【佐藤流司インタビュー】人の温かさに心動かされて――静かな強さと優しさをまとう藩士・結城友助を生きた日々。ちょんまげも偶然の出会いも全てが宝物<オリジナル時代劇『三屋清左衛門残日録 永遠(とわ)の絆』>



2016年の第1作からスタートし、これまで8作品にわたって紡がれてきた『三屋清左衛門残日録』。主人公・清左衛門(北大路欣也)の穏やかな日々を軸に、毎作登場するゲスト俳優たちが物語に彩りを添え、長く愛され続けてきた人気シリーズだ。

最新第9作『三屋清左衛門残日録 永遠の絆』には、佐藤流司がゲスト出演。山谷花純とともに若き夫婦役を演じ、物語のカギを握る存在として登場する。シリーズに新たな風を吹き込んだ佐藤流司さんに、本作への思いや撮影の裏側について話を聞いてきました!



「人の温かさが前面に出ている人物」共感必至の藩士・結城友助の魅力



■今回演じられた結城友助にどんな魅力を感じていますか?

佐藤流司 人の温かさが前面に出ている人物だなと思います。等身大の人間で、剣の達人というわけでもなく、愛する妻とつましく生きている、良い意味で“普通”なんです。そういうところが、すごく感情移入しやすい人物だなと感じました。

友助を演じていて、家族愛についても考えるようになりました。私自身はまだ結婚もしていなくて、子どももいないのですが、「もしこういう未来があったら、大事にしていきたいな」とより思うようになりましたね。自分の家族や親友、大切な人が傷つけられたら、友助のように黙ってはいられないと思います。

「非常に勉強になりました」北大路欣也の姿勢から受けた刺激




■今回の作品のために、事前に準備をされたことはありますか?

佐藤 所作の細かい部分に、北大路さんはとてもこだわっていらっしゃるんです。ご自身はもちろん、友助や門下生の立ち位置などにも丁寧に向き合ってくださって、非常に勉強になりました。

必死に勉強して臨んだ分、通じる部分もありましたし、時代背景などを学ぶことで、演じやすくなることも多かったです。
現代劇とは違って、時代劇は経験すればするほど身になっていく、自分の力になってくれるということを実感し、そういった楽しさもありました。

「畳の縁って踏んでいいんだっけ?」思わず共感する時代劇あるある裏話



■時代劇ならではの所作は難しいですよね。

佐藤 「畳の縁って踏んでいいんだっけ?」とか(笑)。武家作法では“畳縁を踏んではいけない”と子供の頃に習っていた武道で教わったことがあるので、動作ひとつひとつに迷うこともありました。

この時代から息づいているものなのか、友助のような身分の人たちも知っている作法なのか……いろいろ考えましたね。
スタッフの方々は、ずっと『三屋清左衛門残日録』に携わっていらっしゃる方ばかりなので、分からないことは恥を忍んで聞くことが大事だと思いました。

「いい若手が来たと思われたくて」緊張の共演で感じた一流俳優の迫力



■錚々たる共演者の方々。撮影はいかがでしたか?

佐藤 北大路さんと池田鉄洋さんとのシーンが、やはり緊張しました。足を引っ張らないようにしようと思いましたし、「いい若手が来た」と思っていただきたくて、気合いを入れて撮影に臨んでいました。

北大路さんと共演するときの“あるある”のようなものがあるのですが、気合いを入れすぎると、みんな一回噛むらしいんです(笑)。例に漏れず、私も噛みまして、「気合いの入れすぎは良くないな」と思いましたね。

実際に共演して、北大路さんの目力や受けの芝居の強さが本当にすごくて、動けなくなるほどのかっこ良さと迫力があると感じました。

「勉強すればするほど自分の力になる」北大路欣也から受け取った時代劇の学び




■北大路欣也さんとはどんなお話をされましたか?

佐藤 「こういう芝居をしてほしい」と細かく指示はしない方だと感じました。立ち位置や時代背景、ご自身のお芝居にはとても丁寧に向き合っていらっしゃる一方で、周囲には必要以上のことは言われないんです。

その姿を見て、本当にプロフェッショナルな方だなと感じましたし、相手に合わせて柔軟に芝居を変えていらっしゃるところも印象的でした。若い世代の私にも、一人の役者として、一人の人間として丁寧に接してくださって、とてもありがたかったです。

撮影の合間には、若い頃から今に至るまでのお話も聞かせてくださって……登場するお名前も名優の方々ばかりで、ずっと驚いていました(笑)。

「実際は抱く度に笑ってくれて」役を通して芽生えた“家族愛”への想い



■妻役の山谷花純さんとは?

佐藤 撮影前に、プロデューサーの方々と一緒の食事会があり、事前にコミュニケーションを取ることができました。お互いに人見知りなので、「あの場がなかったら、距離が縮まらなかったね」と話していました(笑)。

撮影では赤ちゃんも登場していて、台本では私が抱くと泣いてしまう設定だったのですが、実際には抱く度に笑ってくれて。その姿がすごく可愛くて、嬉しかったですね。

「ちょんまげを結う経験なんて普段できない」出演を決めた理由は“役者冥利”



■出演を決めた決め手は?

佐藤 時代劇をやらせていただけること自体、役者冥利に尽きると思っています。日本の俳優として、日本の古き良き時代を演じられるのは本当に光栄ですし、ちょんまげを結う経験なんて普段できないので、それも魅力でした。

北大路さんをはじめ、錚々たる出演者やスタッフの皆さんとご一緒できることが、自分にとって大きな成長の糧になると思い、「ぜひよろしくお願いします!」という気持ちでした。

■今後、時代劇で挑戦してみたい役は?

佐藤 いろいろな役に挑戦したいですが、忍者はやってみたいです。海外の方にとっても侍と忍者は日本の象徴的な存在だと思うので、次は忍者にも挑戦できたら嬉しいです。

「お目が高い!」コンビニで絡まれたおじさんの予想外の言動は、心を揺さぶる小さなドラマに



■サイト名にかけて、最近心揺さぶられたことは?

佐藤 撮影期間の間のオフの日に朝7時くらいに起きて、コンビニに行こうと出かけたんです。すると、ホテルの近くで酔っ払ったおじさんに絡まれて(笑)。
「兄ちゃん、芸能人やろ?」って言われて、「お目が高い!」と少し嬉しくなりました(笑)。

■なにか会話されたんですか?

佐藤 しました(笑)。「俺は◯◯と仲が良くて」とか話をされて、最後は「行きつけのカフェがあるから一緒に行こうよ」と誘われました。

■最後に読者にメッセージをお願いします。

佐藤 本格的な時代劇ですが、描かれているテーマはとても普遍的なものだと思っています。愛や喪失の悲しみ、別れ、人と人とのつながりといった、時代を超えて共通する感情が描かれています。

今回のサブタイトルである「絆」も、人間がずっと大切にしてきたものですし、誰もが常に求めているものだと思います。そうした人の温かさや尊さを、時代劇や映像作品を通してあらためて感じられることが、この作品の魅力であり、お芝居を見る面白さでもあると感じています。
この作品を通して、身近な人への感謝や愛の気持ちを感じてもらえたら嬉しいです。

■ありがとうございました!





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―PROFILE―




佐藤流司

1月17日生まれ。宮城県出身。
『仮面ライダーフォーゼ』(EX)佐竹輝彦役で俳優デビュー。主な出演作は、ミュージカル『刀剣乱舞』、ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』、舞台『呪術廻戦』。TVドラマでは『三屋清左衛門残日録 永遠の絆』、『君とゆきて咲く~新選組青春録~』、「REAL⇔FAKE」、「とりあえずカンパイしませんか?」、スペシャルドラマ『科捜研の女 FINAL』にも出演する。映画作品では、『V.MARIA』『HiGH&LOW THE WORST X』などがある。

また、俳優業の他にもアーティスト“Ryuji”名義で、ロックバンド「The Brow Beat」、ダンスユニットZIPANG OPERAとしても活動中。

[HP] https://sato-ryuji.com/
[Instagram] @ryuji_japan
[X] @ryuji7117


Photo:須田卓馬、Text:Kyoko Fuse


―INFORMATION―
三屋清左衛門残日録 永遠(とわ)の絆
放送開始日:2026年3月7日(土)
時間:よる7時ほか放送
放送局:時代劇専門チャンネルにて
出演:北大路欣也、優香、松田悟志、小林綾子、佐藤流司、山谷花純、上川隆也、佐野史郎、池田鉄洋、藤岡弘、、金田明夫、麻生祐未、伊東四朗
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)
「切腹」(新潮文庫『龍を見た男』所収) /「木綿触れ」(新潮文庫『闇の穴』所収)
監督:山下智彦
脚本:いずみ玲
音楽:栗山和樹

<あらすじ>
家族との穏やかな日々を大切に過ごす清左衛門(北大路欣也)。

亡き妻の墓参の帰り、小さな墓前に立ち尽くす若い夫婦、結城友助(佐藤流司)と妻・はなえ(山谷花純)に出会う。
二人は一年ほど前に幼い息子を亡くし、深い悲しみに沈んでいた。
友助は、はなえを思いやり、励ましとして絹の着物を贈り、はなえも一時は元気を取り戻したように見えたが…。

一方、富商・能登屋(上川隆也)の支援を受け進められていた藩の開墾工事が突如中止に。
その指揮を執っていた佐伯熊太(伊東四朗)の旧友・榊甚左衛門(藤岡弘、)が、切腹したとの報せが届く。
清左衛門と熊太は榊の死に疑問を抱き、その真相を探り始める。
そんな折、藩が倹約令を出す。
それは友助、はなえの生活にも暗い影を落とし、やがて二人の身にある事件が―。

果たして、清左衛門がたどり着いた哀しき真相とは―。

[公式サイト]https://www.jidaigeki.com/mitsuya9/

©日本映画放送/J:COM/BSフジ

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