Search

河北麻友子・植村颯太と高校生30人が新生活へ向け性暴力被害に遭わないためのイベント「もうひとつの卒業式」に参加!



内閣府 男女共同参画局は、この春卒業を迎えた高校3年生を対象とした、卒業のお祝いとともに4月から新生活に向けて、性暴力被害の現状やその予防についての理解を深めるイベント【もうひとつの卒業式】を2021年3月23日(火)に東京・原宿にあるJOL原宿にて開催した。

本イベントには、女優・モデルの河北麻友子と助産師でYouTuberのシオリーヌと、10代を代表してインフルエンサーの植村颯太も登壇。さらに高校生30人がオンライン上で参加し、様々な立場からディスカッションを行いながら性暴力被害予防に関する理解を深めた。

まず新生活と性暴力被害の関係性についてシオリーヌから、「新しい環境に出ていくことで沢山の人と出会い、新たなコミュニティのなかで今まで経験しなかったような性暴力に遭う機会が増えるかもしれません。またどういったことが性暴力にあたるのかを知らなかったりします。例えばサークルの飲み会の席でお酒の力を借りて性的な行為を強要されてしまうようなことがあったり、通学・通勤中に痴漢に遭うなどで、それが性暴力でおかしいことだと気がついて誰かに助けを求めたり、被害に遭っても相談できなかった、という声を多く聞きます。」と語り、新生活の環境下における性暴力の被害の実態について解説した。



また最近東京へと上京してきた植村は「昨年の11月に関西から東京に上京してきまして、いろんな大人の方と話す機会が増えて、新しい環境の中で芸能活動を頑張っていければと思っている最中です」と語り、自らも新しい環境下で日々を過ごしていることを明かした。

どういったことが性暴力にあたるのかも知らない10代〜20代も多く、とても深刻な被害が起こっている事実を知ると河北は「今まさに気づかされた部分が多かったので、まだまだ10代20代の子たちもそれに気づいていない人がたぶん多いんだろうなって凄い思いました。」と語った。また性暴力についてどんな印象を持っているかを聞かれると植村は「そうですね、もし周りの人でそういう被害があったら凄いショックだし、やっぱいち早く性暴力の被害が少なくなればなと思いましたね。」と答えた。



年齢や性別に関わらず実際に性暴力被害にあった時、どういった対応が考えられるのかシオリーヌは「性暴力被害に遭った時、まずはどういったことが性暴力となるのか認識しておくことが大切です。どういった関係性でも場所でも、自分の同意なく性的行為を強要されることは性暴力だと認識しておきましょう。被害に遭った時には、一連の支援をしてくれる『性犯罪・性暴力被害者のための『ワンストップ支援センター』(共通ダイヤル“はやくワンストップ”#8891)に相談するようにしてほしいです。また社会全体で性暴力を許さない雰囲気を作っていくことがとても大事ですし、被害を相談してくれた人の気持ちを受け止め支える姿勢を持っていただけたら嬉しいです。」



これを受けて河北は「相談する勇気といいますか、自分が被害に遭ってしまったときに、恥ずかしい、隠したいと思ってしまいそうなので、そういった支援をしてくれるワンストップ支援センターがあると相談しやすいと思いました。身近な人にこそ相談しにくかったりしますし。」また、女性は13人に1人が、男性は67人に1人が性暴力の被害に遭うというデータが紹介され、男性への被害も多い現状に対して植村さんは、「自分が被害に遭った立場だったら、恥ずかしくて周りの人に絶対に言えない、ワンストップ支援センターがあると知って、気軽に相談できるのはいいことだと思いました。」と語った。

また女性は13人に1人、男性も67人に1人が被害にあっていると聞かされた植村は「僕もその立場だったら恥ずかしいし、周りの人に絶対言えないと思うんですよ。勇気がいることだし。なのでワンストップ支援センターがあることを知れて、凄い助けられるというか、気軽に相談できるところがあるのはいいなと思いました。」



さらにオンラインで参加してくれた高校3年生とのディスカッションでは、様々な質問や感想、意見交換が行われ「ワンストップ支援センターに連絡した際に、具体的にどのような相談をすればよいでしょうか」との質問に対して、シオリーヌは「どういった被害を受けられたかをお聞きしますので、アフターピル(緊急避妊薬)の内服の必要があるか、また医療機関を紹介した方がいいかなど、必要なケアを明らかにして医療機関や警察などを紹介し仲介していきます。」と相談してからの流れを解説。



また「ミニスカートを履いたり露出の高い服を着てたりという理由で痴漢に遭った時に、被害者に100%非がないと言えるのでしょうか。」との質問に対し、シオリーヌは「性暴力が起きた時に被害者は100%悪くありません」と断言し、「実際に性被害に遭われた方々は、パンツスタイルなど露出度が少ない服装でも被害に遭われています。私たちは自分の好きなおしゃれを楽しむ権利がありますし、自分の身体を自分で守る権利があります。性被害が起きた時の洋服は関係ありません。」と説明。それに対し河北は、「心強いです。痴漢被害に遭った時でも自分でやめてくださいと声を上げたり、誰かに相談したり行動に移せるようになるんじゃないかと思います。」と意見を述べ、植村は「性暴力にあった際は、ほんとに許せない行為なので、身近な友人や家族にすぐさま相談して、そういう被害がなくなればいいと思いますね。」と語った。



また「SNSでの被害や怖い思い」について、植村は「SNSは気軽に直接連絡が取れてしまうので、怪しいなと感じたらブロックするなど注意してほしい。」と同年代の立場から対策を語り、シオリーヌは、「SNSに写真を投稿する際に、背景に自宅の近所や学校と分かるものが写っていることをきっかけにして付きまとい行為をされてしまうなど、悪用する人がいますので、インターネットに個人の写真を投稿する際には危険性がないかを考えてみてほしい。」とアドバイスした。

「男性が被害に遭ってしまった場合どうすればよいか」の質問には、シオリーヌは「友人間のネタっぽい雰囲気でそういう行為があっておかしいと思った時には、やめてと声を上げることや、またどういった被害があるかをよく知ったうえで自分が受けたことがおかしいと思った時には、ワンストップ支援センターは性別を限定していませんので、男性であっても遠慮せずに相談いただきたいと思います」と語り、一方で同年代の植村は「夜遊びをするときや満員電車などで気を付けるようにしていただきたいです。」と話した。



イベントのラストでは、改めて登壇者3人から感想や新生活を迎える人へメッセージが伝えられ、河北は「今日は私が知らないことをたくさん学ぶきっかけになったし、人に相談する勇気というのが大切なのかなと感じました。今回見てくださった皆さんも、友達とこういう話が普通にできるようになったらいいなと思ったので、今日学んだことを色々な人にお話してきっかけづくりをしてもらえたらと思います。」と話した。

また植村は「今まで性暴力被害について知識がなかったのですが、今日はたくさん知ることができました。今後、もしそういう被害にあってしまったら、すぐに周りの家族や友人、ワンストップ支援センターなどに相談してもらいたいと思いました。また性暴力は絶対に許せないことなので、すぐにでも無くなってほしいと思いました。」と被害に対する実情を知り、性暴力根絶を願った。

最後にシオリーヌからは「今日みなさんに覚えておいてほしいことが2つあります。まずは今、性暴力というのが当たり前に身近にある社会というのを皆で変えていくことが大切なので、そのためには“性暴力はいけないことだ”、“性暴力は許さないぞ”という目を持って生活していくことで、性暴力などが起きにくい社会をつくっていけたらと思います。もう一つは、今日何度も繰り返しお伝えしていますが、性暴力が起きた時に、被害者の方は悪くないということを皆さんに覚えておいてほしいです。そしてもし自分が被害に遭った時は遠慮なくまわりに相談して助けを求めてほしいし、身近な人からそういったことを相談された場合は、被害を受けた人を責めるのではなく、一緒に支援先を訪ねたりなどのサポートができる社会にしていけるといいなと思います」と語った。

<被害者に向けた相談窓口支援に関して>
性暴力被害に遭ってしまった場合、どんな理由であれ被害者に責任はありません。内閣府・警察では被害者支援の相談窓口として、下記番号を設定しています。

■性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター■
#8891(はやくワンストップ)(内閣府)
電話相談や面談、同行支援(病院、警察、弁護士など)を行います。

■性犯罪被害相談電話■
#8103(ハートさん)(警察)
性犯罪・性暴力被害等の相談に応じる警察の窓口です。

■詳細
【性暴力被害予防PRイベント「もうひとつの卒業式」】
開催日:2021年3月23日(火)
会場:JOL原宿
登壇者:河北麻友子、植村颯太、シオリーヌ(助産師・YouTuber)

<内容>
・登壇者から3月に卒業をした高校3年生へ、お祝いのコメント
・新生活で楽しみにしていることなどについてトーク
・性暴力被害、予防についてのレクチャー
・高校3年生(イベント閲覧者)からのQ&Aコーナー

[公式サイト] https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/

※新生活を迎える4月を若年層の性暴力被害予防月間と定め、性暴力被害とその予防について理解を深め、また相談先窓口の周知を行うなど様々な啓発・促進運動を展開しています。

新着ニュース

Present

more