2011年12月25日結成、2012年6月10日CDデビュー。2022年に新メンバー4人が加入し、9人体制となったメインダンサー＆バックボーカルグループ・超特急。そのメンバーでダンサー・ユーキは、2011年のグループ結成時、高校2年生でメインダンサーとして活動を開始。

「5号車、ドジっ子担当」で、メンバーカラーは赤。かねてより地元徳島の魅力を発信し続け、昨年末には“阿波とくしま観光大使”に就任！また、アーティストとしてパフォーマンスで観客を魅了し続けるのみならず、2016年より放送中の「超また、結成から2013年まで初代リーダーを務め、現在もグループの要であるダンスリーダーを担っており、持ち前のクリエイティブなプロデュースセンスを活かし、自身のライブ演出のほか毎年開催されているEBiDANTHE LIVEなど大規模コンサートの企画や演出も手掛ける“二刀流”としても注目を集めています。先日放送されたTBSバラエティ『その道のプロが選ぶ本当のNo.1「プロフェッショナルランキング」』では、その圧倒的なパフォーマンスが大きな話題を呼んだ。

そして今回、今年1月に30歳という節目を迎える記念として、自身初となるソロ写真集とフォト＆ワードブック【BULLETBULLET TRAIN No.5 YUKI PHOTO BOOK「THE GROWN」】と、【BULLET TRAIN No.5 YUKI PHOTO WORD BOOK「REGROWTH」】を2025年3月14日(金)2作同時発売する。

発売を記念し、3月1日(土)東京・渋谷にてマスコミ向けの発売記念イベントが行われた。イベントでは「30歳記念」新作描き下ろしイラストの披露も。
本記事では、そのイベントの様子をお届けする。

イベントレポ

■通常版と豪華版の二作で総ページ数400ページにわたる超大作となった本作写真集。 さらに約半年という制作期間を経て完成された作品ですが、どんな思いが込められているのでしょうか？

ユーキ　やっぱり僕自身が超特急として活動してきた中の人生っていうものを全てここに証明じゃないですけど、残しておきたいなって。後々自分が年を取って見返したときにこんなときあったよなって思えるような。
そして日頃から応援してくださっているファンの皆さんにもそれを知っていただける1冊になったら素敵だなと思いました。まずは“残したい”というのを一番に頭に思い浮かべながら進めていきました。



■写真集の中からお気に入りカットを1枚選んでください。

ユーキ　もう決まっていまして。（お目当ての写真を探しながら）
最後のページの豪華版の表紙になっているカットです。
ドジっ子担当でもあり、普段から「かわいい、かわいい」と言われがちなんですけど、この写真だけは、それこそメンバーからもそうですし、一番嬉しかったのが、timeleszの松島聡くんと仲良くさせていただいてるんですけど、LINEで「このビジュめちゃくちゃかっこいいね」って言ってくださって、普段あまり言われ慣れてなかったのですごく嬉しかったです。

■今まで撮られてきた写真と比べてもやはり違っていましたか？

ユーキ　自分なんですけど、自分じゃないというか。奇跡の1枚です！（笑）



■松島 聡さんとはどんなお話をされるんですか？

ユーキ　僕らが9人になるにあたってのオーディションをしていた時期があって、聡くんもtimeleszのオーディションをするということで、僕らの経験をお話させていただいて、何かしらのアドバイスというのはちょっとおこがましいんですけど、何かの役に立ったら嬉しいなという気持ちもあって、焼肉を食べながらお話したことがありました。

■ほかにもどなたからか反響をいただきましたか？

ユーキ　写真集の反響っていうわけではないんですけど、最近、チョコレートプラネットの長田さんが誰よりも早くインスタにいいねを押してくださって、たまにコメントをしてくださって。以前、僕がチョコプラさんのMVに出演させていただいたり、「KING OF DANCE」(TBSバラエティ『その道のプロが選ぶ本当のNo.1「プロフェッショナルランキング」』)で共演したり、何かしらずっとそばで支えてくださっているのが個人的にはすごく嬉しいです。



■初の韓国撮影などもありましたが、本作写真集の撮影地での思い出があれば聞かせてください。

ユーキ　いろんなところに行ったんですけど、一番の思い出としては、川沿いを走っている方がたくさんいる中で撮影したときに、韓国の男性の方が「あの子誰？めちゃくちゃ最高だよ」みたいなことを撮影スタッフに伝えてくれて。
撮影終わりに、拍手をして「めちゃくちゃいいね。好き。インスタを教えて」って言っていただけたのがすごく印象深かったです。
他にも、「なんの活動してるの？」とか、どなたか忘れちゃったんですけど、誰々に似ているよって言われました。



■写真集撮影の中のドジっ子エピソードを教えてください。

ユーキ　僕、本当にメイク中に寝ちゃうんですよ。
なので、いつもVIP対応で、寝ながらメイクしていただけるようになって（寝ながらメイクされている体勢を再現するユーキくん）。もちろんメイクさんにはたくさん迷惑をかけていると思うんですけど、“寝ながらメイク”だと光がちゃんと顔に当たるので、意外とよかったみたいで、なので、これからも“寝ながらメイク”をしていただけると嬉しいなとは個人的には思ってます（笑）。

でも、そんな世間は甘くないです（笑）。



■豪華版には、スペシャル対談やここでしか明かされないスペシャルコンテンツが収録されているそうですが、どこに注目してもらいたいですか?

ユーキ　豪華版は、僕のリアルな葛藤だったり本当に内面的な部分、超特急として活動していく中で、結成時の7人から6人、5人、9人となっていく中での人生の分岐点といいますか、ターニングポイントで感じた当時の心境を全てリアルに綴っているので、これを見てくださった方は、超特急をより知れるきっかけになるんじゃないかなと思います。
ちょっとグッとくるものがあるので、僕は見返せないんですけどね（笑）。
でも本当に当時のリアルな瞬間が詰まっています。



■ほかのメンバーも写真集を出されているかと思います。ここだけは負けてられないなという部分はありましたか？

ユーキ　正直、自分でもびっくりするぐらい、自画自賛するぐらい本当に素晴らしい写真集になっているので、誰にも真似できないような、玉手箱みたいな、全てがギュッと凝縮されている自信満々の二冊になっています。

■ほかのメンバーの写真集の感想もいただけますか？

ユーキ　僕より先にカイが30歳を迎えているじゃないですか。
でも僕が先に出しているので、今後メンバーへの何かのきっかけになりそうな気もしてます。
タクヤも出しているんですけど、また違った路線の写真集のクリエイトになっていれば嬉しいなと思っています。



■超特急のメンバーはこの本をすでに見ていたりしますか？

ユーキ　まだ見てないんじゃないですかね。
ただ僕はびっくりしたのが通常版の最後の方にメンバーからも言葉があって。それは知らなかったので、驚かされました。まだ読んでないんですけど、見たら泣くと思うので、涙腺が整っているときに見ようかなと思います（笑）。

■今年30歳を迎えて、今後はどんなことに挑戦したいですか？

ユーキ　変わらず僕はチャレンジャーであり続けたいなって思っているので、僕を通じてEBiDANや超特急がもっと広がるきっかけを作れたらなと思いますし、何にでも前向きにチャレンジしていく気持ちを大切にしたいです。
そのためにも、体のケアもしっかりしながら活動をしていきたいなと思います。



■阿波とくしま観光大使になられて、これから地元に対して何かしたいと思っていることは？

ユーキ　一番は、阿波おどりをしたいです。超特急としてでも、僕個人としてでもいいんですけど、本場の阿波おどりのお祭りの中で、何か貢献できたら一番嬉しいなと思います。

あと、徳島って汽車なんですよ。なので自動改札がないはずなので、自動改札機を初めて作った人になれたら嬉しいなと思いますね。
超特急だけに、やっぱり電車は大事です。13年も活動していて、なかなか電車のお仕事がないんですけど（笑）、ぜひ徳島の汽車と一緒に何かできたらいいなと思っています。

■30歳になられたということで、20歳から30歳までのこの10年を一言で表すなら？

ユーキ　“超特急”じゃないですかね。
コロナ禍もあったんですけど、唯一コロナ禍が停車駅だったんじゃないかなと思っていて。
僕たち“超特急”で進んできた中で、そのスピードに途中乗りきれなかった時があったり、コロナ禍でいったん停車して、今また9人で走っていることを考えると、今も“超特急”なんですけど、この10年を本当にあっという間に感じています。



■8号車の皆さんにメッセージをお願いします。

ユーキ　今回、写真集とはいえ、あり得ないほどのスタイル、たくさんの衣装を纏って撮影しています。
そして、超特急のユーキだけじゃなくて、村田祐基としてすごく内面的な部分、普段は表には出せないような姿を全てここに詰め込みました。30年間のユーキがたっぷり詰まっているので、是非楽しんでいただけたら嬉しいです。

30歳記念！天才画伯のライブペイントタイムも。

絵を描く上でのこだわりは「目から、輪郭から描くのが大事ですね。絵というものは。」とのこと。そんなこんなで1分半ほどでイラストが完成！



「なんかかわいくなっちゃった。僕の母です」と完成した絵を披露。

ポイントを聞かれ、「天パですね。僕も元々はくせっ毛なんです。あとちょっとふくよかにしすぎちゃったけど、ふくよかなところがポイントです。こだわりは、二重はくっきりだったと思うんですけど、目尻のシワをもう少しリアルに足した方がいいなと。　笑顔な母親になりました」とこだわりポイントをコメントしていた。



そして最後に、お母様へのメッセージをお願いされると、
「産んでくださってありがとうございます。普段は会ったらいつも喧嘩しかしないんですけど（笑）、わがままな僕をいつも甘やかしてくれて、ありがとうございます」と少し照れながら感謝の想いを話してくれた。

♡おまけ♡

フォトセッションにて、ユーキくんが手に持っている本の表紙が白飛びしてしまい上手く撮影できないプチハプニングが。すると、ユーキくん自ら、即座に頭上のライトに手を伸ばし角度調整！ユーキくんの機転の利いた行動のおかげで、全メディア綺麗な写真を撮ることができた。また、記事のトップで使用しているパートポーズを編集部からお願いすると、その場にいたほぼ全てのメディアからハートポーズのお願いが！一つ一つのカメラに丁寧に笑顔でハートポーズを取っていた。
気遣いとサービス精神旺盛なユーキくんの人柄が伝わってくる優しいイベントとなった。