連載【高杉の「フッ軽」になりたくて…】日本の伝統文化の一つ「書道」に挑戦!高杉真宙の2021年の漢字一文字&2022年の抱負とは。<第7回>
2022.1.27
俳優・高杉真宙が“フッ軽になりたい…”をテーマに、今まで興味はあったけれどフッ重ゆえに挑戦できなかったモノやコトなどに挑戦していく連載企画【高杉の「フッ軽」になりたくて…】。
第7回目は、浅草で多彩な日本文化体験サービスを提供している「時代屋 江戸蔵」さんご協力のもと、着物を身に纏い、“墨を用いて、漢字や仮名文字を芸術的に表現する日本の伝統文化の一つ”「書道」に挑みます。
「習字」(文字を正しく、美しく書く練習)は学生時代に経験したことがあるものの、「書道」は初体験の高杉さん。今回の体験では、【2021年の漢字一文字】と【2022年の抱負】を書いていただきました。どんな言葉を書かれたのか、またなぜその言葉を選ばれたのか。高杉さんが選んだ今月のベストショット(フィルム写真)&手書き一言と合わせて、ぜひ最後のQ&Aまでご覧ください。
凛とした雰囲気を纏った高杉さんの写真も必見です!
まずは書道に慣れていきます。
「いやー、緊張します。」
清書前に、まずは練習からスタート。事前に決めてきていただいた2021年の漢字一文字と2022年の抱負を順番に練習していきます。(どんな言葉を選ばれたのかは、中盤以降の清書シーンで公開。)
まずは先生のアドバイスをいただかずに、筆に墨を付け、半紙に字を自由に書いていきます。
墨を筆に付ける時は、筆の三分の二くらいのところまでにとどめるのがポイント。筆に墨を付けすぎた時は、余分な墨を硯の中で軽く落とすといいそうです。
中学生ぶりに筆と墨を使って文字を書き終えた高杉さん。半紙に対して文字が小さく、線も少し細くなってしまい「小さいですね(笑)」と一言。
でも実は高杉さん書道で大切な基礎がすでにできていたそうで。先生からは「基礎ができていますね。筆を入れる時の起筆で角を立たせる、終わりの収筆でしっかり止めるんですが、これがちゃんとできています。いきなり書いたにしては凄くいいですよ!」と早速お褒めの言葉をいただいていました!
ここから微調整へ。上手くバランスよく書くコツや止めはグッとおさえると思いがちですが、墨を軽く半紙に吸ってもらって離すくらいのイメージで書くといいなど、筆運びのポイントなどを教えていただきながら、何度も練習を重ねていきます。
「これ練習なんですもんね(笑)」
練習ということを忘れそうになるくらい練習に没頭する高杉さん。細かく教えていただきつつ、終盤は苦手なポイントを重点的に練習。
途中、練習中文字が少しかすれてしまい「押さえました。気持ちを(笑)」と二度塗りをぐっとこらえる場面も。
先生がお手本を書かれている時は、先生の筆の動きに合わせて指でテーブルをなぞりながら練習したりと、約一時間ほど熱心に書道と向き合う真剣な姿が印象的でした。
いざ清書へ。高杉さんの2021年の漢字一文字は・・・
そしていざ、本番へ。
羽織を脱ぎ、白いタスキを掛け、気合十分です!
座敷に移動し、まずは2021年の漢字一文字から書いていきます。
真剣な面持ちで半紙に向かう高杉さん。筆をとり、先ほどの注意点に気を付けながら筆に墨をつけ、自然と呼吸が止まり、半紙に一筆目を下ろします。
きっとこんなに注目されながらの習字も書道も初。そんな書きづらい環境下でも集中を途切れさせません。
半紙の横に手を広げ、大体の大きさを想定。バランスを見ながら二筆目、三筆目と書き進めていきます。
シーンと静まりかえる部屋。カメラのシャッター音と着物の少しかすれる音だけが響きます。
そしてラスト一筆を下ろし・・・
「よし。悪くないですよ。今までで一番バランスがいい。」
作品が完成した瞬間、スタッフ一同から「おー上手い!」の歓声が。練習を始める前、実は自信なさげだったので、スタッフ一同びっくり!まさかこんな才能を持たれているとは!
「御朱印を入れると、作品感が増しますね。」
最後に、左下にお店の屋号が書いてある御朱印にしっかり朱肉をつけ、グっと力を込めて完成した作品に押します。
そしてついに一作品目が完成。
2021年を表す漢字は
「立」
(この文字を選ばれた理由は記事のQ&Aをご覧ください!)
バランスが難しい!2022年の抱負に選んだ“4文字”とは。
続いては2022年の抱負へ。抱負に選んだ言葉は漢字四文字。
息を整えなおし、2022年の抱負を先程より長めの半紙に書いていきます。
一文字一文字のバランスに加え、四文字が並んだ時のバランスも重要なので、先程より難易度が高く、より慎重になります。
まっすぐに半紙を見つめ、一筆一筆丁寧に確実に筆を走らせていきます。
「もっといってよかったなー。いやー難しいですね。」
二文字目の“意”を書き終えると・・・少し失敗してしまったようで「あっ」と声が漏れる高杉さん。
「でもどうしようもない!これはこれで!」
一文字ごとのバランスに加え、全体のバランスを考えながら書いていくのは至難の業。先生曰く集中すればするほどそういうことも起きてしまうらしく、これも目の前の文字に真剣に取り組んだ証拠!
気を取り直して、次の文字へ。
一文字書き終えては、引いて見てバランスを確認。この工程を繰り返しながら正確に慎重に筆を走らせていきます。
最後は練習で苦戦していた“心”。
“心”は三つの点のバランスが難しく、書道の基本でもある書き順の流れを意識した筆運びを意識しながら書くことが重要な漢字です。
練習では擦れてしまったので、タイミングを見ながら墨に筆先をいれ直し、硯で筆をならし、最後の一筆まで筆先に意識を集中させて書き進めていきます。見ているスタッフも息をのみ見守ります。
最後まで緊張の糸は切れずに、息を整え、書き終えた高杉さん。この集中力の高さに驚きです。
たまに頬をふくらませて「ふー」と息を吐く姿が印象的でした。
「よし。」書き終えた二作目にも御朱印を入れてついに完成。
2022年の抱負は
「一意専心」
この四文字熟語の意味は、“他に心を動かされず、ひたすら一つのことに心を集中すること。”
(この文字を選ばれた理由は記事のQ&Aをご覧ください!)
2021年の漢字は【立】。2022年の抱負は【一意専心】。
最後に羽織に腕を通し、
昨年2021年の漢字「立」
今年2022年の漢字「一意専心」
を持って記念撮影。
なぜこの文字を選んだかなどは最後のQ&Aに乗っているのでぜひチェック!
↑写真は練習で一枚目に書いたものと本番で書いた作品を並べたもの。
【オフトーク】
勢いもあり、いい字を書かれる高杉さん。学生時代の習字の授業は「本を読んでさぼっていました・・・(笑)」とのことで、当時は習字の面白さに気づいていなかったそう。しかし今回の体験を通して「学校で教えてもらったことって本当に基礎で、大切なところだったんだな」としみじみ懐かしみつつ、「今、書道の面白さに気づきました」と話されていました。
綺麗に文字を書くのが苦手だと話されていた高杉さんですが、久しぶりに筆と墨を使い、初めての書道で、まさかのセンスを発揮。書道に対しても、常に謙虚で誠実な姿勢で、少しアドバイスをいただいただけで、それをすぐに吸収し、咀嚼して自分の力に変えてしまう。その吸収力、咀嚼するスピードの速さに驚かされる回でした。もしかして高杉さんにできないものなどないのでは!?
Q&Aでは幼少期の思い出やファンの皆さんへのメッセージもいただきました!ぜひ最後までご覧ください♪
本日のベストショット&一言。
■書初めをしてみていかがでしたか?また今回は書道でしたが、習字でいうといつぶりでしたか?
「書初めは心が引き締まりますね。自分の思う様に書きたい気持ちと焦ってはいけない、落ち着け。という気持ちが一つ一つの筆に出ていた気がします。
習字自体は恐らく中学生振りとかだったので当時は面白さに一切気付けていなかったなぁと少し後悔しました。あまり真面目に取り組んでなかった記憶です。改めて今回出来て良かったです。」
■難しかった点はありましたか?
「難しかった点はかなり多かったですね…綺麗な字を書くことがそもそも得意ではないので苦戦して苦戦して。
特に大変だったのは字のバランスですかね…普段書いていてもかなりブレブレなのでここは気をつけていきたいです笑」
■改めて2021年を表す漢字に「立」、2022年の抱負に「一意専心」を選ばれた理由を教えてください。(言葉に込められて思いなど)
「2021年の「立」は立ち上がる、立たないと前に進めないなぁと思い選びました!
2022年の「一意専心」は真っ直ぐに役に向かって進み、自分の持っているものを注ぎたいなぁという気持ちからです!」
■ズバリ今回書かれた二枚の作品の出来栄えはそれぞれで100点満点中で何点?
「こ、れ、は…うーん、もっと上手くなりたい点も含めて45点と厳しめで笑」
■小・中学生の冬休みの宿題で書初めを書くことが多いと思いますが、高杉さんは長期休みの宿題を余裕を持って終わらせるタイプですか?またはギリギリにならないとやらないタイプでしたか?
「僕は本当にギリギリまでやらないタイプでした。始めようと思うまで二ヶ月近くかけてました笑
絶対に先にやった方が楽なんですけどね!」
■幼少期の印象に残っている冬休みまたはお正月の思い出を教えてください。
「実家にいる頃は家族で牡蠣小屋に行って牡蠣を目一杯食べてました笑
寒い中ぱちぱちと音をたてながら焼き上がる時間を待って水が飛び跳ねて騒ぐのが大好きでしたねぇ。
■2022年を迎えたということで、プライベートで今年中に挑戦したい・叶えたいことなどを教えていただきたいです!
「僕はあまり写真を撮る方ではないのですが、今年は沢山写真を撮って思い出をちゃんと残していこうと思います笑
携帯を変えるタイミングが壊れるタイミングなのでいつもデータが残ってないのですが、バックアップちゃんととります…」
■最後に、ファンの皆さんに向けて、2022年始まりのメッセージをお願いします。
「皆様いつも応援ありがとうございます。皆様が応援をくださることで頑張れることが沢山あります!
今年も目まぐるしい年にするので是非よろしくお願い致します!
体調に気をつけてくださいね!」
“高杉さんのInstagram(@mahirotakasugi_)には記事では見られないオフショットも!ぜひ合わせてチェックしてください♪”
1996年7月4日生まれ。福岡県出身。
2009年「エブリ リトル シング ’09」で俳優デビュー。以降、映画、ドラマ、CMと幅広く活躍。主演映画『ぼんとリンちゃん』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。第9回TAMA映画賞最優秀新進俳優賞受賞。その他主な出演映画は『散歩する侵略者』(17)、『虹色デイズ』(18)、『ギャングーズ』(18)、『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『見えない目撃者』(19)、『超・少年探偵団NEO -Beginning-』(19)、『前田建設ファンタジー営業部』(20)、『糸』(20)、『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(21)などがある。またアニメ『君の膵臓を食べたい』(18)では主人公・僕の声優を務めており、ファーストフォトエッセイ『僕の一部。』(幻冬舎)も発売中。
現在は、土ドラ『おいハンサム!!』(東海テレビ・フジテレビ系)に大倉学役で出演中。また最新出演情報はTwitterにて更新中ですので、合わせてチェックを。
[公式ホームページ] https://www.takasugimahiro.jp/
[Instagram] @mahirotakasugi_
[Twitter] @mahirotakasugi_