【駒木根葵汰×新原泰佑インタビュー】前作の反響に驚き?「世界が僕らを待っている(笑)期待に応えたい。」<水ドラ25『25時、赤坂で Season2』>



あの人気ドラマ『25時、赤坂で』の続編がついにスタートです!

美しい容姿と実力を兼ね備えた超人気俳優の羽山麻水と、羽山の恋人で注目の若手俳優・白崎由岐の甘く切ないラブストーリーの続きとなっています。前作の最後で両片思いの末にようやく結ばれたふたりの恋がSeason2ではどのように描かれるのでしょうか。

Emo!miuでは羽山を演じる駒木根葵汰さん、白崎を演じる新原泰佑さんにドラマクランクイン前にインタビューを実施。久しぶりに演じる羽山と白崎についてたっぷりと語っていただきました!



いい意味で前作を越えていくようなものができれば



■Season2のお話を聞かれたときのお気持ちはいかがでしたか?

駒木根葵汰 Season2があるかも、というふんわりとした話は前から聞いていたんですけど、いざやるとなったらやっぱり気が引き締まりましたね。前作でいろんな方に観て楽しんでいただけたと思っていたので、これを超えるものをしっかり届けていきたいと思いました。

新原泰佑 本当にうれしかったです。前作の脚本もSeason2に向けての投げかけで終わるような内容だったので。
みなさんも楽しみにしてくださっていたと思いますし、何より僕らもこれはSeason2をやらないといけない、これはこれで終わりにしたらもったいなさすぎると思っていました。せっかくSeason2をやるならば、いい意味で前作を越えていくようなものができればと思っています。



■ご自身が役柄を演じる上で大切にしていることはどういったことでしょう?

新原 白崎は本当に不器用な生き物と言いますか……自分の心情にすごく純粋に反応しているのかな、というのはあって、そこのピュアさは忘れないように生きています。ドラマの中で心情とか言葉の重みとか、そういうものはいろいろ変わってきたりしますし、Season2になって新人俳優から売れてきた俳優に白崎もなっていくんですけど、そこには多分絶対にブレない軸があると思います。そこだけは忘れず、ブレず、でも柔軟にやっていきたいな、という気持ちですね。

駒木根 質感ですね。言葉のトーンだったりとか、身にまとう空気感みたいなものは、前作のときもそうでしたけれども、大事にしていきたいと思ってましたので。

ステップアップしたふたりを見せたい



■Season2で楽しみにしていることはどういったことでしょう?

新原 劇中劇『昼のゆめ』スペシャルドラマの撮影シーンが今回もあります。
あと、舞台編に突入させていただくのですが、僕も舞台をやっているので、「おお来た!」と思いました。原作を読んだときに舞台編が描かれているのを知って「ここもあったらいいな」と思っていたので、今回できてうれしいですし、自分が舞台をやっている身だからこそ、表現できる何かがあるんじゃないかと思います。
羽山と白崎の関係値で言うと……前作の最後でカップルとして成立したあと、お互いに俳優としてステップアップしてスキルも上がり、人としてのスキルも上がった状態でどのように仕事と恋愛を大切にしていきながら時を過ごしていくのかが見どころのひとつかな、と思っています。

駒木根 暑いのでたくさん水を飲んで。僕らも汗をかきながら撮影になると思うので、周りのスタッフさんたちからのいろんな労いの言葉だったり、優しさっていうものをすごく楽しみにしています(笑)。

新原 葵汰くんは汗っかきでしたっけ。

駒木根 いや、新原くんのほうが汗っかきだよね(笑)。

新原 ごめんね!(笑) 前作の撮影は3月、4月なのに、僕は汗だくで撮影していたので、今回ちょっと怖いです。



■やはり劇中劇というのは難しいですか?

新原 僕は難しいなと思っていましたね。どう?

駒木根 うーん、難しかったんですね。そこまで多くなかったなっていうのはありましたが。ほかに難しい部分がたくさんあったので、すごく考え込むというよりは、ほかの部分にしっかりと意識を注いでいきたいなと思っていますね。もちろん今回も、しっかりやるべきところはありますし、見どころの1つでもあると思うので、みんなで話し合いながら、丁寧に作っていけたらなと思います。

新原 前作に関しては、僕は劇中劇で疑似恋愛をしながら心が成長していきます。ただ、羽山さんに関しては回想だとか、ひとりになったシーンで語っていくことが多かったというか、語るタイミングの違いというか。だから僕はたぶん劇中劇が難しかったんだと思います。同じシーンをプライベートで再現してからお仕事でやっていく、という中で、心情の変化みたいなものが白崎として、あとは『昼のゆめ』の「拓海」として演じ分けみたいなものとグラデーションが難しかったと思うんです。逆にそれを手伝ってくれたのが羽山さんなので、前とは違う関係性でやる『昼のゆめ』はまた新たなものが生まれるんじゃないかな、と思っています。

「世界が待ってくれているので……」



■おふたりとも前作から今に至るまで、多岐に渡る作品に出演されていると思うんですが、そこで得たものがSeason2にも生かされそうですか?

新原 Season2の撮影の前にミュージカル『梨泰院クラス』をやっていたのもベストタイミングなのかも、と思っています。それをいかに映像に活かしきれるか、というのは僕もまだまだ計り知れない部分でありますけど。でも、自分が出せるものはあるんじゃないかな、というのは思っているので、ある種楽しみであり、いい意味でプレッシャー的なものはありますも。

駒木根 ここまでいろいろな作品に携わらせていただきましたが、やるものすべて、一生懸命取り組もうとは思っているので、これだから特別というわけではなく、全部が積み重ねだと思っています。本当に今できることをすべてやるだけですね。
ただ、Season2ということで、前回の作品は、やっぱり残っているわけです。その上でどう変化をつけるか、逆に変わらない部分をどう残すか、そこがほかの作品と唯一違うところなのかなと感じました。だからこそ、いろんな意味でもう少し攻めていきたいなとは思いましたし、個人的には、いろんなアプローチの仕方とかも考えていきたいです。

■前作のときよりも?

駒木根 前作のときは白崎くんとの関係性だったり、どうコミュニケーションを取っていくのか、という葛藤の部分がすごく多かったんです。けれど、今回はすでにふたりが結ばれたところから始まるなので、前作では見られなかった姿だったり、表情など出していけたらいいな、と考えています。

■前作では韓国のファンミーティングなどもされて世界的な反響になったと思います。そんな反響を体験したことで発見したようなことはありますか?

駒木根 世界は広いなあと思いました。

新原 はははっ!



■この世界で、こんなにも反響があるっていうのは、予想されていたことですか?

新原 僕は全くしていなかったですね。そもそも原作が日本のみならず世界で人気だったということはあると思うんですけど、それがドラマとして世界まで羽ばたいて人気になるということは当たり前ではないことなのかな、と思っています。まず、実写化というハードルの高さだったり、求められるドラマのクオリティだったり、いろんなことが重なって初めてみなさんにいいと言ってもらえるものだと思っているので、ふたりで韓国に行けたりするなんて予想してなかったです。Season2も壮大な言い方をすると、世界が待ってくれているのでなんかいいな、って(笑)。

駒木根 壮大な言い方したね(笑)。

新原 世界が僕らを待ってるんで(笑)。
すごく期待されている感もありますし、期待に応えたいっていう気持ちもあります。

駒木根 世界に待たれていることはあまり実感はなかったんですけど(笑)。普段、エンタメを見るときは、どうしても配信サイトで韓国作品やハリウッド作品が目に入ってくることが多いんです。でも、意外と自分たちが作り上げてきたものもちゃんと観てくださるんだなって、この作品を通して強く感じました。だからこそ、その幅をもっと広げていきたいですね。



■国内外で反応の違いはありましたか?

新原 そんなにがっつり違うということはなかったんじゃないですかね。やっぱり原作というものを大切にしながらやっていたので、韓国へ行ったときもそうですけど、本当にみなさん熱い想いを伝えてくださいました。

駒木根 熱量はどこの地域の方も同じぐらい持ってくれていると思うんですけど、表現の仕方はすごく違うな、と感じました。日本のファンの方は思っていても口に出さないことが多いのかなと思います。けれど海外のファンの方たちは思ったことを全部伝えてくれたり、行動に移してくれたりするところはあるなと思いました。投稿に対しても日本のファンの方はわりと1つのコメントが多いんですけれど、海外の方たちは3つぐらいコメントしてくださるのでコメント数が増えてうれしいですね(笑)。

ふたりとも軸は変わらない



■前作から時間を経て、お互い新たに発見したな、というところはありますか?

駒木根 変わらず? かなあ。

新原 うん。ずっと変わらないかもしれないですね。
僕らって多分あんまり最初から、言い方が違うかもしれないですけど、猫かぶっていなかったかもしれません(笑)。だんだん見えてきた、というより、お互いポーンって出していた感じ。

駒木根 最初からこうだったね、みたいなね。

新原 でも、多分お互い変わらないものはありつつも、新たに感じることだったりとか、「あ、意外とこういうところあるじゃん」みたいな、本当に些細なことは多分いっぱいあると思うんですけど、軸は変わらないんですよね。お互いのこの作品にかけるスタンスも多分変わらないのかなと思いますね。

■ちなみに終わったあとオフで、お2人で会われたりはしたんですか。

駒木根新原 してないですね。

■揃った(笑)。お2人ともお忙しいかと思うんですけど、オフの時間で、今楽しみにしていることがあったら教えてください。

駒木根 旅行です。たまにスケジュールが空いた時に、ちょっと奮発していいホテルを取って1泊して気分転換してます。



■どこに行きたいとかあります?

駒木根 京都はずっと撮影で行っていたので、次はちゃんと観光したいかも!

新原 いいな、僕も京都に行きたいなぁ。

駒木根 京都のホテルって、和の要素が沢山組み込まれているところが多いんですよね。僕も最近、インテリアにこだわり出してきたので、そういうところから、いろいろ影響を受けて、居心地のいい暮らしっていうものを心がけていきたいなと思ってます。

新原 本当は……本当はですよ、ちょっとオシャレなカフェに行って本を読んだり、iPadとか広げて台本とかの作業をしながら、コーヒー飲んだり……まあ、たまに行くんですけど、普段はそんなことはできず、最近は本当に寝転がってTwitter(X)を見てる日々。ツイ廃なんですよね。

駒木根 台本読みなさい!笑)。

新原 (笑)。
ツイ廃すぎてこの間も3時間ぐらい、ただただTwitter(X)を見てたら、家を出る時間になってしまったという……。

駒木根 しかも、この時代にTwitterって言ってるし(笑)。

新原 Xね、X(笑)。
本当は海の見えるカフェとかでね。埼玉生まれなので海に憧れているのかもしれないですけど。みなとみらい、横浜あたりとかよく行くんですけど、そこらへんのカフェとかでいいところないかな、ってそういう開拓もしてみたいな、という気持ちはあります。

お土産をもらってないことに心が動いてます(笑)



■最後に最近、心を揺り動かされたモノやコトがあったら、教えてください。

駒木根 京都で1ヵ月弱ぐらい撮影していて、休みの日はひとりでふらっと散歩していたんですけど、その中でふと見かけたのれんに心を動かされました。

新原 おお。

駒木根 結構ハマっちゃいまして。次に住む家や、衣替えするタイミングで、家のどこかにのれんをおこうかなと思うくらいなんで。

■どの辺りに心惹かれたんですか?

駒木根 風になびいたときの、やわらかすぎず、硬すぎない、ちょっと自我を持ってるけど、ちゃんとやわらかさを持ってるみたいなところに、すごく惹かれてしまって。あと麻の生地感もいいですよね。のれんは和を象徴とする存在のようなものなので、ずっと写真を撮っていました。今はどういうものがあるのかいろいろ選別している状況です。お気に入りの1枚を見つけたいと思っています。



■新原さんはいかがですか?

新原 京都に行っていたはずなのに、お土産をもらってないことに心が動いてますね(笑)。お土産くれないなぁっていう……。

駒木根 (笑)。

新原 嘘です(笑)。
この間観た映画『ANORA アノーラ』がすごく好きでしたね。

駒木根 娼婦のお話だよね。

新原 そうそう。盲目になっていく愛みたいなものを見たし、愛をお金で買っているというか……それが愛イコールお金にどんどんつながっていく怖さと、逆にそれが2人にしか出せないエモーショナルを感じて、僕はすごく好きな映画だったな、と。あと計算し尽くされてるなあ、と思って。役者視点で観てもすごくおもしろい映画だなと思って、大満足でしたね。

■ありがとうございました!





【Movie】
coming soon…




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―PROFILE―



駒木根葵汰
2000年1月30日生まれ。茨城県出身。
2018年に芸能界デビュー。2021年、テレビ朝日スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」で初主演を務める。
主な出演ドラマは、「星降る夜に」(23)、「天狗の台所」(主演/23)、「今日からヒットマン」(23)、「伝説の頭 翔」(24)、「25時、赤坂で」(主演/24)、「天狗の台所 Season2」(主演/24)、「やぶさかではございません」(25)などがある。
[X] @kiita130
[Instagram] @_kiita_0130_

新原泰佑
2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。
“日本一のイケメン高校生”を決める「男子高生ミスターコン2018」にてグランプリ受賞をきっかけに俳優デビュー。映像・舞台で活躍中。「第32回読売演劇大賞」杉村春子賞を受賞 。主演を務めた映画『YOUNG&FINE』は第29回プチョンファンタスティック国際映画祭でNETPAC賞を受賞。主な出演作は、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(22)、「なれの果ての僕ら」(23)、「アオハライド」(23・24)、「25時、赤坂で」(主演/24)、「御上先生」(25)、舞台「インヘリタンス-継承-」「球体の球体」(24)、ミュージカル「梨泰院クラス」(25)などがある。 [X] @T__Niihara
[Instagram] @taisukeniihara.official


【STAFF CREDIT】
<駒木根葵汰>Styling:千葉良(AVGVST)、Hair&Make:吉村健
<新原泰佑>Styling:秋山貴紀(A Inc.)、Hair&Make:岩村尚人(SPIELEN)
Photo:sugimoto haruka、Text:ふくだりょうこ


―INFORMATION―
水ドラ25「25時、赤坂で Season2」
放送⽇時:2025年10月1日(水)スタート
時間:毎週⽔曜深夜1:00〜1:30
放送局: テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送 BSテレ東:2025年10月4日(土)スタート 毎週⼟曜深夜24:00〜24:30
配信(国内):各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」にて第1話から最新話まで独占⾒放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP、TVer、Lemino)にて見逃し配信!配信(海外):GagaOOLala
配信⽇時:テレ東放送終了30分後に配信開始予定
出演:駒⽊根葵汰、新原泰佑、
宇佐卓真、南雲奨馬/中村まこと、石田佳央、篠原悠伸、町田マリー、今川宇宙、福津健創/雛形あきこ/夏生大湖、橋本淳、片山萌美
原作:夏野寛⼦『25時、赤坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)
監督:安川有果、船曳真珠、芳賀俊
脚本:⻘塚美穂、阿相クミコ
オープニングテーマ:SIRUP「KIRA KIRA」(A.S.A.B)
エンディングテーマ:Glen Check「After Hours (At 25:00, in Akasaka Season2 OST)」(EMA)
プロデューサー:江川智(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、⽊村綾乃(The icon)
制作:テレビ東京 / The icon
製作著作:「25時、赤坂で Season2」製作委員会

©「25時、赤坂で Season2」製作委員会

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