「東京」と向き合ってシャッターを切り続けた2年間。 蜷川実花、新作写真集『東京 TOKYO』刊行記念写真展「東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA」渋谷PARCOにて開催決定!
2020.6.2
東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA
パルコは、渋谷パルコ営業再開後最初の企画として2020年6月12日から期間限定で、写真家・映画監督の蜷川実花の新作個展「東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA」を渋谷パルコ4F「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて開催する。
会場では「東京」と向き合ってシャッターを切り続けた2年間・500点以上もの作品や映像作品を展開。
また、本展は会場の様子を3Dビューで鑑賞できるオンライン展示が併催される。会場内を移動、また360度見渡す等、自宅にいながらあたかも実際に展示会場に居るような鑑賞体験も併せて楽しめる空間になっている。
<本作・本展 作家ステイトメント>
いつか,東京ときっちり向き合って写真を撮らなくてはいけないとずっと思っていた。
東京に生まれて東京に育ち,この街にしか住んだことがない。
でも何だか向き合うだけの準備ができていない気がして,ずっとうやむやにしてきていた。
大事なものすぎてなんだか手を出せないような感じ。
2年前,ふとそのタイミングがきた気がした。
たくさんの人達と映画『Diner ダイナー』と『人間失格 太宰治と3人の女たち』を撮り終えた頃,
ふと得意技を封じて,シャッターを切ることだけで勝負をしてみたいと思った。
撮り始めてみると,私にとっての東京とは私の半径2.3メートルの世界だった。
その中に常に虚構と現実が入り交じる日々。
どうやらその境界線が曖昧なのが私の日常,東京。
この本のほとんどは写ルンですで撮影している。
自分の得意技を全て使えない状況においた時に何が残るのか,何ができるのかが知りたかった。
表面を支配しているものを無くした時に見えてくる景色を見たかった。
きっとそこに答えはある。
今在りし日の東京の一面を眩しく見返している。
やはり写真には時代が写り込んでくる。
フィルムに焼きつく光景が日々変わっていく。
今も東京を撮り続けている。
写真はやっぱり面白い。
蜷川実花
『東京 TOKYO』蜷川実花/3,960円(税込)
極彩色の首都高、東京タワーとスカイツリー、79人のトーキョー・ピープル、そしてTOKYOの日常と非常事態……。移ろいゆく街で30年間シャッターを押し続けてきた蜷川実花が、いま世界に発信する幻の2020年東京のルポルタージュ。90年代と現在の都市の横顔が交錯し、変わりゆくものと変わらないものが織り交ざり、この場所の過去と未来が浮かび上がる、空前絶後の芸術写真集。
オリジナルグッズ
A4クリアファイル(全4種)/各660円(税込)
表裏でシンプルに写真がプリントされたデザインのA4クリアファイルなど、会場とパルコオンラインストアでは、本展開催を記念したオリジナルグッズを展開。この他、過去に販売された書籍やZINE、グッズも販売される。
ポストカードセット(6種セット)/1,320円(税込) ※オリジナルプリントケースイメージ
※オリジナルプリントケースイメージ
オリジナルプリントケースに6種のポストカードがアソートされた、ポストカードセット(6種セット)。
ポストカードセット(6種セット)
2連アクリルキホルダー(全5種)/各660円(税込)
カラーアクリルに写真プリント、透明アクリルにロゴプリントされたそれぞれが重なったデザインの2連アクリルキホルダー。
ステッカーセット(5種セット)/1,100円(税込)
本展インビテーションのデザインモチーフのステッカー。連貼りすると「東京」が繋がるデザインになっている。
オンライン展示
また自宅で楽しめる3Dビューのオンライン展示を初開催!! 本展示は、リアルの会場「PARCO MUSEUM TOKYO」での展示開催に並行して、会場の様子を3DビューでPARCO ARTのWEB SITEから無料鑑賞できるオンライン展示を併催。
会場内を移動、また360度見渡す等、自宅にいながらあたかも実際に展示会場に居るような鑑賞体験を楽しむことができる。
<関連イベント>
会場隣のMeets by NADiff内では、本展開催に合わせ2010年に発表された「noir」シリーズの一部を展示される。
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
【東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA】
期間:2020年6月12日(金)~6月29日(月)
※入場は閉場の30分前まで
※最終日は18時閉場
※営業日時は感染症拡大防止の観点から変更の可能性があります。渋谷パルコ営業日時をご確認ください。
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(宇田川町15-1 渋谷パルコ4F)
入場料:一般500円・学生400円・小学生以下無料
主催:PARCO
<オリジナルグッズ>
・ポストカードセット(6種セット)/1,320円(税込)
・A4クリアファイル(全4種)/各660円(税込)
・2連アクリルキホルダー(全5種)/各660円(税込)/サイズ:約50×28㎜/ワイヤーリング
・ステッカーセット(5種セット)/1,100円(税込)/サイズ:約40×66㎜/再剥離仕様
※画像はイメージです。
【オンライン展示】
自宅で楽しめる3Dビューのオンライン展示を初開催
公開期間:6月12日(金)11:30~6月29日(月)18:00
【『東京 TOKYO』蜷川実花】
価格:3,960円(税込)
仕様:B5変形 並製 256ページ
出版社:株式会社 河出書房新社
<PRE EVENT>
【SUPER DOMMUNE 蜷川実花「東京 TOKYO」@PARCO MUSEUM TOKYO 開催記念番組
「蜷川実花の写真史から紐解くNEW TOKYOとNEW NOMAL」5HOURS!!!!!】
展覧会開催前日にDOMMUNEから生配信イベントを発信。
配信日時:6月11日(木)19:00~24:00
<関連イベント>
会場隣のMeets by NADiff内では、本展開催に合わせ2010年に発表された「noir」シリーズの一部を展示。
期間:開催中~7月5日(日)
会場:渋谷パルコ4F Meets by NADiff
料金:入場無料
企画:小山登美夫ギャラリー
©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery