フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をケーキで再現!? メズム東「アフタヌーン・エキシビジョン」第6弾「Pearl(パール)」
2022.6.6
東京の躍動感や波長と共鳴し、五感を魅了する数々のこだわりでお客さまをお迎えする「メズム東京、オートグラフ コレクション」は、名画をモチーフにした『アフタヌーン・エキシビジョン』第6弾として、17世紀オランダ絵画の巨匠ヨハネス・フェルメールの代表作「Girl with a Pearl Earring(真珠の耳飾りの少女)」の世界観を表現した【Pearl(パール)】を、16階のバー&ラウンジ「ウィスク」にて2022年7月1日(金)から10月31日(月)の期間、平日15食限定で提供する。
「芸術家(アーティスト)のアトリエ」がコンセプトのバー&ラウンジ「ウィスク」で提供中の『アフタヌーン・エキシビジョン』は、ダリ、ダ・ヴィンチ、マネ、モネといった名だたる画家の名画を、遊び心あるスイーツとこだわりのセイボリーやペアリングモクテルで表現した新感覚のアフタヌーンティーシリーズ。
第6弾となる今回は、昨年春の第2弾で好評を博した「真珠の耳飾りの少女」を“再展示”。前回のメニューをさらに進化させ、画家フェルメールの生涯や当時の人々の暮らしや食文化を深く堪能できるセットメニューに仕上がった。フェルメールが生きた17世紀オランダの息吹を感じる8種のスイーツ&セイボリーや、ペアリングで楽しむモクテル、そして最高傑作「真珠の耳飾りの少女」をモチーフとしたフォトジェニックなケーキは、すべて自家製。『アフタヌーン・エキシビジョン』という名の通り、まるで午後のアート鑑賞のように、フェルメールの世界に浸る午後のひとときを、美しいウォーターフロントの絶景とともに堪能してみてね。
タイガーブレッドバーガー
オランダ発祥と言われ、カリッとした表面の模様が特徴的なパンのタイガーブレッドで、ジューシーな自家製粗挽きハンバーグやチェダーチーズをサンド。また、フェルメールが誕生した1632年頃のオランダでは、三十年戦争の終焉により他国との貿易で得たスパイスが盛んに流通していたと言われており、ナツメグやブラックペッパーなどのスパイスをハンバーグに混ぜ込むことで、当時の時代背景を再現している。
セモリナプディング
オランダで親しまれているデザートのひとつ、セモリナプディング。小麦粉の一種であるセモリナ粉と牛乳をゆっくり煮詰めて焼き上げ、ベリーのソースをかけて仕上げた。香りづけのシナモンとの絶妙なバランスや、セモリナ粉特有のもちっとした食感がたまらない。
パート・ド・フリュイ
20~30代の頃、安定した生活を送っていたフェルメールは、高級品で画材として使用されるものではなかったラピスラズリが原料のウルトラマリンを、顔料として絵画に取り入れていた。代表作「真珠の耳飾りの少女」でも目を引くこのウルトラマリン色を、グレープフルーツやライチをゼリー状に固め、爽やかな風味に仕上げたパート・ド・フリュイで表現している。
パンプディング
フェルメールの代表作の1つ「牛乳を注ぐ女」に描かれる食材をパンプディングで再現。牛乳に浸したパン・ド・カンパーニュ(田舎風のパン)のしっとりとした味わいと素朴な甘さが、当時の食生活と絵画に描かれた人々の日常を連想させる逸品。
ワインゼリーシャーベット
絵画「紳士とワインを飲む女」に着想を得た「ワインゼリーシャーベット」。アルコール分は飛ばしつつも、赤ワインならではの芳醇な赤ブドウの風味が口いっぱいに広がる。井戸水がまだ飲むことができなかった当時、水分補給としても親しまれていたワインに想いを馳せ、これからの季節にぴったりのひんやりスイーツに。
スペキュラース・サレ
オランダでは、ミラのニコラオスの日やクリスマスに食べられているクッキー。近年、フェルメール初期の傑作「窓辺で手紙を読む女」が修復され、背景に描かれた弓矢を持ったキューピッドの姿が公開されたことにちなみ、天使を模した形に。シナモンやジンジャーなどのスパイスを加えて香ばしい風味に仕上げたクッキーは、長期保存が必須であった当時を再現して、硬くザクザクとした食感が特徴。
パンネクーケン
オランダの家庭料理であるパンネクーケンは、少し厚めのクレープ生地のような食べ物で、モチモチとした食感が特徴。オランダの名産品であるゴーダチーズの濃厚な口当たりと、オランダ産のホウレンソウや、オランダで古くから親しまれているチコリのシャキシャキ食感とともに召し上がれ♪
タルトプルーン
17世紀頃オランダで出版された料理本のレシピをもとに再現したタルトプルーン。夏から秋にかけて旬のプルーンの甘酸っぱさと果肉感がしっかり伝わる食感、しっとりとしたアーモンドクリーム生地の優しい甘さが絶妙。
ペアリングモクテル(ハイビスカスティー、リンゴジュース、ホエー、ソーダ、レモン)
オランダの名産の1つであるリンゴをイメージしたノンアルコールのモクテル。ルビー色が鮮やかなハイビスカスティーとリンゴジュースをベースに、ホエーシロップで味に柔らかみとまろやかな酸味を持たせている。さらに、ソーダとレモンを加えることで暑い季節にもぴったりな1杯に仕上がった。ドライアップルを添えて、まるでリンゴそのもののような可愛らしい見た目も楽しめる。
光の魔術師とも称されるフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」の印象的なシルエットを大胆に表現したケーキ。昨年のアフタヌーン・エキシビジョン第2弾で好評だったケーキを、さらにバリエーション豊かな食感で、8種のスイーツ&セイボリーとのバランスもちょうど良い一品にバージョンアップ!
ふんわりとした食感のローズムースが、絵画の少女のような優しく上品で女性らしい味わい。ローズの香りと、ラズベリー、ブルーベリーの酸味の華やかなマリアージュが口いっぱいに広がる。外側のマスカルポーネは柔らかくフワフワとした食感で、繊細で軽い味わいに。底に敷かれたパイ生地は、ミルフィーユのようにサックリとした口当たりで、甘いクリームとのバランスが絶妙だ。
周りには、絵画の中でも黒い背景に映える印象的な青と黄色の美しいターバンをイメージし、フェルメール・ブルーに仕上げたホワイトチョコレートとクレープをON。まるで絵画そのものを見ているように、美しく上品に再現された質感もお楽しみに。
「真珠の飴」は、ひとつひとつが手作りの飴細工。真珠を割ると、中からパッション&オレンジの酸味と甘みが、バターのコクと合わさった香り高いソースがあふれ出る。添えられているクレープに濃厚なソースを絡めれば、フランス菓子「クレープシュゼット」として楽しめる。
オランダを含めたヨーロッパ地域の夏の定番ドリンク、エルダーフラワー・コーディアルをイメージしたモクテルと一緒に、ケーキの甘みとドリンクの酸味の絶妙なハーモニーを楽しんでね。
【アフタヌーン・エキシビジョン パール(Pearl)】
価格:5,350円(税・サ込)
提供期間:2022年7月1日(金)~10月31日(月)の平日 ※1日15食限定
時間:14:00~、15:00~
販売:メズム東京16階 バー&ラウンジ「ウィスク」
<メニュー>
・タイガーブレッドバーガー
・セモリナプディング
・パート・ド・フリュイ
・パンプディング
・ワインゼリーシャーベット
・スペキュラース・サレ
・パンネクーケン
・タルトプルーン
・ペアリングモクテル(ハイビスカスティー、リンゴジュース、ホエー、ソーダ、レモン)
・ケーキ
・ペアリングモクテル(エルダーフラワー、マスカット、レモン、ソーダ)