これからの時代を担うメンズアーティスト・Lienel、MASHIHO、SHOW-WA & MATSURI、n.SSign、THE SUPER FRUITが集結!<『New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭』1日目レポート>



フジテレビが運営する動画配信サービスFODのPPV※(ペイ・パー・ビュー)にて、東京・渋谷の街全体を会場に展開される総合エンタメフェス「GMOシブヤエンタメ祭」とコラボレーションした特別イベント【New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭】が5月31日と6月1日の2日間、開催された。ソールドアウトとなった大注目のフェスの様子をEmo!miuがたっぷりお届けします!

「New Beginning Fes」(略・ニュービギ)は挑戦、出会い、そして未来への一歩をテーマに、これからの時代を担うアーティストたちが集う新感覚の音楽フェス。1日目は、THE SUPER FRUIT、n.SSign、SHOW-WA & MATSURI、MASHIHO、Lienelの6アーティストが登場。1日目のMCを担当したフジテレビアナウンサー2年目の上垣光太郎アナがステージ上に登場。客席に向けてマイクを向けると、観客からは「イェーイ!!」と歓声が上がり、盛り上がる準備ができている様子を見せた。

THE SUPER FRUIT



フェスのトップバッターはTHE SUPER FRUIT。それぞれメンカラのセットアップ衣装に身を包み、ステージに登場すると鈴木志音は「こんばんはー! 盛り上がる準備はできていますかー!?」と元気に呼びかけ。ステージの幕開けとしてぴったりな疾走感溢れる「君と僕とのサクセス論」から披露。





勢いそのままに、SNSで大バズリしたデビュー曲「チグハグ」では客席を巻き込んでチグハグダンスして盛り上がりをみせた。「馬鹿ばっか」では堀内結流は片手側転 を決め、会場は盛り上げた。エネルギッシュなサウンドな「サマー☆★げっちゅー」ではタオルを振り回し、会場の熱気を高め、トップバッターとしての役目を果たした。ほか「どーぱみんみん あどれなりんりん」など全5曲を披露。



最後のMCでは3年間のインディーズ期間を経て、2025年夏にユニバーサルミュージックからメジャーデビュー、11月23日に幕張メッセでのワンマンライブを発表し、会場からは祝福の声が響いていた。

n.SSign



韓国、日本、台湾、オーストラリアのメンバーで構成される7人組ボーイズグループ・n.SSign。ステージ上にメンバーが姿を現すと、会場からは大歓声が。まずはポップチューンの「Salty」からパフォーマンスをスタート。会場いっぱいにファンの掛け声が響き渡るなか、「みんな、楽しい? 俺らも楽しい!!」と日本人メンバーのKAZUTAも声援の大きさに応えた。K-POPグループながら、n.SSignは今回会場となった“渋谷”はイベントなどで何度も訪れているという。「地元のように感じる渋谷でパフォーマンスできてうれしいです」と、馴染のある街でパフォーマンスできることを喜んだ。




続く2曲目は日本デビュー曲の「NEW STAR」。MCタイムでは6月13日に「Itty Bitty」でカムバックすることを発表すると、DOHAがワンフレーズを歌いながら踊るスポする姿も!! そんなDOHAにほかのメンバーも大慌てする姿を見せた。さらに6月29日の日本追加公演にむけて「みんな来てくれるー?」と呼びかけると、反応をしていなかった客席のCOSMO(公式ファンネーム)を見つけ、愛のあるイジりを見せるなど、おちゃめな一面ものぞかせた。



続いて、最新のアルバム曲で、韓国の音楽番組で1位を獲得した「Love Potion」を爽やかさたっぷりにパフォーマンスで爽やかな風を巻き起こし、会場を魅了。ほかにも「EVERBLUE」、「Running After Love」「Happy &」の計6曲を披露した。

SHOW-WA & MATSURI



“昭和歌謡・昭和ポップスを現代に”をコンセプトにした、秋元康プロデュースグループのSHOW-WA & MATSURI。




まずステージ上に登場したのはMATSURI。「星降る街角」と、昭和の名曲のカバーステージを披露。伸びやかな歌声とハーモニーで客席を一気に引き込み、続く「勝手にシンドバッド」では「今、何時?」というコール&レスポンスで、観客とともに一体感を高めた。MCで柳田優樹が「平均年齢34歳」ということを明かすと、会場からは驚きの声が上がっていた。続いてデビュー曲「アヴァンチュール中目黒」で、大人の色気をたっぷりに歌い上げた。 




続いて登場したSHOW-WAはデビュー曲「君の王子様」、「外せないピンキーリング」と、甘い切ないラブソングを立て続けに披露。しっとりとした大人な世界観で、ステージを彩る。MCでは山本佳志は「こんな大きなイベント、そしてたくさんの人の前で歌わせていただき、本当に嬉しいです!」と感謝を伝えつつ、続けて「僕らの平均年齢が36歳、今日のグループの中でもダントツ!! リーダーのしんちゃん(寺田真二郎)が今年42歳!」と茶目っ気たっぷりに明かし、客席は笑顔に。またメンバーたちの元Jリーガー、料理研究家という意外な前職歴の話題になると、会場からはまた驚きの声が上がるなど、MCでも会場を盛り上げた。






ラストはMATSURIが再びステージに上がり2組の合同ステージに。6月18日にリリース予定の1st合同シングル「僕らの口笛」を12人で披露。“大人の男性”たちが織りなす心地よいハーモニーで渋谷のステージを“昭和色”に染め上げた。最後に披露したのは昭和のムードたっぷりの「汚れちまった涙」。「わっしょい!!」「ソリャッ!」と熱い掛け声が飛び交い、お祭り会場さながらの熱さでステージを締めた。

企画コーナー「ニュービギ バトル」



全出演者が登壇し、オタマトーン(オタマトーンはスイッチを押すだけで簡単に演奏できる電子楽器)を使った曲当てクイズに挑戦! 楽器説明の際、まさかの会場の観客の中にもオタマトーンを持っている人が!! n.SSignのKAZUTAは「うちのファンや!」と驚く姿を見せた。

まずは上垣アナが練習問題を出題することに。「一番、緊張する瞬間⋯」と上垣アナが演奏をするも、出演者全員の頭の上には「???」が浮かぶ事態に。と、ここでSHOW-WA&MATSURIチームの渡辺真(MATSURI)が「ultra soul!!!」と自信満々に回答。会場からも「え?」と声が上がるなか、まさかの大正解! 会場はもちろん、出演者からも驚きの声が上がっていた。

ここからは各グループからひとり選出され、問題をオタマトーンで出題をすることに。まずはLienelの近藤駿太がオタマトーン出題に挑戦。誰も曲を聞き分けることができないなか、手が挙がったのはまたもSHOW-WA&MATSURIチーム! 井筒裕太(SHOW-WA)が「となりのトトロ!」と正解し、SHOW-WA&MATSURIチームが好調な滑り出しを見せた。THE SUPER FRUITからは鈴木志音がオタマトーンに挑戦。「合ってるの!?」とメンバーからツッコミを受けるも、正解したのは同グループの阿部隼太。「志音のパッションで分かりました!」とグループの絆を見せた。



続いてn.SSignのDOHAがオタマトーン出題に挑戦! 1回目の演奏で、SHOW-WA&MATSURIチームが挙手!! 塩田将己(SHOW-WA)が「Let It Go!」とアナ雪のテーマ曲に答えると、見事大正解。思わぬところでオタマトーン力を見せるSHOW-WA&MATSURIチームだが⋯ここでn.SSignのKAZUTAから物言いが!! 「ちょっと僕分かっちゃいました、SHOW-WA&MATSURIチームは人数が多くないですか!?」と抗議! そんなクレーム!?にも「時間的に半分くらい寝ているんで、大丈夫です!」と見事な返しを出し、会場からは笑いが起こっていた。と、ここでソロアーティストのMASHIHOが出題者になったところで「僕、僕ソロなんですけど不利すぎませんか?」と不満をポツリ。n.SSignのロビンとSHOW-WA&MATSURIチームの渡辺真で即席MASHIHOチームを結成! MASHIHOの演奏を聴いて、即席MASHIOチームのROBINが挙手! まさかの展開に会場の期待が高まるも、残念ながら不正解! ROBINは「分からなかったけど⋯」と、とりあえずMASHIHOチームのために!!と手を挙げたことを明かした。SHOW-WA&MATSURIチームからは塩田将己(SHOW-WA)が演奏者に。「これは名曲なので全員知っていると思います!」と自信満々に演奏するも、なかなか答えが出ず。そんななか、Lienelの近藤駿太が「分かった!!」を勢いよく挙手するもマイクは他のメンバーに⋯。「Lienelの間で、仲間割れが発生しています!」と暴露が! 近藤は「一回くらい答えないとだめかなと思って!」と、クイズに前のめりな姿勢を見せた。MASHIHOの2回目の出題。YOASOBIの「IDOL」を正解したのは即席MASHIHOチームのSHOW-WA&MATSURIチームの渡辺真が大正解! 同じく即席MASHIHOチームのn.SSignのロビンと熱い抱擁を交わしていた。

オタマトーンの演奏は意外と難しく、なかなか正解者がでないなか、いよいよ最終問題へ。とここで大リードしているSHOW-WA&MATSURIチームから「最終問題のポイントは増えますか!?」という大助け舟の声が! 上垣アナの采配で最終問題は5点獲得になることに。SHOW-WA&MATSURIチームの橋爪健二(MATSURI)がオタマトーンで出題すると、ここでMASHIHOが挙手。自信たっぷりに「Bling-Bang-Bang-Bong(Creepy Nuts)」と答え、見事に正解。最後に5点獲得したMASHIHOチームの大逆転でオタマトーン曲当てクイズを終えた。 

MASHIHO



韓国のグルーバルグループ・TREASUREの元メンバーで、現在はソロアーティストとして活動中のMASHIHOがステージに登場! 1曲目の「Dance with me」、そして続く「Hold me」で甘く感情豊かな歌声を響かせると、たちまち会場は彼の世界観に引き込まれていった。





今年3月にリリースされたアルバムのリード曲「UV」では「実は、やってみたいことがあって⋯」と照れながら、コール&レスポンスに初挑戦! 曲前に丁寧にレクチャーすると、ファンたちもすぐに応え、MASHIHOと客席がひとつになってステージを盛り上げた。ラストを飾ったのはソロデビュー曲で、軽快なリズムで爽やかなナンバーの「Just the 2 of us」。爽やかなリズムとMASHIHOらしい優しい歌声がマッチした1曲で、ステージを明るく包みこんだ。MCではこれからの活動について報告。6月20日には初写真集の発売、夏にはZEEPツアーがあることを伝え、これから日本での活動への意欲を見せた。





この日は、初起用となった女性ダンサーたちとともにダンスパフォーマンスも披露!圧巻のダンスとボーカルで魅せつつ、時折見せる笑顔と「楽しいな〜」という素のひと言に、観客の心もほっこり。この日はほかにも「Be mine」、「Nah」など計6曲を披露。今回初起用となった女性ダンサーとともに圧倒的なダンススキルと歌唱力を見せつけ、最後には「Thanks you!」とピースサインを出してステージを終えた。

Lienel



スターダストプロモーションの多数のボーイズグループが所属する若手アーティスト集団・EBiDANから誕生したLienelがメンバーカラーの衣装に身を包み、1日目のトリとして登場!





森田璃空の「New Beginning Fes 、ホンマに楽しもかー?」という元気なひとことからスタート。1曲目は「妄想劇場」、続く「Curry on love」では、インド風のエッセンスが効いた独特なサウンドとクセになる歌詞が観客を魅了! さらに、メンバー紹介ソングの「We are Lienel!!!!!!」ではコール&レスポンスもバッチリ。ほかグループのファンも巻き込んで、一緒に声を出し、会場の一体感を高めた。

ここで改めてメンバーひとりひとりから自己紹介。長身で落ち着いた印象のメンバー・黄色の高桑真之が「最年少の15歳」と自己紹介すると、会場からどよめきが起こっていた。





自己紹介を終えると、今回のステージのために用意されたというスペシャルメドレーも披露! 「kimito」、「じれったいKISS」、「Love Me Madly」、「罪と罰」と全5曲をキレのあるダンスブレイクを挟みつつ一気にパフォーマンス。特に「Love Me Madly」のパフォーマンスではステッキを使い、これまでとは違う少し大人な表情を見せてくれた。



MCタイムでは近藤駿太は「オタマトーンの企画で、1回も正解できなかった」と、企画コーナーで活躍できなかったことでちょっぴり落ち込みモード。でもすぐに「会場の熱気で吹っ切れました!!」とニッコリ。話題がオタマトーンからカエルになったタイミングで、イヤモニ不調があったメンバーカラー・緑(=カエル色)の高岡ミロがカエル飛びでステージに戻り、メンバーからは「対応能力高すぎ!」と大盛りあがり。アットホームな雰囲気に客席も思わず笑顔に。

後半はダンスブレイクが追加アレンジされた「Neo ROMANTIC」、さらに「親指☆Evolution!」と盛り上がりが加速! コール&レスポンスも合間にメンバーがレクチャーをしてくれるので、初めて見る人でも一緒に楽しめ、会場の盛り上がりは最高潮に。



そして最後は「No Limit, No Rules」に突入。メンバーが腕をぐるぐる回せば、それに応えるかのように観客もペンライトやタオルをぐるぐる! 最後は全員で手拍子で盛り上げ、Lienelは元気いっぱいに【『New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭】1日目のステージを終えた。

「New Beginning Fes」次回の開催決定!



最後は、5組の出演アーティストがステージ上に再集結!
1組ずつこの日の感想を述べたあと、上垣光太郎アナから早くも次回の「New Beginning Fes」の開催が発表された。次回の開催日は、8月21日(木)。公開収録の形で開催され、合わせて今回の「New Beginning Fes」の模様も番組で放送されるとのこと。詳細は、後日発表されるとのことなので、続報を楽しみに待とう!

★おまけ★


この日、メンバーカラーの衣装に、額にはハチマキを巻いて登場したLienel。1曲目「妄想劇場」のラストに客席方向へハチマキを投げるパフォーマンスを見せ、ファンを沸かせると、そのままの勢いで「Curry on love」へ。「Curry on love」冒頭、ダンスを踊りながら高岡ミロくんが、何かを拾い上げ、ふわっと後方に投げる瞬間が。あまりに一瞬のできごとで、今のは幻!?と思いながら、ステージ後方に目を向けると、床に赤いハチマキが落ちている。ということは、踊りながら、中央に落ちてしまっていたメンバーの鉢巻きを華麗に拾い上げ、後ろに投げていたってこと!?確かに、踊っている時に、メンバーがハチマキに乗って滑ってしまう可能性もある。とはいえ、あんなにも自然に、しかも踊りながら回収できるなんて。完璧なパフォーマンスを見せながら、瞬時に状況を把握して、臨機応変に対応する高岡ミロくん、カッコよすぎました!


■詳細
【New Beginning Fes in GMOシブヤエンタメ祭】
開催期間:5月31日(土)、6月1日(日)
会場:Spotify O-EAST
<出演者>
・1日目/THE SUPER FRUIT、n.SSign、SHOW-WA & MATSURI、MASHIHO、Lienel
・2日目/KID PHENOMENON、WATWING、WOLF HOWL HARMONY、DXTEEN


Text:Kyoko Fuse

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