【Emoシネマ】今どき10代の恋愛観はまとも(普通)じゃない!? 映画「まともじゃないのは君も一緒」くろがねのあ・れいたぴ・植村颯太スペシャル対談
2021.3.19
2020年から2021年にかけて新作映画は軒並み公開延期になるなど、まとも(普通)な事が、まとも(普通)じゃなくなってしまった今だからこそ、まとも(普通)とはちょっと違った感性を持ち合わせる10代代表のくろがねのあ・れいたぴ・植村颯太に、まとも(普通)な恋愛観について語ってもらった。
対談では自身が思う、まとも(普通)と、まとも(普通)じゃないの境界線は一体どこ? 作品にちなみまとも(普通)じゃない恋愛についても深く掘り下げている。
今回の対談のテーマとなった“まとも(普通)じゃない”恋愛模様が描かれている作品、映画【まともじゃないのは君も一緒】は、成田凌と清原果耶のW主演で2021年3月19日(金)より全国で公開される。
本作は、コミュ力ゼロで常識や普通といったことが一切わからないのに、普通に結婚したい数学一筋の予備校講師・大野康臣(成田凌)と、恋愛経験ゼロなのに知識だけは豊富だからこそ恋愛上級者ヅラをする大野の教子・秋本香住(清原果耶)の姿を描くラブコメディ。監督は「婚前特急」の前田弘二。
また、香住の憧れの実業家・宮本には小泉孝太郎が、宮本の婚約者・美奈子に泉里香が演じる。「普通の恋愛」をしたい大野が、恋愛経験ゼロの香住に指南を受ける過程で、毒気とコミカルさが倍増しユーモアたっぷりに切り取られている。
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Q.まずは、映画の感想からそれぞれ聞かせてください!
のあ「普通に観やすいのにメッセージが伝わってくるなと思いました。作品のことは、Youtubeで流れてくる動画で知っていたので、楽しみにしていました。予告編を観た時は、ギュウギュウに内容が詰まっていて理解しにくい作品なのかなって思ったんですが、実際に観たら良い意味で簡単でとっても素敵な映画だと思いました。」
れいたぴ「素直な感想だと、成田さん演じる大野にめちゃめちゃイライラして(笑)、すごく聞き返してくる人って苦手なんですよ。なのでめっちゃ苦手なタイプだわ〜って思って、最初は観ていて、でも最後の方になるにつれて本当に恋愛をしたいんだなって感じ取れて、それでちょっとムカつくけど本当は良い人なんだなっていうのが分かって、面白かったです!実は私、長時間ジッとしているのが苦手なので、映画を観ると早く結末を知りたくなっちゃうんです。でも本当にのあ君も言ったように、作中の時間経過、1日1日がそんなに長すぎなくって、他の作品にある、夜のシーンが長すぎたりすることもなくって良かったです!」
のあ「話しの内容が濃すぎたりもするじゃん。」
れいたぴ「そうそう。それが全部ちょうど良い具合だったから、すごい観やすかったです。」
颯太「僕は、主人公のお二人さんが、最初は息ぴったりなのに、会話が一言も噛み合わないところがツボで、たくさん笑いましたね。そこから、だんだん話が噛み合ってきて、観ていてのめり込んじゃって、1時間半があっという間でした。面白い映画が好きなので、この作品に出会えてよかったです。」
Q.この作品に出てくる誰に共感しましたか?
のあ「大野かも。ほぼ共感でしかなかった!なんか、普通になりたいって始めに言ってて、僕もちょっと前まで、結構派手な服装とか、周りから見たら人と違ったことをしてきたから、昔は、そういうところを直したくて。普通になりたいってめっちゃ思っていた時期とかがあったので、すごい似てるな〜って思いました。今は、全く普通になりたいとは思っていないけど、大野も最終的にはある程度の普通を理解できていたので、その部分が僕と重なってすごい共感した!」
れいたぴ「主人公の女の子・香住ちゃんが、高校の友達と公園かな?で話しているときに、関係ない女の子の悪口を言ってるんですが、私も香住ちゃんと同じタイプで、そういうのどうでもいいタイプなので、めっちゃそこは共感しました。自分も言ってしまうこともたまにあるんですが、そんなイケメンと付き合ってるから、何?って感じで」
のあ「嫉妬側の悪口と、正統な悪口があるけど、嫉妬側の方だったよね。」
れいたぴ「うん、嫉妬側!ほんとああいう人ってマジでいます!しかもそういう話に限って尽きないじゃん。ずーっと。しかも『ウザイよね』から始まってどんどんどうでもいい悪口になっていって、最終的にはまた最初の部分に戻ってずっとループするよね。」
のあ「確かに!」
颯太「僕は、大野と宮本(小泉)の婚約者・美奈子(泉)が良い雰囲気になってキスしちゃいそうになるシーンで、香住ちゃんが叫ぶんですが、僕もきっと同じ立場になったら叫びますね。香住ちゃんのその時の心情に共感しちゃいましたね。好きな人が目の前でキスするとか、マジで無理なんで(笑)」
Q.主人公は結婚したいけど、変わっているという男を客観的にみてどう感じましたか?
れいたぴ「自分は普通と思ってるじゃん(大野は)。」
のあ「そこなんだよね!」
れいたぴ「そう!」
のあ「そんなに普通を求めなくてもよくない?って思っちゃう」
れいたぴ「そう、みんな普通が違うから、“あなたが普通と思っている”ならそれで良いと思う。だって同じようにそれが普通と思っている女の人って多分いるわけで、どっかには。その子を探せばいいんじゃないかなって、普通に思った」
のあ「ね!なんか変に自分を偽って、それで結婚したとしても、苦しいだけだし」
れいたぴ「そうそう、苦しいだけ!」
颯太「普通は、人それぞれ違いますものね。」
一同、爆笑
れいたぴ「それ、今言ったことじゃん、2人が(笑)」
颯太「そうですね(笑)僕も全く同じ意見ですね(笑)はい!」
Q.3人は知り合ってからは、長いの?
のあ「1年くらい?」
れいたぴ「だっけ?」
のあ「多分1年半くらいだよ。」
Q.お互いに、変わっているなっていうところは?
のあ「颯太は、マジで変わってますよ!」
れいたぴ「え〜(笑)」
颯太「うそ〜」
のあ「それこそ、成田凌さんが演じていた大野そのもの!リアル大野っていう感じの人間です!」
颯太「結構、似てる?」
のあ「うん、似てるよ!」
颯太「似てるんだ?」
のあ「うん、似てる」
Q.自分ではそうは思わない?
颯太「あそこまででは、ないと思います・・・・」
のあ「いや、ほんと」
颯太「いや〜、でも確かに普通の人とは違うような気がするんですよ、自分の中でも。」
のあ「でも、それが颯太の良いところだよ!」
れいたぴ「うん!(拍手)」
颯太「良いこと言った(のあ君が)!ありがとう!」
一同、笑い
Q.颯太君が、大野に似てるとなると香住ちゃんが色々と言ってたことは、実際に自分に言われているような感じになった?
のあ「言ってるじゃん、僕、結構!」
颯太「本当に!香住ちゃんみたいな感じですね(のあ君が)僕、正しくないことばっかしちゃうんですが・・・」
のあ「正しくないっていうか、変なこと(笑)」
颯太「そうなんですよ。だから普通に間違っていることはすぐ言ってくれて・・・」
のあ「間違っているっていうか、変なことだから訂正するって感じ」
颯太「あ!そんな感じですね!」
のあ「例えば、友達と話しているじゃないですか。それで、話しているときに『颯太、そうじゃない?』って疑問形で聞くじゃないですか。するといきなり『ヤバいッスね〜!!!』って言い始めたりだとか。」
颯太「はいはい!まさにそうです!」
のあ「ええええ〜〜〜??? みたいな感じになります」
一同、爆笑
のあ「え?ど、どういうこと?みたいな。そしたら、『あ、あ、はい』って返すから、“まともじゃない大野”そのものでしょ(笑)」
颯太「その時、聞かれたことが、聞き取れなくて・・・」
のあ「それだったら、『もう一回言って』って言ってくれればいいのに。とりあえずその場を切り抜けようとするよね?」
颯太「うん・・そうなんですよ。なんかもう一度聞き直すのも、申し訳なくって・・・」
れいたぴ「ふふふ(笑)」
颯太「だから、『ヤバいッスね〜!』で切り抜けようとしてます。すみません(苦笑)」
のあ「でも変わっているっていう共通点だけど、また違うジャンルだよね。」
Q.逆に、変わっているって言われる颯太君は、のあ君をどう思ってる?
颯太「のあ君も変わり者ですよ!」
一同、笑い
颯太「のあ君も違った変わり者で、なんか独特な世界観しか持ち合わせていないから」
れいたぴ「めっちゃ分かる!」
颯太「だから全てがオシャレ!ダル着を着ててもオシャレに見えるとか」
のあ「え?ヤバ、お前!(笑)」
颯太「本当に、初めて見たときハリウッドスター!みたいな」
のあ「マジ、言い過ぎでしょ」
れいたぴ「(笑)」
颯太「オーラがあるんですよ。」
のあ「ハリウッドスター見たことないくせに(笑)」
れいたぴ「あはは(笑)でも言ってること分かるよ。なんか夜とかに、こういう髪色してさ、ジャケットとか着て、サングラスとかつけてさ、登場されると『オオ〜!』ってなる!」
のあ「それ、怖いだけでしょ?」
れいたぴ「え〜違うよ!」
颯太「怖いっていうか、不思議」
れいたぴ「うん。そういうオーラを纏っているなって思う。今でこそ慣れたけど、会った最初の方は、すんごいファッション、独特だな〜って。でもみんなそうでしょ。みんな思ってると思う(のあ君に対して)。もちろんファッションだけじゃなくて、感性?みたいなのも普通ではないよね。」
Q.多分この3人の中なら、まともなのは、れいたぴちゃんだね!
れいたぴ「え〜はじめて言われた!」
のあ「うん、まともじゃない?よかったね!」
れいたぴ「嬉しい〜!」
Q.れいたぴちゃんは周りから変わっているって言われることは?
れいたぴ「え〜、変わってるって言われるのが恋愛とかだと、なんかだらしない人が好きなんですよ。」
颯太「え〜〜!!」
れいたぴ「だらしない人の方が、燃えるというか」
颯太「え〜普通にヤバいよね〜」
れいたぴ「だらしないというか、クズ男が好きで、クズと付き合っちゃうんじゃなくて、クズが好きで付き合っちゃうんですよ。だから、みんなクズと付き合っちゃってヤダ〜とかあるじゃないですか。じゃないんですよ。ダメな人ほどもっと好きになっちゃう」
一同、笑い
れいたぴ「だから、これも変わってて、彼女がいる人を好きになるとするじゃないですか。そしたらその人のことは好きなんだけど、その人と付き合いたいとは思わなくなるんですよ。」
のあ「ふ〜〜ん」
れいたぴ「なんか、別れさせたいとか、そういう感情はなくて」
のあ「じゃあ、れいたぴと付き合ってる彼氏がいるとします。」
れいたぴ「はい」
のあ「浮気して、浮気相手も本気で好きになっちゃって、付き合っちゃってもいいの?」
れいたぴ「両方の女の子が幸せなら、それでイイ!」
のあ「あ〜〜?え?」
れいたぴ「しかも、ダメな男ほど、尽くしてくるんだよ!」
のあ&颯太「え〜」
れいたぴ「だってバレたくないんだから!」
のあ&颯太「あ〜!!」
れいたぴ「自分がダメだっていうことを知られていないと思って、尽くしてくるんだよ。もうそれ、超楽しいじゃん!」
のあ「それって、恋愛感情じゃないと思うよ」
れいたぴ「好きなんだよ?めちゃめちゃ好きなんだよ!好きすぎて吐きそう、みたいな(笑)」
のあ「ヤバッ」
颯太「へ〜〜・・・・」
Q.颯太君どう思う?
颯太「共感できないっすね!」
一同、笑い
れいたぴ「分かってくれる人マジでいない、これだけは!」
のあ「だろうね」
Q.周りの知人や友人が恋愛相談とかされた時はなんて答える?
のあ「その相談してきた本人が苦痛と感じるなら、やめた方がいいって言う。そしてめちゃめちゃズバズバ言っちゃうわ」
れいたぴ「うんうん。私は相談してきてる時点では別れる気はないだろうから、何も言わない。聞いてほしいだけなわけじゃん。だから聞いてあげるって感じ。その相談相手が、アドバイスもほしいってなった時はアドバイスするけど、アドバイスしたからといってその子が、アドバイスを聞き入れるとは思えないし。アドバイスされたいけど、その通りにはしないだろうから、だったら聞くだけに徹するかな。」
Q.例えば相談している相手が好きになっちゃうってことはある?
颯太「え〜、相談している人が相談されている人のことを好きになるってことですよね?ならないっすね」
一同「ふ〜〜ん」
のあ「本当に?」
颯太「あっ、なるかもしれない(好きに)」
一同、爆笑
Q.多分3人の中では、颯太君はなりやすいよね?
のあ「なりやすいよ、颯太はそういう経験してるよ、結構」
颯太「流されやすいんですよ。え、でもな・・う〜〜ん・・・まあタイプじゃなかったら(ならないと思う)」
一同、笑い
颯太「普通の答えですけれども。でも多分、好きにはならないんじゃないかと思います。」
のあ「え〜〜、絶対好きになるよ!」
颯太「いや〜〜〜・・・・・。まず相談されないもん。」
れいたぴ「そこかよ」
のあ「そこだよ!経験ないからだよ」
颯太「そうですね」
のあ「端から見たら、好きになりそうだもん」
Q.相談されている香住が徐々に大野を好きになっていってしまう気持ちは共感できる?
のあ「うん、分かる!」
れいたぴ「うん。なっちゃい・・そうだよね!」
颯太「うん」
のあ「というか、僕なったことある!」
れいたぴ「ぅわ〜〜!」
のあ「相談されて、色々やってあげるか!って感じで上手くことが進むように僕の方でもやるわけじゃないですか。その過程でめっちゃ、相談してきた人のことを考えて動くから、だから、自然的に好意が芽生えていた」
れいたぴ「うわ、そうなんだ(拍手)」
颯太「すご〜〜い!のあ君!」
れいたぴ「ドラマみたい〜!」
Q.どこかのタイミングで、好きと思いながらアドバイスをしていて、「この前のアドバイス通りやって上手くいったよ」って報告されたら?
のあ「ズキッとしますよ。あ〜あって、自分のやっている事あってるのかな?間違っているのかな?って思ったりしますよ。」
颯太「(アドバイスの最中に)そこから好きになったってこと?」
のあ「そうだよ」
颯太「え〜〜!」
のあ「だって、颯太は相談に乗ってただけでしょ?」
颯太「だけ!」
のあ「僕は、動いていたから、香住ちゃんみたいに。本当にこの映画みたいなレベルで、色々動いていたから。くっつけてあげるために、めっっっっっっちゃ、動いてたから!」
れいたぴ「良いやつ〜」
のあ「そこまでしたら、多分好きになると思うよ、普通に」
颯太「それは、なりそう(好きに)」
Q.はじめに、大野みたいに、聞き返してくる男はイヤって言ってたけど、そんなタイプの男性は周りにはいる?
のあ「颯太!めっちゃ聞いてくる」
颯太「はは(笑)」
のあ「さっきの、『端から』もさ、『ハタカラ?』って」
颯太「あ〜、そうだね」
れいたぴ「うん」
颯太結構理解できない事が多いので、聞き返しちゃいますね。のあ君にはすごく教えてもらってます。」
Q.ちゃんと毎回対応してるってことは、めんどくさいってわけではない?
のあ「う〜ん、そうかもしれない」
颯太「ありがとう!」
Q.れいたぴちゃんは?
れいたぴ「いや〜〜、苦手ですね、ほんとに。なんか話が合わない人があまり好きじゃないので・・・。苦手だな〜。例えば、『オクラって何?』って言われたら、まずは自分で調べてよって、ホントに。どうやって生きてきたんだろうって(大野が)。オクラ食べない人生ってある?」
のあ「いや、多分、食べたことはあると思うし、今後も食べると思うよ。食べると思うけど、名前まで気にならないんじゃない?」
颯太「あ〜、そうだね」
のあ「そういったことが気にならないで、数学のことしか考えてこなかったんじゃない?多分。だから他のものに目がいかなさすぎて、数学以外のことは、どうでもいいと思ってたんだよ。」
颯太「すごいね、そういう人」
れいたぴ「そんなに真剣になれるってすごいよね。それこそ恋愛が好きってなったら、すごいいい人になれそうだけどね。一周回って」
颯太「わ、そうだね!」
れいたぴ「一つのことにまっしぐらになれるなら、ね?」
のあ「なってたじゃん」
れいたぴ「あっそっか!(笑)」
Q.(大野の)最初の印象と、後の方の印象は変わった?
のあ「最後、良くなかった?」
れいたぴ「最後めっちゃいい人だった」
のあ「ベンチで話している時、『うわ、虚しい〜』って思って」
れいたぴ「確かに!」
のあ「でも、『さよなら』って言ったところがかっこ良かった」
颯太「かっこいいで終わりました、僕も」
れいたぴ「なんかだんだん、顔もかっこよくなっていくというか、変わらないといえば変わらないんだけど、雰囲気なのかな?自分が知らなかったことや視野が広がったからかな?スーツを着出した辺りからどんどんカッコ良くなっていったから、人間ってすごいな〜って思った」
のあ「見え方なんじゃないの?」
れいたぴ「そうなんだけど。」
Q.大野を見ていて可愛いなって思ったりはした?(素直に意見を取り入れて実行していく姿など)
れいたぴ「思わないです」
一同、爆笑
のあ「れいたぴ、ダメだよね」
れいたぴ「うん。多分、引っ叩いちゃう。」
のあ「すぐイライラしちゃうもんね」
れいたぴ「うん。最近はそんなにイライラしないけど、連絡とか無視しちゃうかも。」
のあ「絶対しちゃうよね」
れいたぴ「うん。」
Q.キャラクターの中では小泉さんが演じる宮本の方がタイプ?
れいたぴ「あ〜〜、でもこっちもこっちでなんか理論的じゃないですか。」
のあ「でも、クズっちゃクズだよ」
れいたぴ「確かにクズだけど〜、演説とかしてるじゃん。演説してる人って頭いいじゃん?」
のあ「うん」
れいたぴ「頭いい人も苦手・・・偏見です、完全に(笑)。会話するのが難しそう。だって香住ちゃんも頭いいからこそ、釣り合ってたわけじゃん、多分、この宮本と。と、考えると大野も宮本もどっちもタイプじゃないですね」
Q.男性視点から、香住ちゃんみたいな女の子ってどういう風に見える?
颯太「僕は、嬉しいです、普通の事を知らなかったら。大野の立場になったら本当に助かりますね。それで恋愛もできるんだし。服のコーディネートとかもしてくれて、いわば女子の目線で見てそのコーディネートが女子ウケするってことじゃないですか。なので、引っ張ってくれる方が嬉しいですね。」
のあ「僕、ダメ!ムリ!僕が良いと思ってやってることとかに、ズカズカ言ってくる人が、ムリ。」
れいたぴ「あ〜〜、ムリだね〜〜」
のあ「『それやめな』って言われると、そういうこと言うのをやめなって言っちゃう。」
颯太「はいはいはいはい!」
Q.3人にとって“普通”とは何?
れいたぴ「うわ〜、難しい〜」
のあ「ね〜、普通・・・」
れいたぴ「本当に、人それぞれだからね、普通って」
のあ「もはや、普通はないと思ってる。なんかみんな自分に自信がないから、“普通”っていうものにすがりすぎているよね」
れいたぴ「うん」
のあ「自信があったら普通ってものにすがらないと思うし、僕も昔、自分に自信がなかったから“普通”になりたくて普通にすがっていたけど、今は自信があるから別に普通になりたいとは思わないし。でも普通になったところで、多分“普通”じゃないと思うんだよね。ひとり一人、違うから。“普通”は大勢が同じってイメージだけど、みんながアンドロイドみたいに同じになるわけじゃないし。それぞれに個性があるから、同じ“普通”にはならないと思ってる。だから普通って無いでしょって思ってる。」
れいたぴ「うん。普通になったら自分じゃなくなるよね、多分。」
のあ「うん、そうそう!偽りの自分になっちゃうね」
颯太「のあ君、言ってたもんね!『自分の普通は、普通じゃないのが普通って』!」
のあ「あ〜、懐かしい!」
れいたぴ「かっこいい〜!」
颯太「めっちゃかっこいいなって思って、それ。」
れいたぴ「そうだね、私も普通はないと思います。みんな共通した“普通”はない!ですね」
のあ「『普通の格好をしてきてください』っていうのが一番困るもん。」
れいたぴ「うん。普通が分からないよね。」
のあ「たぶん、100人に普通のファッションしてきてくださいって言っったところで、全員同じのにはならないから。」
颯太「そうやな!」
Q.映画を観て共感したシーンや面白かったシーンはあった?
れいたぴ「それこそ、この作品全体が、共感の嵐!」
颯太「僕は、森のシーンにめっちゃ共感しました。僕、大阪育ちで田舎の方で、おばあちゃんの家の近くが森なんですよ。ってめっちゃ言ってたんですよね。なんか僕、まともじゃないですよね(笑)」
一同、爆笑
のあ「面白かったシーンでは、スーツ着て和食屋さんに行くじゃん。その時に、『○○会社の●●です』けど、『今、出ていっちゃいましたよ』ってなった時に『あ、佐々木さんですか?』ってそっちかってなって、ツボった」
颯太「予備校のシーンで、『あなたは肉体関係を結んだ?』って大声でいうのがめちゃめちゃ面白いなって。丸聞こえや〜って」
のあ「めっちゃ爆笑してたもんね」
颯太「もう、爆笑でしたね。めっちゃ面白かった」
れいたぴ「テンポ良かったのも、いい感じだったよね。なんか面白さがジワジワくる感じが良かった。」
Q.3人のファンは10代の人が多いと思うけど、この映画をどんな風にお勧めしたい?
れいたぴ「今の子たちってさ、多分いじめとかすごいじゃないですか。だからこそ、“普通”について考えている子って多いはずだから、なんか“私が普通だったらこういういじめはされてないんだろうな”とか思っている子っているはずじゃん。普通じゃないからいじめがおきてるんだって思っている子はいると思うので、“普通はないんだよ”ってことを教えたいです。」
のあ「映画のタイトル“まともじゃないのは君も一緒”ってメッセージをそのままに受けて観て欲しい。」
颯太「僕は、この作品を観た時に内容がめちゃめちゃ分かりやすくて、なんか映画を見慣れていない人も観やすい作品だと思いました。優しい映画だと思いましたね。」
のあ「確かに!濃いけどめっちゃ入ってくるから(内容が)、分かりやすいよね」
れいたぴ「わかる!ナチュラルに内容が入ってくる。」
のあ「作品の大事なところだけ、スッと入ってくるから、最後に“普通ってなんなんだろう”って思うから、いい映画だと思います。改めて、みんなが言う“普通”とは、自分が思う“普通”とはなんなんだろうって、思わせてくれる映画でした。」
Present!
映画【「まともじゃないのは君も一緒」ムビチケ(ペア)】
をEmo!miu読者<3名様>にプレゼント♪
<応募条件>
Emo!miu公式Twitter(@emo_miu)をフォロー&応募用投稿をRT!
[Twitter応募方法]
① Emo!miu公式Twitter(@emo_miu)をフォローする。
② 応募用ツイートをRTする。
締め切り:2021年3月26日(金)
ロング予告編
<ストーリー>
外見は良いが、数学一筋で〈コミュニケーション能力ゼロ〉の予備校講師・大野。
彼は普通の結婚を夢見るが、普通がなんだかわからない。
その前に現れたのが、自分は恋愛上級者と思い込む、実は〈恋愛経験ゼロ〉の香住。
全く気が合わない二人だったが、共通点はどちらも恋愛力ゼロで、どこか普通じゃない、というところ。
そして香住は普通の恋愛に憧れる大野に「もうちょっと普通に会話できたらモテるよ」と、あれやこれやと恋愛指南をすることに。
香住の思いつきのアドバイスを、大野は信じて行動する。香住はその姿に、ある作戦を思いつく。大野を利用して、憧れの存在である宮本の婚約者・美奈子にアプローチさせ、破局させようというのだ。
絶対にうまくいくはずがないと思っていたが、予想に反して、少しずつ成長し普通の会話ができるようになっていく大野の姿に、不思議な感情を抱く香住。ある時、マイペースにことを進める大野と衝突した香住は「もうやめよう」と言い出す。すると大野は「今変わらないと、一生変われない。僕には君が必要なんだ!」と香住に素直な気持ちを伝える。
初めて誰かに必要とされた香住は、そんな大野の言葉に驚き、何か心に響くものがあり、初めての感情に「これって何!?」と悩み始める。
二人の心がかすかに揺らぎ始めた時、事態は思わぬ方向へと動き出す。二人が見つけた《普通》の答えとは?
【映画「まともじゃないのは君も一緒」】
公開日:2021年3月19日(金)
出演:成田凌、清原果耶、泉里香、小泉孝太郎、山谷花純、倉悠貴
監督:前田弘二(『婚前特急』 『わたしのハワイの歩きかた』)
脚本:高田亮(『婚前特急』 『そこのみにて光輝く』)
音楽:関口シンゴ
プロデューサー:小池賢太郎(『キセキ ーあの日のソビトー』 『愛唄 ー約束のナクヒトー』)、根岸洋之(『リンダ リンダ リンダ』 『さよならくちびる』)
主題歌:「君と僕のうた」THE CHARM PARK
公式サイト
©2020「まともじゃないのは君も一緒」製作委員会
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