今もっとも熱く、勢いのあるグループとしてSNSを沸かせている9人組メインダンサー＆バックボーカルグループ「超特急」の2号車で、メインダンサーのカイが、【超特急カイ写真集『いま』】を2025年9月26日(金)に発売。



30歳を記念し、カイ本人がセルフプロデュースした本作は、異国の地・タイを舞台に、気心の知れた友人との旅行のようなリラックスした表情を収めた1冊。本人のファッションセンスが光る私服やプロデュースブランドの衣装も必見。カイの本名「海」にちなんだ美しい海での撮影や、異国のストリートで見せるスタイリッシュな姿、そして素顔が垣間見えるプライベートな瞬間など、30歳の『いま』が詰まっている。

そして発売を記念し、10月11日に神奈川・パシフィコ横浜にてマスコミ向けの【超特急カイ写真集『いま』発売記念イベント】が行われた。Emo!miuでは本イベントの様子を詳細レポートでお届けする。

詳細レポ

Ｑ．今作の写真集はカイさん自身がタイトルやスタイリングなど、セルフプロデュースした作品だと伺いました。 タイトルの「いま」に込めた想いを聞かせてください。

「以前25歳のタイミングでスタイルブックを出させてもらったんですが、そこでは25年間の人生を総ざらいみたいな内容だったんですけど、今回は30歳という人生でかなり大きな節目になっているので、今までの人生をおさらいするというよりはただひたすら自分の人生の現在地というか、自分の“いま”考えていること、感じていることを写真集という形で残したかったというのが理由ですね。」

Ｑ．写真集と同じく、今日の衣装はご自身でセレクトした私服だとお伺いしました。スタイリングのこだわりなどを教えてください。

「本日の衣装と言っていただきましたが、この後のサイン会とお渡し会は用意していただいた衣装でやるんです。
……今なんでって思ったでしょ？！（笑）実は昨日と9月の末にもイベントをやらせていただいたんですけど、そこでも用意した衣装でやらせてもらったので、今日のサイン会とお渡し会を私服でやってしまうことで不公平が生まれてしまうのは絶対に嫌だったので、この囲み取材だけ私服でやらせてもらっているんですけど、(と前置きしつつ)

今のスタイルは、僕の好きな「メゾン ミハラヤスヒロ」というブランドのセットアップです。
これ実は、一枚のジャケットで繋がってるんです。3枚着ていると思っただろう、みんな！（笑）

一枚ジャケットを羽織っているだけなんですけど、このレイヤードの感じが今っぽさもありつつ、ジャケットにパーカーを合わせる感じが僕が中学生くらいの時のファッションのような雰囲気でかわいかったので……かわいいのを見てほしかったので、今日着てきました！」



Ｑ．今作の写真集の中で特にお気に入りのカットを教えてください。

「足裏のカットと8ミリのフィルムビデオで撮ったものをコマにした写真なんですけど、ガチ寝起きです。
カメラマンさんが僕の部屋に入ってきて撮影したときの僕と僕の足の裏です。ここがすごくオフ感があって。というかオフなんですけど（笑）。好きなカットです。」



Ｑ．完成した写真集は誰に最初に渡しましたか？その際のお相手の反応などもあれば、あわせて教えて下さい。

「一番最初に渡したのはメンバーですね。
ちょうどファンミーティングの日に受け取れたので、そのタイミングでメンバー全員に渡したんですけど、全員その場で読んでくれました。
ファンミーティングの公演が終わった後にメンバーに渡したんですけど、みんな椅子に座ってすごくじっくり読んでくれていて、すごく嬉しかったです。
いい反応だったと自分でいうのは恥ずかしいですけど（笑）、この写真すごく好きとか、めっちゃいいところだね、この服かわいいとか、いろんな反応があってすごく嬉しかったです。

本の最後にメンバー1人1人と撮った写真に直筆でコメントを書いてあるんですけど、「酔ってたら泣いてる」って言ってくれたメンバーもいて。メンバーそれぞれいい反応をくれたので嬉しかったです。」

Ｑ．また、他にも渡して印象的だった方はいますか？

「母に渡して。すごい長文のLINEが来ました。すごくいい写真集だね、メンバーと撮っている写真もすごい全部いいし、地元の友人と撮っている写真も僕らしくていい写真だね、とか。そんな反応をもらいましたね。

地元の友人たちもすごく喜んでくれました。載っていいの！？って（笑）。
こういう活動をしていて、なかなか芸能活動をしていない友人が写真集に載ってくれることもないと思うので、すごく嬉しかったです。二つ返事で「いいよ。いつ撮るの？」って感じでみんなすぐに返事をくれたので、すごくいい写真集になったなと。

いまの僕にとって大事な人たちと写真が撮れたのですごくよかったなって思います。」



Ｑ．超特急は最新シングルが前作に続いて、オリコン1位を2作連続獲得し、カイさんも写真集を発売するなど、グループ・個⼈共に大活躍の秋かと思います。 カイさんにとって今年の秋を〇〇の秋と表現するならどんな秋でしょうか？

「食欲の秋です！
もちろん先ほどおっしゃっていただけたように2作連続で1位をいただけたり、僕自身の活動も色々あったりしますけど……秋は美味しいものが食べたいので“食欲の秋”です。秋刀魚が食べたいです。「みなさんの好きな秋の風物詩はなんですか？」と投げかけましたと見出しに書いてください（笑）。」



Ｑ．写真集のタイトル「いま」にちなみまして、 ファンの方々に写真集を発売した「いま」伝えたいメッセージをお願いします。

「僕カイがこうして活動を続けられているのは、みなさんの存在があってこそなので、みなさんがいなかったら僕はこの世界に存在していない。みなさんが僕を求めてくださるから僕が活動を続けることができています。もちろん僕自身、芸能活動を楽しみたいと思っているんですけど、そこよりも尚、みなさんが僕だったり超特急を求めてくださったり、人生の支えにしてくれている方々がいるなかで、そういった方々のために活動させていただいているというのが一番なので。

いま伝えたいのは、誇張抜きに、みなさんのおかげで活動できていますよっていうことを伝えられたら嬉しいなと思います。」

Ｑ．撮影地がタイになった経緯を教えてください。

「僕自身、写真集を撮影するとなったタイミングで、どこに行きたいですか？と聞かれたんです。でも正直、ここに絶対に行きたいというのがなくて、逆に「どこかいいところはありますか？」とエディターさんだったりに相談したところ、タイに“カイ島”というものがります、と。なので、カイ島にカイが行くのはどうでしょう？と言っていただいたのと。

僕の名前は“海”と書いて“カイ”と読むんですけど、親父が元々ダイビングがすごく好きで、世界各地の海に潜っていたり。海が好きで僕自身の名前も“海／カイ”になったというのもあるので、その綺麗なカイ島の海に親和性を感じるものもあり、タイにさせていただきました。」

Ｑ．タイは初めてですか？

「3回目ですかね。以前僕たちがやっていた番組で行かせていただいたのと、一昨年にタイで開催されたジャパンエキスポに超特急9人で行かせていただいたので今回で3回目です。」



Ｑ．カイ島はいかがでしたか？

「カイ島は初めてだったんですけど、めちゃくちゃ綺麗でした。
海も綺麗で、基本的には無人島？そんなに住んでいる人もいなくて。

僕が行った時間がちょうど観光の方が少ない時間帯だったのでビーチで撮影できたんですけど、僕が帰る時間くらいにはビーチが船でいっぱいになるくらいの観光名所で。
海が綺麗ですし、ゆっくりできるし。すごく素敵なところだったので、いい時間帯に行けてよかったです。

あと、天気にも恵まれました。タイはスコールだったりが多い地域なんですけど、スコールにもほぼ合わずに気候にも恵まれたし人にも恵まれたし、すごく素敵な場所に行けたなと思いました。」



Ｑ．オフの時間は取れましたか？

「オフをじっくり取ることはなかったんですけど、今回一緒に行ったチームの合言葉じゃないですけど、スローガンみたいにずっと言っていたのが「楽しい旅行にしましょう」だったんです。
今回僕がスタイリングを組ませていただいたので、スタイリスト分の費用がその分浮いて、その分のお金を全部ホテルと食事につぎ込みましょうということで（笑）、美味しいご飯をみんなで食べにいったり、少しいいホテルに泊まらせていただいたり、すごく楽しかったです。」



Ｑ．タイで印象に残っている食べ物はありますか？

「写真集にも載っているんですけど、青いユニフォームを着ている時に食べているパッタイがすごく美味しくて。ちょっと地域の名前は忘れてしまったんですけど、イスラム圏の方が多くいらっしゃる地域の屋台で食べたパッタイが、宗教的に食べないようにしている食材があったりするので、いわゆるタイ料理屋さんにあるパッタイと全く違う食材だったり、麺も違っていたんですけど、それがすごく美味しくて。日本で食べたことがない味だったので、またあれだけ食べに行きたいくらい美味しかったです。」



Ｑ．今回の写真集を通して、現在地の答えは出ましたか？

「僕自身で現在地の答えを出したというよりは今をひたすら印して、また5年後、10年後に見返したときに、あーこうだったなぁってなんとなく笑って見れるような写真集になったらいいなという想いで制作をしてもらったので、答えでいうと楽しくやってますくらいですかね（笑）。」



Ｑ．誕生日の当日や前日はどんなふうに過ごされたんですか？

「前日はこの写真集のオンライントークイベントでファンの方と1対1で喋ったのと、誕生日をオンライントークイベントみたいな感じで、僕とファンのみなさんと一緒に誕生日をお祝いして。誕生日当日は配信がありましたね。誕生日の次の日は、この写真集の出版のサイン会やお渡し会だったので、今年の誕生日はファンの方と密に過ごせたなと思います。
30年生きてきて、31歳になったんですが、僕自身スターダストプロモーションに所属をして15年、16年目のあたります。

こういう仕事はファンがいないと成り立たない仕事ですので、そんな人生の半分近くいる事務所で、節目の15周年を迎えられて、30年記念の出版物も出して、誕生日も迎えて、節目のタイミングでいつも支えてくださっているファンの方々と密な時間を過ごせたので、すごくいい誕生日だったなと思います。」



Ｑ．この30代でやっておきたい未来予想図を教えてください。(グループでも、個人でも、プライベートなお話でも。)

「今年の個人の大きなトピックスとしては、主演の舞台をやらせていただいたことがすごく自分の中では大きかったので、個人としてはどんどん芝居をやっていきたいなと。映像でも舞台でも、規模に関わらず色々なことが学べる、成長できるだとか、あとは誰かの心にしっかりと残るような作品に出演できたらいいなと思います。

グループとしては、僕たちが掲げている目標である“東京ドーム”での公演は叶えたいなと思っています。もちろんそこが終着点ではなくて、この先の未来に向けて、僕たち9人と8号車のみなさんはもちろん、支えてくださっているスタッフのみなさん含めて、ドームを迎えたからどうこうじゃなくて、もっと先の未来に進んで行けるような30代にしたいですね。

あと、なにより健康にいたいですね。35歳になって「メタルなかよし」でヘッドバンキングできるか？と言われたらちょっとわからないですけど（笑）、できるだけ健康に気をつけて過ごしたいなと思っているので……何かいい針治療の方とか、マッサージの方とか知っていましたらすぐにSDRにお知らせください（笑）。全員で通いますので、よろしくお願いします！（笑）」

おまけ♪

ジャーン！と元気に登場。スタッフに壇上に促されると恐縮しながら壇上へ上がり、「同じくらいの目線になります？」と記者席と同じ目線までしゃがみ込み集まったメディアを気遣うカイ。そんなカイの人柄もあり、イベントは和やかな雰囲気で進行。



質疑応答では、今日のスタイリングのポイントを紹介する際に、“見て！”と言わんばかりにかわいらしく手を広げたり、お気に入りのカットを見せる際には「みたいの？（笑）」と見せるのを少しだけじらすお茶目な一面も。かと思えば、媒体ごとに丁寧にお気に入りのページを見せてくれたりと、終始サービス精神旺盛！



フォトセッションを終え、退場をす際には「足元の悪い中ありがとうございます！せっかく横浜にきていただいたので、美味しいものを食べて帰ってくさい！絶対に。絶対に美味しいものを食べて帰ってください！ありがとうございました」と集まった記者への気遣いつつ丁寧に感謝を伝え、最後はバイバイと両手で手を振りイベントは終了。

カイのチャーミングでホスピタリティ溢れる人柄が伝わってくる、温かいイベントとなった。