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8歳ながらにLを愛おしいと思った。髙橋 颯『デスノート THE MUSICAL』インタビュー



2015年、世界的クリエイター陣のコラボレーションによって誕生した『デスノート THE MUSICAL』(略“デスミュ”)が2020年1月に帰ってくる。日本累計発行部数3000万部超えの大人気漫画「DEATH NOTE」のミュージカル版「デスミュ」は、初演以来熱狂的な作品ファンを生み出し、2017年の再演では、台中公演も実施。大成功をおさめている大人気作。

そして、日本でオリンピックが開催される2020年、キャストを一新し、再上映されることが決定!!

そんな世界から注目が集まる本作で、大人気キャラクターLを演じるのは髙橋 颯。俳優、ソロアーティスト、そして2020年1月にはホリプロ初の男性ダンスボーカルグループ「WATWING」としてのデビューが控えており、2020年Emo!miuが最も注目するメンズのひとりです。

そんな今後の活躍に注目が集まる彼に、デスミュ共演者・村井良大、甲斐翔真の印象や歌稽古秘話、自身もファンだったというLの魅力、そして今後の音楽活動や、2020年の抱負などたっぷり伺いました♪



とてつもないプレッシャー

■漫画・アニメ・映画・ドラマ化もされた、大人気の作品のミュージカルに出演されるということで、出演が決まった時の気持ちはいかがでしたか?
髙橋 颯(以下 髙橋):素直に嬉しかった半面、小さい頃に映画で観ていた作品だったとてつもないプレッシャーです。

世界中から愛されている作品で、共演者の方も名優の方ばかり、演出家は栗山さんというもの凄く豪華な作品に、ミュージカル初挑戦の僕が出演できるのは凄く有難いですが、その分の重みを感じます。

■10月の舞台「部屋と僕と弟のハナシ」が初舞台とのことでしたが、舞台とミュージカルではまた違った心境なのでしょうか?
髙橋:そうですね。ミュージカルと舞台では、演出も違いますし、キャパシティも小劇場から一気に大きい会場になるので、演じ方も変わってくると思います。

稽古自体は12月から本格的に始まるんですが、皆さんの足を引っ張らないように今から、自分で歌稽古とか個人レッスンを行っています。(※取材日/11月中旬)

松山ケンイチのLを観てファンに。Lは身近な存在。



■今回、とてもファンが多いL(エル)を演じられるということで、演じる役を聞いた時どう思いましたか?
髙橋:実は、僕もLのファンだったんですよ。

原作は出演が決まってから読ませていただいたんですけど、8歳の頃に藤原竜也さんと、松山ケンイチさん出演の劇場版を観る機会があって、その時に、松山ケンイチさんが演じるLが当時の僕には凄く魅力的に映って。

「DEATH NOTE」では、ファンタジーというか、現実には起こらないお話が描かれていて、登場人物のLもキラも現実世界にはいない人物。でも、当時の僕にとってLという人物は、空想上の人というより、凄くリアルな存在で、身近に感じたんです。例えば、爪を噛む仕草は、幼少期の僕もやっていたので、その馴染みやすい仕草に、8歳ながらにLに対して愛おしいと思っていたのかもしれないですね。

■確かに。Lは少し幼い要素はありますよね。
Lは超が付くほどの甘党ですが、髙橋さんは甘いものは好きですか?
髙橋:僕も甘党です。さすがに、1人でケーキを1ホール食べられるほどではないですけど(笑)。



■ちなみに甘いものだと何が好きですか?
髙橋:基本和菓子が好きなんですけど、中でもあんこのお団子が好きです。

■お菓子とかは?
髙橋:グミとかは食べますけどね。

あ、でも一個だけ似てないところがあって。僕断然ブラックコーヒー派なんですよ。Lは大量に砂糖入れるから・・・あれは考えられないですね(笑)。

■あの砂糖の量は凄いですよね(笑)。
Lといえば色白な肌に、黒く囲まれた目元が印象的ですが、Lメイクをすると気持ちも切り替わりましたか?

髙橋:コスプレではなく、Lっぽい雰囲気が出るよう、自分に合う形でメイクをしてもらったんですけど、面白いのが、Lのメイクをすると自然とスイッチが入るのか、自分でもよくわからないんですけど、パッと切り替わるんですよね。

自分なりのLを演じればいい



■ビジュアルとメイキング映像を拝見したんですが、すごく似合っていますよね。いつもの髙橋さんを忘れてしまうくらい、Lだなって思いました。
髙橋:凄く嬉しいです。そう言ってもらえるのは。

実は、いろんなメディアさんにインタビューをしていただいて、それが掲載されはじめたんですけど、Lっぽいって言う人もいれば、Lっぽくないと言う人もいて。Lっぽいって言ってくれる方の中でも、原作のLっぽいと言う人もいれば、劇場版のLっぽいって言う人もいて(笑)。



それをみてL像ってそれぞれ違って色々あるんだなって思いました。最初は「DEATH NOTE」のLっていう縛りがあって、どう演じていこうか悩んだ部分もあったんですが、意外と自分なりのLを演じればいいのかなって。なので自分はLだ!って意識しすぎないように演じたいと思っています。

■なるほど。では、髙橋さんはどんなLを演じたいですか?
髙橋:甘いものが好きとか、負けず嫌い、幼稚、何考えているかわからない、突拍子もないとか、一般的に抱いているLのイメージが色々とあると思うんですが、確かにセリフとして書かれていることや、歌詞といてLが発したものは、負けず嫌いとかキラを打ち負かしてやるという強い想いがあるのかもしれないけれど、じゃあなんでLはゲームにこだわっているのか、なぜそこまで負けることが嫌なのか、なぜそこに執着しているのか、僕はその理由が気になりました。

Lの人生が、両親に愛され、素敵な異性のパートナーがいて、友人に恵まれ、何不自由ない幸せな生活環境だったら、今のLにはなっていないかもしれない。だからこそLのバックグラウンドを大切に演じたいです。ミュージカルでは、Lが過ごした孤児院「ワイミーズハウス」やワタリの存在など、ミュージカル版ではそういうものが描かれていない分、そういった内面を自然と、言葉や動きで出していきたいと思います。

■原作で描かれている部分がない分大変ですよね。原作のLのヒストリーを知った上でお客さんは観ますもんね。
髙橋:そうなんです。

甲斐=母性本能をくすぐられる。村井=夜神 月がいる!って思った。



■キラ役の村井さんとか甲斐さんの印象を教えてほしいです。
髙橋:甲斐君とは、2人で歌う曲があって、ミュージックビデオ用に撮影する時に、一緒に歌稽古を入れてもらって一緒に練習をしていたんですが、意外にお茶目で、凄く無邪気な方ですね。あとは、笑顔がとてもキュート!僕がもし女性だったら、母性本能をくすぐられるというか(笑)。

村井さんと初めて会った時、夜神 月がいる!って思いました。お話をしてみると、振り幅が凄く広いというか。普段の村井さんとのギャップを凄く感じましたね。

■甲斐さんと歌練習を一緒にされたとのことですが、二人で合わせて歌ったり、ミュージカル調で歌うのは難しかったですか?
髙橋:お互いミュージカルは初めてなんですけれど、僕は歌手活動をやっていて、甲斐君も歌が凄く好きですし、俳優さんなので発声もいいんです。普段の歌は、声帯を楽器としての歌っていうイメージで、どうしても歌おうとしてしまうので、そこを意識的に変えて、ミュージカルの歌は、ただ歌うのではなく、台詞を喋るように歌うので、これからもっとトレーニングしていきたいと思います。

■このフレーズはこんな風に歌おうなど、2人で話し合って決める場面はあったんですか?
髙橋:僕自身は、具体的には考えていなかったんですが、甲斐君が具体的に「最後のこのフレーズ荒げてみない?」とか。「もっとここ、誘うように、誘い込むように歌ってみたら?」とか結構引き出してもらった部分はあります。

魔法にかかったのかなって(笑)



■今回ミュージカルで歌をやる上でどのくらい前から練習されたんですか?
髙橋:歌の稽古は、6月くらいから個人的に行ってはいるんですが、本格的な稽古は11月末からです。なので、今は自主練で演劇の先生や、歌の先生に見てもらっている感じですね。(※取材日/11月中旬)

でも、一度だけ今回オーケストラを担当しているジェイソンさんがボイトレを見にきてくださって、僕らの歌を聴いてくれたんですよ。その時に、凄く独特な表現されていて、「前に届けなきゃいけない」「お客さんにフックさせながら歌わなきゃいけない」「もっとトーンを上に上げて」「トランポリンで跳ねるように」とか。独特な表現でアドバイスをいただいて、自分のレベルを高めてちゃんとアドバイスを活かせるようにしないと、と少し不安も感じて。でも、1、2時間のレッスン終わる頃には劇的に声が良くなっていて、僕自身凄く驚きました。魔法にかかったのかなって(笑)。

■凄い!自分で意識しないうちにちゃんとアドバイスを取り込んでいたんですね!
髙橋:そうですね。エモい・・・エモい経験ですね。

■確かにエモいです。ありがとうございます!(笑)

靴下が重要!髙橋さんのFASHION



■普段どんなファッションが好きですか?
髙橋:Emo!miuの読者さんはファッション、好きな方多いですか?

■多いですね。
髙橋:あー、じゃあ胸を張って好きとは言えないですね(笑)。

■(笑)。では、どんな服を選びがちですか?
髙橋:自分らしい格好とか個性的な面もあるんですけど、基本はカジュアル。
ストリート系っていうジャンルもちゃんと知っているわけではないので祐度…でも、どっちらも着ます。ダボっとした服も、ピチっとしたスキニーも履きますし。ダボッとする時はBボーイスタイルなんじゃないかなっていうくらいオーバーサイズを切る時もあります。

スニーカーだと、VANSやCONVERSEが好き。オールドスクールは好んで履きますね。

■足元はスニーカーが多かったりするんですかね?
髙橋:多いです。

■それは動きやすいからとかですか?
髙橋:それもありますね。

■デザインとかも含めて?
髙橋:はい。



■結構ラフな洋服が好きなんですね。
髙橋:そうですね。動きやすさ重視で。

■ちなみにコーディネート決めるときに、ここから決めるっていうポイントはありますか?
髙橋:靴下!

■ポイントですね。珍しい!
髙橋:一人暮らしなので、まとめて洗濯することが多くて。そうなると、乾いている中だと、この柄の靴下しかないなって思うとそれに合わせてコーディネートを組んでいくので。

■靴下って結構大事ですよね。かっこいいパンツの裾から、合わない靴下がのぞいていたらちょっと残念な気もします。
髙橋:そうなんですよ。おしゃれ度が、そこでわかりますもんね。

グループの中で俺が俺がってなるなら、一人でやればいい



■ソロアーティストとして活動をされている髙橋さんですが、2020年にWATWING(ワトウィン)としてグループとしてもデビューされるということで、今回グループとして活動しようと思った経緯を教えていただきたいです。
髙橋:去年、ソロのシンガーとしてデビューをした時はまだ、ホリプロに所属していなくて。

当時所属していた前の事務所の社長が「お前にはヒットしてスターになってほしいから、歌だけじゃなくて演技もやってみない?」「演技やるんだったらホリプロがいいよ」「今度、音楽グループのオーディションをやるみたいだよ。それを受けてみたら?」ってアドバイスをしてくださったことがきっかけです。

■ソロ活動とグループ活動では気持ち的に違いますか?
髙橋:基本は、一つのチャンネルとして捉えていて。俳優業、アーティスト活動、グループの活動、気持ちとしては全部同じくらいの熱量ではやっています。

よく、「どっちをメインでやっていきたいの?」って聞かれるんですが、全部同じパーセンテージです。

■ソロ活動とグループ活動、意識的に変わる部分はありますか?
髙橋:ありますね。自分が調子悪くてもグループ全体の調子が良ければそれでいいんだって最近思いました。

関係者の方々にWATWINGのパフォーマンスを披露する機会があって、個人的には納得するパフォーマンスではなかったんですが、他のメンバーは上手くいったと言っていたんですね。その時に、6人全員が上手くいったって思う必要もないのかなって思ったんです。6人揃ってこそのWATWINGなので、総合的にレベル高くて、納得いくパフォーマンスをすることが大切なんじゃないかなって。グループの中で俺が俺がってなるなら、一人でやればいいですもんね。そういうみんなでやっているんだっていう感覚はグループでやる上で絶対必要だなと実感しました。

髙橋さんのエモい一曲―玉置浩二「プレゼント」―



■最近心揺さぶられたエモい出来事。
髙橋:常にエモいって感じるんですよね(笑)。

でも最近だと、三浦大知さんの代々木第一体育館ライブを観させていただいた時。僕らもボーカルとダンス両方をやるうえで、三浦大知さんのパフォーマンスはすごくエモかったですね。

■あれだけ激しいパフォーマンスをしても、息が切れないですもんね。
髙橋:うん。素敵ですよね。

■歌の話も出たんですけど、聴くと心揺さぶられる曲はありますか?
髙橋:いっぱいあります!じゃあ、人生で一番心揺さぶられた曲を話してもいいですか?

■お願いします!
髙橋:僕、玉置浩二さんが凄く好きなんですけど、特に「プレゼント」って曲が一番エモいです。



■聴くと過去を思い出すじゃないですけど、エピソードなどあるのでしょうか?
髙橋:ちょっと抽象的なんですけど、誰しも、どうしようもなく落ち込む時期ってあると思うんですよ。僕の場合その時期に玉置浩二さんの歌が凄く胸に刺さって。今はどんなに辛くても必ずそこには愛があって、その愛を感じれば優しくなれるよと問いかけてくれているように僕には思えたんです。

曲を聴くまでは、わからなかったんですよ。辛いのは僕だけなのか、人生ってこんなに辛いものなのかって。そんな風に考えて込んでしまっていた時に、玉置浩二さんは辛くていいんだよ、それを乗り越えた人が、他人にも優しくできるんだよって、教えてくれたというか。あ、じゃあ頑張って乗り切ろうって思えたんですよね。

■背中を押してもらったじゃないけど、辛い時期に寄り添ってくれた一曲なんですね。
髙橋:そう、エモいです。

2020年の抱負―エモい1年にしたい―



■最後に、役者業、アーティスト業と、今後の髙橋さんの活動がとても気になるのですが、もうすぐ今年も終わるということで、2020年はどんな1年にしたいですか?目標などあれば教えていただきたいです!
髙橋:来年かぁ。

1月は『デスノート THE MUSICAL』が始まって、WATWINGでデビューして…。まだまだかけ出しですよね。

■年の初めはそうですよね。
髙橋:いや、たぶん1年間ずっと初心ですね。2020年は1年を通して、スタートラインだと思います。

目標は、続けること。1年間めげずに(笑)!

■まさに先ほどの玉置浩二さんの曲ですね。また、一言でどういう一年にしたいですか?
髙橋:エモい1年にしたいです(笑)。一言で言うと(笑)。

実際、やっていて楽しいと思えるかが大事だと思っていて。目標や夢はいっぱいあるけれど、それに向かって頑張っている今を楽しめているかが大切。

俳優をやっている人生、グループ活動をやっている人生、歌と音楽がある人生が楽しいって思えたら、それが一番だと思うので、どんなに忙しくなっても楽しいっていう気持ちを忘れたくないですね。

■ありがとうございました!


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―PROFILE―
髙橋 颯 / FU TAKAHASHI
4人組ダンスボーカルグループ”ANTIME”として2017年にデビュー。2018年9月よりソロ活動を本格的にスタート。
2020年にホリプロ初の男性ダンスボーカルグループ「WATWING」としてのデビューが決定。また、2019年10月には初舞台「部屋と僕と弟のハナシ」に出演し、俳優としての活動も本格的に開始。2020年1月より始まる『デスノート THE MUSICAL』ではL役として出演することが決定している。
アーティストとして、俳優としても今後の活躍に目が離せない2020年注目のメンズだ!

―INFORMATION―
ミュージカル『デスノート THE MUSICAL』
期間:2020年1月20日(月)~2月9日(日)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

<キャスト>
村井良大 甲斐翔真 髙橋颯 
吉柳咲良 西田ひらり 
パク・ヘナ 横田栄司 今井清隆 その他

<ストーリー>
成績優秀な高校生・夜神 月(やがみライト)は、ある日、一冊のノートを拾う。ノートには、「このノートに名前を書かれた人間は40秒で死ぬ」とあった。それは、死神が退屈しのぎに地上に落とした“死のノート”(デスノート)であった。犯罪者を裁ききれない法律に、限界を感じていたライトは、ある日、テレビで幼稚園に立てこもる誘拐犯の名前をデスノートに書いてみる。すると、誘拐犯は突然、心臓発作で息絶えた。
「自分こそが神に選ばれ、犯罪者のいない世界を創る“新世界の神”だ」と、ライトはデスノートを使い、犯罪者の粛清を始めていく。世界中で犯罪者が不可解な死を遂げていく事件が相次ぐ中、インターネット上ではその犯人を「キラ」と呼び、称賛しはじめる。犯罪の数が激減する中、警察は犯人の手掛かりさえつかめないでいた。そこへ、これまであらゆる難事件を解決してきた謎の名探偵L(エル)が事件を解決すべく、捜査を開始する。

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