【山下幸輝インタビュー】映画オリジナルキャラクターを熱演!「『動きが気持ち悪い』って褒めてもらったのが嬉しかったです」<映画『見える子ちゃん』>



ある日突然、霊が視えるようになったらどうしますか?
女子高生・四谷みこ(原菜乃華さん)が選んだのは「視えないフリをする」。でもそんなみこの異変にいち早く気づく人がいました。生徒会長・権藤昭生です。

原作はホラーコメディ漫画『見える子ちゃん』。
映画オリジナルキャラクターである権藤を演じるのは【山下幸輝】くん。言えない要素をたくさんはらんだ権藤を山下くんがどう演じたのか、また自身はホラー苦手!? ということで、怖い時の対策法についてもお聞きしています!



オリジナルキャラクターという点にはワクワクしました



■脚本を読まれたときにどういった印象を抱かれましたか?

山下幸輝 いろんなところにたくさん伏線が散りばめられていて最終的にきれいに回収されていく。驚きとワクワクと、おもしろいし怖いし、全ての感情と五感を使いましたね。

■脚本を読んでいる段階で楽しみな部分はどういったところでしょう?

山下 オリジナルキャラクターという点にはワクワクしましたね。わ、どうやってやろう?って考える時間がすごく楽しかったです。



■どんなことを意識して演じられましたか?

山下 読み合わせのときに監督とお話したのは、とにかく昔の俳優さんっぽくやってほしい、ということ。カッコよくて癖しかないようなキャラクターという提案をいただきました。セリフの間とか、最後に語尾を置くように少し意識しています。あとはわりと眉間にシワを寄せてキリッと。

■昔の、ということで参考にした作品などはあったんですか?

山下 『ロングバケーション』は見返しました。いま、冷静に見るとちょっとキザなんですけど、それがかっこいいんです、本当に。なかなかできることじゃないんですよね。僕だったらいろいろ考えちゃってできない。自然にできるのはやっぱりすごいですね。あんな演技ができたらいいな、って思っています。

■演じていてどんなところが楽しかったですか?

山下 これね……言えないところが多いんですよね(笑)。でも全部です、全部楽しかった。
監督からは「動きが気持ち悪い、すごく良かった」って褒めていただいて。わりと意識していた部分だったので嬉しかったですね。

明るい現場だったけれど……



■コメディ要素もありますけど、やはりホラーパートはゾッとするような恐ろしさがある作品です。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

山下 ホラーが苦手なので、これで現場が怖かったら嫌だな、と思っていたんですけど、楽しかったですね。若いキャストのみなさんが多くて、活気にあふれていましたし、明るい現場でした。
ダンスの話は結構盛り上がった気がします。エンドロールも個人的には見どころのひとつです。

■霊が見えるシーンは少し薄暗く作り込まれていたり、ということもあったんですか?

山下 確かにホラーシーンは若干、空気がスッとしていましたね。怖さを感じました。現場は明るいのに、照明でそうなるのかな。

■同世代のキャストが多いということで、刺激を受けたなことはありますか?

山下 シンプルにみんなお芝居が好きなんだな、って思いましたね。それぞれお芝居されてて、本当に楽しそうなんですよ。それを見て楽しむということがひとつの表現につながるというか……「伝えること」にプラスのエネルギーを感じましたね。

「僕も霊は無視します!」



■山下くんは、ある日突然、見える子ちゃんのように霊が見えるようになったらどうしますか?

山下 僕も怖いけど、無視します。見えていることが他の人にバレたくないですし。

■無視しているけど、その霊が自分の周りの人に何か影響を与えていたとしたら?

山下 あー……それでも無視します! 怖い!



■怖がりになったのには理由があるんですか?

山下 僕自身、何かが見えた経験はないんですけど、おじいちゃんが怖い話が好きでよくしてくれていたんですよ。それを小さいころから聞いていたので多分、怖くなったんだと思います。

■撮影の裏側を知ったことでホラーを克服できた方もいらっしゃいますけど、山下くんはどうですか?

山下 ホラー映画はまた出たいな、と思いましたね。
でも、自分が出ていない作品は……裏側を見てないと怖いですね(笑)。

山下幸輝の怖いときの対処法



■ゾッとするような体験をしたことがあったら教えていただきたいです。

山下 本当につい最近のことなんですけど……。
事務所でボイトレの自主練をしていたら、部屋の時計の針が急にブワーッと回りだして。それがめちゃくちゃ怖かったです。

■本気でゾッとするお話ですね……!

山下 防音室だったから、なおさら怖かったんですよね。
慌てて、外にいるメンバーのところに逃げたんですけど、メンバーに話をして一緒に戻ったら、針は元にもどっていました。
でも、たまにうちの事務所でそういうことがあるんですよ。



■その部屋の時計だけがそうだというわけではなく、事務所の時計がどこででもそうなることかがあるんですか?

山下 そうなんです。原因が分からずでちょっと焦りました。本当に怖かった……。

■そういう怖いことがあったときって、「逃げる」のもそうですけど、自分の身や心を守るためにやることってありますか?

山下 手を挙げるかも。こうやって(手を大きく動かしながら)動きます。

■怖いのをごまかす?

山下 そう!それで自分に「怖くないよ」って言い聞かせているのかもしれません(笑)。



■おばけ屋敷などだと、怖がらされるというより、驚かされる、というタイプのものもあると思います。最近、驚いたことはありますか?

山下 グループでEPがリリースされたんですけど、それにトレカが入っているんです。家族が5枚買ったんですけど、トレカが全部、僕だったらしいんです。

■えっ、すごいですね!

山下 ランダムなのに……僕の家族の引きが強くて驚きました(笑)。

グループ活動で学んだ「頼ること」



■作中ではみこが友だちのためにがんばる、というシーンがありますが、山下くんは最近、友人や仲間に助けられたことはありますか?

山下 これもグループの話なんですけど……。
初ツアーがありまして。リーダーなので引っ張らないといけないところとかを自分で考えたりしていたんですけど、うまくいかないことが多くて。でも、「グループではトークもパフォーマンスもみんなでフォローし合ってやったらいいんだよ」ってメンバーから言われて、確かにな、って。責任感とかわりと感じるタイプなんですけど。

■グループ結成から頼ることには慣れてきましたか。

山下 徐々に慣れてきた気はします。



■逆に、これは自分が助けてあげたかも! ということもありますか。

山下 トークで最後を次の話に繋げたいときのやり方はわりと助けていると思います。話が散らかってしまうことが多々ある中で、そこをキュッとまとめて次に、って。

■そのトークスキルも大変そうですよね。

山下 いや、大変ですよね。人が多いと特に。それもこの1年でいろいろ経験してだいぶできるようになったと思います。

「見える子ちゃん」は観ないといけない!



■最近心を揺り動かされたモノやコトがありましたら教えてください!

山下 ほぼ初めてで韓ドラを見て、すごく心を動かされました。
『弱いヒーロー』っていう。主人公がおとなしい子で、いじめられているんですが、頭の良さを活かしたり、仲間を信じて戦っていくという。
シーズン2もあるので楽しみです。

■最後に、改めて物語の見どころを教えてください。

山下 僕みたいにホラーが苦手だよという方も見られる作品だと思いますし、意外とこういうのありなんだというか。ホラーだけど青春で、爽快で、スカッとして、笑えて……で、伏線がたくさんあって、最後に回収。
「見える子ちゃん」はちゃんと観てほしいというか、観ないといけない作品だと思います。

■ありがとうございました!





【Message Movie】
coming soon・・・



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―PROFILE―




山下幸輝
2001年11月7日生まれ。大阪府出身。
2020年、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」にファイナリストとなる。2022年に映画初出演を果たす。2022年、TBS系火曜10時ドラマ『君の花になる』劇中のボーイズグループ「8LOOM」のメンバーとして抜擢され、1stシングル「Come Again」を発売して音楽活動も行う。
主な出演ドラマは、「沼る。港区女子高生」(23)、「ガチ恋粘着獣」(23)、「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(23)、「夫婦の秘密」(24)、「高額当選しちゃいました」(24)、「アンチヒーロー」(24)、「ビリオン×スクール」(24) 、「私の町の千葉くんは。」(24) 、「御上先生」(25)などがある。
ワイケーエージェントの音楽部門であるYK MUSIC ENTERTAINMENTによる5人組ボーイズグループ「WILD BLUE」のメンバーとしても活動中。

[Instagram] @qpitdef


―INFORMATION―
映画『見える子ちゃん』
キャスト:原 菜乃華
久間田琳加 なえなの 山下幸輝
堀田茜 吉井怜 / 高岡早紀
京本大我 滝藤賢一
原作:泉朝樹『見える子ちゃん』(MFC/KADOKAWA刊)
脚本・監督:中村義洋  音楽:堤博明
主題歌:BABYMONSTER「Ghost」(Sony Music Labels Inc.)
製作:遠藤徹哉 山本大樹 鶴丸智康 小林克彦 中村浩子 下田淳行 荒井ジョースケ 渡辺章仁 五十嵐淳之 企画:二木大介
プロデューサー:天馬少京 星野秀樹 ミュージックスーパーバイザー:溝口大悟 ラインプロデューサー:及川義幸 
撮影:川島周 照明:本間大海 録音:小川武 美術:久渡明日香 装飾:大熊雄己 編集:松竹利郎
VFXスーパーバイザー:齋藤大輔 スクリプター:小林加苗 衣裳:宮本茉莉 ヘアメイク:田中マリ子 梅原さとこ
キャスティング:神林理央子 アシスタントプロデューサー:原田浩行 助監督:猪腰弘之 制作担当:壁井優太朗
協力プロデューサー:岡本圭三 プロデューサー補:張楠 宣伝プロデューサー:黒澤佳奈
製作幹事・配給:KADOKAWA 制作プロダクション:ツインズジャパン

[HP] https://movie-mierukochan.jp/

©2025『見える子ちゃん』製作委員会


Photo:Tamami Yanase、Text:ふくだりょうこ

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