【武藤潤×鳥越裕貴インタビュー】お互いの印象は「明るいオーラがすごくてファニー。」「不思議なオーラを持っていて、すごく愛せる人」転生するなら?2人で遊ぶなら?トークも♪<『エグ女TV2026』>



転生先は“女子”だったーー。2017年に初演され、実話に基づいた女性たちのリアルな姿を描いたオムニバス作品として話題を呼んだ舞台『エグ女』。昨年10月には舞台『エグ女2025』として木原瑠生、武藤潤(原因は自分にある。)、鳥越裕貴、佐藤信長、栗田航兵(OCTPATH)、磯野亨らが女性・天使に扮し、大きな反響と笑いを巻き起こしました。

そんな『エグ女』が『エグ女TV2026』としてかえってきます!『エグ女2025』で好演した武藤さんと鳥越さんに、前作を振り返ってもらいつつ、『エグ女TV2026』への期待や、互いのキャリアについて語り合ってもらいました。



共演しても「不思議だな」という印象は変わらなかった



■お二人は舞台『エグ女2025』が初共演でしたが、共演前と共演後でお互いの印象は変化しましたか?

鳥越 いい意味で変化していないかもしれないです。最初「不思議なオーラを持っている人だな」と思っていて。共演して他の良いところも知れたけど、その「不思議だな」と言う印象は変わらなかった(笑)。

■どういうところに不思議さを感じましたか?

鳥越 見た目はすごく男っぽいじゃないですか。でも話すとふにゃ〜としていて。でも考えていることは男っぽいし、でも行動は愛くるしくて。なんだかすごく愛せる人だなと。

■武藤さんはいかがですか?

武藤 うーん、印象が変わったというよりは、すごく仲良くなれたなって……。

鳥越 それは「印象が変わった」ってことなんじゃない?(笑)

武藤 そうなのか!



■年齢も離れていますが、最初はたとえば「怖そう」とか「近寄りがたい」みたいな印象はありましたか?

武藤 というか、トリさんに限らず全員に対して緊張していました。でも稽古や本番期間を経て、どういう人なのかわかっていってからは、自分もほわほわしている部分を普通に出せるようになりました。

鳥越 僕となだぎ(武)さんが「あっ、この子はおもろいぞ」と気づいて。アドリブシーンもある作品だったので、ちょこちょこ「この子、いけるんちゃうか?」と差し込んでいました(笑)。

■そういうやりとりも経た今は、武藤さんから見た鳥越さんはどのような方ですか?

武藤 明るいオーラがすごくてファニー。トリさんと話すと絶対に笑顔になれるんです。そういう人ってこれまであまり出会ったことがなくて。舞台で一緒にお芝居しているときも、普段お話ししているときもすごく楽しいです。

鳥越 ありがとう。

■前作ではそんな武藤さんのセンスを感じて、鳥越さんとなだぎさんがいろいろとアドリブを仕掛けていったんですか?

鳥越 なだぎさんがぶっ込んで、それに対して潤がまたぶっ込んで、僕がそれを平らにならす、みたいな感じでしたね。

武藤 見ていてすごいなって思っていたんですが、だんだん僕もやるようになっちゃいました(笑)。

鳥越 そのガッツがすごいなと思いました。何度か、あのなだぎさんが崩れ落ちましたからね。

“エグ女妄想”が勝手に広がるように



■お話を伺っていると、おそらく肝が据わっていたのではないかと思いますが、武藤さんにとって初めてのコメディ、いかがでしたか?

武藤 本当にわからなくて。稽古期間中はたくさん試していました。明らかにこれまで出演した舞台よりもいろんなパターンを考えて稽古に向かっていました。「これをしたら面白いかな」とか。

■では『エグ女2025』を通して少し掴めた?

武藤 いや、全然掴めませんでした。

鳥越 いやいや、めちゃくちゃ掴んでたで!

■鳥越さんから見たら掴んでいたと。

鳥越 はい。掴んでいたし、何よりも、役はもちろん潤が楽しんでいるのが見えて。中でも特に好きなセリフやお気に入りの演技プランがいくつかあったんちゃうかな。見ていてすごく楽しそうだなと思うところが結構ありました。

■逆に鳥越さんはコメディ舞台もお手のものだと思いますが、『エグ女2025』はいかがでしたか?

鳥越 いろんな役者さんがいて、芸人さんもいて、すごく刺激を受けました。



■『エグ女2025』で得たものは何かありますか?

鳥越 女性を演じるということで、これまでにないくらい女性を観察したり、いろいろな作品を見たりしました。おかげで、今後の「エグ女」のために女性の仕草や言動の引き出しが増えた気がします。あとは「エグ女」をきっかけに女性が怖くなりました(笑)。「このあと、何か言われてんちゃうか」「噂されてるんやろうな」とか、“エグ女妄想”が勝手に広がるようになって。

武藤 わかります。裏の顔を想像しちゃいますよね(笑)。

■あはは(笑)。ファンの方の反応はいかがでしたか?

武藤 女装に関して「すごく似合ってたよ」と言ってもらうことが多かったんですが……ちょっと不思議な感じでした。

鳥越 確かに今までは言われない褒め言葉だもんな。

武藤 はい。「潤くんは“男の中の男”みたいな感じだから好きです」って言ってくれていた人が「女装が似合ってた」って言ってくれるっていうのは新鮮でした。不思議でしたけどうれしいですね。

鳥越 僕もこれまで女装することはあっても、ちゃんと女性を演じるということはあまり経験としてなかったので、ファンの方は新鮮に楽しんでくれていたと思います。



■そんな舞台『エグ女2025』を経て『エグ女TV2026』が始まります。お二人が出演する回の脚本を拝読させていただきましたが……女性アイドルにまつわるエピソードで、今回もまたエグいですね。

鳥越 本当ですか?! 僕は『エグ女2025』で感覚がバグってしまったのか、今回は軽度のエグだなと思ってしまいました(笑)。

武藤 アイドルに関する話。僕は普段推される側なので、今回の脚本を読んで推す人の心情がものすごく勉強になりました。推しの恋愛でここまで翻弄されるもんなんだなと思いました。

■お芝居パートのほかにバラエティ要素もあるそうですが、そのあたりでの楽しみなことはありますか?

武藤 『エグ女2025』でも、音楽が急に始まる感じが結構好きで。今回は映像でお届けする形なので、それがどういうふうになるのか楽しみです。

鳥越 僕はひな壇に怯えています。何をするんやろ? 何がどうなるのかわからないので、震えと共に楽しみにしておこうと思います(笑)。

25歳はたくさんニコニコして、たくさんニコニコさせたい




■作品から離れて、お二人のパーソナルについてもう少し聞かせてください。記事が出る頃、8月18日に25歳のお誕生日を迎えられている武藤さん。取材時点ではまだ24歳ですが(※取材は7月下旬に実施)、25歳の抱負を教えてください。

武藤 25歳ということでニコニコできたらいいかな。たくさん笑う1年にしたいです。

■お仕事の面での目標はありますか?

武藤 それこそ『エグ女TV』もそうですが、僕がニコニコするだけじゃなくて、見ている人にもニコニコさせたいですね。これを目標に頑張ります!

■25歳を迎える武藤さんへ、鳥越さんからエールはありますか?

鳥越 とにかく潤らしく楽しく生きてください。

■鳥越さんは25歳のとき、お仕事においてどのようなことを考えていらっしゃいましたか?

鳥越 仕事終わりの居酒屋のことをしか考えていなかったです(笑)。「今日はどの店に行こうかな」とか「何食べようかな」とか。

■ここまでのキャリアも年齢も全く異なるお二人。それぞれここまでの芸能人生の中で、ターニングポイントを挙げるとしたら?

鳥越 作品ごとにいろいろな気づきやきっかけはありますが、初めて舞台上で感情が大きくなり、自分で制御できなくなったときのことが印象に残っています。10年前くらいに出た、OFFICE SHIKA PRODUCE『竹林の人々』という作品でのこと。あれはお芝居をするうえで、すごく大きな経験になりました。それ以来、感情の持っていき方や、「ここまで出るんやったら」といったバランスを考えられるようになりましたね。

武藤 僕はミュージカルに出演させていただいたことですね。自分たちが立っているステージが、お客さんからどう見えているのか想像できた瞬間があって。そこでようやく「自分は人前に立つ職業なんだ」と理解できた感覚があったんです。その感覚が面白くて「この仕事をこれからも続けたい」と思いました。それが僕にとって大きなターニングポイントでした。



■俳優としてのお互いの魅力や「ここは敵わないな」と思うところはありますか?

鳥越 いろんな役者さんがいますが、潤は光ってるんですよね。それはすごいなと思います。あとは役に取り組んできた姿も素敵。真面目に取り組む姿も良いですよね。かと思いきや、ときどきぶっ飛んだ思考もするので(笑)。

■真面目に取り組んでいる姿というのは、お芝居に出るものなのでしょうか?

鳥越 もちろん! でも潤は真面目になり過ぎず、ちゃんと楽しんでいるのも素敵だなと思っていました。

■では武藤さんから鳥越さんは?

武藤 さっき言っていた感情のバランスというか。大事なセリフに向けての感情の持っていき方、感情の調整がすごくて。それは僕も身につけたいなと思いました。簡単には身につけられないものだということもわかっていますけど。

鳥越 できる、できる。

転生するなら? 2人で遊ぶなら?



■『エグ女2025』は転生したら「女子」だったというところからスタートするお話でしたが、もし転生するなら何に生まれ変わりたいですか?

武藤 何かな?

鳥越 俺はずっと「イルカ」と言っています。

武藤 何でイルカなんですか?

鳥越 イルカ良くない? 昔ハワイでイルカツアーに参加したんやけど、そのときに見たイルカがめっちゃかわいくて! 片目閉じてるときは寝てるらしくて、そういう姿もかわいいなと思ったし、頭もいいし。イルカになってスパスパ飛んでいたいなって。

武藤 いいですね。イルカって超音波で遠くにいても会話できるんですよね。サイコキネシスってことか! えっ、サイコキネシス使いたい! じゃあ僕もイルカで!

鳥越 発想が男の子すぎるやろ!(笑)

■ちなみに、イルカと聞く前までは転生候補はほかに何かありましたか?

武藤 セミ。

鳥越 全然ちゃうやん! 7日間しか生きられへんで!

武藤 それがいいんですよ。7日間だけこの世界で生きられるとしたらどう生きるんだろうなって考えて。でもイルカで!(笑)




■サイト名の Emo!miu(エモミュー)にちなんで、最近心を揺さぶられたことを教えてください。

鳥越 僕、神社仏閣が好きなんですけど、この間和歌山の高野山にある奥之院というところへ初めて行ったんです。作品で一緒だったキャストの方たちと行ったんですが、そのなかに僧侶の方がいていろいろ教えてもらいながら参拝しました。有名なお食事を運ぶ儀式の場面にも立ち会えて、ものすごく心揺さぶられました。

武藤 僕は「EBiDAN THE LIVE 2026」のリハーサルでの出来事です。デビュー前の楽曲で、僕が人生で初めてレコーディングした曲があるんですが、今回EBiDAN15周年ということで、その曲をM!LKさんたちも含めて、当時歌っていたメンバーで披露することになったんです。久しぶりだったので「10年以上前の曲だから、みんな忘れてるだろうな」と思ってリハーサルに臨んだんですが、実際はみんな覚えていて、30分で終わってしまって。今ではそれぞれグループも違うのに始まりの曲はちゃんと覚えているんだなと思って、心揺さぶられました。



■では最後に。武藤さん、鳥越さんお2人でプライベートで何かに挑戦するなら何をしたいですか?

鳥越 神社仏閣巡りもしたいですし、俺、座禅をやってみたいので、潤と座禅に行きたい。潤がパーンって叩かれている横で、笑いをこらえながら座禅したい(笑)。

武藤 僕、座禅、得意かも。短い時間集中するのが得意なんで。

鳥越 座禅って結構長いんちゃう?

武藤 いや、座禅でギリくらいの集中力なんですよ。

鳥越 なんで「座禅でギリ」ってわかんねん(笑)。でもじゃあそれを試しに行こう(笑)。

■武藤さんは、鳥越さんと一緒にやりたいことありますか?

武藤 トリさん、海外行ったことあります?

鳥越 あるよ。

武藤 僕、行ったことなくて。原因は自分にある。のメンバーと、「プライベートで海外旅行に行きたいね」っていう話をしているんですけど、僕、初めて海外行くときは年上の方と行きたくて……。メンバーには申し訳ないんですが。だからトリさんと海外行きたいです。「あそこは危ないよ」とか教えてほしいし、守ってほしい。

鳥越 どこ行こうとしてんねん!(笑) じゃあ安全な場所でプラン立てよう。

武藤 世界遺産とか巡りたいです。あとは美術館も行きたい。ルーブル美術館とか。

鳥越 いいね。王道巡りしよう!(笑)

■ありがとうございました!


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―PROFILE―




武藤潤
2001年8月18日生まれ。東京都出身。
ダンスボーカルグループ『原因は自分にある。』のメンバーとしても活動中。
グループの活動以外にドラマ「さくらの親子丼」「anone」「ギヴン」「沼オトコと沼落ちオンナのmidnight call~寝不足の原因は自分にある。~」「イケメン・セブン・デイズ」「ふったらどしゃぶり」(ダブル主演)、映画『バトルキング!!-We’ll rise again-』、『ゆとりですがなにか インターナショナル』、舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争 THE STAGE』などに出演。
[X] @genjibu_sdr
[Instagram] @junm_0818

鳥越裕貴
1991年3月31日生まれ。大阪府出身。
大阪府出身。2010年、舞台『イナズマイレブン』より本格的に俳優活動を始め、『弱虫ペダル』やミュージカル『刀剣乱舞』『文豪ストレイドッグス』など2.5次元作品にて活躍。近年の主な出演作は【舞台】『ウェンディ&ピーターパン』『ポルノ』『熱海殺人事件モンテカルロ・イリュージョン』『極めてやわらかい道』『鴨川ホルモー、ワンスモア』、【映画】『リバー、流れないでよ』、【ドラマ】『あいつが上手で下手が僕で』など活動の幅を広げている。
[X] @Torippiyo2
[Instagram] @yuki_torigoe.cleftchin


Photo:Tomohiro Inazawa、Text:小林千絵


―INFORMATION―
【エグ女TV2026】
期間:2026年10月9日(金)〜10月12日(月・祝)

監修・ショートドラマ脚本:金沢知樹
ショートドラマ脚本:野花紅葉(AOI MANAGEMENT)
演出:村上⼤樹
構成:深見シンジ
ショートドラマ監督:荻颯太郎 渡邉 裕也(AOI MANAGEMENT)

出演(五十音順):
磯野亨 今井俊⽃ 浦野秀太(OWV) お⾒送り芸⼈しんいち 加賀⾕桜汰 ⽊原瑠⽣
栗⽥航兵(OCTPATH) 佐藤信⻑ 世古⼝凌 ⽵井亮介 ⿃越裕貴 なだぎ武
ブティックあゆみ 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松永有紘 松本仁 武藤潤(原因は⾃分にある。)
百瀬拓実 ※ショートドラマのみの出演

会場:IMM THEATER(〒112-0004 東京都文京区後楽1丁目3-53)

<上演スケジュール>
・10月9日(金) 19:00
出演:磯野亨 浦野秀太(OWV) 木原瑠生 栗田航兵(OCTPATH)
竹井亮介 なだぎ武 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 武藤潤(原因は自分にある。)

・10月10日(土) 14:00
出演:お見送り芸人しんいち 加賀谷桜汰 栗田航兵(OCTPATH) 鳥越裕貴
なだぎ武 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松永有紘 武藤潤(原因は自分にある。)

・10月10日(土) 18:00
出演:お見送り芸人しんいち 加賀谷桜汰 栗田航兵(OCTPATH) 鳥越裕貴
なだぎ武 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松永有紘 武藤潤(原因は自分にある。)

・10月11日(日) 13:30
出演:今井俊斗 加賀谷桜汰 竹井亮介 鳥越裕貴
なだぎ武 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松永有紘 松本仁

・10月11日(日) 18:30
出演:磯野亨 今井俊斗 竹井亮介 鳥越裕貴
なだぎ武 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松永有紘 松本仁

・10月12日(月) 12:30
出演:今井俊斗 佐藤信長 世古口凌
なだぎ武 ブティックあゆみ 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松本仁

・10月12日(月) 16:30
出演:今井俊斗 佐藤信長 世古口凌
なだぎ武 ブティックあゆみ 槙尾ユウスケ(かもめんたる) 松本仁

※各公演で上映するショートドラマの出演者及び詳細は、後日発表いたします。

チケット:9,900円(全席指定・税込)
※未就学児のご入場はお断りいたします。

<番組配信プラットフォーム>
DMM TV ※番組配信の詳細は後日発表いたします。

[公演公式 HP] https://aoi-stage.jp/egujotv2026/
[公演公式 X] @egujo_official

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