■今作の出演が決まった時の思いは？
工藤　莉子は30歳を目前に様々な悩みを抱えていて、つい余裕のあるハイスペ男性に惹かれて不倫の沼にハマっていってしまう。このような役は初めてだったのでぜひ挑戦してみたい！と思い演じさせていただくことになりました。

山中　最近はありがたいことに映画作品に連続して出演させていただいていたので、久々のドラマの撮影がすごく楽しみでした。そしてなによりW主演ということでより気合を入れて撮影に臨みました！

■台本を読んだ感想は？
工藤　物語がどんどん展開していって最後までとても面白く、あっという間に読み終わりました。後半になるにつれて特に衝撃が凄く、演じるのがとても楽しみでした！

山中　すごく魅力的で初めて読んだ時に、すぐに読み返しました。ドロ沼と一言では言えますが、それぞれのキャラクターの色々な葛藤と過ち、正義によって生まれるお話で、とても楽しく読ませていただきました！

■主演の意気込みは？
工藤　とにかく全力で役に向き合って最高の作品を作りたい!!! と無我夢中で演じていました！皆さんと一致団結して頑張りました!!

山中　主演らしく立ち振る舞えるかは自信がないのですが、現場では楽しく、やる時はやる。を当たり前ですができたらいいなと思います。今回小川史記くんと共演なので、彼に雰囲気作りは任せようと思っています(笑)

■お互いの印象は？
工藤　初めてお会いした時にキラキラとしたオーラを纏われているのに、お話してみるととても柔らかい方だなと印象を受けました。タクマの優しさと山中さんご自身の優しさが重なって莉子としてもたくさん引っ張っていただきました！

山中　僕もそうですが、工藤さんも人見知りだったみたいで、最初はあまりコミュニケーションを取れなかったのですが、話したらおもしろい方だったので楽しく撮影ができました。感謝しています！

■演じるにあたって、心がけたことは？
工藤　安定と理想、その狭間で揺れる気持ちを丁寧に演じました。愛されキャラではあるけど愛されすぎない、そんなキャラにできるように心がけました！

山中　タクマは今が楽しければ全て良しという考え方の人なので、あまりシーンの先のことは深く読み込まず、今タクマならどう台詞を言うのかといったところを意識して演じました。

■特に注目してほしいシーンは？
工藤 前半は莉子がツトムと出会い、翻弄されて沼にハマっていく姿や、莉子にとって安定した何気ない日常もありつつ、後半になるにつれてそれぞれの欲望が丸裸になっていく姿がとても衝撃的で…全シーン注目していただきたいです！(笑) そして莉子ちゃんめちゃくちゃ心の声喋ります！そちらもぜひ注目していただきたいです！

山中 小川史記くんと大きく絡み合うシーンがあります。そこは2人ともすごく頑張ったシーンなので楽しみにしてていただきたいです！

■視聴者の皆さんへの一言
工藤 年齢や環境で周りと自分を比べてしまい、焦りを感じたり落ち込んだり、そんな経験をしたことがある方も多いと思います。私もその1人でした。自分もそうだったからこそ、莉子の揺れ動く複雑な心を丁寧に演じていきたいと思いましたし、視聴者の皆様が共感できるキャラクターにしたいと思い演じました。人に流されてしまい、なかなか自分の意見で物事を選択できない莉子が、色んな人と関わり、経験し、自分の求める選択ができるのか…ぜひ見届けてほしいです！

山中 誰しも過ちを犯してしまうことがあるかもしれません。そんなところを包み隠さず描いた、人間の欲が垣間見える作品です。あっと驚くシーンがたくさんあると思います！楽しんでいただけたら嬉しいです。