<ライブレポ>KYUNGMIN(TWS)「大好きという言葉よりももっと素敵な言葉があればいいのに」TWS初のアジアツアー日本公演『2026 TWS TOUR ’24/7:FOR:YOU’ IN JAPAN』
2026.9.14

“いつもあなたと共に”“あなたのために”というタイトルを掲げたTWS初のアジアツアー日本公演【2026 TWS TOUR ‘24/7:FOR:YOU’ IN JAPAN】が大盛況のなか幕を閉じた。ここでは、7万1500人を動員した本ツアーの最終公演の様子をレポートする。
開演時間になるとステージ上ではカウントダウンが始まり、カウントが0を示すと一気に真っ暗に。するとエアーショットで舞い上がったコンフェッティに照明があたりキラキラと光り輝き、まるで弾けたソーダのなかに入り込んだかのような錯覚に。その瞬間に『hey! hey!』のイントロが鳴り響き、大きなビジョンの扉が開き、6人が横並びで登場すると、割れんばかりの歓声が上がっていく。
KYUNGMINが「横浜!叫べ!」と叫び始まった『hey! hey!』では“42(SAI)”(ファンネーム)のコールが上がり一気に一つに。メンバー6人が円陣を組み、「TWS, Let’s GO!」と声を上げる姿に青春を感じながらダンスブレイクでは真剣な表情を見せ、1曲目からまるでクライマックスのような演出に会場にいるすべての人達を巻き込んでいく。
シームレスにスタートした『Countdown!』では音が聞こえなくなるくらいの42の歓声があがり、その声を受けて楽しそうに嬉しそうに歌う姿が印象的だ。彼らも、この場所をとても楽しんでいることが伝わってくる。炎が立ち上がり始まった『OVERDRIVE』では、この曲の名物となっている、TikTokで大きなバズを生んだ甘えた表情を見せる“アンタルポーズ”でHANJINとKYUNGMINがビジョンに映し出されると、大きな歓声が上がっていく。

自己紹介では、この日のためにどんなエネルギーをチャージしたかというお題にYOUNGJAEが「今日のためにストレッチをしました!」とステージ上で後屈をしたり、SHINYUはカットした襟足を見せたり、HANJINは前日夜中にほうれん草のデリバリーを頼んだことを報告したりと、先ほどのステージでの姿とは全く異なるわちゃわちゃとした等身大の姿を見せ、幸せな空間に。そのまま次の曲に向けてKYUNGMINがセリフを言う段取りだったはずが、早めに暗転してしまいワタワタするKYUNGMINにメンバーみんながぎゅっと囲みやり直すシーンも。KYUNGMINは気を取り直すも「いま、本当に困っちゃいました!」とかわいく報告し、「42のことがもっと好きになったよ」というセリフから始まった『Lucky to be loved』では、ロマンティックなステージで、一気に42の心を奪っていった。
重低音が響き渡る『Fire Escape』ではYOUNGJAEが囁くように口ずさんだあと、ニヤリとする表情が映し出されると大きな歓声が上がり、ダンスブレイクでクールに魅せる『All the Possibilities』、JIHOONからスタートする『overthinking』ではステージの両サイド、端の端まで駆け寄りみんなと一緒にコミュニケーションを取りながら歌い、ダンサーと抱き合いながら楽しさを分かち合うような姿を見せ、激しく打ち付けるビートに乗せて笑顔を交わしながら、最高に楽しそうな姿を見せてくれた。
花火が打ちあがる音が鳴り、ピアノの音色が流れ、空に光が散らばるように照明が広がっていくとSHINYUとYOUNGJAEが背中合わせになり、『Last Festival』がスタート。オレンジの光に包まれて、どこか切なく、夏の終わりを感じさせるサウンドに合わせ、妖艶で美しく、静と動のメリハリを感じるパフォーマンスで会場中を包み込んだ。

ユニットゾーンのトップバッターを飾ったのは、JIHOONとKYUNGMIN。『SHIFT』に乗せ、真っ赤な光に包まれながら、激しく狂気に満ちたダンスで魅せていく。フロアを使ったダイナミックで、エネルギッシュなダンスとふたりの怪しげな表情は、彼らのさらなる才能を感じさせるステージに。

続くYOUNGJAEとHANJINのユニットでは、『All Along』を披露。王子様のようなビジュアルのふたりがステージの両端に立ち、優しいYOUNGJAEの歌声と、透明感溢れるHANJINの歌声が重なっていく。ふたりが向かい合い近づき、42に向かって手を振り去っていく姿はとても神々しく光り輝いていた。

そしてフードとキャップを被ったSHINYUとDOHOONが勢いよく登場し、ハードなラップを披露した『HOW DID YOU DO THAT』では、激しいマイクリレーが続いていく。途中でSHINYUがDOHOONの頭を掴んで引き寄せると会場からは叫びにも似た歓声が上がり、SHINYUが叫ぶ「MAKE SOME NOISE!」の声にさらに会場の温度が上がっていく。

全員が揃った『Get It Now』では、激しく威圧的な雰囲気を出したYOUNGJAEが口火を切りスタート。全員が身体全体を使って魅せるパフォーマンスからはこれ以上ない覇気で会場を圧倒した。その後のMCでは、この顔を寄せるシーンを、なぜかみんなですることに。じゃんけんでペアを決め、HANJINとYOUNGJAEのペアはHANJINが積極的に顔を寄せYOUNGJAEが驚く表情を見せたり、SHINYUがJIHOONに顔を寄せた瞬間、SHINYUが飲んでいた水のストローをJIHOONに飲ませようとしてJIHOONがひっくり返ったり、KYUNGMINがDOHOONをお姫様抱っこしたりと大暴れ。パフォーマンスとMCのギャップが最高に大きい彼らの素の姿が披露され会場は大笑顔に。

かと思えば、『Head Shoulders Knees Toes』では炎が上がり激しいステージで煽っていくと、VCRを挟み、爽やかなデニムの衣装に着替え登場し、『plot twist -Japanese ver.-』を披露。爽やかでかわいらしい彼らのパブリックイメージをそのまま体現したステージで彩ると『If I’m S, Can You Be My N? -Japanese ver.-』では掛け声も相まって会場がひとつになり客席に手を振って笑顔をプレゼント。曲の終わりに花火が上がり、そのまま代表曲ともなっている日本デビュー曲『はじめまして』がスタート。大きな声でコールが始まり、YOUNGJAEにKYUNGMINが手で耳をつけたりとかわいらしい動きでさらに盛り上がり、爽やかなステージを作り上げた。
ラストスパートでは『Palm Tree』でKアリーナを一瞬でダンスフロアに。YOUNGJAEが猫耳を作ってかわいく見せたり、『You, You』では客席が額の前で揺らす振りでは会場がひとつになり、『Oh Mymy : 7s』では優雅なイントロからは一転、ハードで勢いのあるサビでは炎が上がり、一列になって力強くダンスをしていく姿に最高潮の盛り上がりを見せ、本編は終了。
ラフな姿で再登場して始まったアンコールは『Back To Strangers』からスタート。センターステージに円となり座り、客席を見ながら歌い始めると、客席からはスマホのライトが照らされ、星空が次第に広がっていくような煌びやかさに包まれていく。その景色を嬉しそうに、感慨深そうに見ながら歌う姿は愛に溢れている。曲が終わり、YOUNGJAEが「星のように輝いているみなさんを見たら、(終わるのが)すごく寂しくなりました。本当にキレイだよ」と囁き、SHINYUは「暑い夏から始まり、涼しい風が吹く秋までご一緒しました。楽しんでくれましたか?」と声をかけると、大きな歓声が上がっていった。

最後のコメントでは、それぞれ42だけでなくスタッフや家族、そして通訳さんなどに感謝を言葉にし、HANJINが「今日のことを思い出したときに、幸せだったなと記憶してくれていたら嬉しいです」、SHINYUが「今日の公演が終わったら、美味しいものをしっかり食べて下さいね」「みなさんの日常に力をあげられるTWSになりたいです」と宣言。YOUNGJAEは「いつか東京ドームで公演ができたら嬉しいなって思いました。その日まで僕たちも全力で走っていきます!」「ここにいるみなさんの顔を覚えていますよ!」とみんなの顔を見て笑いを誘い、KYUNGMINは「今日のこの瞬間は一生忘れられません。人生で本当に大切な思い出を作ってくれてありがとうございます!大好きという言葉よりももっと素敵な言葉があればいいのに・・・もどかしいくらいです!」と愛を伝え、JIHOONは「僕は後悔することが好きではありません。なので今回も42のみなさんの前ではベストを尽くしたいと思いました」「今回のツアーでは“夢みたいだ”と思った瞬間がたくさんありました。この経験をしっかり記憶して、またお会いする時にはもっとカッコいい姿になっていたいと思います」と話し、DOHOONは「日本を周りながら日本語もたくさん上達しましたし、たくさんの42のみなさんに会えて嬉しかったです」と笑顔を見せた。
温かい雰囲気に包まれたまま、JIHOONが「一緒に叫んでください!」と叫び、始まった『SODA SODA』では軽やかでとても爽やかなステージを見せ、『hey! hey!』などでより大きな声をあげ42と濃いコミュニケーションを取りながら、ステージを後にした。
ステージを終えて見れば、彼らのパブリックイメージである“かわいい”“爽やか”というパフォーマンスだけでなく、より今後の展開を期待させるクールでエネルギッシュな、そして時に妖艶な楽曲やステージで驚かせたTWS。彼らが目指すと明言した東京ドームでの公演が叶うころには、さらに大人に、よりスタイリッシュで、さらに甘いステージを見せてくれることを確信した、最高の一夜だった。
【2026 TWS TOUR ’24/7:FOR:YOU’ IN JAPAN】
<スケジュール>
[福岡] 福岡国際センター
2026年8月28日(金)
OPEN 17:00/START 18:30
2026年8月29日(土)
OPEN 15:30/START 17:00
2026年8月30日(日)
OPEN 13:30/START 15:00
[兵庫] 神戸 ワールド記念ホール
2026年9月4日(金)
OPEN 17:00/START 18:30
2026年9月5日(土)
OPEN 15:30/START 17:00
2026年9月6日(日)
OPEN 13:30/START 15:00
[神奈川] Kアリーナ横浜
2026年9月12日(土)
OPEN 15:30/START 17:00
2026年9月13日(日)
OPEN 13:30/START 15:00
(P)&(C) PLEDIS Entertainment
Text:吉田可奈

























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