自分が辿ってきた道を音楽として形にするならこの1枚のようになるだろうなって。ー松尾太陽「ものがたり」インタビュー
2021.9.23
2021年9月2日にソロデビュー1周年を迎えた【松尾太陽】にEmo!独占インタビュー!
記念すべきアニバーサリー月にリリースしたばかりの1st Album「ものがたり」に込めた想いや、「全曲聴き終わった時に24時間経っているようなイメージ」だという収録曲10曲の聴き所、衣装決めやアー写撮影秘話、さらには、“もしもタイムマシーンを使えるなら、いつどの瞬間に行きたいですか?”など、たっぷり答えていただきました!
海を連想させる深い青の中、クール・爽やか・アンニュイ・・・多彩な表情を見せてくれた、エモいインタビューカットと合わせてお届けします♡
ストーリー調のフルアルバムは、僕の中でやってみたい候補の一つだったんですよ。
■リリースコメントの「一つ一つの曲が点となって、全ての曲が揃った時に線になって様々なものがたりを紡いでいく。ちょっと不思議だけどドラマティックな作品となっています。」がとても印象的でした。改めてどんな想いが込められたアルバムになっているのか教えていただきたいです。
松尾太陽 初めてのフルアルバムなので、しっかり意味のあるものにしたいなと思っていました。もちろんアルバムを出すだけでもいいんですけど、最近はアルバムやシングル1枚とっても、ジャケットのアートワークに凄く凝っていたり、CDだけじゃなくてフォトブックや小説を入れているアーティストさんもいたりするじゃないですか。そうやって1つの作品としてアルバムやシングルを扱うのって、凄く綺麗だなって思っていたんですよ。だから【ものがたり】もちゃんと一曲一曲に意味を持たせられるような、そんなアルバムにしたいなと思い、今回はこういうストーリー調の作品にさせていただきました。
■収録曲一曲一曲が魅力的で、まるで美術館のような1枚ですよね。
松尾 確かにそうですね!僕の中でそういったざっくりとした考えがありましたね。
■最初からアルバムタイトルを【ものがたり】にしようと決めていたわけではなかったんですか?
松尾 決まってなかったですね。
■いつ頃アルバムリリースの話が出て、1つのものがたりのような作品にすると決まったんですか?
松尾 動き始めたのは、超特急の「Hoopla!」のツアーが終わってからですね。そこから1つずつじっくりスタッフさんと作っていった感じです。
ストーリー調のフルアルバムは、僕の中でやってみたい候補の1つだったので、今回はストーリー調にしようって。
■では、他にもやってみたい候補があるんですね!
松尾 そうですね(笑)。他にもいいなって思っているのがあったんですけど、今回はファーストアルバムなので綺麗にスタートしたいなって思って、ストーリー調にしました。
全曲聴き終わった時に24時間経っているようなイメージ
■実際このアルバムでどんなものがたりが紡がれているのか、作品のテーマはありますか?なぜこの曲順にしたかなど。
松尾 一曲一曲入れた場所にもしっかり意味があるんですけど、僕的にこのアルバムは、全曲聴き終わった時に24時間経っているようなイメージなんですよ。
■アルバムで朝・昼・夜の24時間を表現している?
松尾 そうなんです。だから【起承転々】の時にはもう次の日の朝を迎えているイメージなんですけど、それと同時に、今まで僕が辿ってきた音楽人生の道のりを表している部分もあって。
ここまでテイストの違った楽曲たちが揃っているのにも関わらず、なぜ【ものがたり】にしようってなったかというと、僕の今までのものがたりは真っ直ぐでただただ平坦な道だけじゃなくて、良い意味でも悪い意味でも色々なことがあったんですね。その自分が辿ってきた道を音楽として形にするならこの1枚のようになるだろうなって思うんです。凸凹道も、突然坂道も、下ったり登ったりする時ありましたけど、でもその一つ一つがあったからこそ今の自分がいて、ラストの曲【起承転々】に繋がるんだろうなって。これからの人生の道のりも胸を張って歩いていけると思える、そんな作品になりました。一曲一曲にかなり力が入っていますね。
■この1枚を聴いたら、太陽くんの人生がわかる。
松尾 そうですね。要約してって感じになるんですけど、僕のものがたりに重なるところもあるので、そう思いながら聴いていただいてもいいですし、素直に1枚のアルバムとして楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。先程も言ったんですけど、【ものがたり】は全曲聴き終わった時に24時間経っているようなイメージなので、1日を通して楽しんでいただきたいですね。
今伝えたい色んなメッセージが込められている。
■ちなみに、10曲入っているんですけど、何曲目までが朝のイメージなど24時間で表現するならそれぞれどのくらいの時間帯をイメージされていますか?合わせて、曲の聴き所も教えていただければ。
松尾 最初は華やかに彩りたいという気持ちを込めて1曲目を【Magic】にしたんですけど、1曲目から4曲目にかけては朝から夕方を表しています。【Magic】から始まって、ベタな例え方ですけど、道を歩いていくと歩んだ道に花が咲いていくみたいな。そんなイメージの曲が【Magic】ですね。高揚感のある曲なので。
松尾そして1曲目の【Magic】で高揚感があって楽しい気持ちだったものが、2曲目の【Smile Game】で現実味を帯びていって、平坦な道から段々と複雑になっていくイメージです。【Smile Game】はタイトル通りゲームの世界観なんですけど、ゲームって色んな仕掛けがあって、ソフトや機種も本当に数え切れないくらいあるじゃないですか。それを複雑な世の中と重ねて、生きにくい世の中をどうやって自分らしく生き抜いていこうって、メッセージも込められた楽曲になっています。
松尾3曲目の【橙】は、爽やかさ全開の曲ではあるんですけど、ただただ爽やかに終わる曲ではなくて、決意を歌ってくれているのかなって。時系列でいうとこの曲は夕日が出てくる15時、16時くらいかなと思っていて、2曲目から4曲目までは割と今伝えたい色んなメッセージが込められています。
松尾4曲目の【anemone】は、友人や家族、大切な人と距離が遠くなっていくような、まさに今の状況を歌っているような曲で。例えば帰り際の「また今度ね」の言葉も、今聞くと今度っていつなんだろうって思ってしまう。そういう会いたくても会えない、思うように動けない今、自分が一番大切にするべきものは、これまで自分が歩んできた道のり、自分が今目指しているもの、信じているもの、言ってしまえば形のないものなんだと気付かせてくれるのが【anemone】です。
■最後ハイトーンになるじゃないですか。あそこグッと胸にきますよね。
松尾 本当ですか!
■長めに歌われていましたけど、大変じゃないですか?
松尾 全然(笑)。ファルセット気持ちいいんですよね。あまり辛さとかはなくて、いくらでも歌っていたい気持ちにもなりますね。
何通りにも解釈できる
■5曲目の【マンションA棟】は、今までの松尾太陽の楽曲とはまた違うテイストもありつつ、少し懐かしくもある楽曲ですよね
松尾 【マンションA棟】いいですよね。さかいゆうさんと、おかもとえみさんの組み合わせが素敵だなって。懐かしいようで新しい、今までにないものを作ってくださって感謝しています。
今までの曲はメッセージ性が強くて、伝えたいものが明確になっていたじゃないですか。でも【マンションA棟】は何通りにも解釈できるというか。風刺的な考えもできるし、ミステリアスな女性を描いた短編小説のように捉えることもできるし。そういう色々な考え方のできる曲だなって思いましたね。
ものがたりがマンションで始まって、マンションで終わっているんですけど、このマンションは実は何かの比喩なのかもしれないですし、1つの社会を表しているようにも感じるんですよね。だから、「上の階ではしゃいでる子供たちは」も本当に上の階ではしゃいでいる子どもたちなのか。ただの例えなのか。「革命起こす前」ってことは国の偉い人がこれから何かをやる時なのかもしれない。という風にも捉えられるなって。あとシンプルに曲がカッコいい!
■色んな捉え方ができる曲ですね。
松尾 本当にそうですね。聴く人によって色んな捉え方ができると思うので、分析したくなるような曲でもあると思います。
■歌詞の「アタシ」って言葉がまた素敵ですよね。
松尾 そうですね。女性視点ですよね。
レコーディング中の姿を後に見られるのは少し抵抗があります(笑)。
■今までここまで女性視点の曲って歌われてきてないですよね。
松尾 ないですね。今までこれは女性視点なのかな?って曲はあったんですけど、ここまでがっつり女性視点のものは初めてでした。
■レコーディングの時はどんな気持ちで歌われたんですか?
松尾 このアルバムで唯一キャラクターになりきって歌いました。他は割と松尾太陽として歌うんですけど、この曲は女性視点だったのでちょっと女性に寄せてみようかなって。そこからさらにどういう女性像なのか考えてレコーディングに臨んだんですけど、なりきっていたのもあって、レコーディング中の姿を後に見られるのは少し抵抗があります(笑)。その時は曲が良くなることしか考えてないので恥ずかしくないんですけど、のちのち客観的に考えたら恥ずかしいなって(笑)。
■かなり入り込んで歌われたんですね。
松尾 入り込めましたね。
■ちなみにどういう女性像?
松尾 ミステリアスなイメージだったんですけど、ミステリアスという言葉だけじゃ収まらない女性だなって思いました。ミステリアスというか感情的というか。
■昭和の曲で描かれていた、ちょっとストーカーチックな雰囲気の女性じゃないですけど。
松尾 そうなんですよ。まず「インターホン 今日も 応答なし」って誰のインターフォン?って感じですもんね(笑)。
でも、そういった意味では他とは違う良さがある曲ですよね。この曲は数十年後も色あせずに聴けそうな、井上陽水さんの楽曲の世界観に少し似ているのかなって。
■新しい挑戦の曲じゃないですけど。
松尾 そうですね。他にも挑戦の曲はいくつかあったんですけど、この曲は歌以外に、コーラスも自分で全部やっているんですよ。そういった意味でも挑戦の曲でした。自分のやってみたかったことをしっかり形にできたと思います。
あと、時間帯は【マンションA棟】から完全に夕方になってきていて、次の【デジャヴの夜】からは名前の通り夜。20時から22時くらいかな。
挑戦の曲。シンプルにラップがムズイ!
松尾 この曲も凄く新鮮でした。ラップ自体新鮮でしたし、あとやってみたかったオートチューンにも挑戦しているんですけど、レコーディング時はかなり試行錯誤しましたね。難しかったです。
■確かに、オートチューンは音程が取りづらいと聞いたことがあります。
松尾 音程取りづらかったです。ちゃんとはめないといけないところと、あえて外さないといけないところを決めないといけなくて。あえて外すことによって、オートチューンがかかった時にカッコよくはまったりするので、オートチューンをかけやすいように普段しない歌い方をした箇所もありましたね。
■オートチューンは、歌った後に入れたんですか?それとも歌っている時にすでにかかっているんですか?
松尾 歌った後に入れました。だからレコーディング中はどんな仕上がりになるのかわからなかったので、Aメロを歌ってすぐオートチューンをかけてもらったものを聴かせてもらって、違うなってなったらもう1度録り直してって感じで、1つずつ確認しながら進めていった記憶がありますね。
■結構時間がかかりそうですね。
松尾 かかりましたね。でも全部録ってからってなると収拾がつかなくなってしまうので、レコーディングは丁寧に進めました。あとシンプルにラップがムズイ!でもやってみたかったことなので、楽しかったです。
■この曲も太陽くんにとっては挑戦の曲だったんですね。ちなみに、【デジャヴの夜】はどんな想いが込められた曲ですか?
松尾 内容でいうと、大切な人と再会できたイメージ。「また今度ね」と言ってもそのまた今度が全然訪れなくて、会いたくても会えない。そんな不安や葛藤を抱えている中、やっと大切な人に会えたことに対しての喜びを歌っているのかなって思います。
あとは“デジャブ”ってワードが今回この曲のフックになるんですけど、再会した時に、「こういうこと前もあったな」って思った時の高揚感や特別な感覚も含まれた曲ですね。
個人的に、夜寝る前に【体温】を聴くのが好きです。
松尾 これはざっくりなんですけど、22時以降って感じですね。僕的に【体温】って深夜のイメージなんですよ。個人的に、夜寝る前に【体温】を聴くのが好きです。近いものでいうと、暗い車の中で聴くのも好き。僕はね。
■周囲が暗く静かなところで、1人の世界に入り込んで聴きたくなるような曲ってことですね。【体温】を聴きながら寝たら、よく寝れそう。
松尾 もう快眠です!一切夢も見ずに(笑)。
このアルバムのイメージでいうと、【デジャヴの夜】で再会をしたけど、【体温】でまた引き離されるんですよね。その寂しさや切なさを描くことによってよりエモーショナルに聴こえるのかなって。
僕自身にもリンクする部分がいくつかあるんですよ。
松尾 【Time Machine】の歌詞は、作詞作曲をしてくださったTHREE1989のボーカルのShoheyさんの実体験に基づいていて、今の自分が過去の自分に問いかけているイメージの曲なんですけど、僕自身にもリンクする部分がいくつかあるんですよね。
もしかしたらこれが関係しているのかもしれないんですけど、実は僕が本格的に歌手を目指し始めたのが15歳で、ボーカルのShoheyさんがアーティストになりたいって夢を持ち始めたのも15歳の頃で。
■同じなんですね!凄い!
松尾 そうなんですよ。まさかそこがリンクするとは、びっくりしました。
自分自身を鼓舞させる内容がラストの方で畳みかけるように出てくるんですけど、特にそこは熱を持って歌えました。あとアルバム全体で言うと、22時以降【体温】から【Time Machine】に繋がっていく流れがタイムリープしていく感じというか、そういう連想もできますよね。
■確かに。
松尾 6曲目、7曲目、8曲目はめちゃくちゃエモい流れですよね。
■素敵ですね。【Time Machine】の時はきっと寝ている時間帯ですね。
松尾 そうですね(笑)。【体温】を聴いたおかげでしっかり眠れて、【Time Machine】でタイムリープもできるっていう(笑)。ちょっと無理やりすぎかもですけど(笑)。
松尾 ここで、おはようですね。
歌っていても、聴いていても【Time Machine】から【ハルの花】まで違和感なく入っていける感じがあって好きなんですよね。【ハルの花】自体凄く融通が利く曲というか、今後ライブのセットリストを決めるにあたっても、どこの曲の間に入れてもハマる曲だなって思います。
人生を振り返った時に、出てくる言葉は “起承転々”
■ラスト【起承転々】は?
松尾 ラストの曲なので24時間後の朝ですね。【Magic】と【起床転々】は時間で言うと同じなんですけど、【起床転々】の方が気持ちいい感じの朝というか。昨日とは違う朝を迎えている感じはありますね。色んなことを乗り越えてきて、色んな想いをしたこそ感じられる朝。“起承転結”じゃなくて“起承転々”っていうのがいいですよね。
■凄く素敵な言葉ですよね。
松尾 何に対しても結果を示さないといけなかったり、綺麗な締めくくり方をしないといけなかったり、そういったものに追われる世の中ではありますけど、僕のものがたりはそういう綺麗な終わり方じゃなくてもいいと思っていて。自分の人生の締めくくり方は自分で決めたいですし、終わりを迎えたい時はちゃんと自分で決めることが大事だと僕は思うんです。だから誰かに物差しされて決めることではなくて、躓いたり転んだりしながらも、自分で選んだ道を歩みたいなって。周囲からそれが綺麗な歩み方、綺麗な道筋じゃないって思われるかもしれないですけど、別にそういう周りの声を気にしなくてもいい。そういう気持ちを込めて歌わせていただきました。
割とネガティブな気持ちから段々と強くなっていく想いが出てくる曲なんですけど、自分でいうのもあれですけど、僕っぽさのある曲だなって思いました。だから今までの自分の人生を振り返った時に、出てくる言葉は何?って聞かれたら“起承転々”って答えるのかなって思います。
■今後の座右の銘は“起承転々”になりそうですね。
松尾 そうなんですよ(笑)。候補に入っています。既存のことわざじゃないので味があるいい言葉ですよね。
まさか自分が赤を選ぶとは(笑)
■アー写についても聞いていきたいんですけど、3ヶ月連続配信のインタビューの時「全身赤とかは落ち着かないだろうな(笑)。他メンバーのイメージカラーの服を着るとちょっと変な感じがするんですよね(笑)。」とおっしゃっていたんですが、今回赤い衣装ですよね。見た瞬間赤だ!って思いました(笑)。
松尾 僕はあまり意識せずだったんですけど、確かにそうでした (笑)。今回はモノトーンなイメージじゃないなとは最初から思っていて、衣装候補には他のメンバーカラーのものもあったんですけど赤になりましたね(笑)。
今回はUsed系の衣装だったんですけど、その中でも候補が5着くらいあって、色々試着したものの正直どれもあまりしっくりこなくて、チームで結構悩んだんですよ。その時、僕がこれ合うんじゃないかなってそれぞれ違う組み合わせだったアイテムを組み合わせて提案したのがそのまま採用されて。中のシャツとインナーは元々組み合わせとしてあって、それに他の組み合わせであった赤いジャケットを合わせてもいいんじゃないかなって、「一回これで着てみません」って提案して、フィッティングしてみたらまさかの満場一致で「いい!」ってなって、この衣装になりました。まさか自分が赤を選ぶとは(笑)、今思うと凄く不思議。前回のインタビューを見ると面白いですね(笑)。でも意外としっくりきました。
■今までは白バックのアー写でしたが、今回は背景もガラッと変わって海ですよね。
松尾 今回は撮影もものがたり調というか。ブックレットを見ていただけるとわかると思うんですけど、色々な道を歩きながら撮影したんですよ。確か九十九里にいって、山中湖にいって、熱海の方にいったのかな。そういう感じでものがたりにそって色々な道を歩きながらの撮影だったので、旅している気持ちになりました。
■では、どの写真がアー写になるのかも決まっていなかったんですか?
松尾 そうですね。結構色んな場所で撮っていたので、何がアー写の候補になるのか僕自身は知らなかったです。もしかしたらスタッフさんの方は知っていたかもしれないですけど。
■先ほど、ブックレットを見ていただければとおっしゃっていましたけど、ブックレットが入ってくるんですね!
松尾 そうなんですよ。歌詞カード兼ブックレットって感じで。歌詞の間に写真が入っている感じになるのかな。
■本当に1つのものがたりのように、曲と写真が一緒に進んでいく感じなんですね。
松尾 そういう感じになるんじゃないかなって思います。僕も現物を見たわけじゃないからはっきりとは言えないんですけど、そういう風になるとは聞いています!
レコーズを主流で聴いていた時代にタイムスリップして当時流行っていた音楽を聴いてみたい。
■購入者だけが見れる写真があるってことですね!いいですね。最後に、収録曲【Time Machine】にちなんで、もしもタイムマシーンを使えるなら、いつどの瞬間に行きたいですか?
松尾 せっかくなら僕の過去というよりも、さらに過去に遡りたいですね。音楽的なことでいうと、みんながレコーズを主流で聴いていた時代にタイムスリップして当時流行っていた音楽を聴いてみたいなー。
あと実際の空気を感じてみたいです。例えばテレビでサザンオールスターズさんが「勝手にシンドバッド」でデビューした時代に行って、リアルタイムでテレビを通してその時代の空気と一緒の聴いたり。今は本当に確立されている方なんですけど、デビュー当時は新鋭すぎて、日本語なのか、英語なのかわからない歌い方をする学生だと思われていたらしいんですよ。その当時の空気感を味わってみたいですね。あと、僕のお父さんとお母さんの若かりし頃にもいきたいです(笑)。
■面白そうですね。
松尾 凄く面白そうですよね。サーフィンできないと生き残れない時代に遡ってみたいですね。
■どういうことですか!?
松尾 僕のお父さんとお母さんの世代は、サーフィンが上手くないとダサいって言われる時代だったんですよ。だからその年代の人は、僕のお母さんもそうだったんですけど、みんな肌が日焼けして真っ黒!休日になったらみんなで海に行ってサーフィンをやって、自分が上手いんやでってところを見せつけるらしくて。今もサーフィンをしている方は沢山いますけど、その時はそれが当たり前だったみたいですよ。
■その時はそれが主流だったってことですもんね。
松尾 そうなんですよ!そこでナンパみたいなことが始まるんですって(笑)。
■時代背景が見えて、面白いですね。
松尾 面白いですよね。僕はサーフィンはやらないですけど(笑)、その時代にいって音楽を生で感じたいです。
■砂浜でも音楽が流れていますもんね。
松尾 そうなんですよ!僕が子供の頃にリアルタイムで聴いていたポルノグラフィティさんの「アゲハ蝶」みたいな感覚で、当時の音楽をリアルタイムで聴いてみたいです。
■ありがとうございました!
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— Emo!miu/エモミュー (@Emo_miu) September 24, 2021
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