吉野北人「琉弥はめちゃめちゃ忙しい!誘わなかったのは僕なりの気遣いです」!映画『遺書、公開。』初日舞台挨拶で吉野&宮世がステージ上でキャピキャピ揉める一幕を見せる
2025.1.31
IMP.THE RAMPAGETHE RAMPAGE from EXILE TRIBE吉野北人宮世琉弥映画松井奏遺書、公開。
陽東太郎による『遺書、公開。』(ガンガンコミックスJOKER)を原作とし、その奇抜な設定に惚れ込んだ鈴木おさむが手がけたシナリオを、『東京リベンジャーズ』シリーズ(21・23)、『賭ケグルイ』(18〜21)など群像劇に定評がある英勉監督が実写映画化。主演の吉野北人ほか、宮世琉弥、松井奏(IMP.)、志田彩良、髙石あかり、堀未央奈ら若手かつ実力派が勢揃い!序列がもたらす人間の本性を描いた衝撃のドス黒エンタメミステリーが誕生。映画【遺書、公開。】がついに本日2025年1月31日(金)より全国公開!
今回、映画公開を記念して1月31日(月)に公開初日舞台挨拶を開催。イベントでは豪華キャスト・スタッフが集結!主演の吉野北人はじめ、宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.)、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾、そして本作のメガホンをとった英勉監督が登壇し、ついに公開を迎えた本作への想いや、撮影時のエピソード、そして映画にちなんでそれぞれの「本性」を語り尽くした。
満員御礼で迎えたこの日、主演の吉野は「今日公開という事で朝から宣伝活動をしてきましたが、あまり実感がありませんでした。でもこうして劇場で観客の皆さんとお会いして、ようやく実感が湧いてきました」とステージに立ってみて封切りをしみじみ実感。約1年前の撮影を振り返り「ようやく公開されたなという気持ちが大きいです。キャスト25名が大変な思いをして一生懸命製作した…楽曲です!いや作品です!」と緊張から言い間違え、キャスト陣から「MVだと思っていたの!?」などとツッコまれて「いつもの癖が…」と慣れない主演という立場に慌てていた。
ミステリアスな千蔭を演じた宮世だが「観終わったらわかると思いますが、クラスメートにクレイジーな人が多いので、千蔭は実は真っ当な人ではないかと思いました。そう感じなかったら、もう一度映画を観てください!」と訴えていた。クールな廿日市を演じた志田は「監督からは不思議な可愛らしい女の子にしてほしいと言われて、監督が私の目の前で廿日市を演じてくださいました。それを見て『これが廿日市だ!』と思ってそれを頭の中に宿して現場で降ろしていました」と明かしていた。
劇映画初出演の松井は「監督からのOKの声やカチンコ、ベンチコートを着たりすると『芸能人しているな、俺』となった。ずっと夢見ていた世界だったので、朝現場に入って台本を見たりすると『俺…芸能人っぽいな』と思った」と初々しい様子を見せた。
鬼気迫る演技を見せた髙石は、遺書を公開する場面を振り返り「教壇に立つと緊張感がグッとくる。緊張からリハではセリフも噛み噛みで…。もう言えない!と思った」と反省の弁も、志田からは「え?お芝居の迫力が凄すぎてそんなこと覚えていない」と言われ、吉野は「リハの段階で(怖くて)目を合わせたくなかった」とビビり、松井も「恐れおののいたよね」と髙石の熱演を賞嘆していた。
姫山椿役の堀は序列1位という設定に触れて「私も乃木坂46加入半年でセンターに抜擢された時に、突然トップになるプレッシャーと嬉しいけれど受け入れきれない自分がいました。そんな16歳の時の自分と重なる瞬間があった」と役柄と共感。2年D組の担任の先生でありながら序列10位の忍成は、生徒たちの現場での様子について「仲良さそうに見えたし、集中力も高くて今の子たちは凄いなと思った」と目を細めていた。
英監督は「吉野君という座長はいるけれど、みんなが主役のようでもあって、ギラギラしていた。オーディション組もいたので遺書を公開する場面では『喰ってやる!』という感じもあって良かった。遺書公開の出番も後ろに行けば行くほど重くなって、髙石さんはラスボスと言われていました」と役者たちのハングリー精神に感心しきりだった。
一方、共演者の本性を暴露する企画では、宮世が主演の吉野に吠えた。なんでも宮世は吉野と某テーマパークに行く約束をしていたそうだが、吉野は宮世を誘わずに松井と先に遊びに行ってしまったという。その事実を後々松井から聞いたという宮世は「しかも(松井は)『俺、昨日も誘われたよ』と…。ちょっと待って!俺2回もハブられてるじゃん!この映画に出た同じ生徒として誘って欲しかった。本性出てるなぁと思った(笑)」と大ショック。
これに吉野は「言い訳をするならば、皆さんもわかると思いますが、琉弥はめちゃめちゃ忙しい!誘わなかったのは、この人忙しいだろうなという僕なりの気遣いです」と弁解するも、宮世は「でも1回誘われなかった時に、そこまで忙しくないから誘ってよ!って俺言ったよね!?」と納得がいかない様子。キャピキャピと2人で揉める中、ついには堀から「女子同士みたいに揉めるのやめて~!」とストップされていた。
最終的に「みんなで遊びに行く!」という話でまとまり、主演の吉野は「序列によってかき乱され、人の裏表や本性が出てくる内容の映画です。でもそれって生きている僕らからしたら当たり前のこと。それをリアルに落とし込んだ今とリンクする作品になっています。皆さんならばどうしますか?と問いかけもある気がするので、皆さんがこの作品を観てどう思うのか。少しでも心に響いてくれたら嬉しいです」とアピールして、最後は観客を巻き込んでの『遺書、公開!』のコール&レスポンスで締め括った。
新学期の春、2年D組に送られてきた〈序列〉ー
そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。
序列1位の姫山椿は優しくて人気者、誰もが認める優等生。だがある日、彼女が何の前触れもなく自殺する。
数日後、クラスの全員に姫山から遺書が届き、その日から学級崩壊が始まるー。果たして生徒たちが最後に待ち受けるものは…⁉
■詳細
【映画『遺書、公開。』】
公開日:大ヒット、公開中!
出演:吉野北人、宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.)、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾、上村海成、川島鈴遥、荒井啓志、松本大輝、星乃夢奈、榊原有那、藤堂日向、菊地姫奈、大峰ユリホ、阿佐辰美、兼光ほのか、日髙麻鈴、大東立樹、金野美穂、鈴川紗由、浅野竣哉、青島心、楽駆
原作:陽 東太郎「遺書、公開。」(ガンガンコミックスJOKER/スクウェア・エニックス刊)
監督:英勉 脚本:鈴木おさむ
企画製作:HI-AX 製作プロダクション:ダブ
配給:松竹
©️2024 映画「遺書、公開。」製作委員会 ©️陽東太郎/SQUARE ENIX