北村匠海「この仲間たちが集まって作品を作れたことは“運命”」映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』初日舞台挨拶<イベントレポート>
2023.4.23
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一昨年2021年7月9日に実写映画として劇場公開した映画『東京リベンジャーズ』は、最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録、2021年劇場用実写映画No.1の大ヒット作となり今年、前作から約2年の時を経て、観客を魅了したドラマとアクション、キャラクターに宿るキャスト陣の熱き想い、全てがスケールアップした続編【東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-】が4月21日(金)、【東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-】が6月30日(金)に公開!
前作に引き続き、主人公・タケミチを演じる北村匠海をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮という錚々たる布陣が続投。そして、「血のハロウィン編」最重要キャラクター3人を演じるのは、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙。人気、実力ともに申し分のないオールスターキャストが集結。スタッフ、そしてキャスト全員が『最もやりたかったエピソード』と語り、全身全霊を込めて作り上げた、前作を遥かに凌駕する“最高傑作”が誕生した。
そんな本作の前編「-運命-」が公開され、超豪華キャスト陣が登壇した初日舞台挨拶が実施された。
本編上映後となる場内はまもなく登壇するキャスト陣をいまかいまかと待ちわびる観客で超満員!MCからの呼びかけで会場後方からキャスト陣が登場すると、割れんばかりの歓声が!キャスト陣は歓声を浴びながら、手を振ってファンの呼びかけに応えるなど、ファンサービスを行った。
会場の興奮が高まり続ける中、英監督も登壇し、トークセッションがスタート。「本日は皆様ありがとうございます!ついに公開することが出来ました。待ちに待ったこの日を皆様と迎えられて嬉しく思っています。」と感謝の言葉と共に、「沢山の反響をいただいています。現場はなかなかスムーズとは言えなかったですが、第一線を張る仲間たちが集まって、汗水流して作った作品が伝わっているんだなとみなさんの顔を見て感じることができました。改めてこの作品で出会えてよかったなと感じています。」北村から万感の思いを綴った。
まずは映画『東京リベンジャーズ』はタケミチが過去に戻り、仲間を救うために奮闘する物語であることにちなみ、一番“仲間”を感じたシーンについて問われると、「毎シーンそう感じますが、東卍結成メンバーのバイクシーンですかね。」とシリアスな劇中でも青春を感じることが出来る数少ない名シーンをチョイスした山田。キャストからもうなずく様子も見られた。タイムリープしたタケミチが高校でアッくんをはじめとした溝高メンバーとの再会を喜び、胸に飛び込んでいくシーンを挙げた吉沢。「アッくんがかわいいんだよな」としみじみ語ると、「俺も言いたかったな・・・」と磯村が寂しそうな反応を見せ、会場は笑いに包まれた。また裏話として吉沢が眞栄田から鍛えぬいた上半身が映るシーンの前に「甘いもの食べた方がいいですよ」と言われたことを明かされ、眞栄田の優しさに吉沢は「めっちゃいい奴だなと思いました。」と感動していた。
続いて自分だったら「この人と仲間・親友になれそう!」と思う、キャラクターについて、「三ツ谷が好き。一本気な感じが、友達になりたいなと思いました。でもあとみんなヤンキーですからね(笑)。性格的にいうと三ツ谷ですね」と杉野の元も子もない発言に思わず笑いが。今田は千冬をチョイス。「ヤンキーだけど、ピュアでかわいらしい」と普通のヤンキーとは違うタイプである千冬の魅力を語った。高杉が選んだのは劇中で相棒のタケミチ。「間違いなくタケミっちですね!一緒のバカやりたい」とコメントするも、北村からは「お断りです(笑)」とまさかのフラれる形に。続けて「こんなに“相棒”って言葉を感じられる人はいない。本当に相棒だと思った。この前一緒にゲームもさせてもらって。」と役柄だけでなく、プライベートでも“相棒”と呼べる関係性であることが垣間見えた。ドラケンをチョイスした間宮は「最後の最後まで裏切らずにそばにいてくれそう。」とドラケンの男らしさにあふれた魅力をポイントに挙げた。それに山田は「うわぁ!やった!いるいる。そばにいるよ。」と嬉しさを爆発させるも、「ドラケンだからね?」と間宮から補足が入り、「俺じゃないのか・・・」と落ち込む場面も見られた。
前作と負けず劣らず、数々の名言がある本作。「かっこいいな!」と思う台詞がフリップで一斉に発表された。
監督【アカン、パンチはアカン(一虎)】「場地と一虎の仲の良さが撮った瞬間に分かった。」と語り、実はアドリブであることも明かされた。
北村【ダリィ。(半間)】「前作で出番があまりなかった尋也がこの一言にすべてをかけてた。」と昔から共演している清水の活躍を労うと、清水から「こんないっぱい人がいるところで言われると、“だりぃ”っすね」と名言を決めるも「作中の方がいい(笑)」「おいしいとか思わない方がいいよ(笑)」など総ツッコミが!
山田【ガードしててこれかよ….。ダリィ。(半間)】「相手の強さを感じられる、相手のためにある“だりぃ”で印象に残っている。」と同じ台詞でも意味合いが変わるという、“だりぃ”に隠された魅力を語った。
清水と磯村は揃って、【よろしくな!相棒!(千冬)】をチョイス。「ここからタケミチとの相棒関係が始まる。金髪の真宙がかわいい」と清水が魅力を語ると、「あごの角度がよかった。真宙くんにしかだせない。」と磯村からはマニアックなポイントが挙がった。
その後も続々と名言が発表され、
杉野【1人1人がみんなのために命を張れる。そんなチームにしたい。(場地)】
今田【行ってきます。行ってらっしゃい。(タケミチ&ヒナタ)】
眞栄田【俺、ガキになっていーか?(マイキー)」
高杉【半分コな(場地)】と後編の台詞が大半を占めることが判明!これに北村は「後編もね、、面白いっす!(笑)」と早くも後編「-決戦-」をアピールした。
そして最後の発表となった吉沢は【右っていいよね(タケミチ)】をチョイス。「冷静に考えたら、深い台詞。しかもアドリブ。人類の進歩を感じた!ここが一番泣いた!」とまさかのチョイスに沸く会場とキャスト陣。「これ好き!」というキャストもいる中、主人公であるタケミチの台詞が出てくるのを期待していた北村は「これか!? ほんとに!? ほんとに!?」と場内の反応を戸惑いながら窺っていた。
最後に北村から「前作が始まった時は、まさかキャストたちがまた集まって2が作れるとは思っていませんでした。常に第一線を張る仲間たちが集まって作品を作り上げたことは運命だと思う。今日ここにいない絢斗くんや虹郎も含めて、みんなものすごい熱量でぶつかってきてくれた。これから続いていく役者人生の中でかけがえのない出会いとなりました。後編を楽しみにしている方も沢山いらっしゃるとは思いますが、まずは前編を噛み締めて、余韻に浸ってほしいなと思います。」と熱い想いを語り、「よろしくお願いします!!」とタケミチを彷彿させるエネルギッシュな声で宣言すると、キャスト・監督一同と共に深く一礼。前作以上の大ヒットを予感させる、会場の冷めやらぬ熱気と大歓声と共にイベントは終了した。
凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び、ヒナタが殺された。ヒナタを救う鍵は、1人1人が仲間のために命を張れる、東卍結成メンバー6人(マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎)を引き裂く“悲しい事件”にあった。
東卍の敵側幹部になった一虎と、敵に寝返った場地。かつての親友たちは何故戦わねばならない運命になったのか。
「君が助かる未来にたどり着くまで、絶っ対ぇ折れねぇから!」果たして、タケミチは過去に戻り、ヒナタを、仲間の未来を救えるのか。
■詳細
前編【東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-】
公開日:絶賛公開中!
後編【東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-】
公開日:2023年6月30日(金)
出演:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、永山絢斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮
原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』KC)
監督:英勉
脚本:髙橋泉
音楽:やまだ豊
主題歌:SUPER BEAVER「グラデーション」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
©和久井健/講談社 ©2023映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」製作委員会