2025年4月上旬より、ショートドラマ配信プラットフォーム「UniReel」で独占配信中のショートドラマ【他人未満-親愛なる疎ましい貴方-】。W主演を務めるのは、平川結月さんと本島純政くん。

幼い頃に芽生えた淡い恋心と、“家族”という宿命の狭間で揺れ動く心情を繊細に描いた作品で、関哲汰(ONE N’ ONLY)くんも出演中。今回は本島くんと関くんにインタビューしてきました！

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寡黙で冷徹な神崎風斗と、本能的に動く大沢哲哉

■それぞれの役どころと、演じる上で心がけていたことは？

本島純政　僕が演じた神崎風斗は幼い頃に両親を亡くし、神崎家の養子として生きてきた、寡黙で冷徹なキャラクターです。実は愛情深い人間なんですけど、それを表現するのが苦手で、その“不器用さ”をどう表現していくかを大事にしていました。風斗は26歳で、僕が20歳。実年齢よりも上の役だったので、どうしたら年齢に見合った雰囲気を出せるのか、歩き方やしゃべり方などを実際に動画に撮ったりしながら研究しました。なるべく落ち着いて見えるように、ゆっくり歩いたり、言葉を丁寧に話したりするように意識しました。

関哲汰　僕が演じた大沢哲哉は爽やかな好青年で、幼い頃から神崎家に仕えている役柄で、ヒロイン・清香（平川結月）にとっては幼馴染のような存在なんです。台本を読んだとき、「本能的に動くタイプだな」と感じました。自分が合わないと感じた人とは一緒にいたくない、みたいな。でも大沢家の御曹司でもあるので、育ちの良さや上品さもあって、ギャップが魅力のキャラクター。そういったところを模索しながら演じました。

ふたりとも役とは真逆の騒がしいタイプ

■役と自分は似ている？

本島　風斗は落ち着いた性格なんですが、でも僕は⋯真逆です（笑）。

■自分はどんな性格？

本島　天真爛漫？　24時間うるさいタイプ（笑）。たまに静かなときもあるけれど、それがレアなくらいで（笑）。
役作りでは家で落ち着いているときの自分を思い出したり、落ち着いた性格をしている父親のことをイメージしたりしていました。

関　哲哉とはまず名前が同じ“哲”！（笑）。共通点はそのくらいで、性格は違うかもしれないですね。もう本当に爽やかな役なので!!　僕は騒がしいタイプですし、育ってきた環境も違いすぎるので別世界の人だなと（笑）。

お互いの印象は「ギャップがすごい」「本当にいい奴」

■今回、初共演！ それぞれの第一印象は？

本島　哲汰とは初共演ではあるんですけど、実は共演前に会ったことはあるんですよ。

関　ONE N’ ONLYのライブを観に来てくれたこともあって。それ以前は純政のことは画面越しに観ていた人だったから、そんな人が気さくに話し掛けてくれたことがうれしかったですね。常に明るく元気な印象です。



■撮影を通して新たに見えた一面は？

本島　僕はわりと想像通りだったよね？　きっと（笑）。

関　変わらなかった（笑）。本当にいい奴なんです！

本島　僕は⋯哲汰って怖い印象があって（笑）。

関　うそでしょ!?

本島　ほんと（笑）。ライブのとき、楽屋ですごく気さくに声を掛けてくれたんだけどギャップがすごくて。「もっと知りたいな」って思ったし、撮影現場でさらに仲良くなれて、お互いに刺激をもらえる関係になれたらいいなって思ってました。

撮影の合間に一緒に筋トレ!?

■仲が深まったキッカケは？

関　撮影の合間に純政と一緒に筋トレをしたり、お弁当を食べたり。

■休憩時間に筋トレを（笑）。

関　腕立て20回3セットとかやってました（笑）。

本島　これキッカケで筋トレにハマったんですけど、哲汰には全然勝てなかった⋯。

関　撮影では別々のシーンが多かったけど、会ったときはめちゃくちゃ喋ってたし、プライベートでもご飯行ったよね！

本島　「ごはんに行こうね」って話してたら、自然と実現しました。

「もうムリかも……って時は、哲汰に抱きついてました（笑）」「めちゃくちゃかわいいいんですよ!!」

■年齢差を感じさせない仲の良さ！

本島　哲汰が年齢差を感じさせないようにしてくれているんです。本当に優しい！

関　もう弟みたいな感覚なんですよ。とにかく愛嬌の塊で、一緒にいて楽しいし、いやな気持ちになることが一切ない！ 名前の通り、ほんとに純粋なんです。

本島　うれしいな（照）。

関　純政が嘘偽りなくまっすぐに来てくれるので、僕も嘘偽りまっすぐに向き合っています（笑）。

本島　哲汰はいつも支えてくれるし、「みんなで頑張ろう！」って盛り上げてくれるから、現場がキツいときも本当に心強かったです。タイトなスケジュールだったんだけど、「もうムリかも……」って時は、哲汰に抱きついてました（笑）。

関　それがね、めちゃくちゃかわいいいんですよ!!

本島　それも受け止めてくれるから、ありがたかったです。

「縦型ならでは」の面白さがある

■本作は縦型のショートドラマ。これまでのドラマ撮影現場とは違う？

関　画角が縦なので、人と対峙するときの距離感が少し近いんですよね。でも意外とすぐ慣れたし、違和感なく演じられました！

本島　僕はあんまり縦って意識してなかったかも。カメラにどう映ってるかはスタッフさんが教えてくれるので、芝居に集中してました。でも完成した映像を見たとき、「縦型ならでは」の面白さがあるなって思いました。

ちょっと疎ましさもあるけれど愛してるもの「七味唐辛子」「親」

■ドラマのサブタイトル「-親愛なる疎ましい貴方-」、ちょっと疎ましさもあるけれど愛を感じているものは？

関　“疎ましい”って難しいですね…。

本島　僕は「七味唐辛子」！ 美味しいからいっぱいかけたいけど、辛くて涙出る（笑）。でも好き、みたいな（笑）。僕、辛いものが好きなので結構入れちゃうタイプなんです。

関　僕はやっぱり親ですかね。小さい頃、親をちょっとうるさいなと思う時期ってあったじゃないですか。僕も当時はいろいろ言われてうるさいなと思っていたんですけど、それってぜんぶ愛なんですよね。

最近ライブがあったんですけど、家族全員が観に来てくれて。おばあちゃんまで来てくれて応援してくれて。僕の活動をSNSとかで調べてチェックしてくれて、本当に“愛”だなと思います。

本島　⋯なんかいい話でズルい（笑）。

もう“エモい”じゃ足りないくらい、素敵な時間でした

■サイト名にかけて最近感じたエモいと思ったことは？

本島　哲汰と行ったカラオケ！ 哲汰が宇多田ヒカルさんの「First Love」を歌ってくれて、鳥肌立つくらいカッコよかった。もう“エモい”じゃ足りないくらい、素敵な時間でした。

関　いや本当に嬉しい（照）。僕は昨年のツアーの初日公演。来てくれたSWAG（公式ファンネーム）のみんながすごく温かくて。久しぶりのワンマンライブでSWAGのみんなの顔を見れて安心しました。ライブが終わったときに「最高だった！」と声を上げてくれて、そういう想い、熱い言葉にもグッときました。

ちょっとひと息つく感じで気楽に観てもらえたら

■最後にメッセージをお願いします！

本島　このドラマは、いろんな視点から楽しめるのが魅力で、それぞれの登場人物に感情移入できることに面白さがあると思います。１話が２分くらいと短く、隙間時間に観やすくなっていますので、忙しい毎日に合間に、ちょっとひと息つく感じで気楽に観てもらえたら嬉しいです。

関　いろんな愛のカタチがあるんだなと、改めて考えさせられるドラマです。非日常的な展開もあるんですが、普段の生活と重なる部分もあると思います。縦型ショートドラマで全50話ありますが、あっという間に観ることができますので、ぜひ移動時間などで観てもらえたら嬉しいです！

■ありがとうございました！

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