2003年に朝日新聞で紹介されるやテレビ・雑誌で取り上げられ、さらには創作落語にもなるなど、様々な形式で広まり多くの感動を呼んだある夫婦の本当にあった話が映画【35年目のラブレター】となって2025年3月7日(金)より全国の劇場にて公開する。

戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人に。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める―――。



主人公・西畑保を笑福亭鶴瓶、その妻・皎子役を原田知世、西畑夫妻の若かりし頃を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けた妻の心温まる感動の実話です。先日発表された特報映像に対しSNS上では、「ダメだ…この1分で泣いちゃった…絶対観に行こう」「予告で感動して泣いたのは初めて、観に行きます」といった期待の声が早くも上がっている。



今回解禁された場面写真には、笑福亭鶴瓶演じる主人公・西畑保と原田知世演じる最愛の妻・西畑皎子が手紙を手に見つめ合う様子や、西畑夫妻の若かりし頃を演じた重岡大毅と上白石萌音が寄り添うシーンなど夫婦の温もりを感じるカットが収められています。妻へ感謝の思いを綴ったラブレターを贈ろうと懸命に机に向かい努力する保(笑福亭鶴瓶)の写真からは、皎子への真っすぐな愛を感じられる。



そして、文字の読み書きが出来ない事を妻に明かせず、1人で苦しみ涙する若かりし頃の保(重岡大毅)のカットや、そんな夫を支えていくと決心し、手を取り文字を教える妻・皎子(上白石萌音)のカットは西畑夫妻が二人三脚で困難をのりこえてきた事を想起させる。



さらには、保に読み書きを教える夜間中学の教師・谷山恵(安田顕)や西畑夫妻の愛娘(徳永えり・ぎぃ子)といった個性豊かな登場人物たちの写真も揃い、周囲の支えもありながら、ひたむきに妻・皎子へのラブレターを書く保の様子が映し出されています。他にも、タイプライターの講師である皎子(上白石萌音)が文字を打つカット等を含む全12点が解禁。



読み書きできない夫と幸せを教えてくれた妻が歩んだ心温まる感動の実話。結婚35年の月日の中で、西畑夫妻が乗り越えてきた困難やかけがえのない幸せな時間を丁寧に描いた本作の今後の展開が楽しみだ。