「嘘をつかず、真っ直ぐな人間であり、女優さんでありたい」莉子インタビュー< 映画『小説の神様 君としか描(えが)けない物語』(インタビュアー/植村颯太)>



大ヒット公開中の映画『小説の神様 君としか描(えが)けない物語』で、佐藤大樹演じる千谷一也の妹・雛子役で出演し、今作が長編映画初出演となる【莉子】に、自身もファンだというEmoメン植村颯太が代表して独占インタビュー!

ティーンのカリスマモデルから女優へと活動の幅を広げ、今後の活躍からも目が離せない彼女に、雛子と自身との共通項や兄役の佐藤大樹との撮影秘話、憧れの女優さんや今後演じてみたい役柄、さらには読書家の顔も持つ彼女がオススメの一冊、普段のルームウェアやファッションについてなどなど、本作の見どころからプライベートな質問までたっぷりに答えていただきました!

記事ラストにはコメント動画もあるのでぜひ合わせてチェックを♡


■植村颯太 いつも拝見させていただいています!よろしくお願いいたします!

莉子 ありがとうございます!よろしくお願いいたします。

■颯太 僕、『小説の神様』を初めて観た時、最初映像がモノクロだったので、壊れているのかなって不安になってしまったんですけど(笑)、途中から色彩豊かな映像に切り替わって、その映像がとても綺麗で凄く素敵な映画だなって思いました。普段、小説とか本を読まない人なんですけど、映画を観終わってから本が読みたくなる作品で、凄くよかったです。

莉子 ありがとうございます!

初の長編映画出演は緊張の毎日。



■颯太 早速インタビュー入らせていただきます!出演が決まった時にどう思いましたか?

莉子 凄く嬉しかったです。今回は、オーディションを受けさせていただいて、雛子ちゃんを演じさせていただいたんですけど、出演が決まってから撮影日まで、ずっと緊張、緊張の毎日でした。緊張とともに不安とプレッシャーも凄く大きかったですけど、それよりも初めてこういう大きな映像の場を頂いたので、頑張ろうって気持ちが大きかったです。

■颯太 莉子さんが芝居をするにあたって苦労したこと難しかったことはありますか?

莉子 他の人間として生きることは今回だけではなく、映像作品に出る上で、本当に難しいなっていつも感じています。特に今回演じさせていただいた雛子ちゃんは、病気がちで、そういった部分を抱えながら、どう元気に振舞えばいいのか。かつ、いつもの雛子ちゃんらしさ、元気さをどんな風に表現すればいいのかバランスを取るのが凄く難しかったです。

佐藤大樹さんは、本当のお兄ちゃんのよう。

■颯太 演じてみて、雛子と莉子さんとの共通項はありましたか?

莉子 雛子ちゃんの方が私の何倍も偉いし、本当に素敵な人だなって思うんですけど、普段のテンションの部分でいったら私も暗くはない方なので、明るくお喋りする部分などは似ているなって思いました。

あと、私も雛子ちゃんのようにお母さんと本当に仲がよくて、オフの日があったら買い物に一緒に行ったりとか、夜ご飯だけ一緒に食べに行ったりするんですよ。そういった部分も似ているのかなって思います。



■颯太 お兄さん役の佐藤大樹さんとカメラが回っていない時にどういうお話をしたんですか?

莉子 佐藤大樹さんは役の関係を大切にしてくださる方なので、オフの時でもずっと本当のお兄ちゃんのように、私を妹みたいに接してくださって。撮影セットの寄せ書きのいくつかのメッセージを書いて、それを見せながら「この中のメッセージで俺が描いたのどれかわかる?」とか「今日暑いよね」とか。本当にお兄ちゃんが振ってきてくれそうな話題で沢山話しかけてくださったので、凄く演じやすかったですし、楽しい現場でした。

オススメの一冊

■颯太 素敵ですね。小説を題材として本作にちなんで、今まで読んだ本の中で、僕みたいにあまり本を読まない人でも読みやすい本はありますか?おすすめの本を教えてほしいです。

莉子 「お父さんはユーチューバー」(著:浜口 倫太郎)がオススメです。10年前なら絶対に出てこない現代ならではのタイトルに惹かれて最近何気なく手に取った本だったんですけど、凄く泣けました。小説で泣いたことはほとんどないんですけど、朝仕事に行くときに、電車で読みながら泣いちゃって読むのをやめたくらい本当に泣ける作品です。

物語としてちゃんと起承転結もあって、ベースは親子のお話で凄くわかりやすい物語なので、普段あまり本を読まない方も読みやすい一冊じゃないかなって思います。ぜひ読んでみてください。

■颯太 早速この後買いに行きます!

莉子 ぜひ!

スカートよりパンツ派。ルームウェア&ファッション



■颯太 映画では、病院に入院をされている役だったのでパジャマを着ていましたが、普段は、どんなパジャマ着ていますか?

莉子 今回、雛子ちゃん役では凄くカワイイパジャマを着させていただいたんですけど、いつもは全然!あんなにカワイイ女の子らしいパジャマは着ていなくて、本当に古着のTシャツにジャージって感じで過ごしています。恥ずかしい~(笑)

■颯太 でもジャージ楽ですもんね。僕もそんな感じです。今回は、制服や普段着を着られているシーンはなかったと思うんですけど、雑誌のモデルさんということで、最近好きなファッションはありますか?

莉子 結構カジュアル系が好きです。スカートよりパンツスタイルの方が私は多いですね。衣装でこうやって素敵な衣装を着させていただけるので、普段はパンツの方が楽だって精神です(笑)。私は性格が男っぽいところがあるので、動きやすいパンツスタイルが好きで、ラフな格好で過ごすことが多いです。

友達に会ったり。ONE OK ROCKの曲を聴いたり。リフレッシュ方法

■颯太 毎日お忙しいと思うのですが、オフの時、何をしてますか?またはオフ日ができたら何をしたいですか?

莉子 いつも大体月に一日オフがあるかないかって感じなんですけど、私は学校の友達が大好きなので、オフ日は学校の友達ととことん遊びます。月の出費がご飯かお洋服しかないくらいなので、遊ぶといっても、私の遊ぶ=ご飯を食べに行くって意味なんですけど(笑)。いつもはサムギョプサルだったり、焼き肉だったり、結構ガッツリ系のご飯を友達と食べに行きます。



■颯太 本作では、登場人物がそれぞれ何かに悩んだり葛藤する心情も多く描かれていますが、莉子さんが何かに悩んだときなどに、気持ちを切り替えるためにやっていることはありますか?

莉子 私は有難いことに環境に恵まれているなって凄く感じているので、あまりないんですけど、それこそ学校の友達に電話したり、会ったりだとか。あとは、一人で音楽を聴くのが好きなので、イヤホンをつけてひたすらぼーっとする時間を作ったり、ゆっくりお風呂に入るだとか。そういう本当に些細なことかもしれないんですけど、そういった日常の小さな幸せがストレス解消につながって、毎日楽しく過ごせていると思っています。

■颯太 音楽を聴かれるということで、莉子さんがよく聴く歌はなんですが?

莉子 私はONE OK ROCKが好きです。結構激しいんですけど、ロック系は好きです。

憧れの女優は永野芽郁さん。

■颯太 今回映画初出演ということで、女優業に関する部分も聞いていきたいと思います。まず、芸能界に入った時、もともと女優を目指していたんですか?

莉子 当時は、全く目指していなくて。むしろこの作品に出合う前までは、演技をすることにちょっと抵抗がありましたね。

■颯太 憧れの女優さんはいらっしゃいますか?

莉子 永野芽郁さんです。私も今雑誌のモデルをやっているんですけど、永野芽郁さんは女優業でも大活躍されていて、モデルとしてもいろいろな雑誌に出演されているので、すごく尊敬し憧れています。

凄く意地悪な役も演じてみたい。



■颯太 ホラー作品のイメージがないので逆にホラー作品に出られているのを観てみたいなと個人的には思っているのですが、今後演じてみたい役柄はありますか?

莉子 やっぱり高校生のうちは制服を着た現役ならではの役をやりたいなっていう風に感じているんですけど、それこそホラー映画はまた違った難しさもあると思うので、そういった場数もどんどん踏んでいきたいなって思います。人柄的な部分でいったら、凄く意地悪な役も演じてみたいです。

■颯太 ホラー映画好きなので、そういった系統の作品に出られている莉子さん観てみたいですね。

莉子 ホラー映画好きなんですか!?

■颯太 好きです。苦手ですか?

莉子 はい。凄いですね。

■颯太 ありがとうございます!では続いての質問にいきます。読書家の莉子さんですが、今まで読まれた小説の中で、実写になったら演じてみたい役はありますか?

莉子 先ほどお話した「お父さんはユーチューバー」ですかね。お父さんと子供との絆が描かれている作品なんですけど、その子供は女の子で、お父さんに強く当たってしまう役どころなんですよ。のちのちその関係が変わってくるのが見所でもあるんですけど、私も最近反抗期だって家では言われていて、お父さんに対して結構無口というか、そういうオーラを出してしまうので(笑)、共感できる部分もあるその本の女の子を演じてみたいなって思いますね。

■颯太 今後どんな女優さんを目指していきたいですか?

莉子 嘘をつかず、真っ直ぐな人間であり、女優さんでありたいなっていう風に思うんですけど、今はとにかく場数を踏んで、色んな経験をするべきだと自分でも本当に思っているので、これから色んなものを吸収しながら女優としても成長していきたいなっていう風に思っています。

あと三回くらい観に行っていただけたら(笑)!



■颯太 最後にこの映画の見どころをお願いします。

莉子 小説を通して、一本の映像になる映画ってなかなかないと思いますし、モノクロからカラフルな画に変わる映画もめったにないじゃないですか。物語・映像面でも本当に珍しくて美しい作品だなと思いますし、みんなそれぞれが何かを抱えつつ全力で真っ直ぐに進んでいく所が最大の見所だと思います。そういったところでは10代の方も大人の方にも共感していただける作品だと思っているので、様々な角度から楽しんでいただければ嬉しいです。

■颯太 僕ももう一回観に行きます。

莉子 ぜひ。あと三回くらい観に行っていただけたら(笑)!

■颯太 ありがとうございました!


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ーPROFILEー
莉子
2002年12月4日生まれ。神奈川県出身。
雑誌“Popteen”の専属モデル。総フォロワー数200万人超えと、現役高校3年生として最多のSNSフォロワー数を誇る。2018年、ウェブドラマ「とけないで、サマー」で女優デビュー。以来立て続けにドラマに出演し、本作品で長編映画初出演となる。モデル・女優と今後の活躍が期待される。

―INFORMATION―
映画『小説の神様 君としか描(えが)けない物語』
大ヒット上映中!
出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、橋本環奈、佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、山本未來、片岡愛之助、和久井映見
原作:相沢沙呼「小説の神様」(講談社タイガ刊)
監督:久保茂昭
脚本:鎌田哲生
主題歌:『Call Me Sick』 伶(Sony Music Labels Inc.)

<ストーリー>
中学生で作家デビューしたが、作品はSNSで酷評され、自分を見失った売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者でドSな性格の上、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。底辺作家と人気作家、性格もクラスでの立ち位置も、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッション――それは、2人で協力し、大ベストセラーを生み出すことだった! ダメな男子とキラキラ女子、一見正反対な2人が、反発しながらも足りないものを補い合い、物語を一緒に作るうちに、一也は、詩凪の誰にも言えない大きな秘密を知ってしまう――。友情を超えて近付く2人の距離。悩み傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、2人が生み出す<物語>の行方は――?ラスト、胸があつくなる。共感と感動No.1のファンタスティック青春ストーリー!

[HP] https://shokami.jp/

©2020映画「小説の神様」製作委員会

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