GON「いつも一生懸命に感動と愛を与えられるアーティストになっていきたいと思います。」韓国のサバイバル番組「PEAK TIME」で優勝をしたVANNER(ベナー)、初のファンコンサート開催
2023.11.7
韓国のサバイバル番組「PEAK TIME」で優勝をしたVANNER(ベナー)が2023年10月26日(木)に大阪、10月28日(土)に東京で初のファンコンサート【VANNER VVS Adventure】を開催した。8月には初のミニアルバムを発売し、10月には日本オフィシャルのファンクラブを開設。さらに10月26日(木)に日本初のデジタルシングル「PERFORMER -Japanese ver.-」をリリースしたばかり。韓国のみならず、日本など海外でも精力的に活動しているVANNER。Emo!miuではそんな彼らのファンコンサートの東京公演2部の様子をちょこっとお届けします!
VANNERは2019年にデビューしたK-POPグループで、メンバーはテファン、GON、ヘソン、ソングク、ヨングァンの5人。彼らが再注目されるきっかけとなった「PEAK TIME」はすでにデビューをしているK-POPグループが“ワールドワイドアイドル”を目指して競い合っていくサバイバル番組で、日本でも放送されていたので目にした人も多いのでは?番組には約70組のK-POPボーイズグループが予選に参加。さらに本戦へと進んだ24組のなかで優勝に輝いたVANNER。初回放送時「所属事務所はあるけれど、事務所には社長と僕たちしかいない」と実情を明かし、さらにリーダー・テファンは事務作業を引き受けて行っていることも話し、“自給自足型アイドル”として話題に。サバイバル番組を通して歌唱力の高さ、パフォーマンス力の高さ、チーム力を発揮して実力を認められ、2位に大差をつけて優勝に輝いた実力派グループで、今まさに注目を集めているK-POPグループなのだ。
東京公演が行われたのは10月28日(土)のZeep Haneda。会場には日本のみならず、海外からのファンの姿も見受けられ、まさに“ワールドワイドアイドル・VANNER”。会場が暗転するとともに、会場のあちこちから上がる歓声でVVS(VANNERのファンネーム)の期待値がうかがえる。メンバーに謎のプレゼントが届くVCRが流れたあと、ステージ上に登場した5人。
まず披露したのは軽快なリズムが耳に残る「LACHATA」。それぞれ個性はあるものの、まとまり感を感じさせるパフォーマンスで1曲目からVANNERの魅力でもある“チーム力の高さ”を感じさせた。「みなさん、準備はいいですかー!!」と叫ぶと、2曲目は力強い楽曲の「WANT U BACK」を披露し、VVSたちも大きな掛け声で盛り上げた。
そしてVVSたちにご挨拶。新しい学校のリーダーズの挨拶を真似てみせるメンバーたち。メンバーたちは「すみません(笑)」、「はい、パクりです」と応え、さらには「元気、大丈夫?2部もめちゃめちゃ楽しまなきゃ!!」と流暢な日本語で盛り上げるなど、メンバーたちの日本語力の高さにも驚かされる。またふせんに書かれたVVSからのお願いに応えるトークコーナーでは「エアギターを見せてください!」というお願いにはRIISEの「Get A Guitar」を踊り、ヘソンが選んだNiziUの「Make me Happy」などを披露してファンたちを楽しませ、VVSからは「かわいいー!」の声があちこちから上がった。テファンは優里の「ペテルギウス」、ヘソンはBoAの「メリクリ」などの日本語曲も披露し、最後は全員で10月26日にリリースした日本語デジタルシングル「PERFORMER -Japanese ver.-」の収録曲「PONYTAIL」をパフォーマンスした。
VCRをはさみ、続くのはユニット&ソロステージ。テファンがテヨンの「I」で高い歌唱力を遺憾なく発揮すると、白のオーバーオールで登場したヘソンとヨングァンのコンビはNCT Dreamの「Candy」を愛嬌たっぷりに踊った。ラストのGONとソングクはMINOの「Rocket」、toigoの「BLUE CHECK」を披露。「Candy」を披露したヘソンが練習のビハインドを問われ「顔が一番アイドルでしょ?だから相手に選びました!」と答えると、テファンが負けじと「Candy」の可愛らしいダンスを披露する一幕も。そしてメンバー内の嘘つきを探す、ライヤーゲームでファンとともに過ごす時間を楽しんだ。
そろそろファンコンサートも終盤に突入。セーラールックに衣装チェンジしてステージ上に戻ってきた5人。まずは「Diamonds」を披露し、続いて先日リリースされたばかりの日本語デジタルシングル「PERFORMER -Japanese ver.-」を披露。続いて、低重音が響く力強い楽曲「PURGE DAY」、「FORM」と立て続けにパフォーマンスし、ヘソンは「まだまだ行けるー! もっと叫んでー!!」と会場をあおり、メンバーはもちろんVVSも飛び跳ねてペンライトを振り上げて応えた。楽しい時間はあっという間に過ぎ、本編は終了。
暗転と当時にVVSがアンコールリクエストソングを歌い始めると、撮影ビハインドのVCRが流れ始め、アンコールが始まることを告げた。アンコール1曲目は「Savior」。韓国語曲だが、モニターには日本語訳を表示。それはまるでVANNERからのVVSへのラブレターのよう。別れの時間が刻一刻と迫っているなか、VVSとともにその一瞬一瞬を惜しむかのように歌い上げた。そしてメンバーからの思い、感謝の気持ちを伝えると、涙を浮かべるVVSも。そしてアンコール2曲目となる「TBH」を歌い、アンコールの幕を閉じた。
会場が明転するも席を離れようとするVVSたちはひとりもいない。まだ別れたくない!という思いを募らせ、アンコールの掛け声が会場に響きわたった。その声に応えるかのようにメンバーたちがまさかの再登場!!! Wアンコールとして「Rollin」を披露して会場を盛り上げ、VVSたちの盛り上がり最高潮に。次こそ、来てしまった本当のお別れのとき。「ありがとう!」「サランヘ!(愛してる!)」と、VVSへの感謝の気持ちを伝え、会場の隅々にまで手を振りながらステージを去った。
最後の挨拶
【VANNER VVS Adventure】
<スケジュール>
・2023年10月26日(木)大阪
・2023年10月28日(土)東京