柴崎楽
2004年4月28日生まれ。千葉県出身。
―INFORMATION―
【Digital Single「Hey, girl」】
リリース日:2022 年 12 月 14 日(水) ※配信限定
<5月~11月配信楽曲>
5月配信「Brand New Music」
6月配信「Cruisin’」
7月配信「SUMMER PARTY」
8月配信「SoWoo」
9月配信「Indelible Magic」
10月配信「HONEY BABY」
11月配信「Not Enough」